渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

世界最低のメーカー 日本二輪メーカー ~時代~

2023年09月10日 | open



ついに来た。
世界グランプリ世界選手権で
あるMotoGPにおいて、最下位
から6台全部が日本メーカーと
なる時代が来た。
本間氏の予言通りだ。
日本メーカーから6台出場し、
最下位から6台だんごで日本車。



かつて40年間、日本車は世界
最高峰二輪レースにおいて
絶対王者の地位に君臨していた。
世界戦で勝つには日本車でなけ
ればならなかった。
それは、日本人が本当に良い物
を作っていたからだ。

だが、開発者という人を排して
コンピュータデータのみで車
を日本の二輪メーカーが作り
始めたここ10年程前から日本
の二輪車は墜落の一途を辿る
道に踏み出すように
なった。
すべてが悪方向に向かっている
が、企業としてはその体質を
直すつもりは一切ない。

結果がつい先日出た。
これからは日本車は全く勝て
ない世界最低のメーカーでし
かなくなるだろう。
悪い物を無くそうとしないの
だからそうなる。

だが、それは実は二輪車だけの
世界の事ではない。
実は大型トラックや大型車特
装車メーカーの世界も、二輪と
全く同じダメダメ会社、ダメ
ダメ車になってき
ている。
これは業界人以外には知られて

いないが。
原因は判明している。
それは、「人間疎外」「人間不在」
を製造
メーカーが社是のように
ここ
10年ほどでやり出したから
だ。


今後、日本車は、二輪も四輪も
大型四輪も墜落の一途だろう。
それは見えている。
その始まりは、世界最高だった
日本製オートバイから開始され
た。
やはり、予想通りの結果が出た。
世界最悪のハンドリングの今の
日本製オートバイ。
社内でも旧来からの良いモノ
ヅクリをしようとする開発者
は左遷されたり窓際に追いや
られている実情がある。
この先も、日本車はどんどん
レーシングマシンも公道マシン
も悪くなる。これは見えている。
日本のオートバイは「終わった」
と言っても過言ではない。
「フロントが馬鹿やから野球が
でけへん」と言ってクビになっ
たのは阪神時代の江本氏だった
が、首脳陣と中央部が駄目にな
って来ると組織体温存に走り、
そこから生み出すものは悪し
きものしか生まれない。

だが、日本の二輪メーカーは
「世界最底辺」という現実を
つきつけられても、社内モノ
ヅクリ体質を改善する気は無い。
企業方針に反して良い物を作
ろうとする人間はどんどん
排除して、イエスマンしか
残さないようにどの企業も
変質して来ている。
日本の自動車産業は、もう
駄目だろう。
ミカン箱に腐ったミカンが
満ちたら全部腐るからだ。
しかも、腐れミカンが首脳部
だったとしたら助かるすべは
ない。

一つ確かな定理が働いている。
日本人、コンピュータの使い
方、まるで解ってない。
これはネット構造においても。

レーシングマシンだけではないで
すよ。
公道車も非常に良くない車を
「良い物」とされてしまって
いるのが現状ですよ。
出る新型すべてをベタ褒めする
しかできない御用モノカキや
モーターサイクルジャーナリ
ストが食えてる現状が、いか
に本質が駄目になっているか
を物語ってます。
良い物は良い、良くない物は
良くない、ときっちりと示す
業界関係者は今はいないので
す。
社内でも忖度嵐。
かつての日本二輪車のように
良い物が作れる道理がありま
せん。
全員が裸の王様とその取り巻き
だもの。
それに「それはおかしい」と
言うと社内でも排除される。
本当にいい製品が作れる筈が
ない。

 


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