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あとひとつだけ丘を

梶浦由記さん(FictionJunction,Kalafina,OSTなど)、SoundHorizon(所謂サンホラ。Revo陛下、LinkedHrizon含む)好きによる雑記です。勝手な感想とか、考察的な何かとか、ライブレポとか。

【後編】Sound Horizon 9th Story Concert「Nein」 5/21東京国際フォーラム 参加レポ!

 はい。
 というわけで、Sound Horizon 9th Story Concert「Nein」~西洋骨董屋根裏堂へようこそ~の5/21東京国際フォーラムのレポ【前編】からの続きです。
 なるべく簡潔に、わかりやすく伝えたいと思ってはいるんです。
 言い訳みたいですがっ(笑)
 一応、セトリを再掲。


Sound Horizon 9th Story Concert「Nein」~西洋骨董屋根裏堂へようこそ~

日時:2015年5月21日(木) 18:30~21:10
於 :東京国際フォーラム(ホールA)
出演:(演奏陣・敬称略。歌、語りは後ほど)
  淳士(Dr)、長谷川淳(Ba)、河合英史(key)、
  YUKI(G)、西山毅(G)、弦一徹ストリングス

 ※青字部分について、本記事で触れます。赤字部分は前編を参照してください!

1. 檻の中の箱庭
2. 名もなき女の詩
3. 食物が連なる世界
4. 言えなかった言の葉
5. 憎しみを花束に変えて
MC
6. 西洋骨董屋根裏堂
7. 涙では消せない焔
8. 愛という名の咎
9. 忘れな月夜
10. 輪∞廻
11. 最果てのL
MC
EC.1. 磔刑の聖女
EC.2. StarDust
EC.3. 即ち…星間超トンネル

~栄光の移動王国(国歌斉唱)



 はい!とにかく、さっさとレポの続きを始めます!


MC①

 というわけで、花束終わりからの続き。
 ここからがNoëlくんによる、P席ローランとのふれあいコーナー含むMCパートになります。

 暗転しているステージの下手側からのそりと顏を出すNoëlくん。
 ギターを背負ってます。
 何やら道に迷っている様子で、「フラワー『さとー』はどこだ…?」みたいな独り言を言いながら、ウロウロ。
 そして、そのまま上手側に消えてしまうwww
 これにはローランたちも、「おーいww」とツッコミ。

 戻ってきたNoëlくん。
 「ん?呼ばれた?んなわけねーか。ネコしかいねーし(※注:今回のツアー、客席のローランたちは「路地裏の猫たち」という設定になっていたようです)。それとも俺、最近猫語が理解できてるってことか?」
 などと独白。「ちゃんと、聴こえてるんだぜ!」だそうです。
 実は、ここから各公演とも共通だったと思いますが、NoëlくんがP席の猫たちに向けて、「SHで好きな曲は何か?」みたいな質問を投げて客席と会話する、というふれあいコーナーが用意されていたんです。
 「なんか、ちょっとネコさんたちとお話してみたいかな~」みたいな感じで、いよいよ本日のふれあいスタート!
 「Neinで一番好きなフレーズは何か?」が本日のお題。
 Noëlくん、一人の女性を指名するも、別のお客さんが自分のことだと勘違いしてしまったり、指された方が(緊張のあまり?)うまくしゃべれなかったりなど、いきなり色々ありましたが、「なんかフワッとした指し方でゴメンな!!」みたいに冗談も交えつつ、丁寧に対応していた様子が印象的です。
 一人目の方、「ミーシャ♡ ミーシャ♪~」のくだりを返答。
 Noël:「おう、それなら隣のお友達と一緒に歌ってみよう!!」てな感じで、実際にお客さんに歌ってもらってました。

 二人目は、「児童虐待防止団体へのキャッシュフロー!!」と。
 Noël:「あ、じゃあ、最初俺が1番を歌って、次に君、最後全員で、みたいにやってみよう!」、「てか、1番ってなんだっていうww」
 っぽいことを言って、そこの回し部分を順番に歌うことに。
 そこに五十嵐さん(key)が飛び入り参加で伴奏を加え、温かい雰囲気です。

 三人目は「ピラミッドのやつ!」
 Noël:「あ、ついに来ちゃったね。ピラミッド来ちゃったね」
 Noël;「あのさ、これ、全然うまくいくかわかんないけどさ、みんなでこれ順番に歌って、ピラミッドを積んでいく、みたいなことやってみる?」、「どういう風に分けようか??」、「全部で何段あったっけ?」
 ここで客席から「Noël歌って~」の呼びかけ。
 それを受けて、ちゃんと「草を食む~♪」と独唱してくれるNoël。
 これがなかなか、ちゃんと歌い上げられていて、カッコよかったっす。狩人が銃撃する箇所では、予想外にデカい「バン!!」という銃声が響き渡り、Noëlくんも素で驚いていました(笑)
 その後、何となく仕分けられた客席で、該当箇所を順番に歌ってピラミッドを積み重ねます。
 歌唱後、Noëlくん「はい、ピラミッドのポーズ!」と両手を頭の上で合わせるポージングwww。
 ローランたちも言われたとおりに、みんなでピラミッドのポーズ。
 なんだかよくわかりませんが(笑)、楽しいひと時でした!

 と、ここで、Noëlくんの携帯に着信。
 着信音は「よだかの星」のピコピコアレンジver。
 Noël:「何者だ!!」
 市蔵:「ぼく、どらえも~ん」
 という(笑)。因みに、市蔵の声は梶さんがちゃんとやってくれてます。
 市蔵より、進撃の巨人~自由の翼~の告知&リンホラが楽曲担当である旨。
 Noël:「それがさ、どうやら…もうそろそろ、その曲が出来上がりそうなんだよね~
 会場はもちろん歓声!
 市蔵:「それはそうと……」

6. 西洋骨董屋根裏堂

 市蔵:「もう!Noël!どこ行っちゃったんだよぅ!!」
 と、CDのあのくだりへ流れるように進行し、屋根裏堂の開始です。

 そのまま、センターでNoëlくん歌唱開始。
 場内には怪しい花柄の照明。
 スクリーンは、なにやら大きな扉のような映像。
 歌の進行に合わせて、Noëlくんが扉に入ると、そこはだまし絵のような階段が連なる世界。
 「のぼるのぼる~」で、その映像を見ながら、やけに規則正しく両手両足を振りながらテクテクと歩む素振りのNoëlくんに萌え。
 Noëlくんの歌唱、祝賀祭の時のようなフリーダムな音程ではなく、しっかりと丁寧に歌われている印象
 まぁ、あの時の勢いが尋常ではなかった、ということかもしれませんが(笑)

 上手側から階段を昇りきるところで、カウンター等の大道具が。
 初回盤数量限定の箱の中の、あの店の再現がされます。
 店主が歌うシーンでは、カウンターをうまく使いながら、マダムから少女までの店主が入れ替わり立ち代り姿を現しながら歌唱。
 特にお姉さま店主が、妖しくも艶めかしく、扇子をふるいながら歌っておられて、本当にセクシー。
 照明は、当然の成り行きとして紫です。
 YUKIさんのギターソロもばっちり。
 本当に楽器陣の音響バランスは素晴らしかったです。主張しすぎず、あくまでストーリーに寄り添いながらの演奏。

 「オッケー!サンキュー!今夜のイカれたメンバーを紹介するわよ!」は、セクシー店主が発声。
 そして、このタイミングで、一気にローラン達が総立ち!
 黒猫四姉妹らも舞台上に登場し、かわるがわる、該当商品を持って、歌います。
 タナ子ちゃん人形もちゃんと用意されていて、本当に凝っています。
 鎌は映像だったかな?
 で、グラサンを選んだNoëlくん、「どちらかと言うとだぜ!」の箇所、なんの照れ隠しなのか、そこら中のテーブルやら、カウンターやらをバンバン叩いて周る謎行動ww
 「お買い上げ、ありがとうございました」のところ、『代金代わりに、あなたの一番大切なものを貰おうかしら?』みたいな追加セリフあり!
 これ、大阪公演では日替わりエンディングで、Noëlくんのギターが取られちゃったり、それを謎の誰かが「大切なもの」と引き換えに取り返してくれたり、などなど色々とあったようですが…
 そこら辺は、他の日の方のレポを読んでみましょうっ!
 最後はオレンジ色の照明にステージ上が照らされて、終了。

7. 涙では消せない焔

 と、久しぶりに登場のベボの幕間。
 ここで、ベボのポーズについて、メモに色々書いてあるんですが、判読不能(汗)
 何か、変わったことやってましたっけ?
 まぁ、映像化の際に確認しましょう。

 さて、RIKKIママン、いよいよ満を持しての登場。
 衣装は通常盤ジャケの中央の女性の衣装……でしたっけ?なんか、もっと農夫っぽい衣装だったような気もするんですが、もはや定かではありません。
 ジマング夫もステージ上に。青白系の兵隊さんの制服に身を包んでいます。
 スクリーンは晴れた田舎の風景。
 西山の兄貴がアコギを持っていたと思うんですが、そのストローク音とかも良く聴こえて、やはりバランス良いです。
 ストリングスの響きもばっちりでした。

 さて、戦争に突入のシーン。
 一気にステージ上に人が増えます。
 会場皆でローランサン将軍に続いて突撃!!
 ……ところで、この場面、ジマ夫率いる部隊はどういう所属なんでしょう。
 《神聖フランドル帝国》という、クロセカを知る人にとっては堪らない名称が出てきますが…。
 それは《断頭台》と革命によって倒されているようですし、そうするとこのローランサンがいる帝国軍とは?
 と色々と考えなきゃいけないことが多そう(歓喜)。
 個人的には、じま夫はローランサン将軍と敵対する立場?なのかな、とか。
 フランドルの内乱状態における、革命軍側なのかなぁ。
 ちゃんと深められていないので、何とも言えませんが…
 そして、この戦争、じま夫の軍と戦っているのはネコミミダンサーズの面々。
 彼らは基本的に、武器は剣のみ。
 対するジマ夫側は、鉄砲を使っていました。

 これは、どういう意味でしょうね?
 で、最後にその鉄砲をネコミミの一人に奪われ、じま夫が撃たれた(?)ところで、おしまい。
 あと、音響的には申し分なかった今回のコンサトですが、唯一、このジマさんの歌唱しているところだけは、ボリュームが小さく思えました。勿論、じま夫の歌い方の影響もあるんでしょうけど。

 戦争終わりで、再び涙焔子が登場。
 「セ・マドモワゼル~」で、幼女店主が、オルヴィオ人形を持って登場!!
 それらをママンに渡します。
 涙焔子は歌唱しながら中央に移動し、そのままオルヴィオ人形を中央上段に配置。
 背景は再び最初の農村ですが、最初よりもすごい滲んだ様相に。
 夫婦の再会のシーン、下手から車いすに乗ったジマ夫が登場。
 中央で寄り添う二人。
 優しく語りかけるようなRIKKIさんの歌唱。
 二人はそのまま花道へ。
 このパートも、本当に色々と泣けてきますよね。
 黄昏の賢者→焔という流れから、《冬の子》に呼びかける、という展開。
 もう鳥肌なしには聴くことができません。
 最後の「焔は燃える」のところで、夫婦二人とも右手を左側から体の前で回す、みたいな振りをしていました。冬の子、からの右手を左→右。
 ウォッチはオレンジ色に燃えるように発光。
 なにやら考え出すと色々ありそうな箇所ですが、今は止めておきましょう(笑)

 涙焔子、夫の車いすを押しながら、花道を引き揚げ、ステージ中央へ。
 通常盤のジャケの配置になったことろで、暗転。

8. 愛という名の咎

 幕間のベボの後(メモに残っておらず、細かいアクションは忘れました汗)、グワングワンでいよいよ愛咎に突入。
 くるか!!
 と、思ったら、CDにはない、猫女神による歌唱からスタート(二人だったかな?)。
 あの星女神っぽいメロディーで「星はまたたーくー」みたいな追加ハモリパートでした。
 美しい。
 ……からの、例のバトルパートスタート!!
 当然、ローラン総立ち。
 ミーシャ登場!
 って、え??
 ミーシャ、髪切った!?
 なんか、肩にかかるかどうかくらいのショートめのヘアスタイルになっています。
 それはそれで、また美しいのですが。
 で、そんなミーシャを追いかけまわすネコミミ兵士たちが多数登場。
 ステージ上はもう打って変わっての大騒ぎ。
 猫女神の歌唱も鬼気迫る感じで、カッコイイ。
 そして、そんなネコミミ兵士達を掻き分けるようにして、エレフセウスもログイン。
 ミーシャの「本当にエレフ?」の問いかけに、「うん!!」と頷くエレフがあまりに可愛らしくて、いまだに脳裏に焼き付いています。
 そのまま、エレミシャは手を繋ぎながら下手へいったんハケ。
 上段に残った黒猫四姉妹で、ハルモニアのパートでしたが、なんかちょっと音がズレている方がいらっしゃったような……。
 ともあれ、自分にはとても真似できないことですし、それでも十分に美しかったです。
 その後も、四姉妹は二人を見つめるように随所でコーラスを入れるなどしていたと思います。

 それにしても、この曲、Moiraから入った自分としては、とにかく随所のメロディーや展開に痺れっ放しなわけで、感慨もひとしおであります。
 エレミシャ再登場後の、「君の方こそ…」のエレフの入りなんて、何度聴いても鳥肌立っちゃいます。
 そんなパートを、感情をたっぷり込めて歌うエレフセウス。
 もちろん、ミーシャも負けてませんが、フェイクなしの透き通るような歌唱で、こちらも胸熱。
 「誰かを不幸にするとしても~」の箇所、二人で寄り添いながら、腕をバッと前に振り上げるアクションがありまして、これもまたなんともカッコ良かったであります。
 再び迫る追手たち。逃げるように、上段に移動する二人。
 「《オリオンがいる聖都の方角》兄推し」の箇所では、エレフが「こっち!こっち!」まるで駄々っ子みたいに、方角を指差しながら手をバタバタさせてて、これもまた萌死ぬローラン多数であったことでしょう。
 っていうか、エレフセウス、このアルバムで大分キャラが深化してしまったような…(笑)
 その間も、下段ではアクターさんたちが何やカヤとやられてました(雑)
 エレミシャばかりに目が行ってしまい、他のことに注意を向けることが出来なかった、というか。

 さて、エレミシャが下段に降りてきて、かもめさんのくだり。
 二人、ステージ中央に腰を下ろして歌っていたような…。記憶が曖昧でゴメンナサイ。
 ウォッチはしっかり青に発光。
 「寄せては返す~」で、会場を埋め尽くしたかもめさん達によるパフォーマンスもばっちりです(かもめさんが意味不明な方は、他の方が挙げてるミラコンや第三次領拡のレポなどをご覧ください!)

 そして、船のパートへ。
 これ、ついに公式デビューした海賊船設定ですよね!
 もとから、漂流したエレフが海賊船に拾われたという公式設定はあったらしいのですが、収録時間の関係などでアルバムからはカットされてしまったという海賊さん。
 ついに日の目をみることが出来ましたね!この辺も、ファン心がくすぐられます。
 あと、「キリがない」のセリフ、なんかCDよりも元気に発声していたような。
 お待ちください!の奴隷オルフのセリフを背に、逃げるようにハケる二人。
 縦糸は…の箇所は、そのままスクリーンに表示。
 「嗚呼… 今日も何処かで 争いは~」のミーシャと四姉妹の掛け合い、きれいに響いています。
 そして、その後の、このアルバムの最大の見どころ(だから幾つあるんだっていう)、「「ミーシャ♡ ミーシャ♪~」に突入。
 この時の二人、本当にキャッキャと水を掛け合うみたいなじゃれ合いっぷりで、見ていて赤面/// クラスタはもれなく昇天。「え、エレミシャ~!!」と幸せそうな二人に感動すら覚えます。
 楽しそうに上手へいなくなる二人。
 ここで、四姉妹が下段に登場。
 さぁ、最大の激熱ポイントの開始です!
 上段ではスコピとオリオンの対決シーン。
 四姉妹の熱い歌唱のもと、オリオンの「駆逐してやる!!」」と放った矢がスクリーン上に光の線となって、スコピに命中。
 しかし、盾を持ったスコピによる槍の反撃で…というシーンもちゃんと再現されていました。
 四姉妹終わりで、上手から手を繋いだエレミシャが駆けてくる。
 その様が、またなんとも堪らないわけで。
 そのまま歌いながら、舞台花道の最前まで到達。
 そしてラストの激熱パート!!エレミシャのお二人、やはり腕をバッとやったり、屈み込んだポージングなどしたり、とめちゃくちゃカッコよく決めてました。
 問題は、ステージ上でのスコピの、あのセリフのあとあたり。
 なんと、スクリーンには実にデカデカとタナトス様が登場。
 「ゲッ (゚ロ゚;ノ)ノ!!」っとなった方も多いでしょう。そんなタナトス様に見下ろされながら、固く抱擁を交わすエレミシャ
 キスしてんじゃね?くらいの重なり具合でしたが、なんせそれをタナトス様がご覧になられているわけですから、もうなんて言うか、ヤバイです。
 ※そこに来て、なんと千秋楽では実にものスゴイ展開がこの後にあって……なんてのは、他の方のレポを参照あれ!
 そんな、不穏過ぎる余韻を残して、暗転。

9. 忘れな月夜

 ベボ幕間の後に、忘月へ。
 前曲の萌えとか興奮とか、最後の不穏とか色々ありましたが、幕間のおかげで、気持ちを切り替えて(笑)、曲に臨むことができました。
 冒頭、ベト様がひとりでしずしずと登場。
 場所は自室?みたいな場所で、夜。
 スクリーンには窓と、そこから見える月、という映像。
 ベト様の衣装はもジャケ通りで、最初からあのシスターの帽子みたいなものを被っていました。
 暗い部屋の中で、ベト様による独唱。
 切ない……涙。
 そう言えば、リンホラの「花が散る世界」の感じって、この冒頭部分と共通する雰囲気ありますよね。
 Joelleさんだし。

 さて、独唱後にSaschaさん登場にて、CDのあのアイクセリフ。
 合わせて数人のダンサーたちが登場し、後ろに控える。
 映像はこの時点で既に教会の礼拝堂みたいな感じになっていたかと。
 「貴族の《婚姻》は 儚い《一夜の幻想》~」のパートでは、後ろに控えていた男性ダンサーと代わる代わる相手を替えながら、社交ダンスのような踊りを歌いながらの歌唱。
 「その檻の中から 抜け出したのは~」のところで、ベトさんが鳥籠に囚われる映像。メルコンのやつと同じでしたっけ?

 続く裁判パートは、そのまま男性アクターたちが背後に居並びます。お兄様もいらっしゃってます。
 ベト様、「被告として……」のセリフを苦痛に満ちた表情で語りながら花道へ。
 一気に雰囲気が変わり、激しいパートへ突入。
 前をしかと見据えるエリーザベト。
 「月光が見てた……」を歌い上げるベト様、本日何回目かの鳥肌でした。
 あと、この辺のパート、あっちゃんベースの音が良く響いていて、カッコよかった。もちろん、YUKIさんのソロも!
 お兄様の怒りのセリフ。ベト様、その罵詈雑言を背中で受けます。
 なんとも辛そうな表情のベト様

 入れ替わりに登場する腰掛け見習い修道女。
 「その檻の中から~」のところでは、再び鳥籠に閉じ込められるベト様の映像がスクリーンに。
 ところで、此処からのパート、やたらとこの腰掛けちゃんのセリフが良く聴こえました。むしろデカすぎるんじゃないか、というくらい。
 「はぁ??」、「うざいんだけど!!」みたいな感じで。
 合わせて登場の三人の子役たちは、まさしく天使。
 背丈も、大中小、みたいな感じで、それが輪になって踊ったり、ベトさんにすがって甘えたり、みたいな感じで腰掛けちゃんの言葉を一向に気にする気配もなく、可愛らしさを振りまいていました。
 特に、「平気!エリーゼ・ムッティがいるからっ!」のところでは、みんなで手をあげてポージングみたいなのがあって、本当に可愛い。
 また、その子らを見つめるベト様の表情も、なんとも慈愛に満ちたもので、感動です。

 その後の「後悔などしていないわ~」のパートでは、アクターの皆さんが大勢出てきて、まるで覚醒したジョエルさんを祝福するかのような温かい雰囲気に。
 スクリーンにもベトさんを囲っていた鳥籠がはじけ飛びます。
 よかった、よかった……

 と、気付くとまた独りになっているベト様。
 冒頭のあの部屋。
 窓から見える月。
 歌唱を終えたエリーザベト。
 すると、窓向こうに見覚えのある二人組が……
 メルとエリーゼが、そっと窓の向こうからベトさんを見ている、というエンドです。
 この辺、「花束」のアビスと一緒ですよね。
 復讐劇に至らなかったパターンなので、彼らは外から歌姫をみているばかり。
 な、はずなのですが……最後はエリーゼ先輩の高笑いで曲終了。
 こ、これはどういうことでしょうか!?

10. 輪∞廻

 これはちょっと特殊な曲ですよね。
 歌はなし。
 CDブックレットについている、あのURLにアクセスした時に表示される歌詞がスクリーン上に映し出されます。
 ここでのベボ、なにやら苦悩しているような様子
 はてさて、この「輪廻」こそが、8thを読み解くカギになってくるんでしょうけど……
 ※因みに、千秋楽後に発表された8thのタイトルは「Rinne」だそうで。一体どんな作品になるんでしょうね…!!
 てか、陛下、ちょっとは休んだって良いんですからねっ!!
 あんまり無理をなさいませぬよう……

11. 最果てのL

 すだれの向こうから「もう止めてくれ……」と言いながら、ギターを持って登場するNoëlくん。
 なんかCDとはちょっと違う雰囲気で、「俺は…馬鹿だからよ…」と気持ちを込めて喋っているNoëlがアツい!
 そして、「聴いてくれ!」でいよいよ「Nein」の開始!

 バーン!!とバンドがイン。
 その瞬間、スクリーンがキラキラと輝き、ヴァニスタのバンドメンバーたちが映像で登場!!
 その映像が、本当にどこぞのV系バンドもかくやと言わんばかりの仕上がりになっていて、各メンバーが大写しになったりの演奏MVが、曲の全編で流れていました。
 この為にわざわざ撮ったんでしょうけど、とにかく良くできたMVで、カッコよかったです!

 曲の方も、「Nein!Nein!~」の箇所は、Noëlくんは歌わず、客席にマイクを向けて、ローランたちに歌わせる、というパフォーマンスもあり。ロックバンドっぽい!!
 もちろん、曲席は総立ち。
 ボルテージマックスで、Noëlの叫びに応えます。
 ああ、もうここまで来ちゃったか……もうすぐ終わっちゃうのか……なんて、感慨を声援に替えて、みんなで盛り上がりました!!

 そして、短い暗転の後、「星空の詩」へ。
 ステージに明かりが点くと、そこには……
 もはやストコンではなくてはならない、というくらいお馴染みのジャケの再現!!
 オールキャスト揃い踏みによる、あの通常版ジャケットの配置で、「ラーラーラー」と。
 まさに壮観。
 震えが止まりません。
 来るだろうな!とは期待していましたが、こうして実際にやってもらえると、感動。ただ、感動です。
 Noëlくんも一緒に歌いながらの大団円
 スクリーンには、ジャケ的に「Sound Horizon」と書いてある辺りに、やはりブルーで「星空の詩」の表示がされていました。
 涙ながらに、この終幕を見届けたローランも、さぞかし多かったでしょう。
 ステージ上、客席が一体となって、「ラーラーラー」と歌い上げ、本編は終了したのでした。

MC

 曲が終わり、暗転。
 静まり返る場内。
 ステージ上にはNoëlくんだけが残り。
 すると、上手側からひょっこり顔を出す人物が。
 ロマンスグレーで長身の男性。
 そう、本日のEDゲストは、なんと山さんじゃないっすか!!
山さん:「これはこれは、Noëlくん」
 一瞬でこのおじさんが誰なのか見分けてしまうローランも流石としか言いようがありません。
 場内は歓喜を通り越して、「やまざ~~ん!!!」と泣き叫ぶ者も。
 この山さん人気、予想外なくらい、場内は歓声に大きく包まれていました。
 ところで、山さんの喋り声って聞いたのは初めてですよね?
 イメージ通りの低めのイケボでした。
Noël:「や、山さんじゃないか!!」
山:「近くに知人のライブハウスがありまして。面白いバンドのライブがあると誘われたもので、ちょっと寄ってみたんです」
山:「なんでも、10年に一度の逸材だとかなんとか」
Noël:「10年に一度……もしかして……」
山:「それより、このサングラス、カッコイイですねぇ

 みたいなやり取り。
 いつの間にかステージ中央に用意されていた台の上に置いてあった「遮光眼鏡型情報端末」に、ふと手を伸ばす山さん。
 Noëlくん、「や、山さん!それは!!」みたいに止めようとして駆け寄ろうとするが……

 というところで暗転。
 しかるのち、スクリーンに文字が浮かび上がり、 ・「グラサンをかけてしまった山さん、一体どうなってしまうのか!!」
・「このままでは、もう一度このコンサートを最初からやり直さなければならない」
・「しかし、そんなことをしていては、昨日のように子役の出演可能時間が過ぎてしまう」(※注:昨日の公演、終盤が21時を過ぎてしまい、超紅炎をやる前に子役たちを帰さねばならなくなる、という事態が発生していた)
・「山さんが一体どうなるのか。それは、この会場に集まった『幻想の神々』にかかっている」
 みたいなことだったと思います(メモ、ちゃんと取れてないので、大分あやふやです。ごめんなさい)
 ローランたち、「えーーー???」、「どうするの?」みたいに困惑。
 どうすればいいか、までは指示がありませんでしたので。
 とりあえず、「山さーん!!」と口々に叫び出す。
 それはやがて、ひとつの大きな流れになって、会場一体となった山さんコールに!

 しばしのち、Noëlと山さんが再び登場。
Noël:「ふー。危なかったぜ!お前らのおかげで助かったぜ」
Noël:「山さん、今日はありがとう!」
 で、山さんは会場に手を振り、礼儀正しくお辞儀をしながら去って行きました。
 (あんなおっさんに俺はなりたい)
 再びNoëlだけになるステージ上。
Noël:「今日の為に色々と練習をしてきた。だからまだ俺は帰らねぇ!」
Noël;「だが、子どもたちと言うのは、あんまり夜遅くまで働くことはできないらしい。だから、ここでグダグダと話はしない。みんなで最後までやりたいんだ!」
→よほど昨晩の子役途中退場を悔やんでいたんでしょうね……。
Noël:「次の曲は……って紹介してしまったら、つまらないだろう?」
ローラン:「ヒントはー?」
Noël:「ヒント?よし、じゃぁ……」
 と、ガッと首を切るあのポーズをするNoëlくん。
 え?そのポーズってことは、あの曲?ムーラン…え?え?
 と、混乱するローランたちを残し、不敵な笑みで下手にはけるNoël。
 間髪入れず、スクリーンに現れたのは……

EC.1. 磔刑の聖女

 「ゾーンヌ!!」
 という例のSaschaさんのナレーションとともに現れた、メルコンの時の「磔刑の聖女」の曲名表示。
 これには会場内のファン、みんな大絶叫。
 やっぱり、すごい人気曲ですよね。
 というか、さっきのジェスチャーのヒント、全然違うじゃん!!みたいな(笑)
 ※ちなみに、今回のストコンのアンコールは、この磔刑をはじめ、「ゆりかご」や「辿りつく詩」などといった、Nein収録曲の元となった曲たちが、公演により日替わりで演奏されていました。

 ステージ上には再びエリーザベト登場。
 それにしても、実はなぜかアンコール曲については、全然メモに残ってナインです…汗
 立ちっぱなしだったこともありますが、なんというか、メモするのも忘れて、それぞれの曲に聞き惚れてしまっていた、というか。
 なので、印象に残った箇所の記憶のみ、での記述になってしまいます。申し訳ないっす。

 とにかく、印象的だったのは、メルが登場しないパターンだった、ということ。
 一番最初の「さぁ、唄ってごらん…」や、途中の「復讐劇を…」のセリフこそ音声で入りましたが、本人の実際の登場はなし。
 どういうことになるかと言うと、途中の掛け合いパートは、べトさんのみの歌唱。
 確か、スクリーンにメルが映し出されていたようにも思うのですが……
 そして、ラストの「唯 君だけを愛した――唯の【Elisabeth】」の箇所。
 実際にはメルが登場し、二人は感動の抱擁を……という場面ですが、これが、ベト様が誰もいない虚空を掻き抱く、となり……。
 はっきり言って、ものすごく切なく、哀しかったです涙
 ベト様の歌唱も、歌い上げる、というよりは切々と語る、みたいな感じで……

 さらに、通常は(?)このあと、エリーゼ先輩のくだりがはじまるわけですが、その部分はカット
 宙を抱くベト様のシルエットを残し、暗転して曲は終了。
 メルのいないver、これはこれで「すごい哀しいバージョン」として、全く別な感動がありました。
 ※因みに、千秋楽ではなんと、このラストのベト様、ウェディングド……みたいなEDだったようで!!気になる方、他の方のレポを見てみて下さいまし!!

 曲終わりで、Noëlくん登場。
Noël:「どうだった?俺のジェスチャーは役に立ったか?(笑)」
Noël:「この歌、こういう歌だったんだな……哀しいな……」
Noël:「もう一曲あるが、これもみんなが知っているのとは違う感じだと思う」
 みたいなMCに導かれて、再びNoëlくんの曲紹介ジャスチャー!
 これが胸の前に手でハートを作るジェスチャー(笑)。
 これ、「超紅炎」でやっていたという、ポーズですよね!
 でも、すでにスダレの向こうに、花束を持った人影が立っていたので(笑)
Noël:「なんか、ネタバレ感がすごいが…汗」
 と、言うわけで……

EC.2. StarDust

 2曲目はスタダでした!!
 もちろん、嬉しいのですが、かじうらー的には南里さんの「輪廻の砂時計」観たかった……なんてのは贅沢な話ですけど。
 はい。この曲も、終了後の走り書き以外、ほとんどメモが残っておりません汗
 なので、特に印象が残っているところを。

 まず、歌唱面。
 これは最近は栗林みなみさんの担当曲、みたいな位置づけになっていて、このライブには当の栗林さんも来ている中、ですので、色々とプレッシャーもあったんではないかなーとか邪推。
 でも、Fukiさんは、あらまりさんとも、栗林さんとも違う、新たなステラを演じきっておられました。
 前述二人に比べると、少し低く、太めの声質になるのかな、と思いますが、ちゃんとハマってましたよ。
 素敵でした。

 あと、演出面では、早々に愛しい貴方が撃ち殺されて(笑)います。
 楽パレなどでは、「なぜ?なぜなの?」のくだりの後にレボい彼氏が射殺される、だったかと思いますが、今回のバージョンでは一番の「衝動はもう止まらない」あたりで、さっさと撃たれていました。
 でも、歌詞面で考えると、この段階で射殺されるのが、本当は正しいんですよね。
 倒れて赤い血を吹きだした彼氏を見つめながら、サビに突入して「お揃いね…ああ、幸せ…」みたいな。
 そういう意味では、正しい順番で進行した、と言えるかとも思います。

 あと、途中のセリフ周りで行くと、「私、輝いている?」のあとの「いい意味でー!」は、廃止。
 というか、そのレスポンスを入れるタイミングを作らずに曲は進行していました。
 その代り、と言うか、栗林さんバージョンではやっていなかった(ような気がする)、「それは艶やかな女の溜息…」からの語りが復活!(必然的に追加歌詞パートはカット)
 しかも、ここでルナさま登場!!
と来たもんだから、堪りません。
 回想シーンということで、蘇った彼氏とじゃれつくステラちゃんを遠目に、あのセリフを実に活き活きと語られていました。
 そうしながら、彼氏にそっと近づくルナ。
 からの、ルナ様「偶然とは言え、彼女は見てしまったのだ…彼と…見知らぬ『私』の姿を!!
 っていう。
 いいですね!!このバージョンいいですね!Nein発売後だからできた、こういう表現ですが。
 もちろん、栗林さん版も素敵ですが、より原曲に忠実になっている感じです。

 終盤には仮面の男アビス(じまんぐだった?)が登場!
 Saschaさんによる、ラストのパートのセリフ。
 先ほどの「花束」では、ステラちゃんを取り逃がしてしまったアビスでしたが、しばらくステージをうろ付いた後に、今回はバッチリと捕捉に成功。
 「ふぁっはははは!楽園パレードへ、よぅこそ!!」のセリフはちゃんとあったと思います。
 曲のラストは、アビスがしっかりとステラちゃんを抱擁して、無事に(笑) 終了

メンバー紹介

 Noëlくんが再び登場。
 「あいつ(ステラ)も可哀相なやつなんだな…」みたいなコメントしてました。  その後、「今日はどうしても子どもたちと最後までやりたいから、どんどん捲いていくぜ!」みたいな言葉の後、メンバー紹介に突入。
 サンホラのメンバー紹介は、ただの紹介には終わらせないのはいつもの通り。
 メンバー紹介だけで20分以上かけることもザラですが、今回もダンサー含む全ての出演者のソロでの見せ場を作りつつの紹介でした。
 こういうところに、(今日は来ていませんが)Revo氏の哲学がよく顕れていると思います。
 楽器陣のそれぞれのソロパートで、特に印象に残ったのは、やはりYUKIさん。
 「メヌエット」ではナインですが、それ系のクラギ練習曲(自分も昔練習したw)をガットギターで披露。ひと回し終わるか終らないかで淳士ドラムがバン!バン!って打ち鳴らされて強制終了、みたいな感じで、思わず笑みがこぼれました(笑)。
 あと、兄貴は「猫ふんじゃった」弾いてたw
 みなさん、ほんのわずかな持ち時間ですけれど、自由に個性を表現されていました!
 その後、「花束」のまわしのアレンジ、だったと思いますが、ダンサーさんも一人一人パフォーマンスを披露。
 皆さんかっこよかったです!
 そして、更に素晴らしいのは、そこからのアクター&シンガー紹介。
 「名な詩」から始まり、それぞれの曲の一番おいしい部分をバンドが演奏して、それに合わせてアクター&シンガーがいろんなアクションしながら登場する、という構成。
 これは、コンサートを振り返る上でも、本当に素晴らしい演出ですよね。
 「パンでパンパン!!」をもう一回やったり、「Now on sale!!」だったり、ステルナが仲睦まじく歩いて来たり、ミーシャが水かけてきたり、などなど盛りだくさん。
 ああ、もう終わっちゃう……という哀しみと、目の前の光景の素晴らしさが相まって、感動もここに極まれり、という状態でした。
 最後には「聴きたい曲があるなら~どうぞこちらへお越しになって」みたいな替え歌で、「西洋骨董屋根裏堂!!」をNoëlくんをはじめ、みんなで合唱して、終了!

 紹介終わってみると、ステージ上にはただならぬ人数の演者さんたちが。
 全部で何人くらいいたんでしょう?下手したら50人近かったのでは?というくらいのボリューム感。
 そんな皆さんに「はい、並んで~並んで~」と上下段分かれての整列を促すNoëlくん。できる子です。

 Noël:「星間超トンネル」って曲あるだろ?あれ、運動量すごいみたいだけど、やってみようか?」
 Noël:「なんか、こうやって、こうやる、みたいなフリがあるらしいけど、そんなの知らなくても始まってみればどうにでもなる。とにかくやってみよう!!」

EC.3. 即ち…星間超トンネル

 Noëlくんの努力の甲斐もあり、何とか午後九時に間に合いました。
 ステージ上の全員での「超トンネル」。
 もう、圧巻の光景でした。
 もう、手を振りまくり、飛びまくりですから一切メモに残ってませんけど、印象に残っていることをいくつか。

 やはり、もっとも印象的だったのは、Noëlくんが今日一番気にしていた子ども達、でしょうか。
 特に、パン屋の弟子君。メンバー紹介時からSaschaさんと、ひっそりとネタ的にちょこちょこなんかやってて、それもすごく個人的には微笑ましかったんですが、この曲の振りを全力でやっている彼に、なにやら不思議な感動を覚えてしまいました。
 なんか、単純に「良かったな」って。

 あと、どうでもいいことですが、Noëlくん、曲のど頭で、「カノッサの屈辱」が二回でてきましたが、まぁそういうこともありますよね!それがライブです。
 最後の方はジャンプの掛け声が「にゃん!」とかになってて、みんなで「にゃんにゃん」言いながら飛び跳ねて。
 各演者さんも、それぞれ自分のキャラに合わせて色々とやられていて、ツッコみどころ満載だったこの曲。他の日の「超重力」、「超紅炎」と合わせて、映像版に入るといいんだけどなぁ。なんて。

 ともかく、ステージ上の演者さん達とローランで一丸となって、腕を振り、飛び上がりながら、この最高の時間の最後のひとときを、分ち合いました!!
 本当に楽しかったです!

 曲の終了後、演者さんみんなでラインナップして、手をつなぎ、「今日は本当にありがとう!!」で一礼!

 演者の皆さん、それぞれに名残を惜しみながら、ステージ上からハケていきます。
 この時のNoëlくんですが、なぜか歌姫の背中を追いかけて、「楽しかったぜ」とか言いながら、歌姫たちの後ろ髪を引っ張ると言う行動にww
 今時、小学生でもそんな悪戯はしない(笑)と思いますが、尚更笑えたのは、一人としてリアクションする歌姫がいなかったことww
 多分みなさん、カツラが何かに引っ掛かったのかしら、くらいでいたんでしょうけど、そんなNoëlくんに一層の萌えを覚えたローラン諸兄も多かったのでは?(笑)

MC/最後に一言

 恒例の「最後に一言」コーナー。
・「今日は本当に、どうもありがとう」
・「コンサートをこうやってやってきて、毎日に『10年の重み』みたいなのを感じる」
・「10年ってなんなんだろうな?よく解らないんだよ…」
・「10年やってきて、なんか、一、二歩は踏み出せたかな、なんて。一年二年では、一歩すら踏み出せていない」
・「この10年で、何がお前たちのココロのなかに何が残せてきたのか?正直フワッとしていて、よくわからねぇ」
・「もう10年もすれば、足跡として、何かが残るのかも」
・「10年度、お前たちが何してるか。結婚したり、子どもが出来たり、なかには死んでる奴もいるかもしれない」
・「だから、生きている限り、燃えていこうぜ!」
・「あいつ(Revo)も、なんかフワッと音楽初めて、フワッとデビューして、ここまで来ちゃったんだと思う。この先の10年は、音楽史に何が刻めるか、とか、お前たちの心に何が残せるか、とか色々考えるんだと思う。だから、あいつのこと、よろしくな」
・「俺(Noël)も、次にあいつに会う日まで、自分の意志を貫く。だから、お前たちも負けんじゃねぇぞ!!
・「生きてる限り燃え続ける!また会おうぜ!!」

~栄光の移動王国(国歌斉唱)

 「また会おうぜ!」で徒歩にてステージからハケるNoëlくん。
 バニオン君呼ぶかと思いましたが、なかったですね。
 やはり、彼らを召喚できるのは陛下のみ、ということでしょう。

 そして、国歌斉唱。
 ここに集ったローランたち、銘々の薔薇を胸に、最後の大合唱。
 これぞSHライブの醍醐味中の醍醐味です。
 なんだろう。最後のNoëlくんの言葉もあったからでしょうか?
 ものすごく、清々しい気持ちで、国歌を歌うことが出来ました。
 素晴らしい時を共にしたローランたち一同で、セットリスト最後の一曲を作り上げました。
 「Sound Horizon Kingdome!!」


総じて

 では、最後に蛇足この上ない、総じての感想を。
 ひとことで言えば「素晴らかった!」になるのですが、じゃぁ何が、という。
 演出面などのことについては、記事本文で散々書いているので、それ以外について触れます。

 まずは「物販」
 自分は割と開演直前に駆け付けたのですが、以前の大混乱がなんだったのか、と言うくらい、苦なく物販に参加できました。祝賀祭はあくまでFCイベントだったので、このキャパになるとどうかな、と思っていたんですが、杞憂でした。
 運営側が以前の内容を見直し、改善するべきところとちゃんと改善して臨んだ結果であることでしょう。
 素晴らしいことだと思いました。
 そして、ありがとうございます。
 是非、今後もファン一人一人の思いを大切にする運営であって欲しいと思います!

 次に音響面
 これも素晴らしかったです。
 ホールクラスとしては最大級の箱になると思いますが、各楽器のバランス、歌マイクのバランス、ともに最高級だったのではないでしょうか。
 特に、あれだけのストリングス隊までいるわけですから、これでバランス取るのはホールとは言え並大抵のことではないだろうと、素人ながらに思います。
 合わせて思うのは、やはり今後もサンホラはホールで聴きたいな、ということ。
 前のハロパや領復追加みたいにアリーナクラスになってしまうと、どうしてもSHの持つ繊細な「音」が聴こえなくなってしまいます。(いや、もちろんハロパも素晴らしいライブでしたよ!)
 ローラン達がコンサートに求めているのは、アイドル的な誰かさえ見れればそれでいい、という質のものではないことは確かなわけですから、一音一音までを大切にする、今回のようなコンサートを今後も期待します!
 そのためには、やはりこの「ホールA」くらいまでのキャパが最大限なのかな、と。
 人気の増大に伴い、チケット確保は年々困難になってはいると思いますが、それでもその一線は守り抜いて欲しい。例え自分がチケット取れなくても、SHのライブはそうであって欲しいと願います。←何様だ

 あと、今回導入されたP、S、Aのチケット区別
 これについては、異論も多いと思いますが、個人的には良い試みだったのかな、と。
 多分、ですけど、あれだけのキャスト、演奏陣等を用意し、小道具大道具もあそこまで作りこみ、ダンスや演出にどんどん新機軸を追加するとなると、今回のツアー、スタッフ経費も含めて、とんでもない金額が掛かっていたんだろうと思います。
 全席を同じ金額にしたら、下手したら18,000円くらいになっていたんでは、とか(もっと?キャパもそれほどありませんでしたし)。
 これでは、高校生などはちょっと参加できないですよね…。
 そういう意味でも、多めに払える人にはそれなりの、そこまで払えない人にも、それなりに、という仕組み自体は歓迎すべきかと。
 もちろん、自分のような小遣い生活者に「次回もP席で行けるか?」と問われれば俯いてしまうかもですが(笑)、ここまで上がってしまったコンサートの質を落とすことは難しいと思いますので、これからもこの区分けは存在していくんでしょうね。

 それから、Revo氏について。
 この公演では、残念ながらRevo氏ご本人の来場はありませんでしたが(初心者の方、察してくださいっ)、10周年を迎えたNoëlくんの晴れ晴れとした表情が印象的でした。
 ハロパの時の「悔しい!」を引き合いに出すのも如何なものかとは思いますが、あの時あった狂おしい焦燥感みたいなものを、いったん全部飲み込んだ、みたいな風に思えました。
 すごい落ち着いて、柔らかになったな、と。
 リンホラの爆発的なヒット、紅白歌合戦出場、知名度の増加。有名になればなるほど、様々な弊害も出てくるわけで。
 そんなこんなをどうにか飲み込み、「やっと一歩踏み出せたかな」と表現したことに、深い尊敬を禁じ得ません。
 「お前たちの心に何が残せるのか」という言葉のとおり、どれだけ売れようが、知名度が増そうが、彼の考えの中心にあるのは、彼の音楽を聴きたいと思っているファン達のことなんだな、と思うと、本当に嬉しく思います。
 ハロパの時は(あの「悔しい」も色々批判などもあったと思いますが)、想像できないくらいものすごいスピードで変化する環境を、まだうまく消化できていなかったんだろうなって。(多分、誰だってそんなことは簡単にはできません)
 それが、祝賀祭なども通じて、またいつもの所に戻ってきてくれた。勿論、一回りも二回りも大きくなって。
 「次に会う時まで、負けんなよ!」という力強いメッセージ。
 ローランたちはそれに励まされ、そしてそんなローランひとりひとりの存在は、きっと彼を大きく励ますのでしょう。
 そんな風に感じて、いちファンとして、とても幸せな気持ちになれるコンサートだったと思います。
 次回作の予告的なことまで出たようですが、死に急ぐ必要は無いわけで、時には休養もとりつつ、人間的にできうる範囲での創作活動を今後も続けて行ってくれればな、と願います。
 自分も、次にお会いできる時まで、頑張るっす!!!

 最後になりましたが、この文章を読んでくださった方、こんな毎度の超長文にお付き合いいただき、本当にありがとうございます。  今回は個人的にどうしても仕事などが忙しく、最後まで書き上げるのに実に三週間も要しましたが、それでも何かの参考になれば嬉しいです!
 (※因みに、内容の一部(MCとか)については、Twitterなどで流れてきた情報にかなり補完してもらってます!TLの皆さま、この場を借りて感謝申し上げます!!)
 なにか、「え?ここ違うよ!」とか「実はこんな風だったんだよ!」とか、なんでも良いので、ついでのコメントなどもいただければ、とっても嬉しいです(*^。^*)

 ではでは、前・後編に及んだ、この長文レポも、ここで閉じさせていただきます!
 最後までお付き合いいただき、本当にありがとうございました!
 願わくば、他の記事でもお会いできることを!!

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ジャンル : 音楽
テーマ : Sound Horizon

【前編】Sound Horizon 9th Story Concert「Nein」 5/21東京国際フォーラム 参加レポ!

 大変遅くなりましたが、Sound Horizon 9th Story Concert「Nein」~西洋骨董屋根裏堂へようこそ~の5/21東京国際フォーラムに参加してまいりました!
 今回は仕事などの都合で、残念ながらこの一回のみの参加(涙)。
 でも、今回ツアーから導入されたプレミアムシート(通称P席。3万円!!)がたまたま当たってしまい、P席での参加となりました。
 P席ヤバイっす。てか、今回の(今回も)ストコン、やばかったです。
 物語世界の再現性と言うか、作り込み方がハンパではなかった!
 撮影もバッチリ入っていましたので、おそらく今回も銀盤化(その前に映画化?)の期待度も非常に高いですが、とりあえず参加できなかった方の、映像化までの無聊の慰めにでもなれば、と文章に留めておこうかと思います(実際は自分の思い出残しのためなんですけどっ(笑))
 しかし、毎度のことながら、視覚的要素も多分に強いストコンなので、はっきりいって文章で表現できることには限界があります……。
 そこに加えての拙い文章。ほんとはイラストなんかも交えると多少は解るのですが、そっちの方の才は全くありませんので、頑張って書きます。
 うまく伝わらない部分も多いと思いますが、この記事に迷い込んだ同志の、せめてもの暇潰しにでもなれば、と思います~!

 ※それから、最初に申しげさせて頂くと、今回はストーリーコンサートということもあり、管理人も舞台上の歌い手やアクターさんを追うのに必死になっていたので、楽器演奏面に関するレポはほとんど出てきません(汗)。でも、それだけ緻密かつCDの内容を裏切らない完成度の高い演奏陣だった、ということです汗!!
 あと、音声バランスは流石のフォーラム!素晴らしい音響でした!!もちろん、卓担当の方々のご尽力もあってのことですよね!

 では、まずはセトリなど!

Sound Horizon 9th Story Concert「Nein」~西洋骨董屋根裏堂へようこそ~

日時:2015年5月21日(木) 18:30~21:10
於 :東京国際フォーラム(ホールA)
出演:(演奏陣・敬称略。歌、語りは後ほど)
  淳士(Dr)、長谷川淳(Ba)、河合英史(key)、
  YUKI(G)、西山毅(G)、弦一徹ストリングス

1. 檻の中の箱庭
2. 名もなき女の詩
3. 食物が連なる世界
4. 言えなかった言の葉
5. 憎しみを花束に変えて
MC
6. 西洋骨董屋根裏堂
7. 涙では消せない焔
8. 愛という名の咎
9. 忘れな月夜
10. 輪∞廻
11. 最果てのL
MC
EC.1. 磔刑の聖女
EC.2. StarDust
EC.3. 即ち…星間超トンネル

~栄光の移動王国(国歌斉唱)


 あと、せっかくなので、歌姫などなど、誰がどのパートなのかよくわからない(CDクレジットではわからないもんね)、と言う方の為に、一応の出演歌い手のまとめ!(まだ考察記事やれてないのでここで…!)

 

出演歌い手+配役一覧(敬称略)

・便宜上R.E.V.O.:檻の中の箱庭
・Fuki :花束のステラ、黒猫四姉妹のSHCau(オレンジ)
・駒形友梨 :花束のルナ、黒猫四姉妹のROhre(黄色)
・結良まり :言の葉子、黒猫四姉妹のDINg(黄緑)
・井上花菜 : ぶりっこクラーメート、黒猫四姉妹のGERat(深緑)
・花れん : 名もなき女
・南里侑香 : 食物子
・RIKKI : 涙焔子
・栗林みな実 : ミーシャ(愛咎)
・Joelle : エリーザベト(忘月)
・Shin : 詩人バラッド(名な詩)、食物夫
・市川裕之 : パン屋主人
・上出匡高 : 医師(言の葉)、ベト兄
・Jimang : 花束のジーノ、涙焔の夫、など
・Sascha : ナレーション
あと、エレフセウスとか、Noëlとか(雑)


 ……多分、漏れはないと思うのですが、もしあったらごめんなさい。あと、四姉妹の色はちょっとあやふやです。違ったらご指摘ください汗
 (どうでもいいんですけど、猫たちの名前の大文字部分を足すとSchrödinger・シュレーディンガーになるんですね!今さらですけど、一応触れておきます!)

 さて、前置きが長いのはいつものこと(汗)ですが、あと撮ってきた写真(お花!)もいくつか上げておきます。

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 色々ございますが、梶浦さんとKalafinaからきてますね♪あと、わかりずらいですが、一番右にあるのは「FLOWER ASATO」からNoëlくん宛に届いているお花だったりします(*_*;

 あと、会場には《遮光眼鏡型情報端末》のスワロスキーによる特別verがあって、お値段39,800円くらいだったと思いますが(Webショップで絶賛発売中!)、写真撮ったり、ためし掛けできたりしました。(写真撮ったんですが、ブレブレだったので、割愛。すんません)

 というわけで、いい加減そろそろ公演の内容に入ります!!

~開演前~

 てか、P席やばいっす。
 前から10列目で、下手側。花道にも割と近く、思いっきり演者の表情とかまで見える距離感。
 入場時には、特別なおみやを貰いました。
 気になる中身は、P席デザインのチケットケースと、ペンダント
 宝物が増えましたん。
 いっつも公演直前にチケットを迷子にしてしまう自分にとっては、この上ない贈り物です♪
 入国証明印もP席限定があったり、グッズの事前予約があったり、会場特別販売のあのパン屋のパンが先に買えたり、などなど。
 今回ツアーで初の試みとなる3万円するこのP席ですが、この感動、プライスレス!と言う感じでした。

 ステージには細かいスダレのような形状のカーテンがかかり、その後ろのスクリーンには、初回数量限定のほうのNeinの「箱」のジャケが映し出されています。
 更に背景的なものは、ビル群のようなシルエット。
 上下段に分かれているステージ。楽器陣は下側に配置。

 さて、開演10分前くらいからSaschaさんによる前説&事前諸注意。
 今回のストコンツアーでもユーモアに溢れる前説をしてくれていたらしいSaschaさん。
 前日は「今回って9rh?てことは、8thに呼ばれていない!まさか仲間外れにされてる!?」とか大騒ぎしてくれたようなのですが、今日は「8thが作られていないって聞きました。安心♪でも、なんで?」みたいなこと仰ってたり。
 あと、前の晩(夜中)、ものすごい雷が2時間くらい続いたんですが、そのことについて「昨晩はレオンティウスが凄かったですね~。寝られませんでした」的な時事的なこと仰ってましたw
 今回も光るリストバンドが入場時に配られたのですが、その説明も。
 今ツアーでは、これを妖怪ウォッチに見立て、客席に「ウォッチ!今何時?」と言わせるのをずっとやっていたようです。
 「twitterとかで『クドイ』とか『しつこい』とかいうのを目にしますけど、今回も妖怪ウォッチです!批判は受け付けません」とのこと(笑)
 で、そうすると、バンドメンバーの誰かが音声で登場する、みたいな。
 今回は客席の呼びかけに対して、「ぉぉぉぉぉ、アレンジ難しすぎて難しすぎて弾けないぃぃぃ」みたいな恐ろしい声音が流れ…
 どうやら弦一徹さまだったようです(笑)
 Saschaさんに言われるまで、全くわかりませんでしたww
 その後、点灯の確認や、近衛兵ネコが旗をもって登場して、旗振り&手を振りかざすタイミングの練習など。
 それにしても、今回のコンサート中は、ウォッチがずっと様々な色に光りっぱなしで、すごいキレイでした
 ハロパの時の出し渋りがなんだったの、というくらい。
 「ライブとは即ち、参加である!!」という 高らかなSaschaさんによる宣言のあと、暗転し……

1. 檻の中の箱庭

 ブォーンというSEと共に、スクリーンに映し出される満天の星空、それと流れ星。
 それらが複雑に動き出し、絡み合い、スピードを上げて一つの形をつくり……
 Noëlになった!?(でしたっけ?)
 スクリーンに大写しになり、なんかカッコイイポーズを決めるNoël。
 そしておもむろにサングラスを取り出し……かけた!!

 ぐわっとなって、映像にはMV風の幾何学模様(でしたっけ?)。
 青系で明滅を始めるライト、「箱庭」のあの荘厳な前奏が開始されます。
 もう既に、この展開に悲鳴を上げたい気分。
 アイクパートの英語詩が流れ始めましたが、これはカラオケでした。というか……(後述)
 セリフ終わりでSaschaさん登場!!
 徐々にテンポが上がってきて、Saschaさんも力が入りまくったナレ。
 明滅するライト。
 そして、最初の「みゃおみゃお」!のタイミングで、上段センターに、便宜上R.E.V.O.&黒猫四姉妹(初回ジャケの4匹4色の猫ちゃんたち。便宜的にこう呼んでおきます)登場!
 スポットライト!配置は初回ジャケのとおり。
 便宜上R.E.V.O.&四姉妹の衣装、ラインの部分がそれぞれの色でめっちゃ光ってる!
 そして、ここから、目くるめくダンスパフォーマンスが開始されるのですが…。
 一気にボルテージが上がる場内。当然、お客さんはみな総立ち。
 カラフルに光るウォッチ。当然、腕振りまくり。
 ……ということで、この後はろくなメモが残っていません汗。
 記憶を頼りに書きますが、なんであれこの曲のステージは、今回コンサートのなかで、最も文章で表現するのは厳しいものだったと思います。
 イラストの才でもあれば、そっちでお伝えした方がまだ伝わるかとも思うのですが…涙

 なんであれ、曲を通して、とにかくダンスパフォーマンスがハンパではない。
 まず、最初のひと回しは上段で登場時の隊形のまま歌唱(してる風・後述)。
 一旦間奏が入った瞬間に、ほんのわずかな暗転。
 スーツのラインだけが光り、その光がパッパッパっと下段センター前面に移動。
 次の瞬間、下段に瞬間移動している便宜上R.E.V.O.(以降、べぼニャンと略)
 そこでふた回し目を歌唱。
 四姉妹も合流。
 この辺からだったか、周囲にたくさんの猫ダンサーズも登場。
 Bメロくらいから、べぼ&4匹が花道に移動。
 花道でサビ歌唱!
 P席やばい。
 ベボの後ろで、入れ替わり立ち替わりにポジションを替えながら、横から顔を出して「みゃおみゃお」している姉妹達もばっちり目の前に!!
 ……みたいな感じだったと思います。おそらく違う点いっぱいあるかとおもいますが

 もうあとは、ダンサーが複雑に入り乱れて、もうどう表現してよいやらの、圧巻のパフォーマンス。
 間奏部分だったか、やはり暗転し、猫ダンサーずの身体のラインが下手側から一匹ずつ青くひかり、それが移動して行ってベボの所で照明がバッ、みたいなセクションもありました。
 ……てか、これ、サンホラのコンサートなんですよね?……K-POPとかでなく……
 と、わが目を疑う、まさに驚愕のステージです。

 あと、この曲を語る上で重要なのは、おそらく歌を含む全編カラオケ音源だったのでは?ということ。
 べぼにゃんにしてみても、最低でも二人はいて、中の人はどちらもダンサーさんだったように思います。
 実は、ダンスに気を取られ過ぎて、楽器陣がどうなっていたかまったく見ていなかったんですが、おそらく弾いていなかったのではないかな、と(違ったらゴメンナサイ)
 ダンス&演出にこだわり抜いて、そちらに完全に重点をおいた、と言う構成ですね。

 もう、ここまでやってくれると、生歌生演奏だったかどうかなんて、全く気になりませんし、べぼの中の人が誰かなんてことも些細な問題です。
 のっけから放心状態。
 でも、この曲のパフォーマンス、少し俯瞰で観てみたかったかも、とも思います。
 ライトや全体のダンサーの動きなんかも含めて全体を見渡せる位置で観ると、また全然違う味わいがあったでしょうね~。なんでS席、全部外れたんだよぅ。(どのみち仕事が超繁忙期で、参加できてこの一回くらいだったんですが…)

 曲終わり、暗転。
 すだれが降り、幾何学的な四角形の集合体みたいなのがグルグルまわる映像。

 しばらく後に、上段にベボが独りで登場。
 同時にスクリーンには、見覚えのある、あの歌詞カードにある、曲導入のメッセージがつらつらと表示される。
 その間、べぼは両腕を円のように動かしたり体の前で合わせたり、最後に小首をかしげるようなジェスチャー
 その後、グワッグワッっと3D的に見えるような、吸い込まれるような、突入行くような複雑な線の動きがすだれ上で展開され、どこかにふっ飛ばされていくみたいな感じで……

2. 名もなき女の詩

 名な詩、開幕。
 背景は夕焼け空からスタート。
 Saschaさんが登場し、あのナレーションを語る。アイクとはやはり一味違う、力の入り具合。
 その間に、舞台上にも花れんさん。下手からフラフラと歩いて登場。
 衣装は通常盤ジャケ通り、エンジ系の旅人風の民族衣装。
 ところで、花れんさんのこと、「名な詩子」とでも呼ぶべき?それともルーナが良いのかな?
 まぁ、いいか。
 スクリーンの空の映像がキレイ。実写とイラストの合成?昼になり、また夕暮れになり、と時間的経過が表現されてました。途中、歌詞の「白い旅鳥よ」のところでは、実際に映像に鳥が飛んで来たり、と曲内容とのリンクも。
 CDでは序盤部分の歌唱はノイズ的なエフェクトが掛かっていましたが、割ときれいに聴こえた気が。
 名な詩子、そのまま上手側まで移動し、そこで跪く、というか倒れ込む、というかそんな感じに。そのまま歌唱は継続。
 するとスクリーンには、とある男性と、名な詩子さんがにこやかに微笑みながら寄り添い、赤ん坊を抱っこする映像が……。
 ……え?え?
 あの男性、詩人バラッド(エンディミオン)?でも、ルーナとテンディミオンって、恋人同士くらいだと思っていたんですけど!?
 え?二人に子供までいたの?え?
 ……と、クロセカ、特にルーナ絡みついてはあまり個人的には深められてない中での、あの映像はヤバすぎました。
 つまり、Neinのテーマでもあるifの世界では、二人に子までいるの?はたまた……なんて一気に混乱のドツボに(笑)。
 でも、映像の男性、じまさんに見えなくもなかった気が……。
 という、そんな私を置き去りに、序盤終了。
 暗転の後、スクリーンには王宮の謁見の間のような場所の様子。
 上段にジマング宰相と女王陛下(女王、だったよね?)
 下段センターに、詩人バラッド(エンディミオン)がギターをもって座っています。
 宰相、変な動き(笑)をしながら、CDのセリフ。継いでバラッドの歌唱ですが、ネコミミダンサー達も出てきて、歌に合わせて舞踏。これが、バレエのようなダンスで、とても素敵でした。
 「それは我らが女王陛下~!!」でウォッチが発光。会場の観客たちもご唱和します。

 暗転後に、舞台は変わって、粉ひき小屋のような場所。
 上手側に横たわる名な子。
 パン屋の親方と少年が登場。
 弟子、イメージ通りの元気な少年でした。「って、マジだ!!」あたりの演技も可愛らしいというか、とっても少年らしくて素敵でした。
 親方もCD通りの陽気なおっさん。
 名な子も、前段の悲壮感漂う様子から、すごく可愛らしい振る舞いに。
 更にここで窯やらパンを捏ねる台やらといった大道具も搬入されてきて、舞台上は一気に活気づきます。
 そして、あのパン!パン!パンでパンパン!!のくだりに突入
 ウォッチが発光し、パンパンご一緒にと求めます。
 「捏ねーる、捏ねーるっ」のあたりのダンスというか、三人で台のところで並んで(?)なにやら振り付けのようなことをやっていて、それもいちいち可愛らしい。
 「炭!」のとことでは、実際に弟子が窯から真っ黒になったパンを取り出したりしてて、芸が細かい!
 ダンサーもいっぱい出てきて、ラインダンス風の踊りを踊ったり、あっち行ったりこっち行ったりの大騒ぎ。ダンサーには子役も含まれており、その可愛らしいのなんの。
 なかでもパンを持ってためっちゃ小さい子が下手側で踊っていたのですが、本当に天使の様でした。
 「パン!パン!」でお客さんを煽りながら、舞台上を練り歩く旦那。応えるローラン。
 入り乱れるダンサー。
 もはや完全にミュージカルの世界
 しかも、すっごく楽しい雰囲気が出ていて、会場のテンションも上がります。
 なんか踊っている人の中にジマング宰相も混じっていたような……定かではありませんが。
 そして、曲のラスト、センターで「まだ早いか?はっはっはっは~」とか二人がやっているところで、上手側に配置されていたパン屋の売り場窓口に、悠然と吟遊詩人風の男が登場
 パンを弟子から買い求め、客席側を向き、食べだす格好に。
 って、あの人、エンディミオンではっ!?
 えーーーー!?な、なんだってーーー!!
 ……てところで、暗転。
 上手側?だったな、確かネコミミの誰かがいたような気がするのですが、「めでたし、めでたし」のニカ様風セリフが流れて終了。

3. 食物が連なる世界

 すだれが降りて、再び舞台チェンジの幕間。
 ブオンブオンと、さっきの幾何学四角模様が回っています。
 数十秒後に、スクリーン点灯。
 上段に再びベボにゃん。手をくるくる回すポージングだけど、さっきと微妙に違います。
 やはり小首を傾げる仕草がとても可愛らしくて。
 で、例のメッセージが終わったところで、再度暗転。べぼにゃんハケ。

 幕が上がると、下手側から南里さん登場!!
 思わずYUUKA~!!と叫び出したい衝動に駆られたローラン兼かじうらーは私だけではないハズ。
 衣装は明るい緑系の通常盤ジャケ通りのもの。
 でも、普段の梶浦さん関連で観るYUUKAさんとは、全く違っていて(メイクやら衣装やら、カツラやらで)、「本当にあれ、YUUKAちゃんなんだよね??」と、心配になってしまいました汗。
 歌声は完全に彼女のものなのですが、事前情報など全く調べてなかったので、どの歌姫がどのキャラなのか、など全く把握していなかったんです。
 とまあ、そんなことは置いておいて。

 スクリーンは森の中のような映像。
 しずしずと食物子さん、センター方面へ移動。
 歌詞が学校関連になったところで、スクリーン背景が変わり、西洋風(もっと言えばアメリカ風)の学校の廊下の写真(イラスト風)が。
 しかも、この背景、かなり現代的な学校の風景だったもんで、びっくり。
 普通に電気とかあるし。
 いや、タナトスの、特に「銀色の馬車」とか「輪廻の砂時計」って、馬車という単語から想起されるように、中世から少なくとも近代くらいまでのイメージだったものですので。
 あと、いつの間にか、上段スクリーン前に4人の子ども(役)の方々が等間隔で並んでいました。
 それで、あのCDの「やーい、やーい」みたいなセリフ場面の再現、でしたね。
 CDよりもセリフがはっきりと聞こえました。
 で、一番下手側に立っていたのが、通称「ブリっ子」(井上花菜さん)です。
 衣装は通常ジャケ通りの白とピンクのあいのこみたいな色合いのお嬢様風でしたが、髪はもっとブロンドっぽかったような。で、ツインテ風みたいな感じだったような…曖昧です。
 なんにせよ、井上花菜さん、今回のステージでは随所でいい味を出していましたよ!

 「巨乳の~」のくだりで、下段中央、屈み込む食物子さんの演技が健気。
 全体的に南里さん、すごい女優さんでした。
 梶浦さん関連では、歌の要素しか知らなかったので。でも、もとは確か少女歌劇団系からの出の方でしたっけ?
 という、あやふやな知識は放っときましょう。
 「おい、やめろよ」の王子様のくだりが終了後、いよいよ「っていうか、ウザイんだけど!!」です。
 ブリっ子ちゃんのみ残し、残る三人はハケ。
 ステージ上は赤いライトに照らされ、一気におっかない雰囲気に。
 肩をいからせて怒っているブリっ子ちゃんがとても愛らしく、なかなかどうして印象に残っています。

 サッシャさん登場し、曲は進行。
 夫はスーツ姿のイケメン(Shinさん)。さっきバラッドやってたばっかですよね。衣装替え大変だったのでは。
 「はじめーてー結ばれた~」周辺のくだり、この曲の個人的に一番好きな箇所ですが、二人が寄り添い、手を取り合って踊るようなシーンだったかと。とてもロマンチックで素敵でした///。
 その後、夫が食物子を抱擁。
 ステージ上には暖かい光が溢れて、スクリーン映像もキラキラと。
 更に、その後の「この子と、三人で~」以降では、妻の妊娠を知った夫の喜び方が本当に素晴らしかったです。
 はしゃぎまくる夫、花道まで出てきて、歓びを爆発させます。
 そんな夫を後ろから、微笑みながら見つめる食物子さん。
 幸せな雰囲気が周辺に満ち満ちて、なんだか泣けてきました。

 しかし、サッシャさんの登場で、場の雰囲気が一転するのはご承知のとおり。
 ここで再び大道具搬入。
 現代の新生児室などのERで見るような「保育器」的なもの。
 (全然関係ありませんが、うちの次男坊も出生直後、チアノーゼでしばらく入ってました)
 スクリーンにも、最新の医療設備風の映像。このシーンで、この曲の舞台が完全に現代社会であることがわかりましたよね。
 「《冷たい管》に繋がれたまま逝った…」のくだりは、涙なしには観れません。
 夫の迫真の演技。錯乱して、取り乱し、医師に抱きかかえられるようにして、ステージ上からハケて行く夫。
 CDとは全く違う、悲痛な叫びにも似た歌唱の南里さん。
 息遣いのひとつひとつが鳥肌物。この辺の南里さん、神掛かってました。

 間奏部分で、ネコミミダンサーたちも登場。
 その後、虚ろな表情で歌唱を続ける食物子。夫が再び登場し、上手と下手で分かれて、夫婦での歌唱パート。
 食物子の「私は生きた」の響きが、CDよりも美しく聴こえました。
 「嗚呼… 心身共に《衰弱して》ゆく君を~」で夫、妻に近づこうとするも、つと離れていく食物子。
 近づいては離れる。
 夫が彼女の後ろに立ち、後ろからの抱擁を試みるも、すっと屈み込み、それすらもかわす妻。
 宙を掴み、悲痛な表情で、立ち去る夫。
 ただただ、哀しい。

 そして、あのサンホラ史上に新たに刻まれた「難読歌詞」パート(通称ピラミッド)に。
 映像も、歌に合わせてピラミッドが積みあがっていく、みたいな。
 中央ではダンサーたちが、なにやら組体操のような動きを始め、なんと最後は一人をみんなでリフトし、ポージング。
 あれはおそらく「タカ」を表現していたと思われます。かっこよかったです。
 映像、ピラミッドが積みあがったところで、コピーされたそれがくるりと回り出して、二対のピラミッドが上下で向かい合う形に。
 これは所謂、砂時計的なものを連想させ、ああ、輪廻の砂時計……と感動を覚えたローランも多かったでしょう。

 歌唱の最終パート。
 背景は再び冒頭の森の映像に。
 しかし、その風景は所々が綻び、歪んでいる。
 南里さん、恍惚とした表情と声音で、ラストパートの歌唱。
 ああ、超えてしまったんだな……というのがひしひしと伝わりました。
 ラスト、上手側から夫登場。限りなく優しく、嘘に満ちた「やぁ…」
 にっこりと笑顔で応える食物子。
 夫の元へ近づき、二人は抱擁を交わす。
 幸せ「そうな」笑顔と笑い声で溢れながら、曲は終わり、暗転。

 場内からの盛大な拍手は、完璧だった演奏陣に対しては勿論のこと、ありたっけの感情をこの役に詰め込んだ、二人の演者にも送られたものだったと思います。

4. 言えなかった言の葉

 ちょ、ちょっと、一曲でどれだけの長さ書いてんのよ!これじゃ、いつんなったら終わるのかわからんよ!……と自分でも思いますが、仕方ない。
 多分、こんな調子でラストまで行きます。なかなかあげられなかったのは、そんなせいだ、ということで。

 さて、管理人的に、Neinアルバム内のベスト3に入る好き曲のうちのひとつがこれ。
 幕間のセットチェンジからの上段にベボニャン登場は、これまでと同じ。

 曲の開始、Saschaさんの語りと共に、下手上段(だったかな)に、言の葉子(結良まりさん)登場。
 赤ちゃんをおんぶしています。
 「温もり背中に感じながら~」だから、おんぶで間違いはないのですが、「ゆりかご」のイメージでは赤ちゃんは「抱っこ」なので、ちょっとした個人的違和感。
 背景は、どこかの島、みたいな所の、海辺の俯瞰景色。
 一軒だけ、白い建物があって、教会?病院?みたいな感じの佇まい。
 歌の進行に合わせて、一旦下手にハケる母子。
 「通い慣れた~」で、小学1年生くらい?の子どもたち三人が元気よく飛び出してくる。
 後ろをゆっくり付いて再び言の葉子登場。
 お?更にネコが出てきたぞ!!っと思いましたが、地栗鼠でした(笑)
 栗鼠にしては、なんかやたらデカかったようなw
 その地栗鼠に群がる子供たちに近づき、ひとりの男の子の「おつむ」をそっと撫でる言の葉子さん。
 歌声と共に優しさに溢れています。
 そんな母親の優しい眼差しを受けながら、三人の子供たちは遊びの相談し、「うん!あっちだー!」みたいな感じで下手に走って行きました。
 さて、ここで俄かに雰囲気が不穏なものに。
 「病に倒れた~」からのくだりですね。
 ベッドに乗った母と思われる人物が舞台上に運び込まれてくる。
 そのベッドに取り付く父親も。
 照明はやはりの紫系。
 スクリーンには冬の海にカミナリの映像。
 その後、たくさんのアクターさんが登場。
 お葬式のシーン、歌唱を続ける言の葉子さんに、かわるがわる声をかけて、力づけようとする人々。

 それにしても、この曲、各プレイヤーの演奏の繊細さが光ってました!
 特にYUKIさんのガットギター、すばらしく良く聴こえました。
 アコースティック曲であることも一因だと思いますが、一音一音の粒が堪能できて、演奏面ではこの曲が本日の個人的ベストアクトだったと思います。

 さて、ここで【獣のような目の彼】が登場。
 照明は赤。
 この彼、なんかシェイマスっぽいな、とか思いました(いや、全然関係ない人ですよ)。
 CDよりもセリフが良く聴こえましたが、なんて言っていたかまではちゃんとメモできてません汗。
 上手側?だったかな、で寄り添う二人。
 「許した~」の部分で、ダンサーたちも大勢登場!
 スクリーンには大輪の彼岸花が映し出され、それが燃え上がる。
 もう、なんかイケナイ雰囲気満載です。
 ウヒャヒャー、と去っていく彼。
 その場で崩れ落ちる言の葉子さん。
 しかし、「もう二度と喪いたくない!」あたりで立ち上がり、「あなたがいたから~」でセンターへ。

 以降のパートは、このアルバムの中でも特に好きなセクションですが、バンメンもみんなノリノリ!
 YUKIさんも、身体を大きく揺らしながら、リズムをとっています。最高です。
 「高熱を出した夜~」で再びダンサーやら大道具やらが色々登場。
 一気にステージ上が大賑わいになります。
 沢山の細長い布を使って、ダンサーたちが波を表現。
 スクリーンの海は実写の海の映像だったような。
 そして、その荒れ狂う波間から、白髭先生がいよいよ登場!
 波を掻き分けるようにして、言の葉子のもとに到着します。

 「アスピリン!Yes!!」をしっかりと決めて、曲の最終盤へ。
 Saschaさんも渾身の「Now on sale!」です。
 ところでこの先生、巷では「ハロ夜」のジョニー君なのではないか、という意見がまことしやかに囁かれていますよね?
 もし、そうなら、それはそれで素敵ですが…。時代的にはどうにか一致しそうだけど……。
 アスピリンの発売は1899年で、ゴールドラッシュの最盛期から数えると50年くらい経過しているんですよね。
 そうすると、ジョニー君はこの時代で40代位、ということも推測され、「年齢の割に早くも純白髪」という所も結構当てはまる??
 しかも、当ブログで以前やっていた「ハロ夜」考察記事の中では、ジョニー君は「医者の息子」なんていう勝手な設定までしてますし…!!
 と、始めるとキリがなくなりますので、いすれまた別の考察記事でこの辺は深めたいですね!

 ところで、この曲の言の葉子さんの「子ども」は、果たして助かっていたんでしょうか?
 実は、歌詞を読んだだけでは、その辺がはっきりとは分からないんですよね…。
 では、コンサートではどうなっていたか!!
 私の記憶では、終盤のステージ上に、子どもの姿はなかったように思うのですが……!!
 でも、本当はいたかも。その辺を意識して観てはいなかったので、かなり怪しいです……。
 実際は出ていたらゴメンナサイ。…というわけで、映像化の際にはそこもしっかりチェックしておきましょう。

 ステージ下段で手紙を受け取り、上段にいた白髭先生に駆け寄る言の葉子。
 でも、つまづいてしまい、先生に抱きとめられるような格好に。
 そして、黒猫四姉妹のうちの誰だったかが布を使って表現した風に、手紙は運ばれて行ってしました。
 寄り添いながら、楽しげに笑う先生と言の葉子さん。
 実にハッピーな雰囲気に満ちながら、曲は終了。
 なんか、スクリーンに映し出されていた島の景色が、最初に出てきた時よりもより油彩がかって、滲んでいるように見えたのは、気のせいかもしれません。

5. 憎しみを花束に変えて

 いや、なんか書きたいことそのまま書いてたら、既にかなりの長文になってますね(汗)。
 これはそろそろ、記事を分ける必要がありそうです…
 ですが、コンサート前半部分だけでも、とにかく行っちゃいましょう。

 ベボの幕間、なにやら動きがカクカクしてます。
 曲によって、手の動かし方とか、表現の仕方とかを変えているようで、この辺も非常に細かい演出が光ります。
 再び、グワングワンと3D感ある映像に飛ばされていった先に……

 ステラ(Fukiさん)登場!!
 満天の星空がスクリーンに。
 幾筋かの流れ星も確認できました。
 ステラ、ジャケ通りの真っ赤なドレス。手には花束を持っています。
 ピンスポで歌唱開始。
 ちょっとロングブレス部分でフェイク入れているような気もしましたが、存在感のある歌声。
 そして、最初の独唱部分が終わったところで……バンドのインと同時に、ローランたちが一気に総立ち!
 やはり、この曲の人気の高さが窺えます。
 リストバンドも真っ赤に発光!!
 最初のインストパート、すごい盛り上がり方で、Saschaさんのナレーションも更にボルテージを高めます。
 サーチライトのような照明にも照らされ、めっちゃカッコイイ!
 しかし、立って手を振り出してしまうと、メモが取れなくなるのは毎度の展開。
 というわけで、此処から先は、曲終了後に慌ててメモしたことに限られてしまいます~涙
 もちろん、盛り上がるのは大変うれしいことなんですけど!

 ステージ上は洒落た街角。オープンカフェみたいな感じ。
 下手のテーブルには、全身赤い衣装に身を包んだ「記者」さん。
 この曲、この「記者」のインタビューにステラが応じる、という形式をとっていますもんね。
 記者さん帽子から爪先までとにかく真っ赤で、モデルとして成功したステラに心酔している様子
 テーブルに手を突きながら語りかけるように歌うステラに、熱心に頷いたり、トロンとした表情を浮かべたりしています。
 (因みに記者役の方は、祝賀祭でマリィを演じていた方らしく(←全く別の方なことが、コメ指摘で判明!ゴメンナサイ!!)別の公演ではこの記者さんがマリィちゃんだった日もあったりして、もうとにかく色々と日替わりでネタが仕込まれていたようです!!)
 ステージ上手には例の「スターダックス」の看板。
 そこのテーブルに座るのは、もちろんジーノこと我らがじまんぐ様。
 ジーノもジャケ通りの青いスーツをオシャレに着こなし、難しい顔をしてコーヒーを飲んでいます。
 それにしても、ジーノの髪型やばいw
 ジャケ通りと言えばそうなんですが、現実にあんなデッカく盛った髪型でくるとは思いませんでした。カツラ重そう…なんて余計なこと考えたりして(笑)
 「一目見て~」で、ついに本日のじまさん初歌唱!ビシッと決める系のチョイわる中年の役どころ、まさにジマング殿にピッタリでございます。
 「うんめーいね私達~」のローラン総鳥肌のあのパート、照明も青系?だったか、ばんばん焚かれて、ローランたちも力の限り腕を振り上げて応えていました!
 そんで、「あなたにあげるわ!」のシーン、ステラさんがジーノに花束を押し付けて、「中の物」として、何やらカードのようなものを花束から取り出していましたけど、あのカードって何でしたっけ?……えっと、ちょっとわかってませんっ汗
 (※コメでのご指摘により、あれはピストルだった、とのご意見が!なるほど!それならスタダとも繋がりますし、良くわかる展開です。上手の方でやっていたので、ちょっと細かいところまでは良く見えなかったんです!!コメ、ありがとうございました~!!)

 そんなステラの自分語りを、下手側のテーブルで、ときに心配そうに、ときに興奮しながら見つめる記者さん。
 ステラもちょいちょい記者の所に舞い戻り「あなた信じられる?」→崇拝のような様子でステラを見つめる記者、みたいな感じ。

 そして、一瞬の暗転からの、ベルコレパート!
 ここの盛り上がり方、ハンパではなかったです。
 まず、Saschaさんのナレが超アゲアゲ!
 なんか、通常のセリフ以外にも、「じょ!じょ!ジョルノ!!じょ!じょ!ジョルノ!!」みたいな掛け声!
 それに合わせて出てきたジョルノ&ステラ&ルナが花道を優雅に彩り、ポージング。
 衣装は門外漢なのですが、なんか、ステラのは歌唱の時とはまた違う、Aライン系の真っ赤なドレスでした。
 ここでジョルノじまんぐの本領発揮!
 何やらキックなども繰り出していて、それにSaschaさんも「おぉっと!!ジョルノキックだ―――!!ジョルノキィィィィック!!」みたいに合わせちゃって、もう大騒ぎ(笑)。
 照明もカラフルにグルグルと焚かれて、会場内はここまでで一番のテンションになってました!

 そのまま、花道にジョルノ&ステラが残り、プロポーズのくだり。
 あっけなく断られるジーノ(笑)。がっくり肩を落として、ハケていきました。
 あと、レポとは違いますが、歌詞の「ごめんなさい、ごめんなさい、いい子にしてるから…」なんていう言い回しで、いきなり過去のステラちゃんの色々と複雑そうなストーリーを物語ってしまう歌詞構成の妙がありますよね。

 そして、ここからがこのコンサートでの最大の見どころ(いったい幾つあるんだ笑)!
 そう、ステルナ祭りです!
 上手から出てくるルナさん。
 前方一点を見つめ、むしろおっかない表情で客席を見据えているよう。
 「最初に好きになったのは~」のあたりで、四姉妹の誰だったかに分厚い本を渡されるステラ。
 それを頭に載せて、まっすぐ歩く訓練を始めますが、その間も歌い続けていて、単純にスゲーなっと思いました。
 その後、「ジーノの肝入りで~」のルナ歌唱パートになった瞬間に、ルナが突然活き活きとしだして。ギャップが素晴らしい。
 で、棒?みたいので、頭に本載っけて歩く練習しているステラちゃんのお尻をペンペンと追い回す!
 そして、「恨み妬み嫉み絡み」の所で、ガチンコの取っ組み合いみたいになるステルナ。
 しかし、それがリズムに合わせて動くものだから、フラメンコのダンスみたいな形になり、最後はバッと客席の方へ手を取りあったまま進んでくるみたいな展開。これがとっっってもカッコ良かった!!
 そして、「運命ね、わたしたーち~」の例の箇所へ雪崩れ込んでいく構成。
 もう、完璧です。
 はやく映像でもう一回見たいですぅ!!
 この一連、両者ともお互い歌いながらの動きですから、相当練習も重ねられたと思いますが、本当に素晴らしいパフォーマンスでした!!

 さて、曲も一旦この後、しばしの落ち着く箇所。
 上段に移動したステラ。照明も一気に絞られます。
 そして、幼少時代ステラちゃん登場。
 可愛らしい女の子でした。
 「心に一輪の~」あたりで、俯き加減のその子に、お花を渡してあげる、みたいなやり取りがありました。

 その後、「アーイディアが!!」あたりで再びジーノやステラ、ダンサーたちがステージ上に再集合!
 実際に今回のコンサートでは、児童福祉関連のチャリティブローチが物販として販売されており(バラの小さいブローチ800K也)、ここで、スクリーンには本日までの、その総売り上げが表示されてました。
 375万円くらいの金額だったと思います。
 ほぼ、どの日も完売?だったのかな。私は買いたくても売り切れで買えませんでした涙
 誰かの《未来》へと変わる、曲と連動した素晴らしい物販だと思います。どうせなら、もっと用意しておいてほしかった!!
 因みに、この時、「ありがとうございます!!」って寄付金を受け取る体の児童福祉団体役の人が出てきましたが、これが「食物」の夫さんだった、という情報がツイッタで流れてきていましたね。
 自分はそこまでは気付きませんでしたが、曲同士の繋がりがこんなところに放り込まれている、という一瞬たりとも油断できないコンサートです。

 その後の「1,2、1,2!!」以降のパートの大サビは、もう必然的に会場内は興奮の坩堝。
 客席とステージが一体となった、曲のラストでした。

 で、この曲が終わる直前だったと思いますが、「仮面の男」アビスさんが、上手側の上段で、じっとステラさんを見つめていたような…
 本来は彼に連れて行かれるハズだったステラですが、このストーリーではそうはならず…。ふっと姿を消すアビスさんでした。
 更にその後、「ところで、あなた、その衣装…」のステラの箇所ですが、セリフ追加あり!
 花道で記者を振り返りながら、「ねぇ、どこか二人っきりになれる場所に行かない?」と、記者さんを誘うステラ///。
 その誘いに、陶酔した様子で、全力で頷く記者。
 こうして二人は、暗転に紛れどこかへと消えていくのでした…という!なんという百合エンド!!
 これには場内も、悲鳴(嬉しい)が上がっていましたっ!




 と、いうわけで、一応前半部分終了。
 ここから、いよいよNoëlくん登場によるP席いじりMCが始まるのですが…
 もう、書くのに時間ばかりかかっているので、とりあえずここで記事を分けます!
 (そうでないと、本当にいつになったら全体を上げられるかわからないし、一応ちゃんと書いてはいるんですよ、というのをこのブログの(レアだと思いますが)定期的な読者様にもお伝えしとかないと、という意図から!)
 こんなに時間がかかっているのも、それもこれも仕事が超繁忙期なのが最大の原因ではありますが、日々、少しずつですが書き足しておりますので、続きもちゃんと最後までやります!!
 もしよろしければ、後編(中編になっちゃうかも笑)で、またお会いできれば嬉しいです。
 では、一旦はここまで!
 このような長いだけの文章にここまでお付き合い頂き、本当にありがとうございました~!!

   

ジャンル : 音楽
テーマ : Sound Horizon

サンホラ 10周年記念FC祝賀祭 27日夜の部 参戦レポ!

 逝って参りましたの「Sound Horizon メジャーデビュー10周年ファンクラブ祝賀祭」!
 私は27日夜の部(全四回のうちの最終回)に参戦。
 とりあえずレポを上げます!

 写真とかも後ろで載せときましたー!取り急ぎセトリ!

 「Sound Horizon メジャーデビュー10周年ファンクラブ祝賀祭」
 Cast :VANISHING STARLIGHT【 Noël(Vo、Gt)、YUKI(Gt)、Leda(Gt)、IKUO(Ba)、JUN-JI(Dr)、AKITO(Key)】、あと、ちょっとだけRevo陛下(Vo)
 MC : ALEX
 ライター :さやわか、清水耕児、富田明宏  (以上、敬称略)

 日時:平成26年10月27日(月)夜の部 19:00~21:10
 於 :渋谷公会堂


 1.よだかの星
 2.澪音の世界
 3.朝までハロウィン
 4.Mother
 Ex:国家~Intaview with Noëlの最後の大サビ部分(カラオケ)

 あと、ついでに自分のtwitterのTLで教えてもらった、他の日のセトリは、3曲目が日替わり(回替わり)メニューでした!
 それぞれ、
 26日(昼の部) : 3.Starlight(Stardust)
 26日(夜の部) : 3.紅蓮の弓矢
 27日(昼の部) : 3.光と闇の童話


 という具合。国家~の流れは、どの会でも同一だったようです。
 先週のMBSライブでは「自由への翼」もやっていたわけですから、ヴァニスタは8曲もの新曲を練習して、この二日間に挑んだわけですね~。」
 「澪音の世界」がまさかここで来るとは全く思ってませんでしたし、Starlight(Stardust)に至っては、「なんすか、それー!!」と驚天動地であります。
 「Intaview with Noël」に関しては、演奏しないかもなー、というのは実はちょっと思ってました(2,3日前のtwitterで言ってたんですよ!本当ですよ!)
 あれをやるには、その一曲の為(5曲分くらいのボリュームがありますが(笑))西山アニキやあっちゃんを招集せねばならないし、そうするとコストも上がっちゃうし、バンメン入れ替えでセッティングも替えなきゃだし…
 そういう意味では、とても大人の事情もあると思いますが、そこら辺をひっくるめて、ああいうラストの演出にしたのは、本当に素晴らしいと思う(詳細後述です(^^ゞ)。
 ところで、26日のMCかなんかで「Noëlは『IwN』を知らない。知られたら殴られるから」みたいなことも陛下が口にしたそうです。
 そうすると、わからなくなるのは「IwN」の歌詞カードのクレジット(Vo : Noël fromヴァニスタ)ですが…
 まぁ、その辺は今度改めて語りましょう!!

1.開演前

 まずは物販!
 あれだけ色々と物議を醸したハロパがあっただけに、今回はどうなるのか?というところでしたが、結果的に物すごいサクサクでした。
 「限1」(お一人様一点限り)がかかるのが、すごく早かったですが、最終回の二次販売は待機者が一人も居なくなるという状態に。
 大人気のパスケースは光の速さで売り切れましたが、それ以外は結構みんな買いたいものが買えたのではないでしょうか?もともとハロパの時とはお客さんの数も違いますが、おそらく物販のやり方を相当見直したんでしょうね。
 そういうとこ、運営側の努力が窺えて、好感度非常に高かったです。
 ただ、パスケースはあの需要を考えると、もうちょっと作ってもらってもよかったのかな~。

 ライブ会場周辺がローランによる出会い厨などの場になるのは、いつものことですが、二日目は平日ということもあり、なんと物販列にさえ渋谷区役所から苦情が。
 まぁ、仕方のないことだとは思いますが、でもローランのみなさま、とても礼儀正しく、マナーを守ってたむろしていたように思えます。
 ですので、一時は代々木公園にローランが集結し、遠目から見ても凄い光景になっていましたw
 それにしても、基本的にローラン諸兄は公共マナーに厳しいですよね。それもこれも、あのお方の薫陶の賜物なのでしょう。
 素晴らしいことだと思います。
 私自身も、日ごろtwitterやこのブログなどでお世話になっている方々に、たくさんご挨拶させてもらいました(*^_^*)。
 皆さま、素敵な時間を本当にありがとうございました!

 入場後、ライブ前のサンホラインで告知があったとおり、本当にバニオン君(「よだかの星」の方の、帯上にいるあのうさぎさんです)がしばしの間、1階内部をウロウロしていました~。

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 思わず写真いっぱい撮っちゃいました(*^_^*)。
 しかも、終演後のサンホラインにて、あの中に入っていたのが、あちらの世界のNoëlくんのマネージャー、「市蔵」だったことが判明
 とってもラブリィ&ラブリィでしたよ!市蔵さん♪
 (でも、あの中に入るには身長160㎝位までじゃないと厳しいのでは…いや、市蔵さんは実は女性とか!?…そんな可能性も…ないか)

 それと、お花。
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 今回、期待していた梶浦さんからのお花は見つけられませんでしたー(あったのかもしれませんけど。写真はまた後日!)。
 その代り、何故か「講談社」さんからお花が来ており、大して気にもとめませんでしたが…
 これが実は後の発表の伏線だったということを、誰が予測できたでしょう…

 とまあ、その辺は置いておいて、とりあえず、入場時に「10周年記念勲章」をいただき、同時に例の発光リストバンドが。
 ハロパの時のアレですね。
 自分はハロパで知りましたが、最近は、さまざまなライブ会場で使用されているようで。
 今回のステージもあのリストバンドでとっても美しく演出されていました。
 で、15分くらい前からでしか、MCのALEXさんよりアナウンスが開始。
 でも、私、会場内をフラフラしていて、お手洗いとかも行っていたので、序盤は聴けず。
 おそらく、カミカミ王子的な諸注意だったのだと思われますが、なんかハロウィンがどうのとか言ってようにも聴こえたような。
 会場内にはたくさんのシューティングカメラが配置されており、ALEXさんからも「撮影を行う」旨の伝達あり。
   自分の席は1階後ろから三番目くらいの席だったのですが、そこは渋公。後ろの席でもよーくステージ上を見渡すことができました。
 ステージは領拡の時なんかに近い、石組みの舞台風セット。
 正面にスクリーン。
 両サイドに石柱があり、上に恒例の彫像風の物体。
 自分はそこはあまり観察しなかったのですが、同行者が良く見てくれていて、どうやらこれまで発表した各アルバムのイメージから抽出したモチーフ(Moira→鎌、みたいな)を組み合わせた物だったとのこと。
 まさに10周年を記念する彫像だったみたいでして…。
 うーむ。ちゃんと見ておけばよかった…

 5分前にバニオン君がステージに登場。
 ここで、ALEXさんによるリストバンドの説明あり。
 電源をONするも…、まさかの自分のリストバンド反応なし!
 言われたとおりに何度やっても点かない!!と、困って手を振っていると、すぐにスタッフさんが来て取り替えてくれました(^.^)。

 さて、その後、いきなりのサプライズ。
 なんと2階上手から出入り口から、どこかで見たことがある方々が粛々と入場。
 見るからにヤンキーなお兄さん、ゴスロリなお姉さん、ダンディーなひげおじさん、そして…
 グラサン。
 これには本当に痺れました!!!
 会場からは悲鳴に近い歓声が!(1階席真下の方は、何が起こっているのかさっぱりわからなかったと思いますが…)
 「IwN」の3人のインタビュアーとRevoPが、このライブを見に駆け付けた、というわけです。
  鋭士以外は、わりと大人しく席に着く3人(立ったままでしたが)
 どうでもいいけど、あのグラサン、本物?なに?なに?なんなのよー!!
 と、やっているうちに、暗転し…

 バリバリという轟音、正面スクリーンに映し出される立ち姿のNoëlくん(CGアニメ)。
 青地の背景に上へ上へと流れていく光線、Noëlくんも上昇を始め、やがてクルクル回転しながら(だったかな?)スピードを増し、光に包まれて…
 と、いつのまにかCGアニメだったNoëlくんのお顔が、何処かで見たことのある方のご尊顔に!
 そのままドカーンと言う音、一瞬の暗転、大写しになる何かの本。開かれるページ。
 バチバチッ ドカーンという音と主に、そこへ光に包まれたNoël(実写w)が出現。
 そして…メロイックサインをビシッと決めるNoël。

 うぎゃーーーーーーヽ(`^´)/!!!
 と会場のテンションは更に急上昇。
 次の瞬間に、あの「テレテレテレテレ~」のイントロが鳴り響いて…

2.オープニングアクト

2-1.よだかの星

 「悲しみに!追い付かれぬよう!!~」
 Noël、絶唱。
 蒼白い光に包まれるステージ。後ろの背景は満天の星空。
 光り輝きだしたリストバンド。
 物凄い勢いで、オープニングアクトの開幕です。
 なにがすごいって、Noëlの歌唱。
 これだけの勢いは初めて観るくらいの熱量。
 ハロパの「紅蓮の弓矢」を軽く超えてました。
 当然、音程はフリーダム。
 そんなことは、置いておけ!お前ら!クソ最高な俺たちの≪音楽≫を聴け!!
 とにかく、そんな感じのNoël。
 もともと、男性曲としてはキー高めの当曲(一番高いところで、「光と闇の童話」くらい?)。あんな勢いで歌ったら、キープなどできないでしょう。
 しかし、そんなことはお構いなしのNoëlの≪音楽≫に一気に会場は引きずり込まれます。
 歌が爆音なら、演奏陣も爆音。
 ベースはバッキバキだし、バスドラ・ タムはドコドコ腹に響くし、ギターはギュワンギュワンいってるし、卓のレベルどうなっていたのか見たいくらいでしたが、きっとみたら気が気ではなくなるでしょう(笑)
 でも、会場がホールということもあり、ちゃんと各楽器が聴き分けられるレベル。
 Keyのトレブルが若干強かったようにも思えましたが、音割れ等もなく、許容範囲内。
 Noëlもギターを持ってます。
 うう…細かいことも色々書きたいのですが、なんせ興奮して手を振りまくっていたので、メモどころではありません(このライブパートは、実は全てそうなのですが…汗)。
 席が後ろだったので、客席の蒼白い光が波のように打ち振られるのがよーく見えて本当にきれい…
 ギターソロの分担とか、メモするの忘れました(この後もずっとそうです汗)。
 脳幹が痺れる≪音楽≫の洪水に、我に返る暇もなく、一気に曲は終盤に。
 「生きてるなら~」で一瞬、客を煽るNoël。
 刹那のブレイク、そして
 「燃!え!て!や!!れーーーーーーー!!!!」
 には会場も大合唱。
 ものすごい一体感。
 もとからFCイベントいうこともあり、お客さんのお熱の具合も高いわけで。
 雪崩れ込むように最後のインスト決めが打ち鳴らされ、グワングワンと曲終了。
 夢見心地も手伝って、本当にあっという間の出来事でした。

 MC①;(「カッコ書き」がMCです。メモが全然当てにならない内容でして…うろ覚えでゴメンさなさい!)

 ・「どうも~ヴァニシングスターライトです~」
 →あれだけの緊張感を一気に弛緩する、中堅お笑い芸人のようなMCの入りwww
 ・「クソ最高な、オープニングアクト最後のステージ!リミッターを振り切るゼ!!」
 ・「はじめまして、のハズだけど、見たことある顔も結構いるような…」
 ・「お前ら、ローランって言うんだろ?俺もお前らのことローランって呼んでもいいか?」
 →観客、悲鳴。そりゃそうだよね。虚勢を張る、気高き捨て猫みたいなNoëlのキャラがもう、なんというかたまらん。
 ・「今日はクソグラサンのデビュー10周年らしい。だから、サンホラの曲のカバーもしてみようか…」
 ・「でも、そのまんまコピーしてもしょうがない。より、ロックに、俺たちで演ってみせるぜ」
 ・「10年前に発売された、グラサンのアルバム「エリ前」から…『澪音の世界』!」

2-2.澪音の世界

 まさかまさかの「澪音の世界」。
 男性歌唱の実績がある曲ではありますが、こんなタイミングで来るとは思ってませんでした。
 前の会に参加していた方々は知ったうえでのことでしょうが、やはり会場の反応は抜群。
 大歓声で迎えます。
 Noëlもジャンプで応えます。
 亀ちゃんVlは、Keyでアレンジ…だったよね。
 ベースラインもかなり動きまくるアレンジになっていたように思う。なんかボコボコボコボコ言いまくってたw
 IKUOさん、やばい。
 やはりVlではないので、曲の印象が大分変ります。好みは分かれるとは思いますが、ロックバンドでやったらこうなるんだぜ!というNoëlくんの気合がビシビシ伝わるアレンジ。原曲のもつ「うつくしさ」のパラメータを、「激しさ」に全振りし直した、みたいな。
 もちろん、セリフパートはなし。
 なので、オリジナルにある、あの緩急みたいなものはどこかに吹き飛んでいましたが、中盤の決め台詞、『澪音の世界』だけは、ボソッと呟くようにNoëlが言って、鳥肌。
 背景のスクリーンには雨みたいなのが映し出されていたかと。
 ところで、「澪音さん」と言えば、ミシェルやニカ様に勝るとも劣らない地平線上の謎キャラのひとつ
 それが、こうしてNoël歌唱で引っ張り出されてきた意味合いまで、色々と考えてしまいますね…
 終盤恒例の「サーンホラーイヽ(^o^)丿!!」の掛け合いでは、Noëlくん、これでもかというばかりのリミッター振り切る絶叫。
 ローランも勿論絶叫で応えます。自分、これライブでやれたの初めてだったので、素直に大感動。
 でも、同時にNoëlくん、そんな声の出し方して大丈夫?喉ツブさない?とか、心配してしまう。
 明日なき闘いがロックだぜ!と言われればそうかもしれませんが…。とにかく、Noëlくんのロック魂とローラン愛をありありと見せつけられた場面でした!

 MC②

「疲れた…」
 →場内爆笑。Noëlくん、2曲終わってのコメントがおっさんw ローランからの頑張れの励まし!「うっそでーす。俺は疲れたりしねぇ!」とか(笑)
・「もう一曲、サンホラカバーしようかな…」
 →すると突然うずくまり、「うぁぁぁぁ」とか呻き出すNoëlくん。「何者かが、俺に憑依しようとしている!」とか言い出す。な、何ごとだと思って注視していると、「したい…したい…」と更に謎の言葉を唱えだし…
・「安西先生!!俺、ハロウィンしたいです!!!」
 →場内歓喜。まさかのスラダンネタ(笑)。LennyがNoëlくんに乗り移った模様www
・「サンホラにハロウィンの曲があったと思うけど、あれは子供たちがいないとできないんだよな…」
・「でも、俺たちロックバンドだから…だから、お前たち子どもたちの役をやってくれるかい!?一緒に『「ハロウィン♪└( ^ω^ )」L( ^ω^ )┘ハロウィン♪♪トリックオアトリート!』してくれるかい!?」
 →場内の盛り上がりは最高潮!そして…
「悪戯するなら~???」

2-3.朝までハロウィン

 「今でしょぉーーーーーーー!!!」
 ローランの熱気、ハンパない。
 場内はハロウィン♪└( ^ω^ )」L( ^ω^ )┘ハロウィン♪♪トリックオアトリート!の大コール!
 ハロパ同様、七色に光り出したリストバンドが、その盛り上がりを更に高めます。
 この曲は、ほんとうにライブ向きですね~!!前奏&コールだけで、一気にテンションがMAX。
 「らーららー~」のローラン歌唱も、これカラオケ入ってるんじゃないんだよね?と確認したくなるくらい、みんな大きな声で歌いまくり。楽しい!!!
 演奏陣も、これまでのガチガチのロックから、軽快なノリに移行。
 でも、やはりオリジナルからかなりアレンジを変えていたように思います。2番パートでは再びバッキバキのチョッパーべースのバックがあったり、随所でKeyが追加されていたり、Gソロもツインリードみたいになってたりした!
 (ほんと、メモ全然取ってる暇なくて、こんなレポでごめん汗!!)
 バックはイラストチックな夜空に満月のお月様。
 サビ部分では、なんと歌詞表示!!されて、みんなの合唱を誘います。
 サンホラのライブも含めた歌詞表示って、国歌以外は見たことなかったけど、どうなんだろう?
 これ、結構歴史的なことなのでは?
 そんなのも含めて、ひたすら楽しい雰囲気満載で疾走する「朝ハロ」。
 ハロパの時は、子どもたちによるサビの「振り」があったけど、今日は最初の「トッリクオアトリート~」部分は縦の手振り、「朝まーで~」のところから左右に手を振る、みたいなのに簡略化されてました。
 「悪戯しちゃうゾ!!!」の「ゾっ」にやたら力を込めて、手を前に突き出すのは同様でしたね。

 そう言えば…と思って、ふと2階を見ると…
 鋭士、メッチャはしゃいで手を振りまくってる(笑)
 マリーはどうしているかちょっと見えなかったけど、山口さんも控えめながら手を動かしている!
 グラサンPは…直立不動でステージを凝視、みたいな(笑)
 それぞれがそれぞれのキャラで、ライブを楽しんでいるようで、そんな細かい演出にも感動。

 とにかく、Noëlくんも、本当に楽しそうに歌っていて、ローランもおおはしゃぎで…
 ああ、楽しいなぁ…この時がずっと続かないかなぁ…
 と、あやうく終わらないハロウィンに連れ去られそうになりました(笑)
 『あと、一軒!!!』

 MC③
・「クソ楽しいぜ…」
・「メンバー紹介するから、みんなこいつらの名前を呼んでやってくれ!」
 →Noëlくんのメンバー名コールのあと、各々がソロプレイを披露。
・「ギター!Leda!!!
 →「末恐ろしいギタリストだぜ!!」
・「キーボード!AKITO!!
 →「普段は大人しい奴だが、キーボの前に行くと人が変わる。キーボはそういう奴多いな!!」
・「ベース!IKUO!!
 →「IKUOは演奏が早すぎて、何を弾いているのかもわからないくらい。俺も動体視力を鍛えてついていくぜ!
 →『Mother』のCDでも、この方のベースプレイの尋常ならざるは感じましたが、ライブではその恐ろしさが更に全開!とにかく速弾き。どうやったらあんなに早く指が動くんでしょうね…。でも、動体視力を鍛えようとするNoëlくん、それ方向性違うww
・「ギター!YUKI!!
 →「YUKIはエレキも良いけど、ガットギターも素晴らしいんだぜ!」
・「最後にドラムス、JUN-JI!!
 →「このお方の、ちょい長めのソロから一気に、さいっこうのMotherに突入するゼ!!」
 →Noël、一旦ハケる。そして、JUN-JI、迫真のソロ!ドコドコドコドコ→ローラン「キャーーー!!」→J「ドコドコドコドコ!!」→ロ「キャーーーー!!」を数回繰り返してから、あの聴き覚えがあるパターンに入って、Motherに突入!!

2-4.Mother

 JUN-JIさんカッケーーー!!!
 照明は一気に赤みを帯び、怪しげな世界へ
 (リストバンドも赤だったかな…?ちょっとアヤフヤ)<br>  やはりこの曲は、CD同様「赤紫」のイメージなんですね。→ここでその辺を語り出すと長いので割愛!
 ハケていたNoël戻り。
 …と、ここでtwitterのTL上で流れてきた情報を見ますれば、どうやらNoëlくんの右目(?)が「赤」に変わっていたとのことっ!!!
 ハケたのはその為か!!
 サンホラでオッドアイと言えば…言わずと知れた…
 はい。そこら辺は、このブログで同時進行でやっている「ヴァニスタ」及び「Mother」考察に大きく関わりがあります。
 個人的には、自分の持っていこうとしている方向性をかなり近いものがあり…この情報は鳥肌です。
 詳しくは、こちらの方で、また…

 さて、ライブに戻ります。
 スクリーンにはステンドグラスが映し出され、荘厳な雰囲気を醸し出します。
 途中、「巡り巡る~」のところだったか、柱時計の振り子みたいな映像も使われていました。
 管理人はライブ初体感!!
 CDでは既に何度も聴きましたが、ライブでは勢いがやはり違う!
 楽器陣のパフォーマンスも爆音ながらもよく聴き取れるし、特にオルガンの荘厳さがステンドグラスの背景と重なり、何とも言えない空間を演出。
 CDの時点で既に圧巻だったIKUOさんのベースも、更に音足してるんじゃないの?くらいのスゴさでした。
 ギターソロもLedaさん、YUKIさん、それぞれパートがあり、Noëlの歌唱もより熱いものに。
 ローラン達も、全力で腕を振り上げ、歓声をあげ、それに応えます。
 まさに全員で一丸となって仕上げる「オープニングアクト」のフィナーレに相応しい盛り上がり!!
 てか、これのどこが前座なんだという感じですが(笑)
 最後の最後、曲終わりで、Noëlくんが回転ジャンプキック!!
 飛んだ瞬間、「∑(ι´Дン)ノ や、やりやがった!!」と思わず息を呑んだローラン多数でしょう(笑)
 疲れからか、足のアガリはそこそこでしたが、無事に着地できて、事情を知るローラン一同、ほっと一息。
 こうして、新星「VANISHING STARLIGHT」の、初ステージは大歓声の中、幕を下ろすのでした。
 (新星なのにヴァニシングって…w 色々深読みを誘います)

3.二階の方たち

 ※この辺からの様子は、自分のメモだけでは足りず、twitterまとめなどの情報からかなり補完しておりますっ(^^ゞ

 ALEXさん登場。
 「お疲れ様でした~」と、改めて各メンバーを紹介。
 Noëlの紹介の時、2階のmarie*marie(以下、マリー)のはしゃぎっぷりがもう、ほんと可愛らしくて。
 ここで、それぞれのメンバーから一言ずつのコーナー。
 みんな最初に「渋谷ーーーー!!!」→「いぇーい!!」から入って、ローランを煽ります。

 JUN-JI:「僕、結構オレンジです。ドラムもオレンジです(笑)。」
 YUKI:「サンホラ10周年の節目に出れて、めっちゃ嬉しいです!」→YUKIさん、喋り出すと、本当に関西の兄ちゃんって感じで、ホント好感度高いですよね~!
 IKUO:「今日がラストですが、最高の時間が過ごせました!」→「渋谷ー」って言おうとして、最初うまくできないIKUOさん。コール&レスポンスはちょっと気恥ずかしいタチなんですかね~。
 AKITO:「はじめましての方も多いと思いますが、よろしくお願いします!!」→コールに「二階!アリーナ!!」も追加。「一回やってみたかった///、と。小柄で、人がよさそうな様子に、場内からは「可愛い~」の声も。
 Leda:「最高のメンバー!ありがとうございました!」
 Noël:「本当に、このクソ楽しかった。クソグラサンが選んだ、最高なメンバーと、こうしてステージに立つことができてよかった」、「(バンメンに向けて)グラサンがビンテージワインくれたから、みんな、後で『市蔵』行って打ち上げやろうぜ!!」

 ALEX:「Noëlさん、ヴァニスタはまたライブ演ってくれるんですよね!!」
 Noël:「それはどうかな…俺というよりは、アイツが…」
 ALEX:「Revo Pですか?あれ、今日はRevo Pは来てるんですかね~?

 という流れで、ついに2階の方々に焦点が!

 ここから、「伝説のライブに駆けつけてくれたヤツラを紹介するぜ!」というNoëlくんによる、2階の方々の紹介コーナー。
 スクリーンに2階の各々が映し出され、角度的によく見えなかったであろう下手側の1階ローラン達にも何が起きていたのかわかるように。

 ・渋川鋭士 (from HEAVY EDGE):
 Noëlに「どうだった?」と訊かれて、ビシッと親指を立ててみせる鋭士。Noël:「見た目は怖いけど、良いヤツ。すごい熱いハートを持った男なんだぜ」
 →古き良きヤンキーを思わせる仕草を連発し、見栄を切る鋭士。若いころの的場浩二さんっぽい印象。
 ・marie*marie(V-ROCK HEAVEN):
 Noël:「見た目はぶりっこだけど、真面目なやつ。音楽の話を語らせると、スゴイ熱い」
 →褒められて思わず照れってれのマリー。Noël「でも、べ、べつに好きとかそういうんじゃないからな///
 Noëlの初心っぽいツンデレな様子と、それを聴いて、ぷーっと膨れるマリーに萌え死にするローラン多数。
 Noëlにライブの出来を聴かれ、頭の上に大きな○と手で作り、満面の笑みで応えるマリー嬢。
 ・山口一 (SOUND AROUND):
 →Noël「ダンディーだろう?かっこいいだろう?父親にしたいライターNo1!」なぜかルパン3世風の言い方ww
 ライブの出来を聴かれ、これまで控えめだった山さんも、ビシッと親指を上に突き出します。
 ・Revo P
 Noël、紹介時に言葉が詰まる。「くっ…まさかこんなところで感極まるとはっ!!
 →Noël「いいか、一度しか言わないぜ!」、「俺の尊敬するプロデューサ、Revo!」
 場内の大歓声に、皇族風の手振りで挨拶で応えるRevo P。
 Noël「あいつは本当にいい加減んなヤツ!」、「聞いてもすぐはぐらかすし」、「でも、音楽を愛するアツさは繋がっている」、「これからもよろしくな!プロデューサー!!」
 ALEX:「ヴァニスタ、また演るんですか?」→Noël「わからなねーな。アイツ次第だな!」

 その後、ローランへ「お前らが今度はこっち(の地平線へ)来い!!」と言い残し、「さぁ、市蔵行くぞ!」とハケるヴァニスタメンバーたち。
 ※あの、Revo p紹介の際の、Noëlくんが感極まったところ…演出なのか、それとも…と色々と考えてしまいますよねぇ。

4.メモリアルビデオ

 正味、20分以上あったでしょうか。
 まさに、サンホラの10年間を振り返る、お宝映像満載の一大作品。
 「楽パレ」から始まり、エリ前発売以降の、ライブやイベントを文字と映像でまとめられていました。
 管理人的に感動したのは、やはりドリポのパートでしょうか。
 自分がサンホラ及び梶浦由記さんにハマるきっかけとなたこのライブ。最後のRevo陛下と梶浦さんのデュエット部分以降が流され、あの「ラララーラーララー」をホールで聴き、一緒に歌うことが出来ました。
 その他にも、あんな蔵だし映像やこんなお宝映像が。
※第一次領拡時のライブ映像。
※バズーカ暴発。
※2008年、王様の休日バスツアー浜名湖での、陛下のフリフリエプロン手料理や、陛下がホウキでボケようとして、そのホウキがすっぽ抜けて飛んで行ってしまう事件。
※第三次領拡(JCBホール)でのご当地ビデオ(船上で死神とタイタニックごっこ)
※2010年バスツアー白樺湖での、ローランのど自慢、「鳥籠に陛下飛び入りデュエット事件」
※2014年バスツアー長良川での植樹や国歌収録時の映像
 などなど。
 特に、バスツアー時に車内で放映されてた陛下からのメッサージュビデオは、これまでに色々と噂には聞いていましたが、もはや都市伝説レベルだったので、実際にその際の陛下のウカツぶりを目の当たりにでき、とっても楽しめました。
 また、感動的だったは2011年の領土復興遠征(仙台)のもの。
 ステージ終了後の舞台裏、だと思いますが、ローランの歌う国歌に合わせて、陛下をはじめとするキャスト全員で一緒に楽屋?通路?で歌っている映像が流れました。
 「舞台裏は見せるものではない」みたいなことを言っていた陛下が、この映像だけは公開したことの意味は、視たローランがそれぞれ解釈すればいいことかもしれません。
 ともかく、厳選素材による素晴らしい作品だったと思います。
 あれ、今後、発売予定はないものでしょうか…[壁|_-)チラッ

5.渋谷に川

 ビデオ終了後、ALEXさん登場。
 陛下を呼ぶと、なんと側転(しかも2回)で陛下がステージ上に!
 元器械体操部という噂はウィキにもあるとおりですが、見ているこちらはヒヤヒヤもの(笑)。
 でもすごくきれいに決められていました。足の伸び方とか、ピンとしてカッコよかったですよ!

 その後、ALEXに椅子をすすめられ、座ろうとする陛下。
 ここで、机に座ろうとする、というボケをかまそうとして、机の上にあった水入りのタンブラーを倒してしまう、という事案が発生。
 陛下、「小ボケのつもりが、大ボケになってしまた」、「見ろ!渋谷に川が出来たぞ!!」→速攻で近衛兵に拭き取られる、みたいな。

 先ほど流れたビデオについて、こうして「改めてみると、あの曲はスゴイ、最高!って思った。…白樺リゾート池野平ホテルの歌」→「放っておいたら、本当にあの曲の作者はRevoってウィキペディアとかに書かれるwww」
 などなど。
 ひたすらボケ倒す陛下でした。

5.アンケート集計結果

 祝賀際に先立ち、FC会員に対して行われたアンケートのうち、「(歌詞カードに記載のある)カッコいいフレーズ」など、歌詞フレーズに関する部分をベストテン方式で、発表されました。
 正直、祝賀祭の割と直前のアンケートだったので、きっと直前までスタッフの方々が必死になって集計したのでしょう…。でも、その分、祝賀祭らしい、とても素敵な企画だったと思います!(5周年の時も似たような企画があったんでしたっけ?)
 (フレーズ以外の「好きな曲」などの質問項目に関しては、パンフに記載あり!ローラン必読。そのうちweb shop販売ある、よね?)
 でも、この段階で既に押し状態になっていたためか、ALEXさんはとにかく会話をぶった切ってでも会を進行。
 てか、各ジャンルごと、スクリーンにまず第4位~第10位まで一斉に表示されるのですが、文字が細かすぎたり、情報量が多すぎたりで、よくわかんなくて(涙)。メモとる暇もなく、次に行っちゃうしー。
 せっかくのすんごい素敵な企画なのですが、今振り返ると覚えていないことが多く…(汗)
 ま、でも、次のFC会報できっと全リストを載せてくれることに期待しつつ、とりあえずメモできたものを残しておきます!

①.おもしろいフレーズ
 7位にあの【「小川を渡り、お化けモミの木を左へと そこに佇む私の生家」】の絵(笑)がランクインw。
 それについて、Revo陛下「カラオケでもあれで出るんですよ~」などのコメント。
 他はメモ取ることできませんでした…
 第3位以降は、個別にドラムロール後にスクリーンに表示。

 ※第3位※
 「《何だかんだ悪態つきつつも尊敬しているプロデューサー》に言われている」(from 「intaview with Noël」)

→Revo陛下、「極めて文学的な手法で持って、《》内をグラサンと読むんです」、「この手法は21世紀に発見された手法として、22世紀にも模倣されていくでしょう」

 ※第2位※
 「ついた徒名は「クリス・マスオ(笑)」(from 「intaview with Noël」)

→インノエ強し!!
 Revo陛下「どっちが苗字なんですかね、わかんないですねw」→該当箇所をちょこっとアカペラ歌唱。

 ※第1位※
 「《金鉱脈大盤振る舞い》だよっ!全員集合っ! 《49年組》! 」(from 「星の綺麗な夜」)

→これはちょっと予想外のドリフネタが1位。おそらく、ドリフをリアルタイムで知らないローランも多いと思いますが、ネタ自体は語り継がれているのですね…。ドリフ及びいかりや長介さんの偉大さを実感したりして。
 Revo陛下、「ゴールドラッシュだよ!」を会場に言わせて、「ダメダメ!もっと下唇を突き出さないと!!」と更にドリフネタでダメだし(笑)

②.かっこいいフレーズ
 とりあえず6位に管理人の愛するイベリアより「君ニ 今敢エテ 問オウ―」が入ってました~(^O^)/!
 あと、Moira関係が結構入っていたような。

 ※第3位※
 「死んでもいい 生きてるなら燃えてやれ!」(from 「よだかの星」)

→Revo陛下、「ちょっと歌ってみましょうか?」から「死んでもいい~」をアカペラ。
 すかさずローラン、「燃 え て や れぇーーー!!」の大合唱。
 陛下、「今しかないんですよ、今しか!」

 ※第2位※
 「人間は皆 運命の哀しい奴隷だというのに
  その奴隷が 奴隷を買うなど 笑えぬ喜劇だ」
 (from 「奴隷達の英雄」)
→管理人もこれに投票!キターーーー、という感じです(^O^)/
 陛下、「ちょっと重いよね~。難しい漢字やめてほしいよね~(笑)」

 ※第1位※
 「女神が戦わぬ者に 微笑むことなど決してないのだから」
 (from 「死せる英雄たちの戦い」他)
→Moira強い!!やはり、作品の方向性が、こういうところにもはっきりと出ますね。
 ここでも陛下が「ミーラが戦わぬものに…」まで歌い、ローランが「ほほえーむことなどーー!!~」と大合唱。
 ここら辺の一体感ヤバイです。
 あと、各発表のドラムロールの間、陛下も机に向かってエアドラムをドコドコやっていて、萌えです。

③.うつくしいフレーズ
 ゴメンナサイ…メモが判読できず、4~10はちょっと忘れました…。

 ※第3位※
 「地に堕ちるその刻まで 月光のように 羽ばたいてみせよう……」
 (from 「この狭い鳥籠の中で」)

→陛下、「精神性、みたいなものも含めて評価されたのかな、と」
 この曲も、みんなで合唱♪

 ※第2位※
 「天使 が抱いた窓枠の画布...ねぇ...その風景画...綺麗かしら?」

 だったか、もしくは、
 「『美しきもの』...集める為に...命は遣って来る……」
 (from どちらも「美しきもの」)
→うわぁ(涙) 曲は分かるんですが、どっちだったのかメモがよくわかんない!ゴメンナサイ!
 ※コメ情報により、やはり「画布」の方であったことが確定。コメント、ありがとうございました!!
 Revo陛下、「この曲、海外版は「ビューティフル・キモノ」というタイトルなんですよ~!」、「うっそでーす(ゝω・)」。…可愛過ぎか。

 ※第1位※
 『0302・0101・1001・0304・0502・
  0105・0501・0902・0501・0301・0102』
 (from 「11文字の伝言」)
→まさにサンホラ真骨頂の歌詞でしょう。
 ALEXさん「ん?これは何ですか?足せばいいんですか?引けばいいんですか?」(笑)
 Revo陛下、「昔のプログラミング言語みたいw」
 ローランからの「歌って~」の要望にも、陛下敢えて歌わず。

④.感動するフレーズ
 辛うじて9位?かな「愛する人を失った世界には どんな色の花が咲くのだろう?」が入っていたかと。
 自分が投票した賢者様のフレーズとか、「星屑の革紐」もどこかにあったように思いますが…
 あと、「キミが今笑っている、眩い其の時代に」が第4位だったかな…
 陛下、「Roman、つよいね!」

 ※第3位※
 「後悔などしていないわ 嗚呼 これが 私の人生」(from 「磔刑の聖女」)

 Revo陛下、「ちょっと歌ってみよう。君たちがね!」
→会場のローランでアカペラ歌唱!これがもう、なんていうか、とってもキレイに響いて…。
 当然、該当箇所で終わるはずもなく、そのまま最後の「唯の【Elisabeth】」まで歌唱は続き、まさに鳥肌。
 そして…
 不意にRevo陛下が立ち上がって、ALEXを抱きしめた///!
 …もちろん、これは劇中のあのシーンの再現だと思われますが、突然陛下に抱きしめられたALEXさんは沈没。しばらく平伏して、口もきけない状態にwww 「おっと、寝ていた。寝不足でね…」なんて仰ってましたがw
 陛下、「まぁ、最後までいっちゃうだろうな~、とは思っていたけどね(・ω<)」 確信犯か。

 ※第2位※
 「アナタが今生きて0102る――それが『私が生きた物語の証』
 (from 「11文字の伝言」)

 陛下、「やっぱりこの曲は強いですね~」

 ※第1位※
 『0302・0101・1001・0304・0502・
  0105・0501・0902・0501・0301・0102』
 (from 「11文字の伝言」)
→流石のワンツーフィニッシュ!さっき歌わなかった理由は、これだったわけですね。
 というわけで、今回は陛下もアカペラ歌唱してくれました。
 陛下、「僕の音楽で、みんながちょっとでも「しあわせ」になってくれれば…」

⑤.なんでかわからないが、好きなフレーズ
 第6位「おい、クソババア!」(笑)
 Revo陛下、「毎回、いろんな曲に触れたいと思うんだけど、このクソババアが強すぎて、他に触れられないwww」
→確かにw。スクリーン上でもやたらでっかく存在感を放っていました。(笑)

 ※第3位※
 「栄光あれ! 嗚呼…栄光あれ!
 地平線を駈け廻る我らの移動王国に!」
 (from 「栄光の移動王国 -The Glory Kingdom-」)

→Revo陛下、「愛なんだと思います!!」、「楽しい思い出を胸に、後で歌ってください!!

 ※第2位※
 「君より一桁ばかり年長者なのだよ…」(from 「Mother」)
→陛下、「まぁ、意味よく解りません!…でも、好きなんだもの!」
 はい。陛下はトボけましたが、ヴァニスタを読み解くうえでは、個人的にはとっても重要なフレーズだと思っております。
 その辺は、また別な記事で…

 ※第1位※
 「何となく幸せな『第一の追憶』もあったけれど
  結局… 人生なんてロクなもんじゃねぇ……」
 (from 「星の綺麗な夜」)
→陛下、歌ってみよう!からの「ロクなもんじゃねぇ!!!」の大合唱。

 以上で終了。
 とにかく、時間的に巻きが入っており、ひとつひとつ深められなかったのが残念ではありますが、それやりだしたら一晩かかっても足りませんもんね…
 とっても素敵な企画でした!!そして、会報への掲載、よろしくお願いします!!

6.ライターさん対談

 最終回の今回は、清水耕児さん、さやわかさん、富田明宏さん、の三人が揃って登壇(これまでの回は一人ずつ)。
 それぞれ皆さん、パンフレットにてライター同士で行ったインタビューが掲載されていますが、「あれ、もうサンホラ好きのオフ会でした///」と。(笑)
 どれが誰の発言か、ちゃんとメモできてなくてわからないのですが、「ライターやってると、一般の方とあまりサンホラ話も出来ないんですが、今回はライター同士でそれができて、すごく盛り上がった!」、「これ、アメトークならぬ『Revoトーク』ですよね!」→陛下、それにノって雨上がり決死隊のモノマネする、とかw
 あと、「みんな、『Revoさんは、とってもいい人』という意見で一致した」と。
 陛下、「Revoの半分は『優しさ』でできています」←バファ○ンww
→陛下、「半分は言い過ぎだな。ローランのこと、いじめたいし」、「でも、好きでもない奴を、いじめたりしないぜ☆」
 ライターさん、「陛下は、生粋のツンデレですね!」(笑)
 みたいなやり取りで、すごい和やかかつ笑いに溢れる形で進行。

 それで、実はこれまでの回にて、それぞれのライターさんに対して、この最終回用の宿題が出されていた模様。
 それは「物語音楽の新名称」というものだったらしく、曰く「サンホラを全く知らない人に説明する際に、より伝わりやすいものがあれば…」とのことらしく。
 それぞれが、短い時間のなかで必死に考えられたであろう、回答は以下の通り!
 (しかも、話の最中に、まさかのALEXさんにもRevo陛下が無茶ぶり(笑)。)

※富田さん:「ストリオン」※
・「ニンジャリバンバン」みたいな、というRevo陛下の要望もあり…
・「物語」の表現をするとともに、リオン君も入っている造語。
・というか、私はさっきこの宿題言われたばかりだし!(←本日の16:00~の回でのことw)
⇒さすがの富田さん。ごく短時間で、ものすごくきれいにまとめられていたと思いますー!

※さやわかさん:「ナラティブ・ミュージック」※
・ナラティブは、欧米では一般的な言葉。受け取り手が、ストーリーなりを解釈し、真実として受け止めて参加すること。
・歌詞カードの解読とか、ケースを壊してみたり、とか、そういう各人なりの音楽の解釈の仕方が、ナラティブ。
⇒まさにそれ、このブログのことだったりして///。さやわかさん、すごいです。

※清水さん:「カゲキ」※
・日本語で、歌劇であり、華劇であり、過激。
・海外にも出していく日本語として良いと思う。
⇒シンプル・イズ・ベスト!わかりやすいです!

※ALEXさん:「OBENTOU(仮)」
・海外でも、「OBENTOU」という言葉は一般的になっている。「Lunch box」では、あのカラフルに詰め込まれた感じは表現できない。
・そういう、海外でも使って行ける言葉、という観点で、ぜひ皆さんには考えて頂きたいな、と。
⇒ALEXさん、無茶ぶりのなかで、どうにか捻り出しましたが、最後逃げましたねww でも言わんとしていることはよくわかりました!

 結局、「ここでは結論は出さないでおこうか」ということになり、今後、みんなが使っていく中で自然と決まっていくのではなかろうか、という形で終了。
 確かに、この場で結論を出すには、ちと荷が重すぎる話かも、ですね~。
 ライターの皆さま、お疲れ様でした~!

7.国歌斉唱~エンディング

 Revo陛下からのお言葉コーナー!
・色んなこと考えながら、次の10年頑張って行きたい。
・文化って面白い。何かを誰かが面白いと感じて、誰かと共有したり、伝えていったり、それでまた面白いものが出来てきたり、とか。
・そんななかにSound Horizonがあれば、それはこんなに誇らしいことはない。
・みんながプレッシャーに感じることは、なにもない。ただ、望むことはただひとつ、楽しんでほしい!!
・10周年はこれから始まったところ。頑張る!!

※と、いうようなことを…。間違ってたら、すみません!
 でも、「楽しんでほしい」と言った時の陛下の優しい声音は今でも忘れません…(涙)。

 そして、国歌斉唱。
 リストバンドが白に発光!
 なぜか、ステージ後ろの石柱が形を変え、門のようになりました。
 ともあれ、サウンドホライズン10周年のこの日を、陛下と、ローランのみんなと、素晴らしいキャストやスタッフの皆さんと分かち合えたことを胸に刻みつつ、祝賀祭は終わりを迎え…


 …ない!!!
 なんと、最後の「Sound Horizon Kingdom!!」のコールをしようか、というタイミングで、不意に暗転。
 そして、あの聞き覚えのあるメロディーが…
 そうです。
 ヴァニシング・スターライトのM03、「Intaview with Noël」のラスト部分!
 歌で言うと「October 26 and 27~」のところからのカラオケが流れだし、ステージが明転。
 そして舞台袖から、ヴァニスタのメンバー、鋭士、マリー、山さんらが登場!!
 な、なんということだーーーーー!!
 会場内、熱狂。
 盛大な拍手と声援で、このカーテンコールを出迎えます。
 と大興奮もつかの間、よく考えてみると、あれ?Noëlもステージ上にいるぞ?
 だって、陛下ハケたの、ついさっき…
 頃合いはまさに、「IwN」のカラオケが最終盤に差し掛かるところ…

 と、突然、ステージ正面にできていたあの門を通って、グラサンが飛び出してくる!!
 そして、『くーだらーないっ せかーいをっ こわーすのがーーー!!!』
 と歌い出して…
 …
 …もはや、言葉もありません。
 ここで、こう来るのかーーーーーーーー!!!!!
 という頭が真っ白状態で、CDにある観客音声よろしく「ヘイ!ヘイ!ヘイ!~」と絶叫しながら手を振り上げている自分が…。
 Revo陛下とNoëlくん、並んで歌っておりました。
 陛下はNoëlくんの腰に手すら回していたらしいです。

 ステージ上の全員が笑顔。
 ローランは笑顔もいれば、感動のあまりの泣き顔もいて。
 ともかく、実に感動的なラストでした。

 最後、スタッフへの謝辞を残し、「10周年はこれからだー!!」、「新名称の件、みんなで拡散してみよう!それが情報解禁の合図だ!!」みたいな感じで、Revo陛下は今度こそステージ上から去りました。

 それでおしまい?
 いやいや、進撃ライブの時よろしく、ここで再びの暗転!
 からの…
 スクリーンになにやら怪しい字が浮かび上がり…
 「2015年春、新たなる地平線が現れる」
 の表示!!
 …期待していなかった、と言えば嘘になりますが、ホントにやってくれるとは…
 もはや、色々とツッコまれ過ぎて、脳内がパンク状態。
 先の回に参加していたローランが口々に、「壮絶だよ…」と言っていたのも納得。
 客電が点いたあとも、呆けるような状態で、フラフラと会場をあとにしようとすると、渋公の出口で、先の昼会に参加していたローラン達などから、なんと拍手の出迎え。
 「よし。生きて帰って来たな…」ということでしょうか。
 …その拍手こそが、この祝賀祭で起こったことの全てを物語っているようでした。

<最後に>

 Revo陛下、ハロパの時の演出も痺れましたが、今回も盛大に最後に仕掛けを用意されていたんですね…
 この演出自体、そのライブ当時は無我夢中でただひたすらに感動したものですが、ライブを終えてしばらく経ってみると、その意味合いについてまた色々と考えさせられます。
 物語音楽と現実をクロスオーバーさせる、サンホラという音楽の深遠を垣間見ましたが、その辺を語り出すとまた記事が終わらないので、またヴァニスタ考察ででも考えます。
 物販面での大きな改善があったことは、冒頭に触れたとおり。
 この運営側の努力は、確実にファンにも伝わったことと思います。
 構成面も素晴らしかった。
 欲を言えば、もう少し長くあの場にいたかった…というのは、全ローランの想いだったでしょうけど。
 あと、アンケートの件。 10位まで発表するんなら、やはりひとつずつ深めて欲しかったなぁ、なんて。
 確かにタイトなスケジュールだったと思いますが、せっかく全4回公演あったわけですから、それぞれの回でお題を分けて、行けなかった回の分は情報解禁後にみんなでSNSなどで共有する、とかでも良かったのかなー、なんて。
 なんだかベスト3にランクインしたフレーズでも、ものによってはどうしてもおざなりだった感が否めず…。
 もちろん、素晴らしい企画であることを前提としたうえでの、残念だった点、です。
 残念対で言うと、東京でしかやらない、というのは、関東以外に住むローランにとってはちと厳しいものがありますよね(ハロパもそうでしたが…)。
 遠征するだけの余力がある方はまだしも、やはり時間面や足代宿泊代など考えると、せめて北、西、南で全4回くらいであれば、もっとみんなで、この感動を分かち合うこともできたのでしょうけど…
 サンホラの人気はもはや留まるところを知らず、ローティーンからオッサンまで、実に幅広いファン層を得ていると思われます。
 この長々と取り留めなく書いた記事が、参加できなかった皆様にとって少しでも何かの参考になれば、と願ってやみません。
 なんて、ちょっと恩着せがましいですかね(笑)
 ともかく、10周年はこれから!!という、陛下からの恐ろしい(褒めてる)お言葉があったわけですから、少なくとも無駄な出費を抑え、我ら地平線の旅人達は、この無窮の物語を「楽しみ」ましょう!!
 かような長文に最後までお付き合いいただき、ありがとうございました~!
 あ、別記事で「ヴァニスタ考察」や、その他作品の考察なんかもやってますので、もしよろしければ「カテゴリー」などもご覧くださいませ///
 ※参加された皆様からの補足や「それ違う!」といったご指摘コメもお待ち申し上げております(^O^)/!!
 ※それから、最後にお礼を。実は当日、私メモを忘れてしまったんです(涙)。「やべ!メモ忘れた…! 」ってアタフタしてたら、なんとお隣に座られたローラン様が「良かったら、どうぞ!」と白紙の用紙を分けて下さいました。「気持ち、わかりますんで( ^ω^)ニコッ」…と。…本当に嬉しかったです。名も知らぬローラン様、貴女様のおかげで、この記事を書くことができました。本当にありがとうございました!!

   

ジャンル : 音楽
テーマ : Sound Horizon

「ハロパ10/26」 レポ校了のお知らせ。

Revo's Halloween Party(ハロパ)の参戦レポを、ようやく書き終わりました!
《万聖節の前夜》に辛うじて間に合ったかな?
だらだらとすんごく長いですが、お時間があれば是非見てやってください。

あと、実は昨日Sound Horizon Cafe 2013 -Halloween Style-にも行って参りました!!
…でもサンカフェの内容を今記事にしちゃうと、これから行かれる予定の方へのネタバレになっちゃいますので、取り敢えずは自重します。
また少し落ち着いたら(せめてHalloween style期間が終わったら)、写真等も上げさせていただきたいと思います!!
行きたいけど六本木なんて物理的に無理!!という方はいま少しお待ちくださいませー。

   

ジャンル : 音楽
テーマ : Sound Horizon

Revo's Halloween Party 10/26 参戦レポ!

Revo's Halloween Partyに行って参りました!
とにかく一言で表すなら、「すごかった」です。
人気曲の出し惜しみなし、似非無双、そして初お披露目であろうあんな曲やこんな曲まで!!
更にハロ夜考察にも役立ちそうな演出まであり…。
もちろん、プラス面だけではなかったようにも思いますが、とにかく今は幸せな気分でいっぱいです。
すごすぎてもうクタクタですが、とりあえずセトリだけでも!
→追記:10/31、やっと最後まで書き終えました!

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Revo's Halloween Party
日時:2013年10月26日 17:20~20:25(?)
於:さいたまスーパーアリーナ
出演:Revo、木村花代、栗林みな実、Joelle、Daisy×Daisy(Mika)(以上、敬称略)
※似非及びミュージシャンは後日追記できたらします。
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セットリスト
~ハロウィンと夜の物語パート~
1.星の綺麗な夜
2.朝までハロウィン
3.おやすみレニー
4.ボーナストラック(初回限定盤)


~Sound Horizonパート①~
5.死せる者たちの物語
6.<ハジマリ>のクロニクル
7.石畳の緋き悪魔
8.朝と夜の物語
9.終端の王と異世界の騎士


~Linked Horizonパート~
10.The Theame of Linked Horizon
11.紅蓮の弓矢
12.純愛十字砲火
13.地平を喰らう蛇

~Sound Horizonパート②~
14.この狭い鳥籠の中で
15.宵闇の唄
16.海を渡った征服者たち
17.Stardust

~Revo'sパート~
18.召喚という儀式
19.死刑執行
20.The Beast of the Endness
21.La Ragazza Col Fucile
22.歪なる思念 その名は

メンバー紹介

~ラストパート~
23.朝までハロウィン(ラストのサビのみ)
24.即ち…光をも逃がさぬ暗黒の超重力(ハロパver)
25.栄光の移動王国-The Glory Kingdom-

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各曲の感想
※上記セトリにあとは出典も付けたいなー。後日出来たらやります
因みにTwitterアカウント @hecopon01 に連携させており、そちらの方には新規記事のほか、上書き更新についてもわかるようにしてありますので、もしこのブログがちょっと気になる、という奇特な方が、万が一にもいらっしゃたら、 @hecopon01 のフォローをしてみていただければ。よろしければ是非!


とにかく、立ちっぱなしの手を振りっぱなしのライブだったので、ロクにメモを取れず!
期待されていた方、もしいたら申し訳ありません。ほぼ記憶を頼りに書くので、かなりあやふやです…。
ところで、私の席はアリーナBブロック、ステージ向かって右手側で、前から20~30列目あたりだったでしょうか。
花道が設置されていましたが、そこは割と近く、かなりいい席の部類に入ると思います。ラッキ~☆
領復の時は、見切れありのスタンド後方だったので、たまにはこういうことがあってもいいですよね。


20分押しでスタート。
冒頭、サッシャさんによる諸注意説明があるが、いきなり「こんばんは!オスギです!」というネタから始まる。
更には「本日はツールドフランスinさいたまにお越しいただき、ありがとうございます」とボケたおす。場内は笑いに包まれる。
その他、「本日の公演は公開される可能性がある」との案内も。
あと、光るリストバンドの説明で、やたらと尺を使った壮大なボケ。ローランに仮面ライダーの変身のフリを教えたうえで、「へ~んしん!!…できるわけないじゃんバーカ!バーカ!」と(笑)。サッシャさん…楽しみすぎ。
更には、「ある曲でリストバンドの発光の色(白)に合わせた、展開の分岐がある」、なんて案内も。
そして暗転後、かぼちゃの帽子をかぶった(笑)サッシャさん登場。

―イントロダクション―

サッシャさんによる英語の語りが始まる。
日本語訳はオーロラビジョンに表示されている。
何やら「ハロ夜」関連の暗示的なことを言っている風。
「そこだ、見つけた!」みたいなセリフの後に、向かって左翼側の一点のみにリストバンドのライトが点灯!?
そして、その後のサッシャ語りに導かれるように、骸骨を先導にしたフード姿の人影がなんと客席から…。
ぬぉぉお!あれは、まさか!!とそっちに完全に気をとられているうちに、サッシャさんのセリフはほとんど見逃してしまい…
あれ、すごい重要なことを言っていたっぽい。
かろうじてメモに留めたのが、「蝶」「境界の男」という言葉だけ…。
ああ、残念すぎる…。やり直したい! でもそれがライブですよね。
多分、ハロナイさんの立ち位置(存在)に関するセリフだったんじゃないかなぁ、と思いますが(「境界の男」はジャックランタンの立ち位置と同じですものね)
、これは映像化された際に確認し直すしかないですね~。何か情報をお持ちの方が是非いらっしゃったら教えてくださいませ!

さて、先ほどのフードの人、花道に上がり、フードマントを取ると…
やっぱりハロナイさん!!
会場の熱気爆発。
そして、一曲目が始まる。


1.星の綺麗な夜

 倒れている(死んでいる?)シェイマス役の人(以下シェイマス)の傍らで立ち止まったハロナイが、あの曲冒頭の旋律を歌いだす。シェイマス、何とか花道のほうに進んでこようとする。
 ランライリライリルライロのコーラスに合わせて、幕が上がり、ステージの全容が明らかに。
 初回限定盤ジャケの風景っぽい、当時のアメリカの町をイメージしたセット。所々にカボチャのランタンがおかれ、ハロウィンの雰囲気満載。両端に樹木と家、後ろに小山、だったような。
で、幕が上がったその最前面に、一列横隊で並んだ「ハロウィンダンサーズ」!
 その彼ら、ランライリラリルライロのコーラスに合わせて、リバーダンス風の足技ダンス!めっちゃ鳥肌!!
 ダンサーズ、みんなカボチャの帽子かぶってる。よく見ると演奏陣もみんな被っている。何とも可愛らしい感じだが…曲は全然かわいらしくない(笑)。
 その後は、曲の進行に合わせて、役者さんがその場面を再現していく展開。
 やっぱり戦闘シーンのあのギターリフが流れた瞬間は血が滾りました。
 石工の爺役の人が一瞬ジマさんに見えて、そんなバカな、と思ったのは私だけではないはず。
 爺さん役の方は、その後《野心家》役もやられたり、あれもやったり、と大忙しの一人何役?状態でした。
 棺桶船の場面、花道にて5人くらい(シェイマス含む)で「もうダメだ…」みたいなことをやっていましたが、最後の「ジョーン!」がやけに強調されたいたような…。
 あの「ジョーン!」って、私の考察では敢えてスルーしてますが、深読みするとドツボにハマる要素多分のセリフなんですよね~。
 …ひとまずそれは置いておいて、とにかくハロナイさんの気持ちのノリ方が半端ない。
 むしろ、やや過剰に気持ちを乗せすぎるあまり、音程や歌い上げ箇所の語尾などが少々…(笑)。
 でも、そんなことはこの際どうでもいいというばかりに、一気に観客は幻想の世界に引き込まれていくのです。
 歌姫たちも4人全員登場していた(と思う)。この時点ではみな女神風のドレス的なものを羽織っていたが、Mikaさんだけは羽織った下が例のあのプリンなので、「あぁ、あの人か」みたいな。
 音量は大きいが、各楽器やコーラスの聞き分けは可能(この後しばらく同様)。
 特筆すべき(笑)は「フオーティーンナイアーズ♪」の所での、ドリフの「えんや~こらや!」のフリ!!
 ハロナイとダンサーズが横一列に並んでの渾身の一撃に、見事に撃沈させられました。
 でも、あれ解ったローランどれくらいいるんだろうねー。

MC①
 ハロナイさん登場。
 いきなりの「台風来るならー?」
 →すかさず「今でしょ!!」のレスポンス。
 フランシスコがどうこう言っていたのは、台風27号の名前のことでしょうね。
「楽しいパーティーにしようぜ!」みたいな流れから、
 ハ「イタズラするなら―!?」
 ロ「今でしょー!」
 ハ「ファイナルアンサー?」
 ハ「元気が足りない!!もう一回!」
 てな感じで、朝ハロへ!  ※因みに、このライブ、以降も事あるごとに「今でしょ!」フリ連発。

2.朝までハロウィン

 リストバンドが七色に輝く!キレイ!!
 音声バランスも良く、すごくまとまっていた。全体のハイライトのひとつだった思う(いきなりだけど)。
 お化けの行列登場。
 これがまたいちいち可愛らしい。Trick or Treat!の部分も何やら振付あり。
 途中間奏部分だったか、花道に行列が出てきて、お菓子をバラ捲いていた。twitterでもらった情報によると、お化けやRevo陛下(王様君?)の金太郎飴だったそうな。物販で配っていた奴とは違うのかな?
 Lennyの人形も登場し、そこら辺を飛び回ったり、ハロナイさんにくっついたり。どこのパートだったか、初回ジャケのシーン再現みたいな箇所があったようにも思う。
 ハロナイさん、ほぼ全ての「~ッぞ!」の部分にやたら入魂。「せーの!」も絶叫系。テンションめちゃ高!
 あと、猫の演出もちゃんとあり。
 ジョニー以外の全員が列を外れて猫に集合していた。

3.おやすみレニー

 CD通りの流れで「おやレニ」へ。
 ベッドで横たわるレニー登場!!
 ケイトが傍らで語りかけるイメージで曲が始まる。
 木村さん、声がきれい、よどみない、声量すごい、と全く隙のない仕上がり。
 サッシャさんのナレーションも、このハロウィンセクションはあまり違和感なかった。
 展開は「星の綺麗な夜」同様、ケイトの歌に合わせて、役者さんたちがシーンの再現を行う。
「息子が生まれた~」以降に、今度は元気な状態で登場するレニー。
 やたらと大きいオレンジのカツラを付けているが、そのリアル二頭身ぶりに萌え果てるローラン続出。自分の席の周辺でも「かわい~~」の声がひっきりなしに聴こえていました。
 中でも飛行機みたいに手を広げてステージ中央をクルクル周っていた所なんて、もうっ…
 楽器陣もこの曲の持つ雰囲気を見事に再現していたと思う。
 ただ、木村さんの声量がデカすぎたのか、音割れしている箇所があったような…。
「友達記念日だぁぁぁっぁ」もしっかりと再現。ただ、なんとなくショーン影薄かったな。
 おそらく木村さん&レニーが強力過ぎたのでしょう。
 終盤、一旦レニーはけての、「初めてのハロウィン、そんなに~」からのパート。背後のスクリーンにレニーが大写しになり、真っ白なバックを走ってみたり、手を振ってみたりする映像が!
 昭和の香すら漂う演出に、思わず気恥ずかしくなってしまったのは私だけでしょうか。
 特に、レニーが動くと一緒にカツラも前後しているみたいなカットがあって(苦笑)。でもそんな文化祭チックな演出が平気で放り込まれてくるあたり、やはり一瞬たりとも気が抜けない。
 その後の「お医者様が告げた…」のシーン。
 ひょっとしたら、当ブログの考察を事前にお読みいただいた方は「あ、そう」と思った方もいらっしゃるかもしれませんが、爺役の役者さんが、しっかりとお医者様として出演しておられました…。
 まぁ、そんなもんです(笑)。で、でも、この歌自体が、ケイトの謂わば虚偽の真実の歌、思い込みの歌であるし、その辺はスルーしちゃったっていいよね!?→うん、問題ない!→善し、じゃー次行ってみよう(笑)!
で、最終盤の「お菓子いくつもらった?」のくだりの「ハロウィン!ハロウィン!」の所だったと思うけど、周囲が夜から朝にかわり、例のお化け行列が背後の丘を上方へ行進していく、という箇所があった。まるで遠い所へ皆で往ってしまうようにも見えた。それで、その後ろをそっとハロナイさんとLennyが着いて往く、という…。色々意味深な演出ですね。

 …そしてこのハロウィンパートの最重要ポイント、ケイトの長台詞です。
 ここの最後の部分、「こう言ってもらえませんか?」のあと、暗転&ピンスポ(…だったような)。
「おやすみ――」
 で木村さん、急に黙ってしまう。その時、不意にリストバンド点灯!!  しかもよく見ると白!!
 しかし、ローラン諸兄、え?え?となりながらも、すぐさま「レニー!!」と返すあたりは流石。
 すると…
 レニーの声で「おやすみ、ママ」との声が場内に響く。そして、さらに――
「おやすみ、ローラン」と…。

「マジでか!?」と鳥肌が立つ一方、うかつにも涙が…。
 よ、よかったな、レニー…

  4.ボーナストラック(初回限定盤)

 先ほどの白点灯→「レニー!」のローランのレスポンス、が冒頭にサッシャさんが言っていた分岐だったんですねぇ。
 舞台は暖かな光に包まれて、初回限定盤のあのメロディが。
 この演出は、本当に痺れた。
 母の「おやすみ」に込められた意味、レニーの名を呼び、彼を呪縛から解き放ったローラン、そして、旅立っていくレニーの「ありがとう。いってきます、ママ、…ローラン」の意味での「おやすみ」の返事。
 まさにライブによって完成される地平線。
 陛下、とんでもないことをしてくれたものです…。

 あの優しい音色に合わせて、役者さんたちが順番に舞台上に再度登場。最後がハロナイさんとLennyだったかな。
 涙目の中で見えたのは、通常盤ジャケの配置で並んだ演者たちの姿…。
 ああ、もう幸せすぎて…なにがなんだか…
 ありがとう、Sound Horizon。ありがとう、陛下。
 既にこちらが払った分以上のものを、もらった。
 本気でそう思った。

 しかし、つまりあの時、ローランが無反応だった場合、通常版のピアノのボーナスに行っていたということですよね。「Trick or Treat! アハハハ!」の方。
 つまり、それって…
 まぁ、実は当ブログでやっている「ハロ夜」考察の次回が「たまたま」ボーナストラックだったりするので、その辺で更に掘り下げてみましょう!!

MC②

・「…本公演は以上をもちまして終了させて…いただけない。うん、いただけない」
・「みんな仮装してくれているけど、演者も仮装してみようかな、と」
・「まずは、この重たいマント、脱いで…脱いで…なかなか脱げないっ」
・「(やっと脱げたマントを回しながら)回る回る、噴水へポーン!」→ドリポネタ!?
・「まずは、こんなマントが…(Moira双子の赤マント登場!!)」→「Moiraよ!!」
 と、いうかんじだったと思う。
 そして、ここからSound Horizonパートへ!!

5.死せる者たちの物語

 栗の子さんが招集されている時点でMoiraはあるだろうと予想はしていましたが、この曲が来るとは!
 場内も嬉しい悲鳴です。
 ※因みに、以降の似非人の名称はSound Horizon / Linked Horizon いろいろ 勝手にまとめWiki様の情報を元に書かせていただきます。
 ハロウィセウス(ハロナイさんが双子の赤マント付けた姿ですね)ャが登場。
 コーラスは女神風の衣装をまとった他3人(便宜的にケイニア(木村)、エリーリア(Joelle)、プリギア(Mika)。女神6姉妹の仮装の設定)です。
 冒頭に、ミラコンでもいた死神が登場(冒頭のハロナイさんを先導してきたのも彼でしょう)。フラフラと丘を降りてくるシェイマスの後ろを、ひたひたと着いて往くのはどこかで見た風景ですね。
 大好きな曲なので、単純にうれしかった。「背中で聴いていた鼓動~」からの部分は本当に個人的にツボなんです。でもこの曲は座ってじっくり聞きたかったかなぁ。
 アコースティックの音がきれいに出ていた。ストリングス、コーラスもよく聞こえていたと思う。
 途中でミーシャが上手側の家のドアから登場したところでは、場内騒然。私のちょうど正面くらいで泣きそう。ただ、ちょっと音程に苦労している風だったような…
 終盤、不自然にみんな固まって動かないところがあったと思うけど、あれってMoiraジャケのパロディーかなんかやっていたんですかね。ちょっと他のことに気をとられていて、ちゃんと見れていませんでした。これも映像化に期待ですね。

6.<ハジマリ>のクロニクル

 間髪入れずにハジクロ!きれいな流れだぁ。
 これも栗の子さんの時点で予想はできる選曲でしたが、ちょっとくるのハヤくね?みたいな。
 あのイントロオルゴールに合わせて舞台中央に残ったのは、ミーシャと…プリギア(Mika)!
 おいおい、大丈夫か?と、そっと心配になる。
 栗林さんはこの曲は本当に安定していました。そして、こう言っては失礼ですが、存外に違和感がなかったのがMikaさん。
 なんか、「普通に」ハジクロという曲を聴けました。
 役者さんたちも何かやっていたような気もするんですが…忘れました。ゴメン

~インターミッション①~<br>
 サンホラのライブの醍醐味と言えば、やはりこのインターミッションでしょう。
 本日は、このサンホラパートの中で、各楽器別に色々と楽しませてくれました。
 まずは、サックス(平原まこと)&ピアノ(河合英史)。
 ハジクロのメロディーを引き継ぎつつ、すっごく大人なアレンジで、アーバンナイト感溢れる素敵演奏。
 カッコよかった♪
 できればアルコールでも片手に、ゆったりくつろいで聴きたかったですねぇ。

7.石畳の緋き悪魔

 そのピアノから紡ぎだされる、あのメロディ。
 流れるように石畳へと繋がります。
 ステージ中央に現れたのは、ハロウィターン(ハロナイさんが、悪魔のツノ装備)と、その隣には…、Mika(プリイラ)!!
 お、おまえ、そこにいて大丈夫なのか!?
 と今度は本当に不安になるも、数秒後にその不安が現実に。
 「ともにいきよーーーフアァイヤァ!!
 ああ、やってしまったか…。
 自分の中で、何かが崩れた音がしましたが、でもこれこそがサンホラのライブなのだ、と気を取り直す。
 事前情報でMikaさん入っている時点で、十字砲火からの発火装置繋がりでイベリア、という予想も成り立ちましたが、本当にやってくれるとやっぱり背筋がゾクゾクです。
 でも、ライラの位置って、陛下の第一寵妃みたいなイメージがあるんだが…。う~む。
 途中サビ、「ライラ」の箇所を「ミラ!」って言っていたように聴こえた。でも、次には普通に「ライラ」って言ってたようにも聴こえ…。木の精かしら。
 エリーニャ、アルテンダ、ケイリーンの3人のコーラスも美しい。特に木村さんの高音はRemi嬢のそれに慣れ親しんだローランも納得の仕上がりだったと思います。
 そして、最後に再びフアァイヤァ!!で、締める。
 これがライブだ、と自分に言い聞かせる。

~インターミッション②~
 さて、次なるはギターのお二人!!(西山アニキ、YUKI)
 アコギ無双です。
 最初の旋律がチロリ~ンで、コンキスタドーレキターーー、と早とちりするローラン多数。勿論、私もそのひとり。
 しかしその後は、スパニッシュ風の別旋律が続き、あぁ、違うか、と(笑)。
 こちらの演奏も素敵でした~。情熱的なアコギサウンドを二人の息ピッタリの演奏で紡ぎます。
 速弾きでユニゾンする部分なんか、ホントに鳥肌…。
 たった二人で、2万人超を魅了。
 プロの演奏です。熱いです。カッコイイです。
 演奏に合わせて、こちらの血圧も上昇!
 そして、その胸の高まりが極まった所へ、あのヴァイオリンが…

8.朝と夜の物語

 イントロに導かれ、リストバンドが発光!
 上手側(右)は青で、下手側(左)は紫と、ちゃんと色分けされている。
 お約束とはいえ、そのキレイさに感動。
 人形はミーシャット(栗林)と、エリザタン(Joelle)。
 そして、ハロウィベール登場に場内のボルテージはマックスに!
 …でも、ハロウィベール、どんな格好をしていたかイマイチ思い出せない…。少なくともギターは持っていた(笑)
 銀髪だったような気もするのですが…。映像化に期待ですね(←こればっか)
 ハロウィベールのテンションも激アツ!細かい音程とかどうでもいいのです!! ヘイ!!(→私のメモにはこの曲、「ヘイ」とだけ書いてある…(笑))
 でも、ローランの皆さん、とってもよく声出ていました。
 ところで、「いっておいで…」あとの間奏部分で、聴き覚えのないセリフを双子人形が言っていた。
 全然聞き取れませんでしたが、Sound Horizon / Linked Horizon いろいろ 勝手にまとめWiki様によれば、

嫁がざる乙女の矜持 太陽のエリザタン
拒まざる乙女の意志 月のミシャット

 とのこと。整理すれば、
 嫁がざる→結婚を断る→エリーザベト→オルタンス(朝子)→太陽
 拒まざる→運命に従う→アルテミシア→ヴィオレット(夜子)→月
ということでしょうが、これは何か他の地平線の考察に使えるネタのようにも見えますね~。

~インターミッション③~
 朝夜のアウトロから、流れるようにそのまま、このパートへ。
 トリを飾るのはベース(長谷川淳)、ドラム(Ken☆Ken)、そしてヴァイオリン(弦一徹)!!
 いわゆるドラムンベース的な、バキバキの硬派セッション。
 で、ありながら、ベースもドラムも歌っているようで、本当に超スキル満載。
 そこへ弦一徹さんの狂おしいヴァイオリンが乗っかり、場はエキセントリックな宇宙空間に。
 うわぁ、どこいっちゃうんだ、これ…
 …と思ったところで、朝夜の主旋律に戻る、という何ともニクイ展開。
 本当に何度も言わせていただくようですが、カッコいい~!!

  9.終端の王と異世界の騎士

 そしてサッシャさん登場。
 冒頭セリフ「これは…」でひとボケかました(ちょっと思い出せないけど、なんかボケてた!)あと、改めて「これは、終端の王と…」で会場内更にヒートアップ。
(→コメ情報により、「これは…かぼちゃ!」で自分の頭を指差す、というボケだったことを思い出しました。情報提供、ありがとうございました!!)
 双子人形はそのままに、Mikaさん追加。
 踊りも歌もきれいだったー。もう一回、映像でみたいよぅ。
 あのハチロクの「っ、パン、パン!っ、パン、パン!」は、やっていてホント楽しい。一緒に踊っているみたいで、愉快な気分になれます。
 ストリングスもきれいに聴こえていました。
 ただ、サッシャさんなんですが、敢えて言わせてもらえば、少し大塚さんを意識し過ぎだったかな、と。
 なんかチカラが入りすぎて少し上滑り感があった、というか…。もっと普通にサッシャさんらしくやってくれても良かったのになぁ、なんて感じました。
 最後のスキャットはJoelleさんだったかなぁ、ちょっと覚えてないのですが、カッコよく決まっていたと記憶しております。

MC③

 ここで、ついにグラサン登場(笑)。
 これは陛下ではなく、「cinema staffのエアギター担当です」とのこと(笑)。
 リアクションが薄かったローランに残念なエアギター担当→進撃LIVEの最終日のネタですね。
・「ここからはポポポポーーンとリンホラやるよ!」
・「まだまだ、休ませないっゾ!!(Trick or Treatのポーズ)」
 →一瞬黙ったローランに、「ここカットしてくださーい」のお約束(笑)。
 そして、Linked Holizonパートへ!!

10.The Theame of Linked Horizon

 以下、リンホラパートは「エアギターの人」を中心に、歌姫も基本仮装(木村=ケイト、Joelle=エリーザベト、Mika=プリン)で固定。
 イントロは一気にカットされ、いきなりズバーンってバンドが入るところから。
 うぉー、カッコエエ!
 …と思ったのも束の間、あれっ?ってなる。
 どうも音量バランスが変わった。特に「エアギター担当(=以降、便宜的に陛下)」のヴォーカルの音量がめっちゃ上げられている。そしてそれに合わせて、バックのバンドの音量も格段に上がった印象。
 これが、どうして!?ってくらい、とにかく爆音。ハウったりもしていたように思うし、ボーカルも音割れしていたような…。ひょっとしてリンホラとサンホラでSEさん違ったんですかね。←そんなハズない。
 とにかく、この音バランスの変化にびっくりしてしまって、曲に集中できなかった…。
 個人的に爆音は嫌いではないですが、こういう複雑な編成のバンドでやられると、色々残念な点が目についてしまいます…。あんまり言うとあれなんですが。
 まともに記憶に残っていることと言えば、終盤の「繋がる、ながる、ながる…」の箇所の、みんなで横に並んで鎖を表す振付は今回もやってたこと、でしょうか。

11.紅蓮の弓矢

 前曲終わりで、暗転→なんか短めのアイキャッチ風BGMが流れて、背後のスクリーンに巨大な壁が映し出される!
「アーアアアー」のコーラスが来れば、もちろん紅蓮の弓矢です!
 「スミマセン!そこ、右に家ぇーがーー!」。
 この曲、個人的には、歌い出しど頭が裏拍から入る、という所のセンスがとても好きな一曲です。
 陛下のテンション異常。観客も「イエェェェガァァ!!」の怒号で応える。音量は相変わらずの爆音。
 何だかもう、異様な雰囲気に包まれるなか、事件が。
 「うぃーるでぃん、でぃイエェーガ」のあたりだったと思うが、突然花道にいた陛下が、「うぐぁぁ!」みたいな悲鳴を上げて、うずくまってしまう。
 周囲にハロウィンダンサーズもいたことから、「何ごとだ!!何の演出だ!!」とローラン達が色めき立つが、曲は数小節の間、歌無しのまま進行。
 程なく陛下復活。なんだか鬼気迫る感じで、叫びながら歌っていた。そのままギターソロパートへ…。
 花道から引き返す陛下が、若干足を庇っていたように見えたことから、それに気付いたローランは「ああ、例のやつか」とニヤリ。
 陛下、どうも足が攣っていたようです。足元のトラブルと切っても切れないご縁がある様子。でも、あれだけの叫び声を上げながらも、よく瞬時に歌い始めたな、と思う。プロ根性ですよね(それ以前に、ライブ中にこれだけ足元絡みの話題が上がる人も珍しい、というのは内緒)。
 その後も「何かを捨てることができるのは、何かを捨てることができるもの」という意味深な歌詞(笑)も登場したりしますが、何にしてもこの曲は勢いがスゴかった。
 全体の中でも、陛下のテンションが最も高まっていたのでは、というくらいだった!

  12.純愛十字砲火

 熱気上がりっぱなしの中、間髪入れずに「ホワワワーン」とプリン登場!
 嫌が応にも会場のボルテージは上がりますが、個人的にはブレコン→進撃LIVE→ハロパと三公演連続でのこの曲なので、「自由への翼」の方が聴きたかったかな…なんて贅沢な感想。
 もちろん、始まってしまえば「フー!フっフー!」、「ファイアー!」ですが。
 進撃ライブの時はメチャクチャだった音量バランスも、今回は随分マシに。爆音も若干和らいだか。
 Mikaさんもブレコンの時に比して、こなれた、というか結構落ち着いてプリンを演じている風でもありました。
陛下、ギターで参加もこれまで通り(だったはず)。
それにしても、この曲ってギター3本も要る曲なんですかね?ただ単に、陛下がステージ上にいたいだけな……ゲフンッ、失礼しました。
 もちろん、発火装置使用。でもブレコンの時よりも炎は控えめ。やっぱり、あの時の炎は尋常じゃなかったですもんね。会場にいても熱さを感じたくらいでしたから。

13.地平を喰らう蛇

 これは予想外。
 テンションがめちゃくちゃ高くて、あのアルバムの曲のエッセンスが散りばめられている激アツのインストメイン曲ですが、ブレコンの時にはローランの反応がイマイチだったように(昼の部の話)感じたので…。
 でも、今回は違いました。ライブビデオの効果もあったのでしょうが、ローランもノリノリです!
 それにしても、ものすごい爆音。自分のいた席の周辺では、もはや音が一つの塊になって襲いかかってくる状態。音圧でぶん殴られて、脳みそがグワングワンきました。こんな恍惚状態は久しぶり♪
 でも、それだけに、もうコーラスもストリングスもロクに聴き分けもできず。ただ音の暴威の中に晒されるようで、正にラスボスバトル中の主人公の精神状態に近かったかも(笑)。
 でも、ギターソロはよく聴こえた。まぁ、目立つ楽器ですし。
 スタンドの方にいらっしゃった方々がどう聴こえていたか、是非知りたいところです。でも、私の位置でもあれでしたので、もっと前方にいらした方々はどうなっていたんでしょう?演者も「返し」をつけていたとしても、相当なレベルだったのでは?
 ここら辺は賛否両論あるんじゃないかと思います。大きな会場でやるライブ故の悩みでもあるとは思いますが…。

MC④
・「今回のセトリは、以前行った好きな曲アンケート上位から選んだ」と。→領復の時のあれですかね。
・「そうすると、早いとか、長いとか、難しいとか…そんな曲が多く…」→「ロクなファンじゃねぇ!(笑)」
・「今回はメドレー形式(曲間を開けない)でやっている。最初それで始めてしまったので、もう止められない!これがライブだゼ!」
 みたいなことをおっしゃっていました。
 そして再度、サンホラパートへ!

14.この狭い鳥籠の中で

 ここでようやくエリザベート(Joelle)さん曲がきました。
 リンホラの凶悪な連続攻撃に晒されたあとの精神状態には、この曲は一服の清涼剤のような、そんな清々しい感動を与えてくれました。
 やっぱりJoelleさんのお声、大好きです。安らぎがあります。できればこの曲も座ってじっくり聞きたかったなぁ、なんて。
 歌に合わせて、後ろのスクリーンにメルコンの時の映像が流される。
 あ、MIKIさんだ。
 人形を渡すシーンは、子役さんがでてきてちゃんと再現していた。どの子役さんだったかまではちょっと覚えていないのですが。
 終盤のデュエット時にはいつの間にか似非が登場。
 余韻もたっぷり。最後の「お父上がお待ちです」のシーンまで、ちゃんとやった後に、ドアが閉まり…

15.宵闇の唄

 ジャカジャーン!で宵闇の唄。
 ホントに今回のセトリの流れ、かっこよかったです。
 再びバンドは爆音状態に。おかげで自分の席からは、歌い出しを含むこの曲の低音歌唱部分は、ほぼ何言っているかききとれなかった(結構低音で歌っている部分が多い曲なんですよね)。
 って、あれ?
 あの似非人…誰?
 ハロナイさんとメルさんの合体は分かるのですが、グラサンもかけておられる(笑)→後のMCで説明あり。
 サッシャさんもついに持ち歌登場で、かなりノリノリ!
 それにしても、本当に似非人無双状態。ここまで似非人祭りというのも稀有なのではないだろうか。
 エリーゼさんも、ちゃんと駆けつけてくれました。
 コーラスはエリーザベト、キャサリン修道女、アルテ前妻、プリ雪白姫、というメンツ。
 なんせ爆音なので、それぞれの楽器パートがよくわからず。
 もうこうなれば、拳を突き上げて、音の洪水に身を委ねるのみであります。
 それにしても、この曲、超展開やら変則的なキメが多すぎてバンドメンバー泣かせですよね~。メンバーさんのスキル及びこういう曲を書ける陛下に、ただ脱帽です。

MC⑤
・「あれ、この人、なんでサングラスかけてんの?って途中で気づいた(笑)。恐ろしい…。イッパイイッパイです(笑)」→グラサンは間違いだったんですね~!
・ハ「面舵きるなら~!?」→ロ「今でしょー!」
・ハ「面舵いっぱーい!?」→ロ「オッパーイ!!」
→これはTNG来たか!やった!また聴きたかったんだ!!と思わせておいて、「その曲じゃなかった~」。
→って、オッパイ言わせたかっただけかい!的な…。お茶目な方です。

16.海を渡った征服者たち

 すかさず、ジャラリーン…。
 あ、今度こそもしかして…
 「ピサロ、コルテス、爺(!?)、海を渡ったコンキスタドーレ達!」
 やったーーー! この曲、生で聴いてみたかったんだー!!
 でも、爺がコンキスタドーレの一員とは…。
 冒頭、その爺が登場。なんか「チキショー」みたいなことを言っていましたが、よく聞き取れませんでした。
 サッシャさんの語りは、やっぱりちょっとリキみ過ぎな印象。
 ところで、この曲、以前から生で聴きたい!と思っていクセに、ちゃんと振りを覚えていませんでした!
 リストバンドも光っちゃうし、激しく後悔…。
 振りの部分は依然と同様で、キャストが横一列に並んで、ビシッと決まってます。リストバンドの光もきれいだった。
 でも、周囲のローランさんも忘れちゃっている方も多かったみたい。多くの方は「なんとなく」手を上げたり下げたりしていました。もちろん、完璧にやられている方も結構いらっしゃいましたね。流石はローランです。あの振りかっこいいんだけど、パターンが色々違うからなかなか覚えられないですよね~。
 スクリーンには歌詞の表示。メモりたかったけど、もちろんそんな余裕なし。
 大塚さんのセリフの部分の一部はレヴォウィン・フォン・フリートホフ(長っ)さんがやってましたが、途中の「勇敢なるコンキスタドーレ達よ!」の部分が「低能なるローラン諸君!コルテス将軍に続け―!」に替ってました。さっきのはこれの伏線か~。本日2回目の突撃です!!
 それにしても、演者に「低能」呼ばわりされて盛り上がってしまうローラン達(笑)。私も吹きながらも思わずボルテージがグンっと上がります。これこそがお互いの愛が故のコミュニケーション。この辺が引っ掛かる人はローランなんてできませんよね。
 あのソロからのイベリアの旋律に移行していくパートは鳥肌なしには聴けません。大好物。
 音量のバランスは、この曲を境にライブ開始当初のものに戻ってきて、途端に聴きやすくなりました。使っている楽器の種類やエフェクターにもよるんですかねぇ。

17.Stardust

 これまた間髪入れずにピアノのイントロ。「おそろいーね…」!
 湧く会場。ステージにはアルテ前妻のみ残り。
 栗の子さんということで予想はされていた曲ですが、やっぱりその通りにやってくれた。栗林さんverは実は初聴きだったので、すごくうれしいっス。前妻のドレスをお召しになり、てっきり青髭かと思ってたので、歓びもひとしお(ゴリゴリ系は若干お腹いっぱいになりつつあったので…)。
「輝いている?ねぇ私、輝いている?」のレスポンス、結構知らない人も多かった模様。単純に「ウォー!!」という人、「いい意味で~!」の人、「今でしょ!」の人、それぞれがごちゃ混ぜになってました。
 このあたり、SoundHorizonという音楽の2013年の現状を良く表していたように感じます。
 古参のローランにとっては嘆かわしい事態かもしれませんが、個人的には歓迎すべきことだと思います。これからも様々な層を新たに取り入れながら、新陳代謝を繰り返しながら、前に進んで行ってほしいです。そういう意味でも、今回のハロパは象徴的なライブだったのかもしれませんね。
 それはさておき、Stardustの追加歌詞、やっと聴くことができました。知らない方もいらっしゃるかも、ですので念のため…

私だけを見て欲しい
燃え上がるジェラシーは黒い焔
星屑に手を伸ばしたままで
何処までも奈落へ堕ちていく
SHを歌おう@wikiより

間奏明けの部分、セリフが入る箇所に、この追加歌詞がのります。
 しかし、栗林さん、ホントに表現力豊かで、かつ美しい方です。噂では私とそう年齢が離れていないようなので…心より尊敬いたします!赤いワンピ姿も見てみたかったですがw
(どなただったか、twitterにて「この曲で、なんでリストバンドを赤にしなかったんだ!」とおっしゃってましたが、激しく同意。せっかくあんないいアイテムがあったのに…)
 「アリーナー!!」みたいなコール&レスポンスを経て、最後に、「私、輝くなら―?」→「今でしょー!」で締め。
 栗林さんもやってみたかったクチですね。わかります。

MC⑥
・「Revoさんという人は、大昔だけどRevo名義で曲を出しているんですよね」
・「そういう曲にもリクエストいっぱいもらっている今日はRevo's Halloween Partyだし…」
→場内騒然。まさか……!?

18.召喚という儀式

 Leviathanキターーーーーー!!!!
 全くの予想外!
 正に鳥肌。私の場合、むしろ前回のブレコンでこれあるかもな、と思ってその時に借りて予習していました。
 歌い手はMikaさん。これも予想外。しかし、これがまた…
 正直言って意外でした。Mikaさんが真面目(?)に歌うは初めて聴きましたが、これがまた実にしっとりと歌い上げられる。
 あ、この歌い方誰かに似ている…水樹奈々さんだ!!へぇ、こんな歌い方できるんだぁ、Aramaryさんに慣れた耳にも、むしろこの歌い方ほうがこの曲に合ってるかも…などと、とにかく感心しきり。
(→ライブ終了後に友人から「Mikaさんは水樹さんの妹という噂がある」と聞きました。これまたびっくりですが、今日の歌唱を聴くと妙に納得できます)
 曲中、またグラサン付けた(だったと思う)ハロナイさんが、丘の方にある墓場?みたいなところで、子鬼風の少年に何かもらってた。紳士録(本)?鉄砲?だったけ?ちょっと覚えていません。
→補足:家に帰ってから、ちゃんとLeviathanのアルバムを聴き直しましたが、このライヴでやっていたのはショートバージョンっぽいです。曲後半の「失意に~」から歌われていた気がします。ライブ中はもう夢中で気付かなかった…

19.死刑執行

 ぬぁんと、一曲だけでなく、こいつもやるか!?
 これはリアルタイムで聴いていた古参ローランは昇天でしょうね。
 私の場合、このアルバムを初めて聴いたのも昨年ですし、実はLeviathanの原作はまだ読んでいなくで…。
 なので犬彦、とか新宿署猟奇殺人課、とか言われても実はあまりよくわからないのですが、この曲は陛下歌唱曲でもある上に、SoundHorizonとは全く違うアプローチがなされている曲なのでお気に入りリストには常に入っていました。
 なんかダンサーズと陛下がM・J風のスゴイかっこいい踊りをやっていた曲の記憶があるのですが、この曲だったかなぁ。なんか、こういう跳ねたリズムのファンキーなダンス仕様曲ってサンホラにはあまりありませんし、ライブ中でもいいアクセントになっていたと思う。今後も演ってほしいな。
 歌い手は陛下と引き続きのMikaさん。「Proxy in the rain who's book famous」のAramaryパートをMikaさんが歌唱。ものすごくテンションが高い曲で、それに合わせるかのようにMikaさんと一緒に鉄砲を持ってステージ上をうろつき、そこら中でバンバン撃ちまくってます。
 CDにはなかった女声による合いの手(Man is a wolf~の部分です)が、なんかコミカルな印象も与えつつ、ふたりでシャウトしまくり!なんか陛下も楽しそう!!
 ラストでMikaさん、あの子鬼風の少年に「いい年して、ブってんじゃねぇ!このブス!!」とか言われていました(笑)。
 これ、どういう設定の曲なんでしょう。原作が読みたくなりますね。

20.The Beast of the Endness

 まだ演ってくれるの?スゲー!!
 と、この感動のバラードへ突入。ああ、でもこれやっちゃったら「さつきの箱庭」はナイな。ちょっと残念だけど、なんて思ってた。(→確かドリポで「さつきの箱庭」はやっていたハズ。この曲はどうだったっけな。観ていないので何とも言えません)
 Joelleさんメイン。CDと全っ然違う!!全く違う曲になったと言ってもいい。
 まず、大高しずるさん(←大好き。Eテレ「にほんごであそぼ」で現在も活躍中の方ですよ)の、あの素朴かつ朴訥とした歌唱を廃し、感情たっぷりに歌い上げるJoelleさんに感動。
 どういう物語なのだろう。ハロウィンダンサーズも結構複雑な動きをしていた。曲の最後にダンサーズがJoelleさんを取り囲んでがんじがらめにする、みたいな演出があったけど、あれも原作のネタなんでしょうか。
「右手には光、左手には闇」とか、天秤がどうした、など、サンホラチックな歌詞もがあったんですね。これまで知識程度にしかチェックしていなかったので、初めて気づきました。これからちゃんと聴き直そうっと。
 ただ、やっぱりサンホラの曲ではないので、ローランたちも初聴きの方が多数いらっしゃたのでしょう。割と棒立ち状態の方も多かったです。だったら座って、じっくり聴こうよ♪(←こればっかり)

21.La Ragazza Col Fucile

 ガンスリ!!!
 もう、もう、ギャーーーって叫びたいくらいっ!
 ガンスリやるならこの曲を!って心の中で願っていた所だったので、ホンっトに鳥肌。
 この曲、本公演の私の2大クライマックスのひとつです(ひとつ目は最初の「朝ハロ」ですね)
 大好きな曲。ガンスリのアルバム自体は、個人的にはあまりツボではないのですが(こちらも実は原作を知らない、というのが大きいのかもしれませんね。そう言えば、初めて聴いた時、南里侑香さんの声が聴こえてきた時、えらいビックリしました)、インストおよびこれとラスト曲は違います。壮大かつドラマティックな展開を持つ曲で、私が陛下と同じくらい敬愛する梶浦由記さんの楽曲にも通じるクラシカルな響きがありますよね。でも、ドリポではやっていなかったハズ。今回が初披露、でしょうか?
 未視聴の方は、こちらからDL購入できますので是非!!なんて宣伝してみたり。
 とにかく、耳が幸せ。木村さんが再登場し、あの声楽的な高音部を熱唱!!
 いよいよ木村さん、本領発揮です。オリジナルのJosefaさんを凌ぐ仕上がりだったと思う。「おやレニ」以上のキーがある曲なので、その声量が如何なく発揮されています。「音」に圧倒される幸福感。ただ感動。楽器陣の音もよく聴こえています。
 でも、それだけに木村さんの声量に耐え切れなくなったPAが音割れ(?)したのは戴けない。うん戴けない。
 まぁ、それを差し引いても、最高の演目でした!是非、今後もセトリに載せて行ってほしいです!!

22.歪なる思念 その名は

 ブレイブリーデフォルト フォーザ・シークウェル からの一曲です。そうか、こっちはリンホラじゃなくてRevo陛下個人名義でしたっけね。
 ゲーム発売はまだですので、フルバージョンは初披露、ですかね。Youtubeプロモ動画で聴いてはいましたが、こうしてライブで聴くと全く別物でした。
 めちゃくちゃ激しいバンドセクションが始まったかと思ったら、一転、ランラン♪ってお化けの行列再登場!!。そこへケイト(木村さん)が「フぁぁぁぁぁっぁぁぁぁぁぁぁぁっ」とゾクッてなるようなスキャット。更にまたズゴーンってバンドセクション、というカオスチックな超展開曲。
 初聴きだと展開についていけない(私のメモも「バンド→ランラン→木村ウキャーーーーー」とかなりカオス(笑))けど、陛下の曲ってそういうの多いですよね。まさにこの曲もそのパターンです(笑)
 お化け行列がまた可愛らしい。周辺の女子ローランからも「かわいいー」の声がいっぱいかかってました。曲は全然可愛くありませんが(笑)。
 タイトルもすごいですね。ケイトとお化けの行列、という組み合わせに、このタイトルですから…なにやら深読みを誘います。…例えば通常版の方の……とか!?
 まぁ、それは置いておいて、とてもかっこいい曲だったと思うので、製品化が楽しみです。でも、BDFSはどうしようかなぁ。買いたいけど、やる時間が…。でも、ドラマCDにこの曲が収録されるという話もありますので、ゲームやらない及びやるヒマがない方はそっちをチェックです!(←でもゲームやらないでドラマCDだけ聴いてもなぁ…)

~メンバー紹介~
 サッシャさん登場。
・「どうしても、Stardustのアレ、やってみたいんですよ」
・「そこ(花道)に行ってもいいですか?ここで行かなきゃ、行く機会がないんです!」
・花道上に移動して、「ねぇ、私……デカイっ!?(股間を開くようなポーズだったような…)」
→サッシャさん…な、何を…。しかし、ローランたちは間髪入れずに反応。
でもレスポンスは「デカイー!!」という声と「いい意味で―!」に二分されていたですね。さっきのStardustと同じ状況。
・しかし、サッシャさん「いい意味でデカいってどういう意味だ!!」みたいなことを返していました(笑)。
 その後は「皆にもう一度会いたいか―!?」の問いかけの上で、メンバー紹介へ突入。え!?もうそんな時間なの?と時計を見ると、確かに20時近くだった!
 あぁ、もう終わっちゃうなんて…。

 そして、「朝までハロウィン」のサビの回しでメンバー紹介開始!
 SoundHorizonは毎回、本当に丁寧にメンバー紹介を行いますが、本日のそれも、本当に素晴らしいセッションでした(無茶ぶりなどのメンバーいじりは今回はなし)。
 まずはミュージシャン。サックス(平原さん)→ギター(YUKIさん→アニキ)→キーボ(河合さん)→ストリングス(弦一徹ストリングス)→ドラム(Ken☆Ken)→ベース(淳さん)の順番だったと思います。
 各人がちょっとしたソロを披露。みんな手拍子でノリノリ! キーボ河合さんなんて弾かずに踊っていた(笑) とにかく楽しい♪
 次はダンサーの皆さん。それぞれのダンサーに合わせてファンキーなものから、しっとり系やロック、クラシカルなものまで次々と繰り出してくる演奏陣。このバックの演奏だけでもCD化してほしいくらい素敵な時間。自分はダンスはやらないので細かいことは良くわからないのですが、ダンサーの皆さんも相当なスキルがある方々なんでしょうね。みんなカッコよかった!
 続いては子役達!これまた、それぞれがちょっとしたダンスや小ネタをやっていて、すごく可愛い!サッシャさんもナイスなナレーションで盛り上げます。ジョニーの子の所では黄色い歓声まで飛んでいました。
 役者さんたちも順番に。ちょっとしたキャラのポーズとか。《野心家》がディアーナに言い寄ろうとしてブッ飛ばされていたの、このパートだったけ?ちょっと忘れちゃいました。シェイマスはバク転してました。
 そして最後に歌姫たち。
 Mikaさん→栗林さん→Joelleさん→木村さんの順番。みんなとってもキレイで可愛い。
 サッシャさんが自己紹介して、いよいよ陛下がコールされ、楽器陣は音をスッと抜く。
 そして……。
 ……出てこない(笑)。
 なにやらマイク入れっ放しで小声でゴニョゴニョ。「もう一回やっていい?」みたいなことを言っていたような…。どうやら、何かが間に合わなかった様子(笑)ですが、数秒後には上手側のドアより陛下登場!!
 そして「まだまだ元気ですか~!?」みたいなコール&レスポンスの後に、「では最後にもう一度、この曲をやりましょう!」と言ってから、「悪戯するならー!?」→「今でしょー!」

23.朝までハロウィン(最後のサビのみver)

 リストバンドが再び七色に光り出す。
 キャストが全員ステージ上に並んでの、朝ハロラストのサビ部分大合唱!!もちろん、皆さん振り付けもやっています(なんか、中腰になって手を突き出す、みたいな振りだったとも思いますが…でも、それだとエガちゃんみたいになっちゃう(笑)。あと、「ッぞ」で昇竜拳みたいにジャンプもしていたような…。ダメだ。うまく思い出せないので、映像化を待ちましょう!)
 あーもう、楽しい!すごくHappyな気分。
 このまま時間が止まればいいのにな。
 もう、細かいことは抜きの大騒ぎ。キャストとローランの一体感をすごく感じました。
 朝まで続けばいいのに~

MC⑦
・「最後に手短に盛り上がって帰れる曲をやりましょう」
・「諸事情で、私はジャンプできないかも」→紅蓮の足の負傷を言っていた?結構重症だった?
・「超重力のところを『Trick or treat』とか『ロクなもんじゃねぇ』に替えてやってみましょう」

24.即ち…光をも逃がさぬ暗黒の超重力

 最後にみんなで!やっぱり最後はこの曲だよね!
 バンドの皆さん、サッシャさん、弦一徹ストリングス、陛下、キャストの皆さん、そしてローラン。一体となってのジャンプです。
「超、ロクなもんじゃ、ねー!」は字余り感半端なく(笑)、ジャンプのタイミングがよくわからなくなってしまいました(笑)が、この場所で過ごせる最後の一瞬をみんなのジャンプで分かち合いました。
 ところで、ステージ横のオーロラビジョンに曲名が表示される際に、この曲だけわざわざ「CD未収録。2013,10.26時点」みたいなことが表示されていました。コンキスタドーレや「歪なる~」の時は、そんなこと書いていなかったと思う…。
 ってことは、逆説的に、それこそ第9の地平線のネタではありませんが、近い将来にCD収録があり得るということでしょうか!?ドキドキしますね。

 さて、曲終わりで、バンドメンバーさんも前に出てきて、みんなで「ありがとうございましたー」。
 陛下、弦一徹ストリングスの楽器は一本10億円するとか言ってましたが、あれ、冗談ですよね…?
 そして、陛下を残して皆さんがハケていき、陛下による最後の一言のコーナーです。

MC⑧

・「今日は来てくれてありがとう」
・「SoundHorizonは、明日9周年。でも、今の気持ちを正直に言うと…『悔しい』」
・「9年やってきて、これか、と。悔しい!」
→ローランの声援に、「ありがとう、そう言ってもらえるのはうれしい」
・「でも、僕は君たちを、もっともっと、君たちが思っている以上に、もっと楽しくしたかったんだ」
・「まだ、力が足りない。だから次の10周年に向けて、もっと頑張る。だから…」
・「ついてきて下さい!!」

25.栄光の移動王国-The Glory Kingdom-

 ローランによる国歌斉唱。
 今回は2番まで。みんな、本当に歌が上手です。
 本当に楽しかった今日を振り返りつつ、最後の陛下の言葉を反芻する。
 幸福感からなのか、切なさからなのか、あるいはもっと別の感情なのかわからないけど、涙が出ました。
 この場所に集えた奇跡。2万人以上の人間で共に歌うなんて、なかなか人生でも巡り合えない機会。
それぞれの思いと薔薇を胸に、おそらく過去最大規模の国歌斉唱にて、ライブは幕を閉じます。
 Sound Horizon Kingdom!


 …と、突然、会場内にレニーの声が…。
レニー「食べた!」
ケイト「おかわりする?」
レニー「おかわらない!」
ケイト・ショーン・レニー「アハハハハ…」


 な、なんですか、これーーーー!!!
 という不意打ちの中、今度こそ、ライブ終了。

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総じての感想

 もう今更改めて書くこともありません。
 最っ高のライブでした。
 リクエストを取り入れたという、あり得ないくらい豪華なセットリストで、最初からクライマックスだったし、似非人もいっぱい。今回似非人及びRevo陛下はステージ出ずっぱりでしたよね。
 キラキラリストバンドの試みも、とってもキレイだった。
 あと、特筆すべきはやはり、国民たちのテンションでしょう。3時間、ほぼ立ちっぱなしというのはサンホラのライブでは初めての経験。ただ、自分は男子なので、あんまり立ちっぱなしだと後ろの席にいらっしゃる女子勢に申し訳ない気がしてしまうのも事実。難しいところです。
 似非及び陛下のテンションも異様なくらい高かったです。イメージで言うと、RomanのDVDの「澪音の世界」みたいな感じがそこかしこで出てました。(特に序盤~中盤)。
 本当にあっという間の3時間。MCはライブにしては全体的に短めでしたかね。もっともっとあの世界にいたかったですが、子役さんの関係などもあって午後9時をまたぐことはできなかったのかもしれませんね。
 難点を敢えて挙げるならば、やはり音量と音声バランスだったでしょうか。
 ここまで大きな会場に音質クオリティをそこまで求めるのも酷だとは思いますが…。ことさら、サンホラは様々な楽器と複雑なコーラスワークが入り乱れる楽曲が中心なわけで、音響の担当の方も本当に難しい仕事をされていたんだろうなぁ、とは想像できます。
 でも、こう言う言い方は語弊があるとは思いますが、ローラン達は本当に真剣に曲を聴いています。やっぱりしっかりと「音」を聴きたい観客はとても多いと思うのです。
 キャパが増大する傾向は人気の裏返しですが、今回の件を踏まえて、音響の方にはお疲れ様でしたと労いつつ、次回以降に更なる期待をしたいですね。
 それから、物販ですが、やはりあそこまでの行列は流石に厳しいですよね。どれほどのローランが泣く泣く列を離れたか…。あのキャパ、しかもワンデイなのですから、とっても遠方から来るローランのことも考慮して、せめて3時間も並べば買える、くらいの規模で運営してほしかったなぁ、と。無理な話ですかね。
 あと、とりあえず、陛下の足が大事に至らなければよいのですが…(笑)。

 それはさておき、ローランの皆様の仮装も本当に素敵でした。この日の為に、みなさん一生懸命に用意されてきたんだなぁ、と思うと感動すら覚えました(私は結局、普通の服で行ってしまったので、何だか申し訳ない思い…)。
 すごく遠方から来られていた方もいらしたと思います。そんなみんなで、一つになって過ごした3時間は、忘れられない思い出になると思います。
 本当に皆様、ありがとうございました。

 そして、陛下。「悔しい」には様々な思いが込められていたであろうと思います…。でも、そんな陛下が「ついてきて下さい」とおっしゃったことは、きっとみんな、いつまでも忘れません。
 10周年に向けた陛下の新たなる旅路に、ローランたちは共にあります。
 素敵な時間をお分けいただいて、本当にありがとうございました。
 陛下のおっしゃる「もっと楽しいこと」に、更なるご期待を申し上げます!

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 と、いうわけで、未曽有の長文に及んだレポもとりあえずここで閉じます。
 あ、最後の「おかわらない!」にまだ触れてなかった!!
 …まぁ、「ハロ夜」考察があと一回分残ってますので、そちらで触れられたら触れてみようかなぁ、と。
 尋常では長文にお付き合いいただき、ここまで読んでいただいた方、本当にありがとうございました、
 よろしければ、また別の記事でお会いしましょう!!
 Sound Horizon Kingdom!

   

ジャンル : 音楽
テーマ : Sound Horizon