アサマリゾート、佐久平駅に2軒目のホテル 広めの客室
長野県内でホテルやスキー場を運営するアサマリゾート(長野県小諸市)は13日、JR佐久平駅(同県佐久市)の蓼科口側に大浴場付きホテルを開業した。佐久平駅の浅間口側でもビジネス客をメインターゲットにしたホテルを運営しているが、新たなホテルではビジネス客に加え休日に登山やスキーに訪れる旅行客の取り込みも狙う。
「アクアホテル プレミアム」は全134室で、4人まで宿泊できるグループ向け客室などもそろえる。佐久平駅にある同社の既存ホテルは広さ13平方メートルの客室が多いが、新ホテルは最もコンパクトな客室でも19平方メートルとゆとりを持たせた。平日の場合、1泊1人で8500円ほどの価格を予定する。
北陸新幹線の隣駅である軽井沢駅(同県軽井沢町)は佐久平駅に比べ買い物客や観光客の宿泊ニーズが強いが、宿泊代が佐久平駅より高い傾向がある。軽井沢付近より手ごろな価格で観光客も満足できる客室を用意することで広域の宿泊ニーズを取り込む狙いもある。
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