「お分かりでしょうけれど、私は画家であることをやめてはいません」展評2 | なんでやねん

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ぼちぼち

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ステートメントを読みたいが

会場が3部構成で、各会場ごとに、異なるステートメントが渡され

続き物に成っている。

0部がネットに上がっているステートメント

1部が1部の会場で配られるステートメント、

2部が2部の会場で配られるステートメント、

3部のステートメントは現状、手に入れていない。

完全予約制で、信用できる相手しか呼ばれないのであろう。

自分が呼ばれるかどうかは分からないが日程は何時でも良いので

見てみたいと思う。

 

全体に秩序/無秩序の二元論を

展開していて

0部はチェス/すごろく、

1部はコミュニズム/アナーキズム

2部は精神分析における意識/無意識もしくは個人/群衆。

 

自由≒無秩序を求める子供から

秩序を求める大人への成長を自己反省的に書いているとも見える。

 

哲オタとしてはステートメントに多少の違和感はあって

その違和感を軸に意味のある論を立てられるか試行錯誤したが

中身の無い揚げ足取りにしか成らなさそうなので止めた。

 

黒瀬さん的に岡倉天心の「東洋の理想」「日本の目覚め」「東洋の目覚め」辺りが必読書らしく、

事前に読んで挑みたいが「茶の本」は随分前に読んだが講談社学術文庫の「東洋の理想」以外は中々手に入らない。

英文だとWEBに落ちているが、PDFで自動翻訳使えず(泣。

アメリカの日本美術受容は、岡倉天心・禅(zen buddhism)・曹洞宗・般若心経の文脈だというのは分かるし

岡倉天心の戸籍上の息子である哲学者、九鬼周造(ハイデガー・サルトル・フッサールなどを日本に紹介)や

九鬼の同時代の和辻哲郎とか、好きでしょと言われたときに

西洋哲学かぶれの自分としては、あまりよく知らない。

 

カオス(混沌)ラウンジはノモス(秩序)ラウンジに成るのだろうか

 

 

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