右腕を魔虚羅に切断された五条ですが、41秒後に虚式茈を放つとされていました。
そこで今回は呪術廻戦235話『人外魔境新宿決戦⑬』について、呪力の起こりの説明、五条の腕が回復したこと、顎吐に放った蒼を留めておいて、そこに赫をぶつけて虚式茈を発動したこと、魔虚羅が消滅したこと、五条が勝利したことなどご紹介します。
二度目の黒閃
五条は二度目の黒閃を放ちます。これは顎吐に放ったもののようです。
そこで、五条悟のボルテージが上がるとされ、宿儺に千年ぶりの緊張が走りました。
やはりの黒閃は五条ならいくらでも出せるようですね。
そして右腕を見ると既に反転術式で回復していたようでした。これ治癒早すぎますよね。
さらには五条と宿儺、魔虚羅と戦う中、宿儺を投げ飛ばして魔虚羅に当てます。さらには殴って魔虚羅に攻撃するとガードする魔虚羅が吹っ飛びます。
呪力の起こり
そして五条は呪詞を詠唱し始めます。『位相 波羅蜜 光の柱』。これは前々回くらいにも赫を使った時に詠唱したものと同じです。
呪力の起こりは術式発動直前に術師から漲る呪力で、領域展開直前の必中術式の発動直前など大技の発動前には必ず『起こり』があるとか。
呪力効率が高い五条も例外ではなく虚式茈となれば尚更で、呪詞や呪力の規模から眼前の起こりは術式反転赫であると宿儺は判断しました。その判断は決して間違いではなかった…となっており、宿儺は魔虚羅で受けてダメ押しの適応をすると考えます。
そうして術式反転と唱えた五条。宿儺は魔虚羅!と叫びガードさせます。
蒼に赫をぶつける
すると五条は術式反転赫を放って上部に飛ばします。
虚式茈は順転と反転の術式を衝突させ、発生した仮想の質量を押し出すもの、五条が放った赫の先には顎吐を圧殺してもまだそこに術式を継続している蒼がありました。
庁舎を一周して宿儺の背後を撮った赫と同様に柵れる前の赫に速度はなく、適応を終え確実に消し去る事のできる蒼へ先に到達して、赫との衝突を阻む命令を受けた魔虚羅。
完遂に自律した思考が魔虚羅に走る中、蒼の引力を利用した高速移動で五条は蒼と魔虚羅の間に入ります。
これ面白いやり方ですよね。まさか蒼を先に出しておいて、後から赫を当てるなんて。
虚式茈の詠唱
術式対象を選択するまでもなく蒼に適応した魔虚羅は引力の影響を受けず、ここに適応が裏目に出ます。
五条が殴るとそこには宿儺がおり、蒼の衝突前に赫を穿血で刺激して炸裂させようとします。
五条は宿儺を殴りますが穿血は蒼に飛んでいきます。宿儺は遅かったなというも、五条は詠唱し始めます。
それは蒼の呪詞でした。『位相 黄昏 智慧の瞳』そして呪詞の後追い詠唱で出力を取り戻した蒼は宿儺の穿血を飲み込みます。
さらに詠唱します。『九網 偏光 烏と声明 表裏の間』と言います。これは虚式茈の詠唱ですね。
虚式茈ついに発動
乙骨は日下部にすみませんでした、僕みたいな足手まといがいたらこれは出せなかったと言います。
そして虚式茈を発動します。五条の顔が怖いです笑
新宿が虚式茈の光りに包まれます。
これはとんでもない距離の威力ですね。1kmくらいの範囲を消し飛ばせているのではないでしょうか。
九十九のブラックホールや宿儺の渋谷での領域展開がイメージされます。
五条の勝利
虚式が終わると、そこには左手がなく、血まみれでボロボロの宿儺がいました。
五条は指向を絞らず自身をも巻き込む無制限の茈。の割にはダメージに差がでたねと言います。五条自身も巻き込んだものだったようですね。
やっぱ自分の呪力っていうのが大きいのかな、結果オーライ。遠隔の茈もアドリブにしては上出来でしょ。初めての自爆ですと言います。五条の顔も左側が焼けています。
日下部は黒閃で反転術式の出力を取り戻した五条に対し、治癒も鈍く魔虚羅を失い、展延での徒手空拳もままならないダメージを負った宿儺。五条の勝ちだと言います。
黒閃って反転術式の出力を取り戻すって意味わかりませんけど、そういうバフ効果あるんですかね。
そして、これは本当に五条の勝ちなのか。あとから裏梅とか羂索が割って入って五条を殺しそうで怖いんですけど…なんか負けフラグに感じてしまうんですよね。宿儺はまだ生きてるのに勝ちってなんやねんと。前回はまだ宿儺には奥の手が残ってるって話したばかりなのに。
最後には編集の煽り文で『最強の戦跡、新宿に刻む!!』となっていました。
黒閃で反転術式の出力が上がった理由
日下部が最後に五条が黒閃を放ったことで反転術式の出力が上がったと言っていましたよね。最初に2度の黒閃光、ボルテージが上がったと書いていました。そこで右腕が復活していましたね。
右腕を切断された時に家入はまずい、今は治癒力が落ちてると言っていました。
呪力量が足りないから治癒力が落ちてるということではなく、焼き切れた術式を回復させるために脳に負荷をかけていたので、反転術式を使うのに時間がかかるという意味だと思われます。
とすれば、黒閃を放つことでゾーンに入ります。呪力操作を呼吸するよう自然に行えるようになったので、反転術式で使われる複雑な呪力操作を必要とせず、脳に負荷がかからなくなったから、反転術式の出力が上がったということではないでしょうか。
それなら黒閃を使うことで反転術式の出力が上がったというのは理解できます。
裏梅も生きているか
そして裏梅もまだ生きているはずです。宿儺を倒そうとすれば、途中で裏梅が出てくるでしょうけど、宿儺がそれを許さないと思います。
裏梅は宿儺の邪魔をしないようにこちら側の別戦力と戦うでしょうね。
裏梅の実力はどれほどかわかりませんけど。漏瑚レベルならかなりの強さでしょう。漏瑚は宿儺と五条と戦っただけで、相手が悪かったですからね。
裏梅は氷系なので、誰と戦うのかも楽しみです。正直特級レベルに勝てる人材は、乙骨か真希くらいしかいないような気もしますけど。
まとめ
ということで今回は呪術廻戦235話について紹介しました。
この戦いで、五条は負け確定してしまうのか、長い戦いの行方が気になります。
この虚式が最後の攻撃になるでしょうね。