大字建設(株)

昨年初めて施工管理職として現場に立ち、現在は２件目の河川工事がほぼ完了。竣工検査に向けて書類整理を進めています。１件目は何をするにも先輩の指示が必要だったのに対し、今回は自分なりの判断ができるようになり少しずつ成長できていると感じています。
中でも今回大きな学びとなったのが、工事中盤に発生した崩土トラブル。川幅を広げるため重機で掘削を行っていたところ、掘削面が崩れる事態が発生。安全管理は徹底されているので事故には至りませんでしたが、工事を中断せざるを得ない状況に。急いで発注者と協議し崩土対策を行うことを決定。無事竣工までこぎつけることができました。
どれほど綿密な計画を立てていても、自然を相手にするこの仕事には常に不測の事態がつきまとう。ぼんやりとは分かっていたことですが、理屈を知っていることと実際に体験することでは、全く違ってきます。今回の経験を通じて、あらゆる事態を想定しておくことの大切さを実感できました。
そんな私が目指すのは、臨機応変な対応力を備えた技術者になること。任された仕事だけでなく、より安全かつ効率的な現場運営を行えるようになりたいです。（大川凌太さん令和３年入社）

経済学部で学んだ私が業界を志したのは、工事現場のアルバイトを経験し「デスクワークより体を動かす仕事が向いている！」と気づいたから。就職活動では、安定性や働きやすさにこだわって企業研究。地元での実績が豊富で、経営基盤がしっかりしている当社に魅力を感じ志望しました。
そんな私の初仕事は、電力会社から請け負った鉄塔の基礎解体工事。「工事＝建設」とばかり思っていた私は、まさか入社早々解体作業をすることになるとは思ってもいませんでしたが、目の前の風景が一変する面白さはどちらも同じ。現場がすっきりと美しくなっていくのを見届けられたのはよい経験になりました。
とはいえ、ものづくりがしたくて飛び込んだ世界ですから、やはり一日も早く「造る」現場に立ちたいとの想いは今も強いです。当社は意欲を示す人にはどんどんチャンスが与えられる風土ですから、これからどんな現場に出会えるのか今から楽しみです。そんな私のモットーは、「自分の頭で考えて行動すること」。時には失敗もあるとは思いますが、挑戦を大らかに見守り、しっかりとサポートしてもらえる当社で、果敢にチャレンジしたいと思っています。（新開聖称さん令和４年入社）