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【広州=吉岡みゆき】中国広東省広州の空港から帰国する際に覚醒剤を密輸しようとしたとして麻薬密輸罪に問われた元愛知県稲沢市議、桜木琢磨被告(79)の控訴審で、広東省の高級人民法院(高裁に相当)は25日、無期懲役とした1審判決を支持する判決を言い渡した。中国は2審制のため、被告は原則的に再度上訴することはできない。
桜木被告は2013年、空港でスーツケースの中から覚醒剤約3・3キロ・グラムが見つかり、拘束された。スーツケースは、前夜にアフリカ系の男から預かったもので、中の厚底靴のかかと部分などに覚醒剤が隠されていた。桜木被告は、「覚醒剤が入っているとは知らなかった。だまされた」と無罪を主張していた。