『Nein ~西洋骨董屋根裏堂へようこそ~』5/20
Sound Horizon 9th Story Concert『Nein ~西洋骨董屋根裏堂へようこそ~』
2015年5月20日18:30~21:10
2階23列27番
※毎回同じ内容の部分(前説の注意事項、曲中の演出など)を一部省略しています。初日、2日目のレポも合わせてご覧ください。
Sascha:ボンソワール、マドモワゼル。そんな浮かない顔をして、何事かお悩みかな? 前回東京で公演を行なってから24日、時間にして576時間、分にして34560分、秒にして200……*:@あpどr※ ごめんなさい、そんなことを言っている間にも13秒くらい過ぎてしまった。 ”Sound Horizon 9th Story Concert『Nein』~西洋骨董屋根裏堂へようこそ~”へようこそ! International Laurants, welcome! (ストーリーコンサートは?)2010年末のMarchen以来、Saschaです。 あれからおよそ4年半。中学生は高校生に、高校生は社会人に、Revo陛下は紅白歌手に。長い間にLinked Horizonも発足して、ローランの人生にも変化があったのではナインでしょうか。 7公演終えて今さらですが、ふかく(深く?不覚?)______。4年半前は7th Story Concertで、今回は9th Story Concert。 あれっ? 8th Story Concertって私の知らないうちに終了してます? 私が呼ばれなかっただけ!? これは壮絶な仲間外れのよ・か・ん(※屋根裏堂っぽく)。 みんな知っているなら教えてくれてもいいのに……うぅ……ぐすっ…………失礼しました。めげている場合ではナインです。 うん、Sascha頑張る! 最悪、そっちに行きますッ! セイッ☆
(※この後いつも通りの「お願いとご注意」が続く) あとね、猫耳つけてる人は後ろの人が見にくいから取ってあげてね。
(※置き引き多発してるから注意してくださいの話)そんなローランはいないと深く信じておりますが。
(※公演が撮影されてるので後々公開されるかもしれない話)大丈夫ですか? (客席\はーい!/)ご了承いただいたと判断します。
(※入国証明印の話)まだお持ちでない方、ロストしてしまった皆様、物販で(販売中です)。ここから始まるボクらの帰国のクロニクル。
次に公演の楽しみ方をご案内します。……今のちょっと危なかった。セーフ? アウト? 大阪で既に2アウトになってるんですが……。 (客席\アウトー!/) スリーアウトになってしまいました。誰か代わりにやってくれる人いないかな……。 (客席\やるー!/)えっ、じゃあ次からお願いします(笑) 2番、Sascha、交代ッ! ローランは其処にどんなRomanを描くのだろうか……。…………。特に反応なかった……。
(※リストバンドの話)これが噂の妖怪ウォッチ! 皆さんが構えて「今何時?」と唱えると何か召喚されるかもしれません。せーのッ!
客席\今何時?/
YUKI:はーい、フライングVの_____、ギターのYUKIです! 僕、YUKIが召喚されました! この前は大阪に行ってきたんですが猫耳と尻尾が生えたので思いっきりミャーミャーしませんか? 僕がせーのって言ったらミャーミャー言って下さい。 用意はいいですか? せーのッ!
客席\ミャーミャー/
YUKI:ありがとうございます。今日は思いっきり猫の気分で演奏したいと思います!
Sascha:今までで最長でした。(※本格的なリストバンドライトの説明に入る。黒猫近衛兵呼ばれる。 今までの公演では手を下げていても反応しましたが、A席だった今回は手を下げた状態では反応しづらかったです。) ちゃんとついてますか。ついてなかったら? スタッフを呼ぶ。スタッフゥー(※狩野英孝っぽい感じで)。 これで最初から全力で楽しめますね。ズット2人デ続ケヨウヨ! ズットズット一緒ニイヨウヨ! ネェ! ……私も壊れてしまいました。このリストバンドは公演中様々な場面で点灯します。常についていると言っても過言ではありません。 というとずっと腕を上げていないといけナインでは? と思われる方もいらっしゃるでしょう。いつ手を上げればいいのか。 それはMoiraのみぞ知る……では困るのでこちらで合図を出します。 (※近衛兵が旗を持って出てくる) 合図は大きく分けて2種類あります。1つめは1回大きく振る。…………ちょっとずれてない? 休みの間にダレたんじゃないの? もう1回! (※今度は揃う) いいですね。もう1つはかめはめ波を打ってから元気玉を集めてスーパーサイヤ人になるパターン! (※上手近衛兵がよく見えませんでしたが、少なくとも下手は律儀にやっていた) ……なんてのはありません! (※リストバンドは終演後回収するので持って帰らないで)明日もライブありますのでね。それでは黒猫近衛兵、ニャりがとー!
(※激しい光の点滅があるので気持ち悪くなったらスタッフに声かけてください)
さ、皆さんここまで準備ニャン端ですね? まもなく開演となります。ロビーにおいでのお客様はニャにとぞお早く会場にお戻りください。 それでは、”9th Story Concert『Nein』~西洋骨董屋根裏堂へようこそ~”お楽しみ下さい。私でよければキミの、話し相手になりたい。
【檻の中の箱庭】
CGでノエルの体形成するのは足の方から頭に向かって作られていく。その後にグラサン。
最後の方に花道に出てきたシュレーディンガールズと便宜上R.E.V.O.がラスサビ後のみゃうみゃうで元いたステージ上段に戻っていく。 転調したところでダッシュで戻る便宜上R.E.V.O.。
誰か一人光がついてないダンサーがいた。
ダンサーの色がカラフルになった。
※各曲の最初の便宜上R.E.V.O.の振り付けで、まず最初に地平線の番号を指に示すが、その数字を示す手は基本的にキャラクターが通常盤で左右どちらにいるかに従っている。
名もなき女の詩→右手を顔の右(下手側)に上げる
食物が連なる世界→左手を顔の左(上手側)に上げる
言えなかった言の葉→右手を顔の右(下手側)に上げる
憎しみを花束に代えて→左手を顔の左(上手側)に上げる
涙では消えない焔→右手を顔の右(下手側)に上げる(※通常盤の立ち位置と違う)
愛という名の咎→顔の左(上手側)で両手を交差する
忘れな月夜→顔の右(下手側)で両手を交差する
輪∞廻→顔の前で手を交差する
最果てのL→顔の両脇に手を上げる(右手は顔の右に、左手は顔の左に)。右手は1、左手は3を示している?
【名もなき女の詩】
パン屋の親父が「このままじゃ(危なかったってさ)」のところで十字を切る。
「鶏 < 太陽 < 早起きで」で中央より少し上手にいるルーナが、真ん中に3人並んでいる黒猫ダンサーを上手から順に指さす。 ダンサーはそれに反応して何らかのアクションをしていた。
この時下手から順に、親父、少年、ルーナの順で並んでいるが、パンを捏ねる台に移動する時にルーナと少年が入れ替わり、親父、ルーナ、少年の順になる。
「麦の種類 → 粉の挽き方 → 水に至るまで」は中央の台にいるルーナが後ろにいる3人のダンサーを下手から順に指さす。
最後のパンパン無双の時に上手から客が次々に出てきてパンを受け取っていく。
「浴びて散りたい」の時にルーナの方をじっと見ているエンディミオ。
【食物が連なる世界】
「大切な《一生の宝物》だと思っていた」の後ろの「素敵」という台詞は月のような微笑の女の子。
いじめっ子が「もぉ~もぉ~」とか「牛女」と言う時に頭の両側から角を生やしていた。
「いえ《お腹の中の宝物》と三人で」と言うところで夫は妻の妊娠を初めて知ったようで、驚いて跪き、妻のお腹を抱きしめる。 その後の間奏中に花道まで駆けてきて嬉しさのあまり会場に向かって投げキッスする夫。
ピラミッドの最後ら辺でステージ上のダンサーが全員倒れるが、 ステージ上段上手に一人だけいたダンサーさんが曲に合わせてアメーバのような振り付けで上手いこと上手にはけていく。
【言えなかった言の葉】
白髭先生に死神がついていた。海を見つめた後坂道を登っていった白髭先生はその後時々苦しそうに胸を押さえている。
最後のヒロインの笑い声は「うふふっうふふふっうふふふふっ」という感じで、狂気を感じるものでもてへぺろ的なものではない。
【憎しみを花束に代えて】
ベルコレ登場時にジーノが変な歩き方で花道に出てくるのでSaschaさんが「変な足取りでランウェイを滑走!」と言っていた。
ベルコレの衣装の細部が変わっている。
「《構想》が生まれたの!」で後ろのスクリーンに電球の絵。
花屋の娘が登場。marie*marieと同じ高田あゆみさん。眼鏡っこ。白い長袖のヴァニスタロゴ入りの服に白いエプロン、下はデニム生地?のショートパンツ。靴は水色のサンダル。
「あら、あなたそのお洋服……。…………男だったの。私が話しかけたことは忘れてちょうだい!」
【MC1】
ノエル:なんか騒がしいな。うるせー。有楽町マリオン……有楽町マリオン……。どこだよ。こっちが有楽町マリオンか……。 (※上手の紗幕の中に消え、出てきて)……あるにはあったが俺が目指しているのは違った。FLOWER ASATOか……ねぇな。この辺なんだけどな……。 (※下手で屈みこみ)俺は馬鹿だからよぉ、道に迷っちまった。誰かに道聞いてみるか。って言っても誰も人っ子ひとりいねぇぞ。 (※花道に出てくる)大丈夫か、この路地裏。猫だらけだぞ? マジか。5000匹くらいいるぞ。点呼取ってみるか。プレミアム路地裏~!
P席:\にゃ~/
ノエル:どの辺からどの辺までプレミアムなんだ。そこか。路地裏1階~!
1階席:\にゃ~!/
ノエル:1階も今日は結構奥の方までいるな。路地裏2階~!
2階席:\にゃ~!/
ノエル:落ちるなよ。3階もあんのか。路地裏3階~!
客席:…………。
ノエル:3階はないのか! どおりで今日は上が眩しいと思った。にしても猫だらけだな。(※花道からステージ中央に戻りつつ)何言ってるか分からねぇ。 分かるようになりたい! 助けてくれ、ムツゴロウさん! (※花道に戻ってきて)でもなんか分かる気がしてきた。そろそろ俺も分かるような。 もう何回もトライしてんだよ。もうそろそろ分かるようにだんだんなってきたかもしれない。
(※花道から下手側を向いて)じゃあそこの緑っぽいマスクしてる女! 明らかにマスクしてる牝猫。 そのマスクはあれか。一階間違えて発言権なくなっちゃったみたいな感じか。大丈夫か、声出るか? じゃあ、Sound Horizonの曲の中で、『Nein』に限らず好きな台詞は何かあるか? メロディに乗ってるのは歌としてカウントするぞ。
P席ローラン:『side:E』のサビ!
ノエル:あれは一応歌にカウントされるんじゃないか? やり直そう。君、何か好きな台詞はあるか? メロディに乗ってるのは歌としてカウントする。
P席ローラン:「低能がッ!」
ノエル:俺が代わりに言ってやろうか。言っとくけど、俺の気持ちじゃないんだぜ。本当はそんなこと思ってないんだぜ。どちらかというとだぜ。……この低能がッ!!!
(※ステージ上手に移動し)来たからといって君達に当てることが決まった訳じゃないぞ。そこの、端っこの4列目の眼鏡男子! じゃあさ、逆に……人は意味もなく逆になることもあるんだ! ギャグじゃなくてもスルーする、それが大人というものだ。 俺も最近ちょっとずつ分かってきたんだけどな。『Nein』の中で好きな台詞、何かあるか。……相談してんのか。テレフォン使うか。 どっからPだ。そこのオレンジまでか。オレンジ違うのか! 何か今仲間感醸し出してたぞ。 まあ、言ってしまえばお前も仲間だし、ここ(会場)にいるみんな王国の仲間だけどな。 ……言ってみよう! ……後ろの女子に回答権が移りました! (※P席ローランが何と答えたか聞こえなかった) それ、台詞か? メロディに乗ってるのは……。「駆逐してやる」? おっと別の作品の台詞かなって一瞬思ったけど、入ってる気がする(笑) ……駆逐してやるッ!!! ん゛ん゛っ……無駄に喉を消耗してしまった。これから歌うのに。(※花道に出てきて)真ん中の方にもなんか聞いてみようか。 真ん中~! いい感じで見下ろせるな。なんだろこの気持ち。下々の者を見下ろした時のこの胸の高まりはなんだろう(笑) 2階も見下ろしてやろうか。
しょうがない。お前、『Nein』で好きな曲ありますか。暫定で。明日になったら変わってるかもしれない。 (※P席ローランが答え)……エレフとミーシャの曲? そんな曲名じゃなかったような気がするけど伝わった。どこが好き? 嫌な予感がするけど……。 (※聞こえなかったがおそらく「ミーシャミーシャ」のところ)後でやるかもしんないな。えっ、俺がやるの? ノエルが一人で!? じゃあ俺がミーシャって言うからお前がエレフって言えよ。(※花道真ん中あたりから花道先端にかけてぴょんぴょん跳びながら近づき振り付けしながら) ミーシャ♪ミーシャ♪ミーシャ♪ミーシャ♪ミーシャ♪
P席ローラン:エレフ♪エレフ♪エレフ♪エレフ♪エレフ♪
ノエル:……こんぐらいにしとくか。どこにあるんだ、FLOWER ASATO。 (※ピコよだかが鳴る)携帯は切っとけって……俺か。はいっ、ちょっ待っ(※右ポケットから右手で取り出した携帯を左耳に当てようとして、マイクがあるために手間取ったらしい)。 市蔵、あの話はやらないって言ったじゃねぇか。
市蔵:SEKAI NO HAJIMARI、略してセカハジ!
ノエル:そのバンド名はいただけねぇ。俺にとってバンドはヴァニスタだけなんだよ。(それが駄目だっていうなら)いつだって俺はインディーズに戻るぜ。
市蔵:そんなドラゲナイ……じゃない、大人げないこと言わないで。それよりノエル、今どこにいるんだよ?
【西洋骨董屋根裏堂】
※娘と貴婦人の聞き分けがつかないので曖昧。台詞はDX・初回・通常いずれでもない。
「久方ぶりに~ようこそ」は少女→娘?→老婆
「これはヤバい店だと」のあたりでノエルの前に出てきて顎クイしたのは老婆。
「OK、東京!」は老婆
「そんなに見つめられたら~」娘?→少女
「代金代わりにあなたの大切なモノを貰おうかしら」→老女、「な~んてね♪」→娘?、「お買い上げ」→少女、「ありがとうございまぁす♪」→娘?
ノエルが「どちらかというとだぜッ」で店主のテーブルを叩くのは大分穏やかになって3回撫でる感じ。
最後に暗転した後ノエルが便宜上R.E.V.O.を装着する映像に入るまでが少し遅かった。
【涙では消せない焔】
「腐る《絶大なる権力》」で手で鎖を描くママン。
Jimangが的に脚を切られた時の「うわぁっ!!!」がいつもより大きめの声。
今回は「子を生せぬ身体に成り果てたのさ」の時にJimangが膝を叩いていない。
【愛という名の咎】
DINg?(上手から2番目にいた歌姫)の声が異様に小さいように思った。
蒼と白の境界線のところで前より中央寄りに座っている二人。
「ミーシャミーシャ」のエレフは前転(笑)
A席からはおでこから見切れるスクリーンのタナトス。
最後にエレフとミーシャがおでこをこつんしてる。
【忘れな月夜】
裁判中、エリーザベトが何か言われる度に「何!? エリーザベトが!?」みたいな感じのお兄様。
1番でダンサーと踊ってるのと同じメロディのところで、2番では光だけが差し、エリーザベトが一人で踊っている。
「私ね、マリア様って~」は目に障碍のある子。
【輪∞廻】
両手で8を作った後、アメリカ人が大袈裟に肩をすくめる感じで両掌を上に向けて肩をすくめる動き。その後壊れたようなカクカクの動き。
【最果てのL】
「人生と呼ぶのなら」で一回転するYUKI。
「ローラン、ローラン」の時、一回目の「ローラン」で掌を前に差し出し、二回目の「ローラン」で会場のローランを指し示すように半円を描く動き。
「命の限り歌うんだ」でノエルが一回転。
「《世界の解釈》があると」でノエル(※2割くらいYUKIの可能性もある)が一回転。
曲の最後にバンドメンバーがノエルを向いている。アニキはノエルを指さしている。
「星空の詩」で勢ぞろいしたキャスト、Jimangが別の役で出ていたので車椅子の主が不在。
花屋の娘:(※上手紗幕の奥から登場し)もう、うるさいッ! 他人んちの前で何騒いでるんですか! 営業妨害なのよ! って、ノエノエ!? えっ、本物なの!?
ノエル:すまねぇな。意味分かんねぇと思うけど、テンション上がっちまったんだよ……。
花屋の娘:どうしよう、こんな恰好なのに……。
ノエル:お詫びと言っちゃなんだが、花を一輪買わせてくれないか。どんな花がいいかな。そうだな、釣りはいらねぇ。あんたの好きな花を選んでくれ。
花屋の娘:かしこまりました……。(※紗幕の奥に消え、花を持って戻ってきてノエルに渡しながら)はい、お買い上げありがと――
ノエル:(※花屋の娘にたった今買った花を渡して)悪かったな……。(※上手に去る)
花屋の娘:…………何これぇ!?!!?
上手に老婆が出てきて「西洋骨董屋根裏堂へようこそ」と言って終わり。
この時コンサートのサブタイトルが「星空の詩」から「西洋骨董屋根裏堂へようこそ」に変わる。
【スクリーン】
なにコレ!?
「…って、それはこちらが聞きたい」
と諸君は思ったことだろう。
ここから始まる
花屋の娘 と Noël の恋物語
今秋
全国の劇場にて公開決定!!!
…なんて与太話を信じる低能は
まさか居ないとは思うが(笑
終 わ り
ところで今日も君達は帰らないつもりか?
アンコールが毎回必ずあるものだと思い込んでいるのか?
しかし、Noëlは行ってしまった。
彼を連れ戻さなければ、この先の地平へは進まない。
どうすれば良いのかだって?
そんなことは自分達で考え給え!
低能がッ!!!
【MC3】
皆が口ぐちにノエルを呼びカオスな状況が少し続いたのち、まとまったノエルコールが起こる。
やがて下手からノエル登場。
ノエル:俺を呼んだのはお前らか。嬉しいけどよ……俺のストーリー全然進まねぇ! FLOWER ASATOを左にまだ曲がれてねぇ! 貧乏で時計持ってねぇからどんくらい時間経ったか分かんねぇけど、一時間くらいは経ったか。俺はフラワーアカドの……じゃねぇ! FLOWER ASATOの左を曲がろうとしたのに戻ってきたんだよ。これが俺の一時間だよ! 何も進んでねぇ!!! 左に曲がった時何が起こるのか俺にも分からん。もしかするとお前らにも語られることはないのかもしれないな。 でも、無いならさ、お前らが作りだせよ。今は世を忍んで猫の姿してるけど、神様だろ。お前ら、幻想の神様なんだろ。だったら素敵な物語を作ってくれよ。
(※下手側へ移動し)……さっきそっちのエリア行かなかったな。何か聞くか。だんだん俺の企画が曖昧になってきたな。 こっち来てなかったよな。来てたとしても来てないって物欲しさに言うかもしれないな。お前、双眼鏡はやめろ! ……双眼鏡の左隣の奴、旧双眼鏡の左隣だ。さっきの双眼鏡はこっちか。ってことは左はお前だ。君だ。Sound Horizonの曲で、聴きたい曲あるか。俺もあんま知らんからな。
P席ローラン:奴隷達の英雄!
ノエル:あぁ~。聞いたことあるような、ないような、なさそうなタイトルだな。なんかギリシャ語で書いてなかったか。
P席ローラン:アメティストス!
ノエル:そんなだったかな。ブックレットでなんか書いてあっただろ。
P席ローラン:エレフセウス!
ノエル:あ~そうかも。(※さらに下手の人を見て)お前めっちゃメモ取ってるな! 赤いお姉さんに口説かれないように気をつけろよ。 ……どんな歌だったかな。歌おうとしたら_____。……あれ、全然思い出せない。あのパイセンのことあまり好きじゃないからなぁ。 人は皆運命の~~笑えぬ喜劇だ~ラララララ~無力な奴隷ではない~~私と共に来るがいい~♪ これでいいか。あのパイセン、あの頃はまだそんなにこじらせてなかったんだよな。誰かに操られてるかもしれないな。 どうしよう。(※花道から上手をじっと見て)お前、察したな。双眼鏡で見るんじゃないよ。 ……どの辺までPなんだ。どこが頂点だ。そこか。そのTシャツは何のTシャツだ。
P席ローラン:ごめんツリー!
ノエル:ごめんツリーwwww しまった、聞かなければよかった(笑)見たことあるシルエットだと思って……なんか心がザワッと。いや、ごめんツリー(笑)
お前、Sound Horizonの曲で好きな曲あるか。
P席ローラン:T.N.G.が好きー!!!
ノエル:あんまり知らないんだよ。あのクソドS先輩。(※ステージ紗幕の向こうにスタンバイしてるミーシャを発見し) ……あれ? そんなことやってる場合じゃない? なんか可愛い幽霊が見えるな。覚えてるかな……お前ら歌じゃなくてこれが聞きたいんだろ? じゃあ俺がなんか言うから、お前ら(それに答えろよ)。面舵いっぱああああああい!!!!!
客席:\おっぱあああああああああい!!!!!!!!!!!/
ノエル:しょうがねぇ奴らだ。俺のくだらねぇ喋りはこのくらいにして、お前らにアンコールを届けたい。聞いてくれ。
【星女神の巫女】
最後にミーシャが愛咎の始まり(上手へ逃げる)とは逆に下手に向かって歩き、捕まる。
【MC3】
礼をしながら下手からノエルが登場。
ノエル:なるほどなと思ったよ。お前らも思ったか。そんなストーリーだったんだなって。ちょっと悲しい話だよな。 だからよ、あのクソパイセンが頭おかしくなってても、温かい目で見てやろうって思ったよ。今は好きなだけイチャイチャしてればいいよ。 別の運命では闘わなきゃいけないから。お前らの人生にもメリハリが大事だよな。 何かと戦わなきゃいけないときもあるけど、たまには馬鹿になって、「低能がッ!」とか、「●っぱい」とか、よく分かんねぇジャンプとかしてさ。 そういうことができるのがエンターテイメントの素晴らしいところかもしれないなって最近感じてる。 だからよ、みんなで楽しもうぜ。(普段こんなことやってると)近所のおばちゃんに「最近**さんとこの〇〇ちゃんどうしちゃったのかしら」とかって言われちゃうかもしれないけど。 今日は無礼講だ! って言っても次もそんなに馬鹿みたいな曲じゃないんだけど。 次の曲の準備を……(※下手をうろうろしているノエルの後ろにSaschaが登場。 ノエルが客席を向いている間に背後からノエルににじり寄り、ノエルが振り向くと素知らぬふりをする) 背後に邪悪な影を感じる……何かが起こりそうな……。
客席:\ノエル後ろ!/
ノエル:志村みたいにいうな!wwwwww(※ドリフネタ) じゃあ、次はこの曲を聴いてくれ。
【辿りつく詩】
【MC4】
ノエル:難しいな。どっちの話が良いのかな。どっちが良いとかじゃなくて……人は最初に知った方に思い入れがあるものなのかもしれないな。 これが気に食わないなら可能性は無限大だって、あのグラサンなら言いそうだな。それがSound Horizonだって。 (※花道先端の方で)……お前らに俺の仲間を紹介してぇ。OK、東京! 今夜のイカれたメンバーを紹介するぜぇ!
【メンバー紹介】
大体いつもと同じ流れ。
英ちゃんの弾いたのがコスモポリタンナポリタン。
アニキはギターで甲高い音を出して檻箱のメロディを弾いていた。
直前のアンコール曲だった「辿りつく詩」に出演したキャストたちが「名もなき女の詩」でほとんど出てきてしまい、「言えなかった言の葉」では誰も出てこない事態。
「憎しみを花束に代えて」でSaschaだけ登場。後ろからちょっかいかけるノエル。
老婆役は眞田さん。
ミーシャがいつも通りコケる→全員コケる→ノエル「あっ、みんなコケてる!?」→ノエルも遅れてコケる
エリーザベトが出てきてコケる。ノエルが助ける。
「気になる曲があるならどうぞ最後までご覧になって 隔たる地平を超えてキセキが集まるコンサート それが『Nein』~西洋骨董屋根裏堂へようこそ~」
【MC5】
ノエル:全員乗るとちょっと狭いな。この列(※後ろの列)、上に行ってくれ。子供たち、すまんな、制限時間が過ぎたみたいだ。裏でやっててな。世知辛いなぁ。 (※子供たちが事態を把握しておらずはけないので)……いいのか? (※スタッフが子供たちに説明し、連れていく)悪い奴らが子供たちを連れていく……。 勉強するんだぞ~!
(※子供たちが舞台袖に消えて客席から見えなくなり、他のキャストが客席を向き直っても最後まで子供たちに手を振っていたJoelleさん)
ノエル:そんな日もあります。今日は馬鹿になっていいんじゃないか? 今がその時だ! お前、双眼鏡で見るな! 俺は双眼鏡で見る奴は大嫌いなんだ。みんな立ち上がれ。今日はジャンプして馬鹿になって帰ってもらうぞ。 新曲をやろうと思うんだが、よく分かんない宇宙のなんか太陽が爆発したり、宇宙やべぇって曲だな。 ジャンプする時もあるんだが、(※手を胸の前で交差させ)これだけだと冥府っぽく見えるけど、炎みたいな感じで。 (※屈んで)これで力をためて、(※ジャンプして)燃え上がる! これでプロミネンス的なものを表現するっていうのが曲中にあるかもしれない。 思いっきり。適当に。楽しかったらいいんだ。あんまり決まり事作ってもついてこれねぇ奴いるかもしれないだろ。 ……この人達が上に上っている間に一回水飲もうと思ってたんだった。(※水を飲んで)次の一曲は「即ち…小惑星を喰らう超紅炎」!
【即ち…小惑星を喰らう超紅炎】
【MC6】
ノエル:あ~、じゃあバンドのみんな、上のみんなも下に来てくれ。(※フィリスが女王陛下の手を取って降りてくる。 そのまま老婆が降りて来ようとしていたので)兵士、兵士! バアアの手を取ってやれ!
(※キャストがステージ下段に勢ぞろい。疲れて息が荒いノエル。 ノエルの隣(下手側)にいる宰相Jimangの裾を捲ってパンツ見ようとするエリーザベト。手でモザイクをかけるノエル)
ノエル:さてさて。分かんなくなっちゃった(笑)俺達さ、こないだ大阪に行ってたんだよ。すげぇ楽しかった。でも、東京もたのしーーー!!! 今日お前らの笑顔を見れたからあと3日、息切れてるけど頑張れる気がする! 感謝を君達に、じゃねぇ! クソお前らに!
ありがとう的な感じのことを述べてキャスト全員でお辞儀。
退場途中に黒猫四姉妹にちょっかい出されてるSaschaをエンディミオが助け、ハグする。
ノエル:もう何もできねぇ~。疲れちまった。(※突然の側転) 明日は出来ねぇかもしんねぇ。
客席:もう一回やってー
ノエル:1回以上はやんねぇよ。だからよく見とけ。見逃すなよ。でも双眼鏡で見んな! 一言……何がいいかなって考えるんだけど。なんか俺って、天才なんじゃないかと思ってたんだよ。 でも上手いこといかねぇ。すげぇ曲作れてるつもりだったけど、バンドメンバーとは上手くいかないし、ライブやっても客入んねぇし。 俺って才能ねぇのかなって……。待て、過去の話だ。って思ってたんだよ。グラサンに会うまでは。 でもさ、あいつも一緒かもしれねぇな。自分では天才って思ってて。何を根拠にほざいとるんだ、若造が、ってな。 それが若者なのかもしれないけど。だからよ、あいつが本当に天才になったとしたらな、お前らのおかげだと思う。 一人で吼えるのは自由だけど、誰もついてきてくれなかったら木端微塵になるだけだ。人間って意外と強くないぜ。 だから、お前らが10年応援してきてくれて、天才って言われて今あいつは調子乗ってんじゃねーかな。いいんじゃね。 後で恥かくのアイツだぜ?(笑) それを見届けてやろうぜ。そしたらどんどん調子乗ってって「ふざけんな」ってグラサンかち割る。 (それを肴にして)焼酎飲むの楽しいから。お前ら、アイツを支えてくれてありがとうな。(※綺麗な90度のお辞儀) 今の俺は音楽を続けていくだけだ。 ヴァニスタもある。まあヴァニスタは暗礁に乗り上げてるんだけど。新しいバンド組めとか言われてな。 でも俺も俺で頑張るぜ。だからお前らもヴァニスタのライブにも来てくれよな。また会おうぜ。
【栄光の移動王国】