(株)ローリング

◆映像制作への憧れを胸に飛び込んだTV業界

私はもともと全く異なる業界出身なのですが、かねてより憧れていたTV・映画といった映像業界で働きたいという気持ちを捨てきれず、思い切って転職しました。

ローリングに入社を決めたのは、「カンブリア宮殿」や「ザ！世界仰天ニュース」といった再現ドラマのレギュラー番組を制作している会社だから。将来的にはドラマ、映画の制作に関わりたいという夢があるので、再現VTRの制作に毎週携われるのであれば夢の実現に必要な経験ができるかもしれないという点に魅力を感じました。

◆人気番組のアシスタントADとして業界を駆け抜ける

入社後すぐに、誰もが知っている有名バラエティー番組「ザ！世界仰天ニュース」にADとして配属。有名番組の裏側に関わるというのは、最初は不思議な感覚でした。番組撮影に必要な準備をしたり、PCで映像編集や合成をしたりと、ディレクターと構成の相談をしながら再現VTR作りに取り組む充実した毎日を送っています。

通常1時間番組は1カ月前に撮影を開始するのですが、急な変更が入ると放送1週間前にガチンコで撮影が入ることもあり、そんな時は本当に大変な1週間を過ごすこともあります(笑)　ただ大変な分、がむしゃらに撮り終えて、無事放送が終わった時の達成感は、何物にも代えがたい体験となりますね。

◆どうすれば視聴者に伝わるか？を追求する毎日

例えば、撮影現場の部屋ひとつにしても、観葉植物をどこに置くのか、印象が明るくなるアングルはどこなのか、そうしたことを考える技術が求められます。ただ用意されたものを撮影するのではなく、どこをどう撮れば視聴者に伝わりやすいか、より解りやすいアレンジを効かしていく。毎日考え抜くことで、次第に現場でアイデアを出して採用されたり、映像の編集スピードがアップしたり、スキルとして再現VTRを作れるようになってきているという実感があります。

入社した当初は、「カンブリア宮殿」や「メリクリウスの扉」といった情報番組への配属を希望していたのですが、今では毎週担当している「ザ！世界仰天ニュース」の構成から放送まで、自ら全部できるようになるまでスキルアップしたいという気持ちが強くなってきました。自分が作りたい絵を撮ることができる人材になれるよう、普段からアンテナを張って、どうすれば相手に伝わるか、を追求する毎日です。