Revo's Halloween Partyに行って参りました!
とにかく一言で表すなら、「すごかった」です。
人気曲の出し惜しみなし、似非無双、そして初お披露目であろうあんな曲やこんな曲まで!!
更にハロ夜考察にも役立ちそうな演出まであり…。
もちろん、プラス面だけではなかったようにも思いますが、とにかく今は幸せな気分でいっぱいです。
すごすぎてもうクタクタですが、とりあえずセトリだけでも!
→追記:10/31、やっと最後まで書き終えました!
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Revo's Halloween Party
日時:2013年10月26日 17:20~20:25(?)
於:さいたまスーパーアリーナ
出演:Revo、木村花代、栗林みな実、Joelle、Daisy×Daisy(Mika)(以上、敬称略)
※似非及びミュージシャンは後日追記できたらします。
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セットリスト
~ハロウィンと夜の物語パート~
1.星の綺麗な夜
2.朝までハロウィン
3.おやすみレニー
4.ボーナストラック(初回限定盤)
~Sound Horizonパート①~
5.死せる者たちの物語
6.<ハジマリ>のクロニクル
7.石畳の緋き悪魔
8.朝と夜の物語
9.終端の王と異世界の騎士
~Linked Horizonパート~
10.The Theame of Linked Horizon
11.紅蓮の弓矢
12.純愛十字砲火
13.地平を喰らう蛇
~Sound Horizonパート②~
14.この狭い鳥籠の中で
15.宵闇の唄
16.海を渡った征服者たち
17.Stardust
~Revo'sパート~
18.召喚という儀式
19.死刑執行
20.The Beast of the Endness
21.La Ragazza Col Fucile
22.歪なる思念 その名は
メンバー紹介
~ラストパート~
23.朝までハロウィン(ラストのサビのみ)
24.即ち…光をも逃がさぬ暗黒の超重力(ハロパver)
25.栄光の移動王国-The Glory Kingdom-
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各曲の感想
※上記セトリにあとは出典も付けたいなー。後日出来たらやります
因みにTwitterアカウント @hecopon01 に連携させており、そちらの方には新規記事のほか、上書き更新についてもわかるようにしてありますので、もしこのブログがちょっと気になる、という奇特な方が、万が一にもいらっしゃたら、 @hecopon01 のフォローをしてみていただければ。よろしければ是非!
とにかく、立ちっぱなしの手を振りっぱなしのライブだったので、ロクにメモを取れず!
期待されていた方、もしいたら申し訳ありません。ほぼ記憶を頼りに書くので、かなりあやふやです…。
ところで、私の席はアリーナBブロック、ステージ向かって右手側で、前から20~30列目あたりだったでしょうか。
花道が設置されていましたが、そこは割と近く、かなりいい席の部類に入ると思います。ラッキ~☆
領復の時は、見切れありのスタンド後方だったので、たまにはこういうことがあってもいいですよね。
20分押しでスタート。
冒頭、サッシャさんによる諸注意説明があるが、いきなり
「こんばんは!オスギです!」というネタから始まる。
更には
「本日はツールドフランスinさいたまにお越しいただき、ありがとうございます」とボケたおす。場内は笑いに包まれる。
その他、
「本日の公演は公開される可能性がある」との案内も。
あと、光るリストバンドの説明で、やたらと尺を使った壮大なボケ。ローランに仮面ライダーの変身のフリを教えたうえで、
「へ~んしん!!…できるわけないじゃんバーカ!バーカ!」と(笑)。サッシャさん…楽しみすぎ。
更には、
「ある曲でリストバンドの発光の色(白)に合わせた、展開の分岐がある」、なんて案内も。
そして暗転後、かぼちゃの帽子をかぶった(笑)サッシャさん登場。
―イントロダクション―
サッシャさんによる英語の語りが始まる。
日本語訳はオーロラビジョンに表示されている。
何やら「ハロ夜」関連の暗示的なことを言っている風。
「そこだ、見つけた!」みたいなセリフの後に、向かって左翼側の一点のみにリストバンドのライトが点灯!?
そして、その後のサッシャ語りに導かれるように、骸骨を先導にしたフード姿の人影がなんと客席から…。
ぬぉぉお!あれは、まさか!!とそっちに完全に気をとられているうちに、サッシャさんのセリフはほとんど見逃してしまい…
あれ、すごい重要なことを言っていたっぽい。
かろうじてメモに留めたのが、
「蝶」と
「境界の男」という言葉だけ…。
ああ、残念すぎる…。やり直したい! でもそれがライブですよね。
多分、ハロナイさんの立ち位置(存在)に関するセリフだったんじゃないかなぁ、と思いますが(「境界の男」はジャックランタンの立ち位置と同じですものね)
、これは映像化された際に確認し直すしかないですね~。何か情報をお持ちの方が是非いらっしゃったら教えてくださいませ!
さて、先ほどのフードの人、花道に上がり、フードマントを取ると…
やっぱりハロナイさん!!
会場の熱気爆発。
そして、一曲目が始まる。
1.星の綺麗な夜
倒れている(死んでいる?)シェイマス役の人(以下シェイマス)の傍らで立ち止まったハロナイが、あの曲冒頭の旋律を歌いだす。シェイマス、何とか花道のほうに進んでこようとする。
ランライリライリルライロのコーラスに合わせて、幕が上がり、ステージの全容が明らかに。
初回限定盤ジャケの風景っぽい、当時のアメリカの町をイメージしたセット。所々にカボチャのランタンがおかれ、ハロウィンの雰囲気満載。両端に樹木と家、後ろに小山、だったような。
で、幕が上がったその最前面に、一列横隊で並んだ「ハロウィンダンサーズ」!
その彼ら、ランライリラリルライロのコーラスに合わせて、リバーダンス風の足技ダンス!めっちゃ鳥肌!!
ダンサーズ、みんなカボチャの帽子かぶってる。よく見ると演奏陣もみんな被っている。何とも可愛らしい感じだが…曲は全然かわいらしくない(笑)。
その後は、曲の進行に合わせて、役者さんがその場面を再現していく展開。
やっぱり戦闘シーンのあのギターリフが流れた瞬間は血が滾りました。
石工の爺役の人が一瞬ジマさんに見えて、そんなバカな、と思ったのは私だけではないはず。
爺さん役の方は、その後《野心家》役もやられたり、あれもやったり、と大忙しの一人何役?状態でした。
棺桶船の場面、花道にて5人くらい(シェイマス含む)で「もうダメだ…」みたいなことをやっていましたが、最後の「ジョーン!」がやけに強調されたいたような…。
あの「ジョーン!」って、私の考察では敢えてスルーしてますが、深読みするとドツボにハマる要素多分のセリフなんですよね~。
…ひとまずそれは置いておいて、とにかくハロナイさんの気持ちのノリ方が半端ない。
むしろ、やや過剰に気持ちを乗せすぎるあまり、音程や歌い上げ箇所の語尾などが少々…(笑)。
でも、そんなことはこの際どうでもいいというばかりに、一気に観客は幻想の世界に引き込まれていくのです。
歌姫たちも4人全員登場していた(と思う)。この時点ではみな女神風のドレス的なものを羽織っていたが、Mikaさんだけは羽織った下が例のあのプリンなので、「あぁ、あの人か」みたいな。
音量は大きいが、各楽器やコーラスの聞き分けは可能(この後しばらく同様)。
特筆すべき(笑)は「フオーティーンナイアーズ♪」の所での、ドリフの「えんや~こらや!」のフリ!!
ハロナイとダンサーズが横一列に並んでの渾身の一撃に、見事に撃沈させられました。
でも、あれ解ったローランどれくらいいるんだろうねー。
MC①
ハロナイさん登場。
いきなりの「台風来るならー?」
→すかさず「今でしょ!!」のレスポンス。
フランシスコがどうこう言っていたのは、台風27号の名前のことでしょうね。
「楽しいパーティーにしようぜ!」みたいな流れから、
ハ「イタズラするなら―!?」
ロ「今でしょー!」
ハ「ファイナルアンサー?」
ハ「元気が足りない!!もう一回!」
てな感じで、朝ハロへ!
※因みに、このライブ、以降も事あるごとに「今でしょ!」フリ連発。
2.朝までハロウィン
リストバンドが七色に輝く!キレイ!!
音声バランスも良く、すごくまとまっていた。全体のハイライトのひとつだった思う(いきなりだけど)。
お化けの行列登場。
これがまたいちいち可愛らしい。Trick or Treat!の部分も何やら振付あり。
途中間奏部分だったか、花道に行列が出てきて、お菓子をバラ捲いていた。twitterでもらった情報によると、お化けやRevo陛下(王様君?)の金太郎飴だったそうな。物販で配っていた奴とは違うのかな?
Lennyの人形も登場し、そこら辺を飛び回ったり、ハロナイさんにくっついたり。どこのパートだったか、初回ジャケのシーン再現みたいな箇所があったようにも思う。
ハロナイさん、ほぼ全ての「~ッぞ!」の部分にやたら入魂。「せーの!」も絶叫系。テンションめちゃ高!
あと、猫の演出もちゃんとあり。
ジョニー以外の全員が列を外れて猫に集合していた。
3.おやすみレニー
CD通りの流れで「おやレニ」へ。
ベッドで横たわるレニー登場!!
ケイトが傍らで語りかけるイメージで曲が始まる。
木村さん、声がきれい、よどみない、声量すごい、と全く隙のない仕上がり。
サッシャさんのナレーションも、このハロウィンセクションはあまり違和感なかった。
展開は「星の綺麗な夜」同様、ケイトの歌に合わせて、役者さんたちがシーンの再現を行う。
「息子が生まれた~」以降に、今度は元気な状態で登場するレニー。
やたらと大きいオレンジのカツラを付けているが、そのリアル二頭身ぶりに萌え果てるローラン続出。自分の席の周辺でも「かわい~~」の声がひっきりなしに聴こえていました。
中でも飛行機みたいに手を広げてステージ中央をクルクル周っていた所なんて、もうっ…
楽器陣もこの曲の持つ雰囲気を見事に再現していたと思う。
ただ、木村さんの声量がデカすぎたのか、音割れしている箇所があったような…。
「友達記念日だぁぁぁっぁ」もしっかりと再現。ただ、なんとなくショーン影薄かったな。
おそらく木村さん&レニーが強力過ぎたのでしょう。
終盤、一旦レニーはけての、「初めてのハロウィン、そんなに~」からのパート。背後のスクリーンにレニーが大写しになり、真っ白なバックを走ってみたり、手を振ってみたりする映像が!
昭和の香すら漂う演出に、思わず気恥ずかしくなってしまったのは私だけでしょうか。
特に、レニーが動くと一緒にカツラも前後しているみたいなカットがあって(苦笑)。でもそんな文化祭チックな演出が平気で放り込まれてくるあたり、やはり一瞬たりとも気が抜けない。
その後の「お医者様が告げた…」のシーン。
ひょっとしたら、当ブログの考察を事前にお読みいただいた方は「あ、そう」と思った方もいらっしゃるかもしれませんが、爺役の役者さんが、しっかりとお医者様として出演しておられました…。
まぁ、そんなもんです(笑)。で、でも、この歌自体が、ケイトの謂わば虚偽の真実の歌、思い込みの歌であるし、その辺はスルーしちゃったっていいよね!?→うん、問題ない!→善し、じゃー次行ってみよう(笑)!
で、最終盤の「お菓子いくつもらった?」のくだりの「ハロウィン!ハロウィン!」の所だったと思うけど、周囲が夜から朝にかわり、例のお化け行列が背後の丘を上方へ行進していく、という箇所があった。まるで遠い所へ皆で往ってしまうようにも見えた。それで、その後ろをそっとハロナイさんとLennyが着いて往く、という…。色々意味深な演出ですね。
…そしてこのハロウィンパートの最重要ポイント、ケイトの長台詞です。
ここの最後の部分、
「こう言ってもらえませんか?」のあと、暗転&ピンスポ(…だったような)。
「おやすみ――」
で木村さん、急に黙ってしまう。その時、不意にリストバンド点灯!!
しかもよく見ると白!!
しかし、ローラン諸兄、え?え?となりながらも、すぐさま「レニー!!」と返すあたりは流石。
すると…
レニーの声で
「おやすみ、ママ」との声が場内に響く。そして、さらに――
「おやすみ、ローラン」と…。
「マジでか!?」と鳥肌が立つ一方、うかつにも涙が…。
よ、よかったな、レニー…
4.ボーナストラック(初回限定盤)
先ほどの白点灯→「レニー!」のローランのレスポンス、が冒頭にサッシャさんが言っていた分岐だったんですねぇ。
舞台は暖かな光に包まれて、初回限定盤のあのメロディが。
この演出は、本当に痺れた。
母の「おやすみ」に込められた意味、レニーの名を呼び、彼を呪縛から解き放ったローラン、そして、旅立っていくレニーの「ありがとう。いってきます、ママ、…ローラン」の意味での「おやすみ」の返事。
まさにライブによって完成される地平線。
陛下、とんでもないことをしてくれたものです…。
あの優しい音色に合わせて、役者さんたちが順番に舞台上に再度登場。最後がハロナイさんとLennyだったかな。
涙目の中で見えたのは、通常盤ジャケの配置で並んだ演者たちの姿…。
ああ、もう幸せすぎて…なにがなんだか…
ありがとう、Sound Horizon。ありがとう、陛下。
既にこちらが払った分以上のものを、もらった。
本気でそう思った。
しかし、つまりあの時、ローランが無反応だった場合、通常版のピアノのボーナスに行っていたということですよね。「Trick or Treat! アハハハ!」の方。
つまり、それって…
まぁ、実は当ブログでやっている「ハロ夜」考察の次回が「たまたま」ボーナストラックだったりするので、その辺で更に掘り下げてみましょう!!
MC②
・「…本公演は以上をもちまして終了させて…いただけない。うん、いただけない」
・「みんな仮装してくれているけど、演者も仮装してみようかな、と」
・「まずは、この重たいマント、脱いで…脱いで…なかなか脱げないっ」
・「(やっと脱げたマントを回しながら)回る回る、噴水へポーン!」→ドリポネタ!?
・「まずは、こんなマントが…(Moira双子の赤マント登場!!)」→「Moiraよ!!」
と、いうかんじだったと思う。
そして、ここからSound Horizonパートへ!!
5.死せる者たちの物語
栗の子さんが招集されている時点でMoiraはあるだろうと予想はしていましたが、この曲が来るとは!
場内も嬉しい悲鳴です。
※因みに、以降の似非人の名称はSound Horizon / Linked Horizon いろいろ 勝手にまとめWiki様の情報を元に書かせていただきます。
ハロウィセウス(ハロナイさんが双子の赤マント付けた姿ですね)ャが登場。
コーラスは女神風の衣装をまとった他3人(便宜的にケイニア(木村)、エリーリア(Joelle)、プリギア(Mika)。女神6姉妹の仮装の設定)です。
冒頭に、ミラコンでもいた死神が登場(冒頭のハロナイさんを先導してきたのも彼でしょう)。フラフラと丘を降りてくるシェイマスの後ろを、ひたひたと着いて往くのはどこかで見た風景ですね。
大好きな曲なので、単純にうれしかった。「背中で聴いていた鼓動~」からの部分は本当に個人的にツボなんです。でもこの曲は座ってじっくり聞きたかったかなぁ。
アコースティックの音がきれいに出ていた。ストリングス、コーラスもよく聞こえていたと思う。
途中でミーシャが上手側の家のドアから登場したところでは、場内騒然。私のちょうど正面くらいで泣きそう。ただ、ちょっと音程に苦労している風だったような…
終盤、不自然にみんな固まって動かないところがあったと思うけど、あれってMoiraジャケのパロディーかなんかやっていたんですかね。ちょっと他のことに気をとられていて、ちゃんと見れていませんでした。これも映像化に期待ですね。
6.<ハジマリ>のクロニクル
間髪入れずにハジクロ!きれいな流れだぁ。
これも栗の子さんの時点で予想はできる選曲でしたが、ちょっとくるのハヤくね?みたいな。
あのイントロオルゴールに合わせて舞台中央に残ったのは、ミーシャと…プリギア(Mika)!
おいおい、大丈夫か?と、そっと心配になる。
栗林さんはこの曲は本当に安定していました。そして、こう言っては失礼ですが、存外に違和感がなかったのがMikaさん。
なんか、「普通に」ハジクロという曲を聴けました。
役者さんたちも何かやっていたような気もするんですが…忘れました。ゴメン
~インターミッション①~<br>
サンホラのライブの醍醐味と言えば、やはりこのインターミッションでしょう。
本日は、このサンホラパートの中で、各楽器別に色々と楽しませてくれました。
まずは、サックス(平原まこと)&ピアノ(河合英史)。
ハジクロのメロディーを引き継ぎつつ、すっごく大人なアレンジで、アーバンナイト感溢れる素敵演奏。
カッコよかった♪
できればアルコールでも片手に、ゆったりくつろいで聴きたかったですねぇ。
7.石畳の緋き悪魔
そのピアノから紡ぎだされる、あのメロディ。
流れるように石畳へと繋がります。
ステージ中央に現れたのは、ハロウィターン(ハロナイさんが、悪魔のツノ装備)と、その隣には…、Mika(プリイラ)!!
お、おまえ、そこにいて大丈夫なのか!?
と今度は本当に不安になるも、数秒後にその不安が現実に。
「ともにいきよーーー
フアァイヤァ!!」
ああ、やってしまったか…。
自分の中で、何かが崩れた音がしましたが、でもこれこそがサンホラのライブなのだ、と気を取り直す。
事前情報でMikaさん入っている時点で、十字砲火からの発火装置繋がりでイベリア、という予想も成り立ちましたが、本当にやってくれるとやっぱり背筋がゾクゾクです。
でも、ライラの位置って、陛下の第一寵妃みたいなイメージがあるんだが…。う~む。
途中サビ、「ライラ」の箇所を「ミラ!」って言っていたように聴こえた。でも、次には普通に「ライラ」って言ってたようにも聴こえ…。木の精かしら。
エリーニャ、アルテンダ、ケイリーンの3人のコーラスも美しい。特に木村さんの高音はRemi嬢のそれに慣れ親しんだローランも納得の仕上がりだったと思います。
そして、最後に再び
フアァイヤァ!!で、締める。
これがライブだ、と自分に言い聞かせる。
~インターミッション②~
さて、次なるはギターのお二人!!(西山アニキ、YUKI)
アコギ無双です。
最初の旋律がチロリ~ンで、コンキスタドーレキターーー、と早とちりするローラン多数。勿論、私もそのひとり。
しかしその後は、スパニッシュ風の別旋律が続き、あぁ、違うか、と(笑)。
こちらの演奏も素敵でした~。情熱的なアコギサウンドを二人の息ピッタリの演奏で紡ぎます。
速弾きでユニゾンする部分なんか、ホントに鳥肌…。
たった二人で、2万人超を魅了。
プロの演奏です。熱いです。カッコイイです。
演奏に合わせて、こちらの血圧も上昇!
そして、その胸の高まりが極まった所へ、あのヴァイオリンが…
8.朝と夜の物語
イントロに導かれ、リストバンドが発光!
上手側(右)は青で、下手側(左)は紫と、ちゃんと色分けされている。
お約束とはいえ、そのキレイさに感動。
人形はミーシャット(栗林)と、エリザタン(Joelle)。
そして、ハロウィベール登場に場内のボルテージはマックスに!
…でも、ハロウィベール、どんな格好をしていたかイマイチ思い出せない…。少なくともギターは持っていた(笑)
銀髪だったような気もするのですが…。映像化に期待ですね(←こればっか)
ハロウィベールのテンションも激アツ!細かい音程とかどうでもいいのです!! ヘイ!!(→私のメモにはこの曲、「ヘイ」とだけ書いてある…(笑))
でも、ローランの皆さん、とってもよく声出ていました。
ところで、「いっておいで…」あとの間奏部分で、聴き覚えのないセリフを双子人形が言っていた。
全然聞き取れませんでしたが、
Sound Horizon / Linked Horizon いろいろ 勝手にまとめWiki様によれば、
嫁がざる乙女の矜持 太陽のエリザタン
拒まざる乙女の意志 月のミシャット
とのこと。整理すれば、
嫁がざる→結婚を断る→エリーザベト→オルタンス(朝子)→太陽
拒まざる→運命に従う→アルテミシア→ヴィオレット(夜子)→月
ということでしょうが、これは何か他の地平線の考察に使えるネタのようにも見えますね~。
~インターミッション③~
朝夜のアウトロから、流れるようにそのまま、このパートへ。
トリを飾るのはベース(長谷川淳)、ドラム(Ken☆Ken)、そしてヴァイオリン(弦一徹)!!
いわゆるドラムンベース的な、バキバキの硬派セッション。
で、ありながら、ベースもドラムも歌っているようで、本当に超スキル満載。
そこへ弦一徹さんの狂おしいヴァイオリンが乗っかり、場はエキセントリックな宇宙空間に。
うわぁ、どこいっちゃうんだ、これ…
…と思ったところで、朝夜の主旋律に戻る、という何ともニクイ展開。
本当に何度も言わせていただくようですが、カッコいい~!!
9.終端の王と異世界の騎士
そしてサッシャさん登場。
冒頭セリフ「これは…」でひとボケかました(ちょっと思い出せないけど、なんかボケてた!)あと、改めて「これは、終端の王と…」で会場内更にヒートアップ。
(→コメ情報により、「これは…かぼちゃ!」で自分の頭を指差す、というボケだったことを思い出しました。情報提供、ありがとうございました!!)
双子人形はそのままに、Mikaさん追加。
踊りも歌もきれいだったー。もう一回、映像でみたいよぅ。
あのハチロクの「っ、パン、パン!っ、パン、パン!」は、やっていてホント楽しい。一緒に踊っているみたいで、愉快な気分になれます。
ストリングスもきれいに聴こえていました。
ただ、サッシャさんなんですが、敢えて言わせてもらえば、少し大塚さんを意識し過ぎだったかな、と。
なんかチカラが入りすぎて少し上滑り感があった、というか…。もっと普通にサッシャさんらしくやってくれても良かったのになぁ、なんて感じました。
最後のスキャットはJoelleさんだったかなぁ、ちょっと覚えてないのですが、カッコよく決まっていたと記憶しております。
MC③
ここで、ついにグラサン登場(笑)。
これは陛下ではなく、「cinema staffのエアギター担当です」とのこと(笑)。
リアクションが薄かったローランに残念なエアギター担当→進撃LIVEの最終日のネタですね。
・「ここからはポポポポーーンとリンホラやるよ!」
・「まだまだ、休ませないっゾ!!(Trick or Treatのポーズ)」
→一瞬黙ったローランに、「ここカットしてくださーい」のお約束(笑)。
そして、Linked Holizonパートへ!!
10.The Theame of Linked Horizon
以下、リンホラパートは「エアギターの人」を中心に、歌姫も基本仮装(木村=ケイト、Joelle=エリーザベト、Mika=プリン)で固定。
イントロは一気にカットされ、いきなりズバーンってバンドが入るところから。
うぉー、カッコエエ!
…と思ったのも束の間、あれっ?ってなる。
どうも音量バランスが変わった。特に「エアギター担当(=以降、便宜的に陛下)」のヴォーカルの音量がめっちゃ上げられている。そしてそれに合わせて、バックのバンドの音量も格段に上がった印象。
これが、どうして!?ってくらい、とにかく爆音。ハウったりもしていたように思うし、ボーカルも音割れしていたような…。ひょっとしてリンホラとサンホラでSEさん違ったんですかね。←そんなハズない。
とにかく、この音バランスの変化にびっくりしてしまって、曲に集中できなかった…。
個人的に爆音は嫌いではないですが、こういう複雑な編成のバンドでやられると、色々残念な点が目についてしまいます…。あんまり言うとあれなんですが。
まともに記憶に残っていることと言えば、終盤の「繋がる、ながる、ながる…」の箇所の、みんなで横に並んで鎖を表す振付は今回もやってたこと、でしょうか。
11.紅蓮の弓矢
前曲終わりで、暗転→なんか短めのアイキャッチ風BGMが流れて、背後のスクリーンに巨大な壁が映し出される!
「アーアアアー」のコーラスが来れば、もちろん紅蓮の弓矢です!
「スミマセン!そこ、右に家ぇーがーー!」。
この曲、個人的には、歌い出しど頭が裏拍から入る、という所のセンスがとても好きな一曲です。
陛下のテンション異常。観客も「イエェェェガァァ!!」の怒号で応える。音量は相変わらずの爆音。
何だかもう、異様な雰囲気に包まれるなか、事件が。
「うぃーるでぃん、でぃイエェーガ」のあたりだったと思うが、突然花道にいた陛下が、「うぐぁぁ!」みたいな悲鳴を上げて、うずくまってしまう。
周囲にハロウィンダンサーズもいたことから、「何ごとだ!!何の演出だ!!」とローラン達が色めき立つが、曲は数小節の間、歌無しのまま進行。
程なく陛下復活。なんだか鬼気迫る感じで、叫びながら歌っていた。そのままギターソロパートへ…。
花道から引き返す陛下が、若干足を庇っていたように見えたことから、それに気付いたローランは「ああ、例のやつか」とニヤリ。
陛下、どうも足が攣っていたようです。足元のトラブルと切っても切れないご縁がある様子。でも、あれだけの叫び声を上げながらも、よく瞬時に歌い始めたな、と思う。プロ根性ですよね(それ以前に、ライブ中にこれだけ足元絡みの話題が上がる人も珍しい、というのは内緒)。
その後も「何かを捨てることができるのは、何かを捨てることができるもの」という意味深な歌詞(笑)も登場したりしますが、何にしてもこの曲は勢いがスゴかった。
全体の中でも、陛下のテンションが最も高まっていたのでは、というくらいだった!
12.純愛十字砲火
熱気上がりっぱなしの中、間髪入れずに「ホワワワーン」とプリン登場!
嫌が応にも会場のボルテージは上がりますが、個人的にはブレコン→進撃LIVE→ハロパと三公演連続でのこの曲なので、「自由への翼」の方が聴きたかったかな…なんて贅沢な感想。
もちろん、始まってしまえば「フー!フっフー!」、「ファイアー!」ですが。
進撃ライブの時はメチャクチャだった音量バランスも、今回は随分マシに。爆音も若干和らいだか。
Mikaさんもブレコンの時に比して、こなれた、というか結構落ち着いてプリンを演じている風でもありました。
陛下、ギターで参加もこれまで通り(だったはず)。
それにしても、この曲ってギター3本も要る曲なんですかね?ただ単に、陛下がステージ上にいたいだけな……ゲフンッ、失礼しました。
もちろん、発火装置使用。でもブレコンの時よりも炎は控えめ。やっぱり、あの時の炎は尋常じゃなかったですもんね。会場にいても熱さを感じたくらいでしたから。
13.地平を喰らう蛇
これは予想外。
テンションがめちゃくちゃ高くて、あのアルバムの曲のエッセンスが散りばめられている激アツのインストメイン曲ですが、ブレコンの時にはローランの反応がイマイチだったように(昼の部の話)感じたので…。
でも、今回は違いました。ライブビデオの効果もあったのでしょうが、ローランもノリノリです!
それにしても、ものすごい爆音。自分のいた席の周辺では、もはや音が一つの塊になって襲いかかってくる状態。音圧でぶん殴られて、脳みそがグワングワンきました。こんな恍惚状態は久しぶり♪
でも、それだけに、もうコーラスもストリングスもロクに聴き分けもできず。ただ音の暴威の中に晒されるようで、正にラスボスバトル中の主人公の精神状態に近かったかも(笑)。
でも、ギターソロはよく聴こえた。まぁ、目立つ楽器ですし。
スタンドの方にいらっしゃった方々がどう聴こえていたか、是非知りたいところです。でも、私の位置でもあれでしたので、もっと前方にいらした方々はどうなっていたんでしょう?演者も「返し」をつけていたとしても、相当なレベルだったのでは?
ここら辺は賛否両論あるんじゃないかと思います。大きな会場でやるライブ故の悩みでもあるとは思いますが…。
MC④
・「今回のセトリは、以前行った好きな曲アンケート上位から選んだ」と。→領復の時のあれですかね。
・「そうすると、早いとか、長いとか、難しいとか…そんな曲が多く…」→「ロクなファンじゃねぇ!(笑)」
・「今回はメドレー形式(曲間を開けない)でやっている。最初それで始めてしまったので、もう止められない!これがライブだゼ!」
みたいなことをおっしゃっていました。
そして再度、サンホラパートへ!
14.この狭い鳥籠の中で
ここでようやくエリザベート(Joelle)さん曲がきました。
リンホラの凶悪な連続攻撃に晒されたあとの精神状態には、この曲は一服の清涼剤のような、そんな清々しい感動を与えてくれました。
やっぱりJoelleさんのお声、大好きです。安らぎがあります。できればこの曲も座ってじっくり聞きたかったなぁ、なんて。
歌に合わせて、後ろのスクリーンにメルコンの時の映像が流される。
あ、MIKIさんだ。
人形を渡すシーンは、子役さんがでてきてちゃんと再現していた。どの子役さんだったかまではちょっと覚えていないのですが。
終盤のデュエット時にはいつの間にか似非が登場。
余韻もたっぷり。最後の「お父上がお待ちです」のシーンまで、ちゃんとやった後に、ドアが閉まり…
15.宵闇の唄
ジャカジャーン!で宵闇の唄。
ホントに今回のセトリの流れ、かっこよかったです。
再びバンドは爆音状態に。おかげで自分の席からは、歌い出しを含むこの曲の低音歌唱部分は、ほぼ何言っているかききとれなかった(結構低音で歌っている部分が多い曲なんですよね)。
って、あれ?
あの似非人…誰?
ハロナイさんとメルさんの合体は分かるのですが、グラサンもかけておられる(笑)→後のMCで説明あり。
サッシャさんもついに持ち歌登場で、かなりノリノリ!
それにしても、本当に似非人無双状態。ここまで似非人祭りというのも稀有なのではないだろうか。
エリーゼさんも、ちゃんと駆けつけてくれました。
コーラスはエリーザベト、キャサリン修道女、アルテ前妻、プリ雪白姫、というメンツ。
なんせ爆音なので、それぞれの楽器パートがよくわからず。
もうこうなれば、拳を突き上げて、音の洪水に身を委ねるのみであります。
それにしても、この曲、超展開やら変則的なキメが多すぎてバンドメンバー泣かせですよね~。メンバーさんのスキル及びこういう曲を書ける陛下に、ただ脱帽です。
MC⑤
・「あれ、この人、なんでサングラスかけてんの?って途中で気づいた(笑)。恐ろしい…。イッパイイッパイです(笑)」→グラサンは間違いだったんですね~!
・ハ「面舵きるなら~!?」→ロ「今でしょー!」
・ハ「面舵いっぱーい!?」→ロ「オッパーイ!!」
→これはTNG来たか!やった!また聴きたかったんだ!!と思わせておいて、「その曲じゃなかった~」。
→って、オッパイ言わせたかっただけかい!的な…。お茶目な方です。
16.海を渡った征服者たち
すかさず、ジャラリーン…。
あ、今度こそもしかして…
「ピサロ、コルテス、爺(!?)、海を渡ったコンキスタドーレ達!」
やったーーー! この曲、生で聴いてみたかったんだー!!
でも、爺がコンキスタドーレの一員とは…。
冒頭、その爺が登場。なんか「チキショー」みたいなことを言っていましたが、よく聞き取れませんでした。
サッシャさんの語りは、やっぱりちょっとリキみ過ぎな印象。
ところで、この曲、以前から生で聴きたい!と思っていクセに、ちゃんと振りを覚えていませんでした!
リストバンドも光っちゃうし、激しく後悔…。
振りの部分は依然と同様で、キャストが横一列に並んで、ビシッと決まってます。リストバンドの光もきれいだった。
でも、周囲のローランさんも忘れちゃっている方も多かったみたい。多くの方は「なんとなく」手を上げたり下げたりしていました。もちろん、完璧にやられている方も結構いらっしゃいましたね。流石はローランです。あの振りかっこいいんだけど、パターンが色々違うからなかなか覚えられないですよね~。
スクリーンには歌詞の表示。メモりたかったけど、もちろんそんな余裕なし。
大塚さんのセリフの部分の一部はレヴォウィン・フォン・フリートホフ(長っ)さんがやってましたが、途中の「勇敢なるコンキスタドーレ達よ!」の部分が「低能なるローラン諸君!コルテス将軍に続け―!」に替ってました。さっきのはこれの伏線か~。本日2回目の突撃です!!
それにしても、演者に「低能」呼ばわりされて盛り上がってしまうローラン達(笑)。私も吹きながらも思わずボルテージがグンっと上がります。これこそがお互いの愛が故のコミュニケーション。この辺が引っ掛かる人はローランなんてできませんよね。
あのソロからのイベリアの旋律に移行していくパートは鳥肌なしには聴けません。大好物。
音量のバランスは、この曲を境にライブ開始当初のものに戻ってきて、途端に聴きやすくなりました。使っている楽器の種類やエフェクターにもよるんですかねぇ。
17.Stardust
これまた間髪入れずにピアノのイントロ。「おそろいーね…」!
湧く会場。ステージにはアルテ前妻のみ残り。
栗の子さんということで予想はされていた曲ですが、やっぱりその通りにやってくれた。栗林さんverは実は初聴きだったので、すごくうれしいっス。前妻のドレスをお召しになり、てっきり青髭かと思ってたので、歓びもひとしお(ゴリゴリ系は若干お腹いっぱいになりつつあったので…)。
「輝いている?ねぇ私、輝いている?」のレスポンス、結構知らない人も多かった模様。単純に「ウォー!!」という人、「いい意味で~!」の人、「今でしょ!」の人、それぞれがごちゃ混ぜになってました。
このあたり、SoundHorizonという音楽の2013年の現状を良く表していたように感じます。
古参のローランにとっては嘆かわしい事態かもしれませんが、個人的には歓迎すべきことだと思います。これからも様々な層を新たに取り入れながら、新陳代謝を繰り返しながら、前に進んで行ってほしいです。そういう意味でも、今回のハロパは象徴的なライブだったのかもしれませんね。
それはさておき、Stardustの追加歌詞、やっと聴くことができました。知らない方もいらっしゃるかも、ですので念のため…
私だけを見て欲しい
燃え上がるジェラシーは黒い焔
星屑に手を伸ばしたままで
何処までも奈落へ堕ちていく
SHを歌おう@wikiより
間奏明けの部分、セリフが入る箇所に、この追加歌詞がのります。
しかし、栗林さん、ホントに表現力豊かで、かつ美しい方です。噂では私とそう年齢が離れていないようなので…心より尊敬いたします!赤いワンピ姿も見てみたかったですがw
(どなただったか、twitterにて「この曲で、なんでリストバンドを赤にしなかったんだ!」とおっしゃってましたが、激しく同意。せっかくあんないいアイテムがあったのに…)
「アリーナー!!」みたいなコール&レスポンスを経て、最後に、「私、輝くなら―?」→「今でしょー!」で締め。
栗林さんもやってみたかったクチですね。わかります。
MC⑥
・「Revoさんという人は、大昔だけどRevo名義で曲を出しているんですよね」
・「そういう曲にもリクエストいっぱいもらっている今日はRevo's Halloween Partyだし…」
→場内騒然。まさか……!?
18.召喚という儀式
Leviathanキターーーーーー!!!!
全くの予想外!
正に鳥肌。私の場合、むしろ前回のブレコンでこれあるかもな、と思ってその時に借りて予習していました。
歌い手はMikaさん。これも予想外。しかし、これがまた…
正直言って意外でした。Mikaさんが真面目(?)に歌うは初めて聴きましたが、これがまた実にしっとりと歌い上げられる。
あ、この歌い方誰かに似ている…水樹奈々さんだ!!へぇ、こんな歌い方できるんだぁ、Aramaryさんに慣れた耳にも、むしろこの歌い方ほうがこの曲に合ってるかも…などと、とにかく感心しきり。
(→ライブ終了後に友人から「Mikaさんは水樹さんの妹という噂がある」と聞きました。これまたびっくりですが、今日の歌唱を聴くと妙に納得できます)
曲中、またグラサン付けた(だったと思う)ハロナイさんが、丘の方にある墓場?みたいなところで、子鬼風の少年に何かもらってた。紳士録(本)?鉄砲?だったけ?ちょっと覚えていません。
→補足:家に帰ってから、ちゃんとLeviathanのアルバムを聴き直しましたが、このライヴでやっていたのはショートバージョンっぽいです。曲後半の「失意に~」から歌われていた気がします。ライブ中はもう夢中で気付かなかった…
19.死刑執行
ぬぁんと、一曲だけでなく、こいつもやるか!?
これはリアルタイムで聴いていた古参ローランは昇天でしょうね。
私の場合、このアルバムを初めて聴いたのも昨年ですし、実はLeviathanの原作はまだ読んでいなくで…。
なので犬彦、とか新宿署猟奇殺人課、とか言われても実はあまりよくわからないのですが、この曲は陛下歌唱曲でもある上に、SoundHorizonとは全く違うアプローチがなされている曲なのでお気に入りリストには常に入っていました。
なんかダンサーズと陛下がM・J風のスゴイかっこいい踊りをやっていた曲の記憶があるのですが、この曲だったかなぁ。なんか、こういう跳ねたリズムのファンキーなダンス仕様曲ってサンホラにはあまりありませんし、ライブ中でもいいアクセントになっていたと思う。今後も演ってほしいな。
歌い手は陛下と引き続きのMikaさん。「Proxy in the rain who's book famous」のAramaryパートをMikaさんが歌唱。ものすごくテンションが高い曲で、それに合わせるかのようにMikaさんと一緒に鉄砲を持ってステージ上をうろつき、そこら中でバンバン撃ちまくってます。
CDにはなかった女声による合いの手(Man is a wolf~の部分です)が、なんかコミカルな印象も与えつつ、ふたりでシャウトしまくり!なんか陛下も楽しそう!!
ラストでMikaさん、あの子鬼風の少年に「いい年して、ブってんじゃねぇ!このブス!!」とか言われていました(笑)。
これ、どういう設定の曲なんでしょう。原作が読みたくなりますね。
20.The Beast of the Endness
まだ演ってくれるの?スゲー!!
と、この感動のバラードへ突入。ああ、でもこれやっちゃったら「さつきの箱庭」はナイな。ちょっと残念だけど、なんて思ってた。(→確かドリポで「さつきの箱庭」はやっていたハズ。この曲はどうだったっけな。観ていないので何とも言えません)
Joelleさんメイン。CDと全っ然違う!!全く違う曲になったと言ってもいい。
まず、大高しずるさん(←大好き。Eテレ「にほんごであそぼ」で現在も活躍中の方ですよ)の、あの素朴かつ朴訥とした歌唱を廃し、感情たっぷりに歌い上げるJoelleさんに感動。
どういう物語なのだろう。ハロウィンダンサーズも結構複雑な動きをしていた。曲の最後にダンサーズがJoelleさんを取り囲んでがんじがらめにする、みたいな演出があったけど、あれも原作のネタなんでしょうか。
「右手には光、左手には闇」とか、天秤がどうした、など、サンホラチックな歌詞もがあったんですね。これまで知識程度にしかチェックしていなかったので、初めて気づきました。これからちゃんと聴き直そうっと。
ただ、やっぱりサンホラの曲ではないので、ローランたちも初聴きの方が多数いらっしゃたのでしょう。割と棒立ち状態の方も多かったです。だったら座って、じっくり聴こうよ♪(←こればっかり)
21.La Ragazza Col Fucile
ガンスリ!!!
もう、もう、ギャーーーって叫びたいくらいっ!
ガンスリやるならこの曲を!って心の中で願っていた所だったので、ホンっトに鳥肌。
この曲、本公演の私の2大クライマックスのひとつです(ひとつ目は最初の「朝ハロ」ですね)
大好きな曲。ガンスリのアルバム自体は、個人的にはあまりツボではないのですが(こちらも実は原作を知らない、というのが大きいのかもしれませんね。そう言えば、初めて聴いた時、南里侑香さんの声が聴こえてきた時、えらいビックリしました)、インストおよびこれとラスト曲は違います。壮大かつドラマティックな展開を持つ曲で、私が陛下と同じくらい敬愛する梶浦由記さんの楽曲にも通じるクラシカルな響きがありますよね。でも、ドリポではやっていなかったハズ。今回が初披露、でしょうか?
未視聴の方は、
こちらからDL購入できますので是非!!なんて宣伝してみたり。
とにかく、耳が幸せ。木村さんが再登場し、あの声楽的な高音部を熱唱!!
いよいよ木村さん、本領発揮です。オリジナルのJosefaさんを凌ぐ仕上がりだったと思う。「おやレニ」以上のキーがある曲なので、その声量が如何なく発揮されています。「音」に圧倒される幸福感。ただ感動。楽器陣の音もよく聴こえています。
でも、それだけに木村さんの声量に耐え切れなくなったPAが音割れ(?)したのは戴けない。うん戴けない。
まぁ、それを差し引いても、最高の演目でした!是非、今後もセトリに載せて行ってほしいです!!
22.歪なる思念 その名は
ブレイブリーデフォルト フォーザ・シークウェル
からの一曲です。そうか、こっちはリンホラじゃなくてRevo陛下個人名義でしたっけね。
ゲーム発売はまだですので、フルバージョンは初披露、ですかね。Youtubeプロモ動画で聴いてはいましたが、こうしてライブで聴くと全く別物でした。
めちゃくちゃ激しいバンドセクションが始まったかと思ったら、一転、ランラン♪ってお化けの行列再登場!!。そこへケイト(木村さん)が「フぁぁぁぁぁっぁぁぁぁぁぁぁぁっ」とゾクッてなるようなスキャット。更にまたズゴーンってバンドセクション、というカオスチックな超展開曲。
初聴きだと展開についていけない(私のメモも「バンド→ランラン→木村ウキャーーーーー」とかなりカオス(笑))けど、陛下の曲ってそういうの多いですよね。まさにこの曲もそのパターンです(笑)
お化け行列がまた可愛らしい。周辺の女子ローランからも「かわいいー」の声がいっぱいかかってました。曲は全然可愛くありませんが(笑)。
タイトルもすごいですね。ケイトとお化けの行列、という組み合わせに、このタイトルですから…なにやら深読みを誘います。…例えば通常版の方の……とか!?
まぁ、それは置いておいて、とてもかっこいい曲だったと思うので、製品化が楽しみです。でも、BDFSはどうしようかなぁ。買いたいけど、やる時間が…。でも、ドラマCDにこの曲が収録されるという話もありますので、ゲームやらない及びやるヒマがない方はそっちをチェックです!(←でもゲームやらないでドラマCDだけ聴いてもなぁ…)
~メンバー紹介~
サッシャさん登場。
・「どうしても、Stardustのアレ、やってみたいんですよ」
・「そこ(花道)に行ってもいいですか?ここで行かなきゃ、行く機会がないんです!」
・花道上に移動して、「ねぇ、私……デカイっ!?(股間を開くようなポーズだったような…)」
→サッシャさん…な、何を…。しかし、ローランたちは間髪入れずに反応。
でもレスポンスは「デカイー!!」という声と「いい意味で―!」に二分されていたですね。さっきのStardustと同じ状況。
・しかし、サッシャさん「いい意味でデカいってどういう意味だ!!」みたいなことを返していました(笑)。
その後は「皆にもう一度会いたいか―!?」の問いかけの上で、メンバー紹介へ突入。え!?もうそんな時間なの?と時計を見ると、確かに20時近くだった!
あぁ、もう終わっちゃうなんて…。
そして、「朝までハロウィン」のサビの回しでメンバー紹介開始!
SoundHorizonは毎回、本当に丁寧にメンバー紹介を行いますが、本日のそれも、本当に素晴らしいセッションでした(無茶ぶりなどのメンバーいじりは今回はなし)。
まずはミュージシャン。サックス(平原さん)→ギター(YUKIさん→アニキ)→キーボ(河合さん)→ストリングス(弦一徹ストリングス)→ドラム(Ken☆Ken)→ベース(淳さん)の順番だったと思います。
各人がちょっとしたソロを披露。みんな手拍子でノリノリ! キーボ河合さんなんて弾かずに踊っていた(笑) とにかく楽しい♪
次はダンサーの皆さん。それぞれのダンサーに合わせてファンキーなものから、しっとり系やロック、クラシカルなものまで次々と繰り出してくる演奏陣。このバックの演奏だけでもCD化してほしいくらい素敵な時間。自分はダンスはやらないので細かいことは良くわからないのですが、ダンサーの皆さんも相当なスキルがある方々なんでしょうね。みんなカッコよかった!
続いては子役達!これまた、それぞれがちょっとしたダンスや小ネタをやっていて、すごく可愛い!サッシャさんもナイスなナレーションで盛り上げます。ジョニーの子の所では黄色い歓声まで飛んでいました。
役者さんたちも順番に。ちょっとしたキャラのポーズとか。《野心家》がディアーナに言い寄ろうとしてブッ飛ばされていたの、このパートだったけ?ちょっと忘れちゃいました。シェイマスはバク転してました。
そして最後に歌姫たち。
Mikaさん→栗林さん→Joelleさん→木村さんの順番。みんなとってもキレイで可愛い。
サッシャさんが自己紹介して、いよいよ陛下がコールされ、楽器陣は音をスッと抜く。
そして……。
……出てこない(笑)。
なにやらマイク入れっ放しで小声でゴニョゴニョ。「もう一回やっていい?」みたいなことを言っていたような…。どうやら、何かが間に合わなかった様子(笑)ですが、数秒後には上手側のドアより陛下登場!!
そして「まだまだ元気ですか~!?」みたいなコール&レスポンスの後に、「では最後にもう一度、この曲をやりましょう!」と言ってから、「悪戯するならー!?」→「今でしょー!」
23.朝までハロウィン(最後のサビのみver)
リストバンドが再び七色に光り出す。
キャストが全員ステージ上に並んでの、朝ハロラストのサビ部分大合唱!!もちろん、皆さん振り付けもやっています(なんか、中腰になって手を突き出す、みたいな振りだったとも思いますが…でも、それだとエガちゃんみたいになっちゃう(笑)。あと、「ッぞ」で昇竜拳みたいにジャンプもしていたような…。ダメだ。うまく思い出せないので、映像化を待ちましょう!)
あーもう、楽しい!すごくHappyな気分。
このまま時間が止まればいいのにな。
もう、細かいことは抜きの大騒ぎ。キャストとローランの一体感をすごく感じました。
朝まで続けばいいのに~
MC⑦
・「最後に手短に盛り上がって帰れる曲をやりましょう」
・「諸事情で、私はジャンプできないかも」→紅蓮の足の負傷を言っていた?結構重症だった?
・「超重力のところを『Trick or treat』とか『ロクなもんじゃねぇ』に替えてやってみましょう」
24.即ち…光をも逃がさぬ暗黒の超重力
最後にみんなで!やっぱり最後はこの曲だよね!
バンドの皆さん、サッシャさん、弦一徹ストリングス、陛下、キャストの皆さん、そしてローラン。一体となってのジャンプです。
「超、ロクなもんじゃ、ねー!」は字余り感半端なく(笑)、ジャンプのタイミングがよくわからなくなってしまいました(笑)が、この場所で過ごせる最後の一瞬をみんなのジャンプで分かち合いました。
ところで、ステージ横のオーロラビジョンに曲名が表示される際に、この曲だけわざわざ「CD未収録。2013,10.26時点」みたいなことが表示されていました。コンキスタドーレや「歪なる~」の時は、そんなこと書いていなかったと思う…。
ってことは、逆説的に、それこそ第9の地平線のネタではありませんが、近い将来にCD収録があり得るということでしょうか!?ドキドキしますね。
さて、曲終わりで、バンドメンバーさんも前に出てきて、みんなで「ありがとうございましたー」。
陛下、弦一徹ストリングスの楽器は一本10億円するとか言ってましたが、あれ、冗談ですよね…?
そして、陛下を残して皆さんがハケていき、陛下による最後の一言のコーナーです。
MC⑧
・「今日は来てくれてありがとう」
・「SoundHorizonは、明日9周年。でも、今の気持ちを正直に言うと…『悔しい』」
・「9年やってきて、これか、と。悔しい!」
→ローランの声援に、「ありがとう、そう言ってもらえるのはうれしい」
・「でも、僕は君たちを、もっともっと、君たちが思っている以上に、もっと楽しくしたかったんだ」
・「まだ、力が足りない。だから次の10周年に向けて、もっと頑張る。だから…」
・「ついてきて下さい!!」
25.栄光の移動王国-The Glory Kingdom-
ローランによる国歌斉唱。
今回は2番まで。みんな、本当に歌が上手です。
本当に楽しかった今日を振り返りつつ、最後の陛下の言葉を反芻する。
幸福感からなのか、切なさからなのか、あるいはもっと別の感情なのかわからないけど、涙が出ました。
この場所に集えた奇跡。2万人以上の人間で共に歌うなんて、なかなか人生でも巡り合えない機会。
それぞれの思いと薔薇を胸に、おそらく過去最大規模の国歌斉唱にて、ライブは幕を閉じます。
Sound Horizon Kingdom!
…と、突然、会場内にレニーの声が…。
レニー「食べた!」
ケイト「おかわりする?」
レニー「おかわらない!」
ケイト・ショーン・レニー「アハハハハ…」
な、なんですか、これーーーー!!!
という不意打ちの中、今度こそ、ライブ終了。
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総じての感想
もう今更改めて書くこともありません。
最っ高のライブでした。
リクエストを取り入れたという、あり得ないくらい豪華なセットリストで、最初からクライマックスだったし、似非人もいっぱい。今回似非人及びRevo陛下はステージ出ずっぱりでしたよね。
キラキラリストバンドの試みも、とってもキレイだった。
あと、特筆すべきはやはり、国民たちのテンションでしょう。3時間、ほぼ立ちっぱなしというのはサンホラのライブでは初めての経験。ただ、自分は男子なので、あんまり立ちっぱなしだと後ろの席にいらっしゃる女子勢に申し訳ない気がしてしまうのも事実。難しいところです。
似非及び陛下のテンションも異様なくらい高かったです。イメージで言うと、RomanのDVDの「澪音の世界」みたいな感じがそこかしこで出てました。(特に序盤~中盤)。
本当にあっという間の3時間。MCはライブにしては全体的に短めでしたかね。もっともっとあの世界にいたかったですが、子役さんの関係などもあって午後9時をまたぐことはできなかったのかもしれませんね。
難点を敢えて挙げるならば、やはり音量と音声バランスだったでしょうか。
ここまで大きな会場に音質クオリティをそこまで求めるのも酷だとは思いますが…。ことさら、サンホラは様々な楽器と複雑なコーラスワークが入り乱れる楽曲が中心なわけで、音響の担当の方も本当に難しい仕事をされていたんだろうなぁ、とは想像できます。
でも、こう言う言い方は語弊があるとは思いますが、ローラン達は本当に真剣に曲を聴いています。やっぱりしっかりと「音」を聴きたい観客はとても多いと思うのです。
キャパが増大する傾向は人気の裏返しですが、今回の件を踏まえて、音響の方にはお疲れ様でしたと労いつつ、次回以降に更なる期待をしたいですね。
それから、物販ですが、やはりあそこまでの行列は流石に厳しいですよね。どれほどのローランが泣く泣く列を離れたか…。あのキャパ、しかもワンデイなのですから、とっても遠方から来るローランのことも考慮して、せめて3時間も並べば買える、くらいの規模で運営してほしかったなぁ、と。無理な話ですかね。
あと、とりあえず、陛下の足が大事に至らなければよいのですが…(笑)。
それはさておき、ローランの皆様の仮装も本当に素敵でした。この日の為に、みなさん一生懸命に用意されてきたんだなぁ、と思うと感動すら覚えました(私は結局、普通の服で行ってしまったので、何だか申し訳ない思い…)。
すごく遠方から来られていた方もいらしたと思います。そんなみんなで、一つになって過ごした3時間は、忘れられない思い出になると思います。
本当に皆様、ありがとうございました。
そして、陛下。「悔しい」には様々な思いが込められていたであろうと思います…。でも、そんな陛下が「ついてきて下さい」とおっしゃったことは、きっとみんな、いつまでも忘れません。
10周年に向けた陛下の新たなる旅路に、ローランたちは共にあります。
素敵な時間をお分けいただいて、本当にありがとうございました。
陛下のおっしゃる「もっと楽しいこと」に、更なるご期待を申し上げます!
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と、いうわけで、未曽有の長文に及んだレポもとりあえずここで閉じます。
あ、最後の「おかわらない!」にまだ触れてなかった!!
…まぁ、「ハロ夜」考察があと一回分残ってますので、そちらで触れられたら触れてみようかなぁ、と。
尋常では長文にお付き合いいただき、ここまで読んでいただいた方、本当にありがとうございました、
よろしければ、また別の記事でお会いしましょう!!
Sound Horizon Kingdom!
ジャンル : 音楽
テーマ : Sound Horizon