アカシックレコード・リーディング如月メソッド基礎・22
テーマ:ブログ
ゆったりした呼吸をする際は、吸った息が鼻や喉や気管を通って身体の中に入ってゆく感覚や、それにつれて身体が内側から膨らんでゆくような感覚、息を吐き出すにつれて身体が内側にゆったり沈み込んでゆくような感覚に意識を向ける。
身体のどこかに窮屈な箇所があったら、吸う息で、そこを内側からゆっくり緩めて広げてゆく。自分の内側に溜め込んでいた不要なものは、吐き出す息とともに排出する。
こうして、さらに呼吸しやすくなって気持ちが落ち着き、身体の振動が整ってくると、身体と内なるエネルギーとのコネクトが働きやすくなり、肉体を持って生きながらにしてエネルギー状態を体感する準備が整ってくる。
しだいに、意識せずとも穏やかでゆったりとした呼吸が維持されて、自分の身体の枠を超えて広がるような、自分と外側の境目がないような、充分にくつろいだ状態となったら、次に進もう。
充分に準備ができていないうちに先へ進むのは避けてほしい。先を焦る気持ちの中には、「他人よりも少しでも早く特別な体験をして、自分のほうが他者より優れた人間だという証にしたい」「他人が知らないことを知って、他人よりも早く自分だけが得をしたい」というような類の、我欲を特別感で満たしたい気持ちが混じっているからだ。
そのような場合には、再び起点に立ち返り、自分は今「『全ては一つ』の在り方」であるかどうかを見直すところから始めれば良い。