平本淳也
平本 淳也(ひらもと じゅんや、1966年6月14日 - )は、日本のタレント、作家、実業家。別名義:神無月 麗。元ジャニーズJr.。男性アイドルグループ「SHADOW」、「維新組」の元メンバー。神奈川県厚木市出身[1]。厚木市立緑ヶ丘小学校、厚木市立林中学校卒業。
略歴[編集]
小学4年生の10歳の時に、東京12チャンネル(現:テレビ東京)『日曜ビッグスペシャル 全日本ちびっこ歌まね大賞』に沢田研二の歌まねで出場し『勝手にしやがれ』と『サムライ』を披露。その後、同じく10歳の時に東京宝映テレビ(現:宝映テレビプロダクション)に所属して芸能界入りする。
13歳の時ジャニーズ事務所に写真と履歴書を送ったことをきっかけにジャニーズJr.になり、18歳までの間「合宿所」と呼ばれていたマンションに出入りしていた[2]。田原俊彦、近藤真彦、シブがき隊、少年隊らのバックダンサーを務めながら『第7回 ABCヤングアイドル野球大会』(1982年6月)や映画『あいつとララバイ』(1983年12月)、ドラマ『胸さわぎの放課後』(バスケット部員役)、『新・熱中時代宣言』第6話(1986年5月10日)に出演した他、田原俊彦のバックダンスグループ「ジャPAニーズ・ジュニア」の初代メンバーに参加。ジャニーズ在籍後期には田原俊彦の付き人も経験した[要出典]。
1986年、ジャニーズ事務所を退所[3]し、イベント企画会社を起業。
1989年4月より、アイドルグループ「新・光GENJI」(のちに「SHADOW」と改名)に参加してCDやビデオをリリース[4]。東名阪を中心にテレビやコンサート活動を行う。同グループは1990年3月に解散し、同年、平本はプロデューサーとしてアイドルユニット「EACAPE」を結成。森脇健児と山田雅人のW司会で知られた関西の人気番組『ざまぁKANKAN!』(読売テレビ)や、『おはよう朝日です』(朝日放送テレビ)などに出演する。また、『ざまぁKANKAN!』で共演したアイドル成知由梨とコンサート共演(摂津市民ホール)した。同グループ解散後、1994年からは「維新組」のメンバーとしてアイドル活動を行う。維新組としては日本青年館でデビューイベントを開催し、フジテレビの番組イベント『LIVE UFO』にレギュラー出演したのち、解散。
2020年12月、横浜マリンエフエムのラジオ番組『ロックスタァ松本邦彦とカルチャースタァ平本淳也のYOKOHAMA湾岸スタァ』のメインパーソナリティに就任した。
2022年5月、小江戸FMのラジオ番組『ヤギっちの伝えたい言葉in川越』のメインパーソナリティに就任した。
2023年3月7日、BBCのテレビチャンネル「BBC Two」で放映された「Predator : The Secret Scandal of J-Pop」に出演[5][6]。同番組はジャニー喜多川の性的加害の問題を扱ったドキュメンタリーであり、5年前の制作当初から協力してきたもの[7]。
人物[編集]
ジャニーズ在籍時代から、アイドルやタレント、エンターテイナーといった「演者」ではなく、ジャニー喜多川への憧れが募っていった。ジャニー喜多川のようになりたいと考え、ジャニーズ時代の末期はジャニー喜多川に付いてエンターテイメントの現場の学び[要出典]、ジャニーズを辞めた後は制作側に徹するもタレントとしての活動も継続している。[8]。
2019年9月4日に東京ドームで開催されたジャニー喜多川のお別れの会一般の部に参列した[9]。
音楽家の近田春夫に「直木賞も狙えるよ」と言われ「作家」とも名乗るようになった[10]。
監修を担当した書籍『タカラヅカおっかけマップ』『ジャニーズ・ゴールド・マップ』『ジャニーズおっかけマップ・スペシャル』が、タレントの自宅や実家の所在地を、地図や写真付きで町名まで示す形で掲載したことにより、出版差止となった[11][12][13][14][15]。
出演・制作番組[編集]
- 『エンタのたまご~エンタマ』(2011年、チバテレ)総合プロデュース
- 『みんなのバラエティ~みんバラ』(2012年、チバテレ)総合プロデュース
- 『PROMOTION TV』(2014年7月4日 - 9月26日、TOKYO MX)総合プロデュース、コーナー「J's cafe」司会
- 『学園天国24時』(2015年、チバテレ)総合司会
- 『My SONG Your SONG』(2019年5月、サンテレビ)プロデュース、準レギュラー出演
- 『編集長松本邦彦の事件簿』(2019年12月15日・21日、2020年1月25日、YouTubeライブ配信)プロデューサー、MC
- 『ロックスタァ松本邦彦とカルチャースタァ平本淳也のYOKOHAMA湾岸スタァ』(2020年12月 - ?、横浜マリンFM)メインパーソナリティ
- 『ヤギっちの伝えたい言葉in川越』(2022年5月 -、小江戸FM)メインパーソナリティ
著書[編集]
- 『ジャニーズのすべて-少年愛の館』鹿砦社、1996年4月
- 『ジャニーズのすべて2-反乱の足跡』鹿砦社、1996年6月
- 『ジャニーズのすべて3-終わりなき宴』鹿砦社、1996年9月
- 『タカラヅカ・汚れた花園 ~ 欲望と虚飾に弄ばれた乙女たち』 鹿砦社、1996年9月(宝塚歌劇研究会名義)
- 『ジャニーズ噂の真相 Q&A ジャニーズの参考書』 鹿砦社、1996年10月(平本淳也&ジャニーズ同窓会名義)
- 『ジャニーズオリキスペシャル噂』 いれぶん出版、1997年8月(平本淳也&ジャニーズ情報局名義)
- 『ジャニーズアイドル攻略法』 ワニマガジン、1997年11月
- 『ジャニーズ解読書』 ラブ&ピース、1999年3月
- 『恋愛遊戯:スーパーカルチャースタァ平本淳也の不思議な恋愛記』 ラブ&ピース、1999年8月
- 『ジャニーズ出身平本淳也のgossip×gossip:ジャニーズ&芸能界の不思議な世界:ウワサと疑惑の10年分!』ラブ&ピース、2000年1月
共著・寄稿[編集]
- 『光GENJIへ最後の警告 』データハウス、1989年5月、北公次 著
- 告白文が掲載された。
- 『V6 victory』 いれぶん出版、1997年8月(村上幾子との共著)
- 『滝沢秀明 ~天使と悪魔~ 』 ラブ&ピース、1998年11月(滝沢真琴との共著)
監修[編集]
- 『ジャニーズおっかけマップ』シリーズ 鹿砦社、1996年9月 - 現在
- 1996年12月発行予定だった『ジャニーズ・ゴールド・マップ』は1997年6月に出版差止。
- 1997年10月出版の『ジャニーズおっかけマップ・スペシャル』は1998年11月に出版差止。
- 『タカラヅカおっかけマップ』鹿砦社、1996年11月(神無月麗名義)
- 1997年2月に出版差止。
- 『黄金地図』 ジェイズ☆タッカー、1996年12月
- 『ジャニーズ・ゴールド・マップ』のタイトルのみ変更して別会社から出版されたもの。
- 『ジャニーズFanノート Vol.1 』 スタープレス、1998年4月
- 『ジャニーズファンノート 外伝 怪文書』 スタープレス、1998年4月
- 『ジャニーズファンノート 外伝 怪文書その2 ジャニーズジュニア編』スタープレス、1998年6月
- 『ジャニーズFanノート Vol.2』 スタープレス、1998年8月
- 『別冊ジャニーズファンノート 』 スタープレス、1998年8月
制作[編集]
- 『レオナルド・ディカプリオ 』 ラブ&ピース、著:Elic Laymond、訳:遠藤香奈、1998年10月
- 訳書という形になっているが、原書は存在しない。
- 『東京OL白書 ~ 女の牙城 』 ラブ&ピース、著:遠藤香奈、1999年5月
主な掲載・連載[編集]
- 「平本淳也のジャニーズ社会学」(デイリーニュースオンライン)、2017年6月24日 - 10月25日
- iRONNA(産経デジタル)[16]
- TABLO
- BUBKA(白夜書房)連載
- Audition(白夜書房)連載・特集記事
イベント[編集]
- ジャニーズ大好き!みんな集まっちゃいなYO!(新宿・ネイキッドロフト、2019年10月22日)※トークライブ[17][18]
- 本橋信宏『僕とジャニーズ』刊行記念「35年目の真実」トークイベントDAY1(2023年8月15日、阿佐ヶ谷ロフトA)※トークライブ
- 久田将義&吉田豪の“ハードコアトーク” (2023年8月21日、渋谷・LOFT9)[1]※トークライブ
- 平本淳也×藤木TDC×本橋信宏 「35年目の真実」『僕とジャニーズ』(イースト・プレス)刊行記念 (2023年8月22日、下北沢・本屋B&B)※トークライブ
出典[編集]
- ^ “【平本淳也】プロフィール(年齢) - エキサイトニュース”. 2023年4月29日閲覧。
- ^ “ジャニーズ事務所の説明「あきれる」 30年前に告発した元ジュニア:朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル (2023年5月15日). 2023年5月15日閲覧。
- ^ “ジャニーズの秘密を著書で暴露した作家、事務所から圧力は?”. Smart FLASH/スマフラ[光文社週刊誌] (2019年9月22日). 2022年1月14日閲覧。
- ^ “ジャニーズの秘密を著書で暴露した作家、事務所から圧力は?”. Smart FLASH/スマフラ[光文社週刊誌] (2019年9月22日). 2022年1月14日閲覧。
- ^ 「週刊文春」編集部. “ジャニーズ事務所“性加害問題”新たな元ジュニアが被害告白「当時僕は13歳、口でされました…」”. 文春オンライン. 2023年4月4日閲覧。
- ^ “ジャニーズ事務所のメディアコントロール手法 「沈黙の螺旋」は破られるのか:朝日新聞GLOBE+”. 朝日新聞GLOBE+. 2023年4月4日閲覧。
- ^ 令, 三宅 (2023年8月4日). “被害訴え35年「やっと事態が動いた」 元ジャニーズJr.の平本淳也さん”. 産経ニュース. 2023年8月18日閲覧。
- ^ “オレが「元ジャニーズ」という肩書きでも業界から干されない理由 by平本淳也:芸能界”. TABLO:芸能界. 2023年4月19日閲覧。
- ^ “『ジャニーさんのお別れ会。』”. ♡青砥わかなWorld Blog♡. 2023年5月13日閲覧。
- ^ ginpei (2019年9月22日). “ジャニーズの秘密を著書で暴露した作家、事務所から圧力は?”. Smart FLASH/スマフラ[光文社週刊誌]. 2023年4月20日閲覧。
- ^ “日本ユニ著作権センター/判例全文・1997/06/23”. www.translan.com. 2023年4月20日閲覧。
- ^ “日本ユニ著作権センター/判例全文・1998/11/10”. www.translan.com. 2023年4月20日閲覧。
- ^ “日本ユニ著作権センター/判例全文・1998/11/30d”. www.translan.com. 2023年4月20日閲覧。
- ^ “日本ユニ著作権センター/判例全文・1999/05/26”. www.translan.com. 2023年4月20日閲覧。
- ^ “- 裁判例要旨(プライバシー編)”. プロバイダ責任制限法ガイドライン等検討協議会. 2023年4月29日閲覧。
- ^ 平本淳也 - ウェイバックマシン
- ^ “ジャニーズ大好き!みんな集まっちゃいなYO!”. www.loft-prj.co.jp. 2023年4月19日閲覧。
- ^ “【開催】ジャニーズの魅力を語るトークライブ!平本淳也×久田将義&元ジュニア!特別ゲストに川原田新一!10月22日(祝)ロフトで開催! by LZM.jp 日本プロデュース合同会社”. ドリームニュース. 2023年4月19日閲覧。
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- 芸能音楽PRODUCTIONリズム
- 芸能プロダクションLZM.jp(リズム)
- JUNYA HIRAMOTO - YouTube
- JUNYA HIRAMOTO - YouTube
- 平本淳也のプロジェクト - マクアケ
- みんなのバラエティ 「みんバラ」 - ニコニコチャンネル
- 令和コンサルタント事務所
- 国際ビジネス大学校
- 平本淳也が代表取締役CEOを務める「株式会社ジェイズ」
- 大当たり.com-ナンバーズ&ロト-予想情報(2011年11月11日 - 2012年3月30日)
- Japan Produce ※2023年8月19日閉鎖
- 平本淳也 (visualking) - Facebook ※2023年8月17日アカウント閉鎖
- 平本淳也 (@JUNYA_HIRAMOTO) - Twitter ※2023年8月17日アカウント閉鎖
- 平本淳也 (@junya.hiramoto) - Instagram ※2023年8月17日アカウント閉鎖
- 平本淳也-coconala ※2023年8月19日アカウント閉鎖
- 平本淳也- ジモティー ※2023年8月19日アカウント閉鎖
- 平本淳也の「オレ様がスーパーカルチャースタァだ!!」V3 - Ameba blog ※2023年8月19日閉鎖
- 稼ぎたいみんなのフリーマーケット!マネーの神! ※2023年8月19日アカウント閉鎖