特集です。旧統一教会をめぐって5年前、県内の教会の女性幹部が、偽造された委任状を使って県内に住む女性信者の息子の郵便貯金を本人に無断で引き出させ、献金させていました。「教団の悪質な献金の手口を知ってもらいたい」決意の告白です。

富山県在住の元信者の女性:「息子のお金にまで手を出したということはやっぱり大きな罪やったと思います。詐欺みたいなことまでして、おろしたということに対して、申し訳ないという気持ちはずっとありました。つらかったです」

涙ながらに語る県内に住む70代の女性。
旧統一教会の信者だった5年前の2018年8月、通っていた県内の教会でのことです。

富山県在住の元信者の女性:「ここの横の部屋に韓鶴子と文鮮明の写真が飾ってあるがです。個室じゃなくて、みんな集まるテーブルがたくさんあるところで言われました。個室じゃないです

相手は教会の婦人部長という立場の女性信者ともう1人。女性の献金をめぐって話し合いが行われました。女性はこのときすでに2000万円以上を献金していて貯金が底をついていたといいます。