Sound Horizon Live Tour 2011~第一次領土復興遠征~が7月2日から始まっております。
とりあえず東京両日参加してきました。皆々様、お疲れ様でした。

見たもの聴いたもの体験したもの、それらを言葉に直すということは多かれ少なかれある種の創作になってしまうものです。なのでこれは不確かなレポ(言い訳)
☆オープニング

この日は2階。
領拡のテーマは意図的なまでに以前と同じに感じました。多角的な舞台での人物紹介が視覚的に面白く、コンパクトなイメージ。
似非はメルターン? お顔はメルで身体はシャイターン。一瞬エレターンかと思った(笑)
Reviveのイントロで「第四次領土拡大遠征」の文字が粉々になって、きらきらきらーっと「第一次領土復興遠征」になる。
これはさすがに盛り上がるというか泣けるというか、ちょっと言葉にならない。


☆石畳の緋き悪魔

ライラ役は継子でCeui。
Joelleさん、かなみさん、MIKIさんの三姉妹はさすがの安定感で何の不安もない感じ。衣装的な違和感はスルーで。
ライラ役とシャイタンの絡みが危なっかしい。


☆光と闇の童話

やたらと右足上げて跳ぶメルタン。びよーんびよーん。あぶなっかしいので見ててはらはらする。
この二身合体はあまりうまくいってないのか、シルエットがぎこちない。メルコンの偽物メルに少し似てる。
この曲だったか分からないけど、エリーゼのアップが見たことないような感じだったような……。
終わったあとに、よいしょと倒されて運ばれていく井戸が半円で、そのたびに軽く笑いが起こり「あぁ~」という雰囲気になる客席。


☆MC

手も半分はメル。MIKIむってぃに絡みに行くが、あなた本当にメル?と軽く引き気味なむってぃ。それでも屈んでなでなでしてもらって、むってぃ光あったかいね→暑いね
修道女のかなみさん。こういうライブは初めてじゃないですか?などと話す。
エリーザベトは、初恋の人に似ている!とメルタンに言われ、指つんつんもじもじする。かわいい。でも体の半分が眼が赤くないと嫌だっていってる!とメルタン。
ホレおばさんじゃなくてお姉さん。ホレっ。七夕なので、願いを叶えてくれるそうです。
かなみさんも素敵な踊りをしてくれます!とメルタンの無茶ぶり。真剣に困っているかなみさんは「せいっ」でごまかす←便利
継子には、あほそうだなで終わろうとするので、「超低脳…」とメルタンを指差しボソッと言うCeuiさん。
普通にエリーゼは置き去り暗転。暗い中階段を上り回収に行く危なっかしいメルタン。二人して、あうふふぃーたーぜんで退場。


☆彼女が魔女になった理由

聴き慣れた感もありつつ、安心して聴けるのも確か。


☆この狭い鳥籠の中で

あ、こんな順番なんだ?とちらっと思う。
高音の最後の音の響かせ方とかがすごくきれいで、どんな風に聴こえるかよく分かってるんだろうなぁと感動した。


☆生と死を分かつ境界の古井戸

妹パートは国民が。全力で「この愚図ッ」。やはりびよんびよん跳びまくるメルタン。乗りまくるメルタン。キッケリキがなんか大慌てに出てきて笑う。
林檎の木の代わりに七夕の笹をばっさんばっさん揺らしすぎなくらい揺らす。


☆火刑の魔女

子役は国民。森に置き去りにされたかわいそうな国民達。
なんていうか、使い勝手の良い観客である。


☆磔刑の聖女

最後はエリーゼの絶叫に行かないで、きれいにまとめてた。
メルタンは最後に抱きしめ返そうとするけれど、手が悪魔の手だということに気づいたのか、にぎにぎしてみて、そのまま手を止めてしまう……という感じ。天を仰いで終わり。
個人的には鳥籠→聖女が見れるかと思っていたよ、むってぃ


☆prayer

かっこよすぎである。これはたぎる。
楽器隊をがんがん前に出してる感じがする。


☆革命先生MC

毎回小咄の分岐を客に選ばせ、各公演で繋げていくという趣向。王様君が領復君を探しているらしい。
で、森の小屋にたどり着く、と。屋根はレープクーヘン窓もレープクーヘン壁も(ry
トイザらスでデンジャラス。王様君のしゃべりが、へらっとしてて笑える。
メルタンに眼鏡らしいけどよく見えない。
分岐っていうけど、うまくナビられてる気がする。
滑舌悪いけれど、王様は読み聞かせに向いてる気がする。声の使い分けが自然で優しい。軽くときめいた。


☆聖なる詩人の島

腕がさすがにきれいでとても優雅。ハーモニーの低音が飛び出てしまってバランス悪く感じる。
波の動きとかうまいなぁ~。今回歌姫もしっかり振り付け入ってるなぁ~と感じた。


☆珊瑚の城

Ceuiがメインで、かなみさんととあずみさんでコーラス。Ceuiさんのドレスはちょっと遠まりさんに似てる。かなみさんのは薄い橙?で優しい感じ。
これも振り付けの手が綺麗だなぁと。海の底と珊瑚がうまく表現されている。
追加の歌詞が「会いたくて愛しい人の手を求めても時は戻らない 凍てついた~」と聴こえたけど、周囲と全然一致しないので多分違う。
歌詞に結構ぐわっとくる。台詞はもうちょっとかな。


☆エルの肖像

メインはかなみさんでJoelleさんのハモりもすごい。ぶわーっと鳥肌が立った。語りも堂々たるもの。


☆見えざる腕

MIKIさんが歌ってたのって聞いたことあったっけ?
これはJoelleさんのハモりが聞こえなくて残念。


☆ゆりかご

あずみさん。これライブで聴いてみたかった!という曲が来ると興奮する。ダンサー二人の見せ場でもあった。てかダンサー大活躍である。
Ceuiが高い方でハモってるのが良かった。やはり楽器がいい。最後の楽器の聴かせ場みたいなところが、もうなんか良い(笑)


☆奴隷市場

一瞬何か分からなかった。あずみさんが一緒懸命で和みました。


☆終端の王と異世界の騎士

アコーディオンRevo。なるほどだからグッズになってるのか。この曲名の紹介を久しぶりに聞けて、ちょっと嬉しい。
高音のところはJoelleさんだけど全然聞こえなくて残念。REMIさまとは違った感じだったのでちゃんと聞きたかった。


☆星間超トンネル

ここでだったか覚えてないけど、客席の人に超タンクトップとか言う王様。どうやらキャミソールのことらしい。夏だから~という謎の理由を言ってたような。
節電とかなんとかでいつもより暑いような気がするけどいいよね、生きてるから暑いんだよとかなんとかのたまう我が儘ボディな王様。

右左と前からだけのウェーブを練習させてたけどぐだぐだ。どうしても曲のリズムと合わないところで飛ばなきゃいけなくなったりするし。
2階とか3階はテキトーにカンで跳べとのこと。
前奏のときの腰ふりふり王様を誰か私にください。ちょーかわいい。
ちなみに王様髪がもうひどいことになってます。ハーフアップにグッズのシュシュだけど重たい!


☆国歌

国歌斉唱と王様が言ってその場で生演奏で、っていうのが、今回のライブコンセプトなのかなという感じ。
ネタ的に何かをさせるというより、演者達が何かをするところを見せるみたいな。そこから勝手に何か感じ取れ、みたいな。
国歌の真ん中、新しい歌詞のところはは歌わなくていい。下手に手を出すと火傷しますとのこと。
国歌斉唱して、王様の指揮でSound Horizon Kingdomコール←ちょっと速い
そして金テープがぱーん!

合法的に女の子と手をつなげる時間ですとのことで、みんなで手の汗をふいて手を繋いで、「第一次領土拡大遠征…あっ」←間違えやがった
ありがたい話もなく、話すこともないんだよということで、手だけを振って帰っていく王様。
何か言ってたような気もするけど忘れました。


☆Revive

カラオケ。こっちにも歌詞出てた!よかった!


全体的に、前半は保守的なプログラムで安心安定して聴けた。でもMarchen見たばかりだし…でちょこっと物足りない。
後半は新しいけどコーラスがうまく聞こえなかったり、高音が聴こえなかったり、振りが違ったり、歌詞をいかにも間違えちゃった!的な感じになったり、低空飛行な印象が拭えない。
話してるのもさっぱり聞こえないときもあったので、なんで皆笑ってるのか分からなかったりとか。
それでも肖像がすごくよかったなと思う。
あと終端は大勢できらびやかで楽器も多彩で楽しかった。
それと、ゆりかごと珊瑚の城がやっぱり印象に残ってる。

曲と曲が繋がるということがなくて、この曲からこの曲に!という繋ぎの部分が聴けなかったのは残念。
着替えのタイミングもあるからだろうけど、慣れない曲の順番だったり。
あといきなりMarchenの七つの大罪のマークが出てきたときの違和感(笑)

中が良くても最後がダメだったら残念な感じになるので、最初と最後が良い感じにだった今回はまとまってて良かったと思いました。
全体的に、コンパクトに、メリハリ持たせて、切り替え速く、という雰囲気でした。
千葉レポ読んでたら、すごくノリノリで盛り沢山だったみたいなので(イドの新曲とか)ちょっと拍子抜けたけど。

王様の話もあんまり覚えてない。良い声だな(歌以外で)と思うことはたびたびあったけど忘れた。
ずっと手を左右にぶらんぶらんしてました。
楽器隊紹介の時に淳士のヤッターマンの顔文字に触れてて、うわ見てるんだ怖ッと思ったくらい。

終演後に物販へ。
荷物ハンガーとメタルチャームは売り切れ。
さほど並ばずに買えました。