サングラスではなく、メガネ姿の陛下、ローランから、「カッコイイ」コール。
連載最終話にして、領復くんがいる仙台へ到着した王様くん、ふいにイベールの言葉が思い出される。(エコーが掛かり聞き取りにくくなるので、聞き間違ってるかもしれません。)
「探検・発見、、、ロマンが、、、あるか、、ゆめゆめお忘れ無きよう。」そうだね、イベールこの地で見つかるであろうロマン、しっかりと君に伝えよう。その時、激しい揺れが襲いました。いつの世も神の摂理の前に人はなすすべも無く、****アイン(聞き取れず)翻弄されて叫ぶ運命なのでしょうか。
すべてを容赦なく飲み込み破壊し、奪い去り、絶望は波となって押し寄せたのです。王様くんは、その波から人々を守る術をしりませんでした。もとい、たった一つの方法を除いては。その方法は、被災する地域ごと強引に地平線をジャンプさせるしかありません。が、そんな裏技をなんのペナルティも無しに行使する事はできません。
再び、イベールの言葉が思い出されました。(エコーがかかる)「今までご無事であられたことが、むしろ奇跡としか言いようが無い。おそらく、次はないかと」けれどイベール、この身がどうなろうと構いはしない。未来永劫、僕の存在自体消滅してしまっても、僕はこの時の為に、この能力を授かり、この地にやってきたのだと思う。
いくぞ!超←重↓力↑ ここで目覚ましの音(リリリリリリ)ローラン、「エ~ッ」!陛下「うわ~夢か」ローラン「エエ~ッ」笑~ 陛下「ウケけようが、動揺しようが、頭を下げるシステムになっています」ペコリ。
陛下「夢で良かった。大体、居なくなった領復くんを探すという設定に無理があったと思う。領復くんで誰?」ローラン「え~っ」陛下「そんな超個性的なネーミング、納得するには無理がある。でもなぜか受け入れちゃうんだよなー夢って恐ろしいなー」「王様くんと領復くん改め、夢落ちダン 完」ローラン「え~っ」
陛下「なんて笑えない冗談はさて置き、先日以降、現実の方はもっと笑えない状態が続いている。起こってしまった事を無かったことにするなんて、現実には誰にも出来ない。だからといって、何もせず、静観を決め込むほど、僕は人間の力に絶望してはいない。こんな非常時に、エンタメなんてと思う者もいるだろう。だからと僕は論じるつもりはない。ただ僕は、僕にやれる事をやるだけだ。そして、それはまだ、終わっててなどいない。」
ここで陛下、第四次領土拡大遠征を☓(バツ印)にして、第一次領土復興遠征と書き直す。陛下、「この物語は、これで最終話です。それでも最後の選択を取りたいと思います。ライブではなく、君たちへの未来へと続く選択肢です。今一度、しっかりと考えて下さい。今はその答えを聞きません。」
Revive、Revive、Revive そこで会おう、その後に続く、「ゆるぎない未来」と言う歌詞を仙台に集いし国民達は、概ねの総意として次のような気持ちで歌った。
1.本当は、未来のことなど分からないので、確約は出来ない。
2.未来のことは分からないけど、それでも友よ、そこで会おう。
さあ、どっちだ・・・と今は聞きません。考えておいて下さい。
ローラン「はーい!」
いったん完です。この続きは、皆も知ってると思います。このツアーです。
ローラン「おぉ~っ」拍手。
陛下「そして、そろそろ音楽に戻るので、本を置いてきたいと思いますので、皆さんに違う曲を歌ってもらいましょう。ムーランルージュ!」陛下、本を置きに行く。ローラン「廻~れ、廻~れ、ムーランルージュ・・・」歌い続ける。
その3へ続く