呪術廻戦235話では、五条が虚式茈を発動させるために、顎吐を圧殺した蒼の術式は残したまま、そこに赫をぶつけました。
その時に蒼を潰そうと思った宿儺が穿血を放った所、呪詞を詠唱して出力を取り戻したので、穿血を飲み込みました。
今回は蒼の呪詞である『位相 黄昏 智慧の瞳』意味と後追い詠唱で出力取り戻したことについて考察していきます。
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蒼に赫を衝突させる虚式茈
今回の虚式茈はまじで面白かったですね。
これまで五条は同時に赫と蒼を出して虚式茈を発動させていました。しかし今回はそんな時間はないから先に蒼を出しておいて、そこに後から赫をぶつけるということで、虚式茈を発動させました。
虚式茈は順転と反転の術式を衝突させることで発生する仮想の質量を押し出すものでした。なので、同時に赫と蒼を出せなくてもよかったわけですね。まさかこんなやり方があるとはまじで面白いです。
しかも既に蒼に適応した魔虚羅は引力の影響を受けないが故に蒼へと到達するスピードが遅れたんですね。逆に五条はその引力を利用して一気に近づきました。
五条の呪詞一覧
そして今回穿血を放った宿儺の攻撃で蒼が炸裂しないように、五条は呪詞を詠唱することで、出力を上昇させて、穿血を飲み込みました。
そこで蒼の呪詞が『位相 黄昏 智慧の瞳』となっていました。ちなみに赫と虚式の呪詞ですが以下の通りです。
蒼:『位相 黄昏 智慧の瞳』
赫:『位相 波羅蜜 光の柱』
虚式:『九網 偏光 烏と声明 表裏の間』
見ると赫の位相というのは一緒ですよね。
術式順転蒼の呪詞『位相 黄昏 智慧の瞳』意味
そして『位相 黄昏 智慧の瞳』の意味ですが、
位相は英語でフェイズと言って、繰り返される現象の中の一つの位置や状態のことで、電波や電流の波形でよく使われます。カードゲームではターンの中の●●フェイズなどと使われたりしますよね。
そして黄昏はよく聞く言葉です。日没直後にまだ空に赤みが残っている時のことを言います。ちなみに比喩があるようで、最盛期は過ぎたけど、終わるにはまだ早いという意味もあるとか。
そして最後の智慧の瞳ですが、このままでは意味は出てきませんでした。ですので智慧を調べると、知恵とは意味は同じですが、智慧のほうは仏教用語なんだそうです。物事の把握と心理を見極める力だとか。
ちなみに赫で詠唱された『波羅蜜』ですが、菩薩が行う修行のことで、『十波羅蜜』の修行の中の一つに『智慧』がありました。
基本的に呪詞は仏教用語に関わっているかもしれませんね。
後追い詠唱とは
そして今回蒼に対して後追い詠唱をすることで、蒼の出力を上げて、穿血で炸裂するのを防ぎ、それを上回る力で飲み込んでしまいました。
これって結構とんでもない手ですよね。
もし相手と自分で実力が拮抗している術式だったとしたら、後追い詠唱すればそれを上回ることができるということですよね。呪術廻戦では術式同士が拮抗するなんて現象はこれまでなかったと思いますけど、後からバフかけれるって、凄いですよね。
でもずっと術式をその場に留めておけるような状況はそれくらいあるかわかりませんので、その人の術式によるでしょうね。
まとめ
ということで今回は蒼の呪詞の意味や後追い詠唱について紹介しました。
まさか3つの術式の詠唱を1つの回で全て見られるとは。それだけ威力を高めたものだということですよね。
無制限の虚式も広範囲だったことを考えてもとんでもない威力だったでしょう。
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