仙台の山一地所、創業50年で本社建て替え
宮城県を地盤とするデベロッパーの山一地所(仙台市)は、同市泉区にある本社ビルを建て替える。10月にも着工し、2024年末の完成を見込む。25年に創業から50年を迎えるため、分散していた拠点を集約する。顧客への提案力や営業力の強化を図る。
新社屋は5階建てで、延べ床面積は約3000平方メートル。これまでは泉区を中心に5拠点に営業・事務拠点が分散していたが新社屋に集約する。賃貸管理や建築などの部署のほか、賃貸仲介なども本社に集約し、来店顧客に対し幅広い提案ができるようにする。新社屋のデザインを決める際には、全社員へのアンケートを行い、一部のアイデアを取り入れるなどした。