松本の国府町駐車場 建て替えへ JA松本ハイランドが管理
ＪＡ松本ハイランドは、管理している松本駅前の国府町パーキング（松本市深志２）の建て替えに着手する。同駐車場は昭和５４（１９７９）年建設で老朽化、耐震の点から大規模地震の際の安全性が懸念されてきた。新駐車場の概要や開業時期はまだ固まっておらず、今後、委員会を立ち上げて検討する。
２７日に開催された同ＪＡの通常総代会で、新駐車場を建設して固定資産として取得することを盛り込んだ本年度の事業計画案が承認された。約１３億円の目的積立金を活用して事業を進める方針だ。
現駐車場は、鉄骨造り６階建てで約１６０台を収容する。耐震改修促進法に基づく調査で耐震性に不安があったことから、長年管理してきた合併前の旧ＪＡ松本市が建て替えを検討していた。
ＪＡ松本ハイランドの松澤幹夫専務理事は「駅前という好立地にあることから、収益性や持続可能性があり、組合員のためになる駐車場が望ましい」と話している。