雄大な自然が魅力的なカナダ。カナダに渡航する前に、水事情が気になっている方はいませんか。雄大な自然が広がるカナダだから、水も美味しそう!というイメージがあるかもしれません。
今回は、カナダの水事情、水道水は飲めるのかを詳しく解説していきたいと思います。
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カナダは水が豊かな国です。豊かな水源のおかげで水力発電で都市や世帯の電力を賄っているほどです。世界で水道水が飲めるのは15ヵ国だけと言われていますが、カナダはそのひとつ。
飲み水は十分に確保されおり、カナダ政府の方針として各都市で厳しい水質検査を頻繁に行なっています。テストの頻度は毎日4〜6時間ごとという厳しいもので、カナダの水道水は世界の中でも高水準で安全です。
カナダの水道水は飲めます。むしろ、ペットボトルによる環境汚染問題に取り組むために、自治体ではボトルウォーターではなく、水道水を飲むことを推奨しています。
そのため街によっては、”I love Tap water”(Tap waterは水道水という意味)というステッカーがレストランで貼られています。
カナダの水は硬質だと思われているようですが、必ずしもそうではありません。軟水の地域もあれば、硬水の地域もあり、一概に言うことは難しいです。
ここでは、浄水器などを製造販売するAquatellの2016年水質調査結果をもとに、地域別の硬度をご紹介します。
バンクーバーの水の硬度は、8-12mg/Lです。WHOの規定では、硬度0~100mg/Lが軟水、101~300mg/Lが中硬水、301mg/L以上が硬水と分類されているため、バンクーバーの8-12mg/Lというのは超軟水に分類されます(参考までに東京は60mg/Lの軟水)。
トロントの水の硬度は121〜142mg/Lの中硬水です。オンタリオ州の水道水は概ね中硬水となっています。日本の水道水の硬度平均値は50mg/Lですので、カナダ東部の水は、日本人には少し違和感を感じるかもしれませんね。
オンタリオ州のさらに東のケベック州では概ね軟水となります。ケベックシティは50mg/L、モントリオールは109mg/Lです。
ブリティッシュコロンビア州からオンタリオ州の間のカナダ中央部の水の硬度は高めです。概ね中硬水、場所によっては超硬水となります。
中には硬度が485mg/Lなんていうところも。エビアン水が300mg/Lくらいですから、そこまで硬水だと胃腸が耐えられるかちょっと心配ですね。
ナダの水道水は安全ですが、それでも外国の水のを飲むのが不安だという方もいると思います。そんな方のためにいくつか代表的なボトルウォーターを紹介したいと思います。
photo by: Eric Glenn / Shutterstock.com
よく見かけるブランドは、ペプシやコカコーラ社が製造している「DASANI」や「AQUAFINA」。こちらの硬度は中硬水です。
他には、「クリスタルゲイザー」、「ウィスラーウォーター」など水源から産出したボトルミネラルウォーターもあります。値段は500mlのボトルで1本150円程度(1CAN$=84円。2018年7月現在)ほどです。どのボトルウォーターも安全ですが、出費も大きくなるので、上記で説明した浄水器を使うこともおすすめです。
カナダの水道水は安全なので水を飲む際に注意する点というのはあまりないのですが、カナダで暮らしているとごくまれに、市から「水道水に含まれるミネラル成分が多めに検出されました」などの通知が来ることがあります。
このような通知が届いたときは、すでに処理中のことが多いのですが、旅行中やカナダで暮らし始めたばかりだと知る由もありませんよね。そこで、より安全な水道水の飲み方を紹介します。
基本的に、カナダの水道水は安全なのでそのまま飲んでも大丈夫です。ですが、上記のように稀に何かの成分が高い場合や、宿泊先などで最後に蛇口をひねったのがいつかわからないような時には、1分ほど水を出しっぱなしにしてから飲むと良いでしょう。
私がブリティッシュコロンビア州の北部を旅行した際、ものすごく鉄の味がする水道水に出くわしたことがあります。そのお湯に緑茶のティーパックを入れると、お茶がオレンジ色になってしまうほど。もちろんお茶も美味しくありません。
ですが、地元の人はこの味に慣れていて、むしろ「鉄分が摂取できるからちょうどいいわ!」とのこと。飲み慣れていない私には耐えられませんでした…口に入れた瞬間に明らかに違和感がある場合は、無理して飲まないほうが良いでしょう。
キャンプ場では、飲み水とそれ以外の水(手や食器洗い用)に分かれていることがあります。その場合、”This water is not drikable” とか”This is NOT drinking water”とはっきりと書かれているので口にしてはいけません。
水道水が飲めない国などのように、水によってお腹を壊すことはカナダではほぼないと思います。ただ、いきなり水が変わるとお腹が緩くなってしまうことがあります。ここでは、そんな時の対処法をお伝えします。
人によっては硬水を飲むとお腹が緩くなってしまう事があるそうです。そういう場合は、硬水に慣れるまで硬度の低いボトルウォーターを併飲しながら調子を整えていくと良いでしょう。慣れればお腹の調子も整っていくはずです。
カナダでは、水道水をそのまま使うことはあまりありません。浄水器の「Brita」が人気で、ほどんどの家庭で利用されています。お腹が緩くなってしまう方は、飲み心地に問題がなくても、Britaのような手軽に使える浄水器を利用してみましょう。
どんなに細心の注意を払って水を飲んでも、時にはお腹を壊してしまうこともあります。お腹を壊したら、下痢止めと水分をとり安静にしましょう。
特に水あたりで下痢を繰り返していると脱水症状になる危険もあるので、水分は多めに取ることをおすすめします。
それでも体調が回復しないときは、病院へ行きましょう。
なお、カナダでは救急車の利用にお金がかかるので、もし多少は体を動かす余裕があるようなら、病院へは自力で向かうことをおすすめします。
カナダの水道水は、衛生面・水質ともに世界でも高水準かつ安全です。また、カナダの水道水は硬質と思われがちですが、そんなこともありません。
水の硬度については、バンクーバーのあるブリティッシュコロンビア州は概ね軟水、トロントのあるオンタリオ州は軟水から中硬水、アルバータ州、マニトバ州、サスカチューン州は中硬水から硬水と覚えておくと良いでしょう。
カナダの水道水が口に合うようだったら、ボトルウォーターを買うよりは経済的かつ環境に良いのでおすすめです。
またカナダの生活情報についてもっと知りたいという方は、以下のページでカナダのチップ文化や治安情報などをまとめているのでぜひ参考にしてみてください。
カナダの現地生活情報
今年の冬、来年の春に留学を考えているなら、そろそろ留学準備に動き出しましょう。渡航予定の直前になってから準備を始めると、下のような失敗をしてしまう恐れもあります。
せっかくの留学を理想的な形で実現するなら、渡航予定日の半年前から準備を進めることをお勧めします。
なお、語学留学を具体的に検討するなら、まずは留学を実現するまでの流れを確認しましょう!留学準備では大まかに5つのステップがあります。
留学を思い立ったら、まずは渡航時期、期間、渡航先の目星をつけてみてください。
いつ、どれほどの期間、どんな国で留学するかイメージが持てると具体的な計画を立てやすくなります。
なんとなくイメージが持てたら、留学エージェントに相談してみましょう。
目的にあった留学期間が設定できているか、渡航先の雰囲気は自分に合っているか、受け入れ先の語学学校や滞在先は自分の希望に沿っているかなど、プロの目線からアドバイスがもらえます。
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