丁度二輪に乗り始めた50年前に
作られたオートバイが来たとい
うのも、これも何かの縁だろう。
朝7時。
敷地内でちょこっと乗ってみた。
スタンディングとキャンバー
ターンをやってみる。
敷地内には舗装路だがちょい急
な坂道がある。車1台分の。
そこで下りながらUターンをして
登る。そして登りながらUターン。
トライアル車はハンドル切れ角
がハンドル真横向く程あるので、
車1台分程幅員があればUターン
は楽勝だ。
また、これはロードモデルでも
そうだが、車体を直立させての
Uターンでは設計上の最小旋回
半径分しかターンできないが、
フロントフォークを沈めると
キャスター角が変わり、さらに
小半径で旋回できる。なので、
Uターンという小旋回では車体
をかなり傾けるのがセオリーだ。
それもごく低速で。
通常のコーナリングフォースは
発生しないので、ハンドルで
舵角を操縦者が調整してバラン
スを取る。
よく、免許取り立てや不慣れや
上手くない人がロードモデルで
Uターンができないのは、それ
は車体を立てているからではな
かろうか。バンクさせる事が
怖くて。
車体は思い切り倒してクルンと
ロードモデルの場合には小旋回
する。高速度旋回では別な要素
でバンクさせるが。
だが、オートバイはある速度以上
の走行ではバンク=車体を傾ける
事で曲がって行く。フロントが
自然に内向性を得て舵角を取る
構造になっているからだ。
なので、スーッと走る二輪は
車体を傾けないと絶対に曲がら
ない。
ハンドルを操縦者が切って曲が
るのは歩くのよりも遅い超低速
の時のみだ。
敷地内試し乗りでちょいとやっ
たら、スタンディングが難しい。
もうできなくなっちゃってる(笑
また昔のように練習しよっと。
二輪に乗れない奴のまま死ぬの
なんてまっぴらごめんだ。
タコメーターは要らない車だが、
なんだか見繕って着けてくれて
る(笑
実はタコメーターケーブル取付
口のある特別クランクケースの
同機種の別エンジンに載せ替え
てある。合法登録。
このオートバイ、とても面白い。
ウルトラ超低速での操縦。
高速度旋回走行とは別次元の
楽しみがある。
<キャンバーターンについて>