「これだけツアーに通ってるんだから1公演くらいはちゃんとレポを書こう」
などという無謀な事を思いついてしまい、書き始めたものの、鹿児島公演から早1ヶ月近く……。
ダラダラ書いていたらこんなに時間が経ってしまいました。
その曖昧な記憶の隙間を妄想で埋めながら書くので、鹿児島公演のレポというよりも、主にここまでのツアー全体を通しての独断と偏見に満ちた感想を纏めたものみたいな感じです。
という訳で、「私の知ってる鹿児島公演と違う」と思った方、気のせいじゃないです。
でも、Revoさんがトンチキな発言してる部分は大体本当の事なのでご安心ください(不敬)。
あと私は「呪いかな?」っていうくらい上手側にしか座ってないので、自ずと情報が上手過多気味です。ご了承ください。
そして「もっと正確な情報が知りたい!」というそこのあなた、
ライブに行きましょう。力(ちから)こそパワー。
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Linked Horizon Live Tour 2017 『進撃の軌跡』
2017年9月7日(木) 鹿児島公演@鹿児島市民文化ホール第1
セットリストは以下のとおりです。
二ヶ月後の君へ
MC
もしこの壁の中が一軒の家だとしたら
紅蓮の弓矢
14文字の伝言
紅蓮の座標
最期の戦果
MC
神の御業
MC
自由の翼
双翼のヒカリ
自由の代償
彼女は冷たい棺の中で
MC
心臓を捧げよ!
ボーナストラック(紅蓮の灯を纏い水平線の彼方へと…)
~アンコール~
DJ Revoのコーナー(14文字の伝言)
澪音の世界
Revive
メンバー紹介
青春は花火のように
まず、会場に入って一番最初の感想が、
狭い、近い、死ぬ
私は10列目でしたが、想像以上にステージが近くて「正気か…?」と思いました。
ステージ自体もこじんまりしていて、密度が濃い印象でした。
(ちなみに鹿児島のステージの広さは幅20m×奥行19.5m。東京の国際フォーラムは幅57.7m×奥行16m)
席は14列目までしか埋まっておらず、ちらほら空席も目立つ感じでした。
でもまぁ不思議なもので、そういう少数精鋭の公演もそれはそれで演者も観客も盛り上がるものなんですねぇ。
いわゆる前説の影アナは、鎖地平団(リンホラが進撃世界で属してるっぽい集団)の新兵であるイスカちゃんという子が毎回担当してるんですけど、今回は1個前の公演の台湾公演に連れて行ってもらえなかったけど代わりに台湾で前説をしたダリーナちゃん(台湾で爆誕した新キャラ)にパイナップルパイもらえたからまぁ許すみたいなチョロいキャラエピソードを語っておられました。
その後に、シンクロライトリストバンドの点灯点検。最近のRevoさんのライブでは、このリストバンドを配るのですが、わかりやすくいうと時計みたいな形のペンライトですね。
光るタイミングや色などは全てコントロールされているので、こちらは無心に手を振るだけでOKという優れもの。
この光が会場いっぱいに広がる光景はこれまた絶景でして、1階よりも2階・3階に座った方がより綺麗に見えますね。
そしていよいよ公演スタート!
【二ヶ月後の君へ】
会場が暗くなり、リストバンドが仄青く光り始めたら開演の合図。
ステージには最初紗幕が掛かっていて、そこに壁の映像が映ってるんですけど、伴奏が始まると同時に、その壁を飛び越えて大地を駆け抜けてそして憧れの大海へ…!という映像が流れるんです。文字にすると何のこっちゃだけど、実際に映像で見た時のスピード感凄いから、想像出来ない人はね、ライブに行ってください(丸投げ)。
そしてその海というのが黄昏の真っ赤な海なんですけど、そこにカッコイイ効果音と共に現れるのが、「進撃の軌跡」というタイトル、そして…
\ | /
― Revo ―
/ | \
↑ほんとこんな感じで登場するんですよ。行けばわかるって。
要するにアルバムのジャケ写を再現しているんですね(お察しして)。
ジャケット再現は今回だけじゃなくて、Revoさんのコンサートでのお家芸みたいなものなんです。やっぱり感動するよね。
そして二ヶ月後~の歌の間、紗幕には今度は進撃の巨人のアニメ映像が映ります。
こんなに大々的にアニメ映像を使わせてもらえるなんて、アニメの製作委員会の方々との間に相当な
この曲は進撃の世界の何かを描いた曲というよりは、Revoといういち個人から進撃の世界への慕情のような、形や言葉にできない想いを音楽の力を借りて表現したものです。
この瞬間、紗幕に映り込む進撃の世界というのは、Revoさんの目を通して観る進撃の世界の一部なのかもしれないですね。
(いや実際は既存のアニメ映像だけどそう考えた方がRomanがあるじゃん……?)
間奏のギターソロのところでようやく紗幕が上がり、ステージの上がよく見えるようになります。CDではボーカルがRevoさんのみのこの曲ですが、ライブではアルバムでソロ曲を歌う歌姫達もコーラスで参加しています。歌姫達を良く見ると、自分が歌わないところでも口パクでずっとニコニコ歌ってたりして、とても微笑ましいです。
途中でダンサー達も登場しますが、両手に"ビジュアルポイ"という光る剣みたいなのを持って踊っていまして、それが調査兵団の超硬質ブレードのようでカッコイイんですよ。他にも、振り回した時にいろんな文字とか模様とか浮き上がってきたりと高性能なんですけどね、如何せん目が足りない!
歌ってる人を目で追いかけるので精いっぱいでそこまで見ていられないよぉ~(>_<)ってなるんです。
でも大丈夫!
何度でも行けばいいんです。力こそパワー。
【MC】
二ヶ月後~が終わると最初のMCタイム。
Revo「大家好!Linked Horizonです!台湾行ってきたぜ~い!」
客席「おかえりー!」
ここでちゃんと「おかえり」って言えて大満足我悔無って感じだったんですけど、この公演初めて来た人からしたら台湾云々とか知ったこっちゃないので、初っ端から「何言ってんだこいつ」感満載だったでしょう。
ちなみにこれは毎公演のお話になりますが、Revoさんが登場して最初にお辞儀するときに西山アニキ(上手ギターのイケおじ!バンマスの王子様!)を見ると、いつもRevoさんを指差して同じタイミングでスーパー優雅なお辞儀をしています。見て。
Revo「僕達は普段Sound Horizonというグループで活動してるんですけど、Sound Horizonでも鹿児島には来た事が無かったんですよ。Sound HorizonやLinked Horizonのライブに初めて来た人~?」
この質問に会場の6~7割くらいの人が手を挙げてたんじゃないかな?
Revoさんも「来た甲斐がありました」と凄く嬉しそうでした。
そして誰も居ない2階席に向かって「2階席も見えてるかー?…誰も居ないか(笑)」というボケ。ご機嫌ですね。
Revo「という訳で、今日のノルマは心臓を一人2~3個ずつ(捧げる)です! それくらいの気持ちで盛り上がっていきましょう! 僕は100個くらいあるので平気で~す」
こういう無茶振りはよくあるやつで~す。
Revo「今回のライブは、初めて来た方にも優しいライブにしようと思っているので、皆さんに参加して頂くところは説明していこうと思います。でもそういえば、紅蓮の弓矢で皆"イェーガー"とか歌ってくれるんだけど、そこ歌ってくださいとかって一度も言ったこと無いんですよ。だからたまには説明しようかと思います。曲を聴いてると"イェーガー!"とか"エレーン!"とか"クルーガー!"とか歌う瞬間がやってくると思います。"クルーガー!"って何?って思った方は漫画読めばわかりま~す。よろしくお願いしま~す」
【もしこの壁の中が一軒の家だとしたら】
この曲はアルバムの『進撃の軌跡』ではなく、2013年に発売したシングルの『自由への進撃』に入っている曲ですね。
外の世界へと思いを馳せるアルミンと、その憧れに共鳴するエレンの感情が一つの人格になったような一曲。
歌姫は柳麻美さん(通称まみっこ)。ミカサの夢女子(過激派)。何度でもマフラーを巻きたいし外したいし巻きたいし一緒に巻かれたい。
ステージの後ろは全面デジタルスクリーンになっており、そこにアルミンやエレンを中心とした進撃のアニメ映像が流れます。
曲を聴いた事がある人はわかると思うんですけど、この曲は最初キーボードしか伴奏が無いんですね。
ダンサーもおらず、ステージの上に一人だけ照明が当たった状態で静かに語りかけるように歌うまみっこは、一人で外の世界に焦がれながら本を読んでいるアルミンのようです。
ちなみにこの静かな場面でドラムの淳士(輝くオレンジのイケメン)を見ると、まみっこと一緒にひっそり歌ってます。他の曲でも結構歌ってるから見て。
そして「太陽も月も星も虹も 全てが偽物なんだぜ!」で一気に楽器が増え、照明もステージ全体に広がります。このタイミングでようやくタイトルがスクリーンに出てくる演出も素晴らしい。
ここのまみっこの歌い方が毎公演少しずつ違っていて「あぁライブだなぁ」って思うよね。
「炎の水や 氷の大地 砂の雪原が広がっている」のところでリストバンドの色が歌詞に合わせて変わるんですけど、まみっこから見た客席は正に歌詞のとおりの風景が広がってるんだろうなぁと思いながらいつも手を振っています。
そして2回目の「もしこの壁の中が…」で再び舞台の照明がまみっこのピンスポだけになり、最初と同じ状態に。
"炎の水"や"氷の大地"が幻想のまま終わるのか、それとも現実の風景になるのか、物語は頁の外側へ……。
【紅蓮の弓矢】
いやほんとにね、もし壁からの紅蓮の弓矢って流れマジで神でしかないから。
もし壁からのアルミンのナレーションからのテーテテッテテッテッテッテ―でスクリーンに『進撃の巨人』っていうタイトルドーン!!!だよ?お前それ絶対に盛り上がるやつじゃん(マジギレ)。
しかも出だしの照明がこれまたかっこいいんですよ、パーカッションのデンッ!デンッ!ってところで紅の照明が横と縦と切り替わるところとかね。
この曲はもう説明要らないと思うんですけど、『進撃の巨人』Season1の前期OP曲ですね。
この曲で紅白歌合戦にも出ました。未だに信じられない。嘘では……?(定期的な発作)
あと他の曲もそうなんですけど、曲が始まる前にスクリーンだけが光ってて、歌い手やバンドメンバーやダンサーのシルエットだけが黒くはっきりと映っているあの状態、かっこよ過ぎるでしょ。
後ろのスクリーンにはもちろんSeason1の第一期のあのOP映像が流れ、ステージの上は赤い照明。
ダンサー達も超硬質ブレードのようなビジュアルポイを振り回して、「本当に巨人倒せるんじゃない?」っていうくらい激しく踊っています。
見どころはそりゃいっぱいあるんですけど、なんか毎回「矢を番え」のところでズサーッて真ん中に滑り込んでくるRevoさんと、終始迸っている華麗な西山アニキ(バンマスの王子様)のアニキステップはついつい見てしまうポイントです。
西山アニキは客席が歌うターンになるとギターのヘッドや拳をこっちに向けてたりするので、余裕があってもなくても是非見てみてね!あと、曲終わりのギター回しからの心臓を捧げるポーズも!素敵!
でも紅蓮の弓矢(というかRevoさんがボーカルの曲)の一番の見どころは、楽しさとか嬉しさが抑えきれなくてずっと
ご本人も仰っていますが、ライブ映像をDVD・BDとして残す際は、世界観を大事にしたいという理由により、笑顔が相応しくない場面では笑顔の映像は採用されません。
故に、紅蓮の弓矢を笑顔で楽しそうに歌うRevoさんはライブ会場でしか拝めないのですよ。
ね、だからライブに(良い加減しつこいですね
途中のYUKI(下手の美人過ぎるギタリスト、女性じゃないよ!)と西山アニキのギターソロの時に毎回Revoさんが何かしらわちゃわちゃやってるんですけど、今回は西山アニキが真面目にソロ弾いてる後ろにヌッ…と立ちながら客席に向かってピースしてて、何してるんだお前って思ってたんですけど、どうやらカメラに向かってピースしてたみたいですね。同じ事をその後の福岡公演でもやっていました(笑)。
【14文字の伝言】
この曲はエレンのお母さんのカルラさんをイメージした歌。
こちらの曲を歌う松本英子さん自身も男の子のお子さんがいらっしゃるそうで、とてもこの曲に共感しながら歌っているそうです。
この曲もダンサーはおらずステージには英子さん(とバンメン)だけなのですが、英子さんの仕草や表情一つひとつが歌詞をなぞらえたものになっており、まるでカルラさん自身がそこに立って歌っているかのように見えます。
歌姫さん達は皆さんそれぞれ感情を込めて歌っているのが伝わるのですが、英子さんは特に毎回泣いているんじゃないかというくらい全身で叫んでいます(鹿児島公演は本当に途中から泣いていたそうです)。
振りらしい振りがある訳ではなく、動き自体は大きくないのですが、一つ一つの動きがとても印象に残るんですよね。
CDでも特徴的な「時間よ止まれ」の部分は音が無くなるだけではなく、一瞬照明が暗くなり、リストバンドの光も消え、背景もモノクロになり、本当に時が止まったようになります。
この曲は途中でらっしー(Linked Horizon界の滝廉太郎)による鍵盤ハーモニカのソロがあるのですが、毎回違うアレンジで演奏しているので、お聴き逃し無く!
そしてライブならではの臨場感が楽しめるのが何といっても曲の終盤、カルラが巨人に食べられてしまう場面ですね。
CDでも「最期の空に」辺りから巨人の足音は効果音として入っているのですが、ライブではわかりやすく後ろでアニメ第一話の映像が流れており、更に映画並みの大迫力サラウンドの効果音が足されているので、CDより更にマシマシな絶望感が味わえます。
そんな絶望的な演出の中、「うまれてきてくれてありがとう」と優しさと悲しさに包まれた歌声の余韻に浸る間も無く「バキィッ!」っという音と共に照明が落ちて、哀愁漂う鍵盤ハーモニカの音色が響き渡り、スクリーンにはただただ物悲しい夕焼けの空に鳥が飛んで行く様子が……
誰だこの演出を考えた黒眼鏡は!人の心が無い!最高!
【紅蓮の座標】
アルバムを聴いた時も思いましたけど、14文字からの悼みの雨の音からの紅蓮の座標という流れ、最高過ぎるでしょ……
この曲は劇場版『進撃の巨人 前編 紅蓮の弓矢』の主題歌です。
紅蓮の弓矢をオーケストラアレンジし、新たなメロディもふんだんに織り交ぜた、これまた壮大なサウンドの一曲ですね。
紅蓮の座標が始まるとまず最初にステージ全体に雨が降り始めます(あれはプロジェクションマッピングなのかな?)。
そしてスネアの音に合わせてダンサー達が行進のような踊りをするんですけど、それがとてもかっこいい!
今までの曲はスクリーンにアニメ映像が映ってましたが、紅蓮の座標だけはずっと歌詞カードと同じ真っ赤な背景が映っています。
何故かというと(推測ですが)、曲を聴いた人はわかると思うけど、歌詞がアニメを追い越して原作のネタバレしちゃってるからなんでしょうね。他にも理由はあるのでしょうが。
でもその分、ダンサー達が豊かな表現力で世界観をたっぷりと表現してくれています。是非見て。
「血に塗れた屍の 光無き瞳が射る」というところで、負傷した兵士(ダンサー)が崩れ落ちるところをRevoさんが見つめながら歌い、"射る"のところで振り返って客席を指さすのですが、下手の真ん中くらいに座ってると物理的に(?)射られます。ご注意ください。
Revoさんは決して歌唱力が高いとは思ってないのですが(不敬)(ごめんなさい)(石を投げないで)、CDでは絶対採用しないだろうな~って感じの粗々しい歌声がライブで聴けるのは楽しみですね。
「不条理なもんさ」とか「犬死にしたい訳じゃない…なぁ…」のところとか皆好きでしょ。わかるよ。
この曲はギターソロで終わるので、〆はまさかのRevoさんが端に避けてYUKIがセンターで心臓を捧げて終わります。やったねYUKIちゃん! でも他のメンバーも皆ちゃんと心臓を捧げるポーズしてるんですよ。好き。
【最期の戦果】
こちらの曲は進撃の巨人の番外編「イルゼの手帳」というエピソードを元に作った一曲。
Revoさんのお家芸の過剰な韻踏みや唐突な曲調の変化、曲の流れを優先した不思議な譜割りがあったりと、アプローチ的にはSound Horizonに割と近い一曲です。
歌姫は月香さん。イルゼとナナバとジーク推しのかっこいいお姉さん。
この曲はまず、出だしの演出がとてもかっこいいいいんです。
スクリーンに映る壁の扉が開門する映像に合わせて、扉を表現しているダンサーさん達も開門、そして曲調が激しくなると同時に照明が当たり登場する月香さん!
ここのバスドラムのドッドッドッドッていう音が身体全体に響いて、早鐘を打つ心臓みたいで好きなんですよ。ライブに行った人はわかるでしょ?
後はドラムセットのサイドにあるベルシンバル?っていうのかな、わかんないけど小っちゃいシンバルとかそういう小物系をタカタンッ!とかシャラン…とかさせてるところが好きです(伝わらない)。
スクリーンには、単行本の限定版特典のOAD『イルゼの手帳』の映像が流れます。
最初は馬に乗った兵士のような動きをしているダンサー4人が月香の周りに居るのですが、「今は独り」という歌詞のところでダンサーは捌けていき、以降この曲ではダンサーは一切登場しません。
仲間の兵士は皆死んじゃったんだね……。
その後も歌詞の展開に合わせて月香がステージ上を歌いながら動き回ります。
「私は最期まで屈しない」で毎回イルゼのように文字を書く動作をしたり、「ユミルのたみ…」のところで膝を折って祈るポーズをしたり、逃げ惑うところではステージ上を走ったり、最期は巨人に食べられてしまいガックリと頭を落としたり……普通のダンスのような動きとはまた違う方向性の運動量ですね。
とにかくこれは見て頂かないと感動の13億分の1も伝わらないのでね、ライブに行ってください。
ツアーが始まった頃は動きながら歌うのは結構苦しそうな様子だった月香ですが、今ではもう全く歌声もブレずにキレのある動きで歌の世界観を存分に表現しており、そういう意味でも感動しています。
あとは間奏でのYUKIと西山アニキのツインギターが見どころですね。下手に注目!
ソロが終わって同じタイミングでクルッて回って各々のポジションにヒョコヒョコ帰っていく姿はありがたみしかないです。妖精かよ。
あと、「潰えた希望に」のちょっと前辺りに西山アニキのギター回しチェックポイントがあります。お見逃し無く! 基本アニキステップは横の動きですが、この曲では縦の動きが多いですね。お気に入りなのかな(笑)
最後、「手にした全てが奪われる」のところのあっちゃんのベースは、ベースソロと言っても過言ではないくらいの聴きどころだと思ってます。
それまで力強い歌声で歌っていた月香の最期の力を振り絞るかのような声色とのマリアージュをお楽しみください……。
この曲だけではなく他の曲もそうなんですけど、アウトロの1フレーズは高確率でYUKIが弾いていて、非常に良い仕事をされていらっしゃるのでそちらも是非聴いてください。
余韻職人YUKI先生のMIWAZAのお蔭で最後の最後まで美味しく頂けるんですこのライブの楽曲は……!
【MC】
「ありがとごわす~」と言いながら出てくるRevoさん。
アルバム順に行くと次は「神の御業」ですが、毎回この曲の前後にはMCがあります。
何故かというと、御業は客席にちょっとした参加要素があるのでその説明があるのです。
あと、歌姫達がちゃんとウォール教のミサっぽいお洋服に着替えるのでその為の時間でもあります。
どこかの公演でRevoさんが「この為に前後にMCを入れないといけないんだけど、この情熱はどこからやってくるんでしょうね笑」って言ってましたが、ほんとそれな。
各公演言い回しは違うのですが大体このような説明をしています。↓
(鹿児島公演のレポになってなくてすみません……)
Revo「神の御業はウォール教の曲なのですが、皆さんにも信者として参加してもらいます。(スクリーンに映ってる映像を指しながら)このように隣の人と腕を組みつつお祈りのポーズをして人間の鎖のようなものを作るのですが、皆さんも是非それをやってみてください。お隣の人は知らない人かも知れないので、強制ではありませんが、思い出作りに是非参加してみてください」
鹿児島では「豪快な人が多いイメージだけど、実はシャイなのかな? "おいどんはそげなこったせん!"とか言っちゃいますかね?」みたいな事を言っていました。
会場全体としてはほとんどの人が腕組んで繋がってたんじゃないかな?
しかも通路を挟んだ隣の人とも組んでいたので、端の方の席はかなりの大移動(笑)。
初めての方が多いというのに……本当にありがたい……(拝む絵文字)
【神の御業】
この曲は進撃の巨人の世界に存在する「ウォール教」という宗教の讃美歌をRevoさんがオリジナルで作った男女混声アカペラ曲です。
歌姫5人があたかも信者の如く、白い長そでのワンピースの姿で登場します。
後はバンドメンバーも全員信者としてステージの端に腕を組んだ状態で参列します。
この曲は何といっても歌姫達のコーラスが素晴らしい!
今回参加する歌姫5人はいづれの方も普段はソロ活動をされているアーティストさんで、この5人で歌うのは、今回のツアーが初めてなのです。
普段別々に活動されている方が歌声を綺麗に合わせるのは、なかなか難しい事だと思うのですが、見事なコーラスワークを聴かせてくれる歌姫達はほんと控えめに申し上げて女神様……。
後は、歌だけでなく、歌詞に沿った振り付けも素敵です。
片手はマイクを持っており身体を動かす事もないので、片腕のみを使った振り付けですが、最小限の動きであの神聖な雰囲気を出せるのは、振り付けの紀元由有先生様様ですね!
聴いてる側としては知らない人と腕組んでるし、ステージに並んでるちょっとお洒落なヘアスタイルの信者の方々が気になるしでソワソワするかとは思いますが、歌姫の綺麗な歌声を是非ご堪能頂きたい。
【MC】
御業が終わると再びRevoさんが登場。
Revo「ありがとごわす~。皆さん足元に気をつけて自分の席にお帰りください~」
Revo「さて、次の曲は……ちょっと試してみようかな! ピラミッドダービーの主題歌で有名な曲をやります!」
(客席からの微かな笑い)
Revo「良かった~! 台湾よりは反応あった(笑) これで全然受けなかったら福岡では言わないつもりでした」
このくだりを説明しますと、ピラミッドダービーというテレビ番組で「自由の翼」がBGMとして使われているので、その事を知っているという前提での「おいおい自由の翼はピラミッドダービーじゃなくて元々進撃の曲だろー!ズコー!」っていう反応が正解の渾身のボケなんですね。
ただ、このボケの致命的な欠点は、そもそも「自由の翼」がピラミッドダービーで使われているという前提を知らない人が多いという事です。台湾でそのボケを言う事自体がボケだぞお前。
どうでもいいところをやたらと詳しくレポしてしまった……。
Revo「次は「自由の翼」ですが、僕もたまにはギターを弾きたいと思いまーす」
そして運ばれてくるFlying Freiheit(フライング フライハイト)。
このギターは前回の『自由への進撃』のツアーの際にRevoさんが作ったオリジナルギターでして、シングルに入っている「紅蓮の弓矢」「自由の翼」「もし壁」の要素が詰め込まれた美しいギターです。
こちらのページの真ん中らへんにあるギターですね。見て→https://espguitars.co.jp/artists/6226/
Revo「立つタイミングは皆様にお任せしま~す」
鹿児島で面白かったのは、ここで客席が続々と立ち始め、拍手や歓声が起こったんです。
他の公演では曲が始まってから立ち始めていたので、Revoさんも少し驚いている(そして嬉しそうな)様子でした。
他の公演と違う反応があるという事は、それだけ初めての方が多いという証ですからね。
他の公演でもこのタイミングで立ちたいなーと思いましたが、こればっかりは一人でどうこうできるものではないですから、鹿児島ならではの光景でした。
【自由の翼】
自由の翼では冒頭にドイツ語の歌詞がありますが、「さぁどうぞ皆様ご一緒に!」って感じで客席が明るくなるんですね。
歌えるかよ。
いやまぁ歌う(フリをする)んですけど(笑)
ここもバンメンをチラ見するとちゃんと心臓を捧げてます。尊い。
らっしーは歌もちゃんと歌ってます。ドイツ語なのにエライ。
こちらの曲は言わずもがな、『進撃の巨人』Season1の後期OP曲ですね。
後ろのスクリーンにはもちろん、OP映像が流れます。
そしてこの曲にはギターソロがあるのですが! そう! 下手の民の数少ない西山アニキチャンス! そして上手の民のYUKIチャンス! 更に上手の民にとっては更なるボーナスタイム!なんとYUKI・Revo・アニキのトリプルギターソロ大感謝祭(?)が上手にて開催されます! おめでとう!
ソロを弾き終わった後にギターのヘッドを動かす角度を揃えたりしていて尊みが止まらない…。
ソロを弾き終わった後にギターのヘッドを動かす角度を揃えたりしていて尊みが止まらない…。
そして、その後すぐにいつの間にかステージの上段に移動しているあっちゃん(大天使アツシハセガワ)のベースソロがあるんですけど、なんか暗黙の了解で客席が「フゥ~!」っていう流れがどこの会場でもあるので面白い。さすが大天使。
でもその大天使がピックアップされてる横でいつもRevoさんと西山アニキが向かい合いながら楽しそうに大きなモーションで「ジャァ~ン」ってギター弾いてたり、下手でフェアリーYUKIフェルがくるくる回ってたりする。同時にそういう事しないで嘘ですどんどんやって。
後ね、曲が終わる瞬間にドラムの淳士見てるとスティックを客席に向けて狙い撃ちしてるのでうっかりそれに当たると淳士沼に落ちてしまうので気をつけてくださいね。
【双翼のヒカリ】
この曲はリヴァイ班の一員であるペトラをイメージした曲。聴き方によってはペトラに限らず、リヴァイ班の他のメンバーだったり、それ以外の名もなき兵士達の歌ともとれますね。
この曲を歌う歌姫さんはMANAMIさん(通称まなみん)。ほんのり(でもない)リヴァペト推し。そしてオルオには厳しい。
まなみんはね、マジでペトラ。「前世で調査兵団として人生を全うしたペトラが生まれ変わって、今世では歌手になりました」と言っても過言ではない。
嘘だと思った方はライブ行ってください。そこにペトラが居るから。
曲の最初にまなみんの上から照明が当たってるんだけど、それとは別に横方向からのみ赤い照明が当たっていてほんのり赤くなっているのが、ケガしてるみたいでその時点でつらみを感じる。
後ろのスクリーンには森の中をゆっくり移動している感じのオリジナル映像が流れるんだけど、それが女型に追いかけられて森の中を走っている時のペトラ達の視界の端をスローモーションにしたものみたいだなと思いながら見ていたり。
この曲の見どころは何といっても「小さな羽根が一つずつ」のところで登場する白と黒の衣装を身に纏ったダンサー達でしょう。ダンサーが白い衣装を着るのはこの曲だけなんですよ奥さん!
「小さな命一つずつ」で自分の周りに散っていく命を搔き集めようとしているダンサーは、指先から表情まで、全身で静かに叫んでいるかのようです。
それ以外にも、白(生)と黒(死)が絡み合うかのようなダンス、ペトラの背後に纏わりつく死神のような動き等、他の曲でのダンスが「動」であるならば、この曲は「静」のダンスを堪能できる一曲ですね。
「忘れないで あなたの背に」のところで3人のダンサーが1人を持ち上げて、1羽の大きな鳥のような形になるんですけどね、「羽撃くのは」のところで崩れ墜ちるんです。
羽撃くっつってんのに!!!
ひどいよぉ~;;;でもここめっちゃ好き;;;
まなみんも全体的にCDより溜め気味な歌い方で、いっそう別れを惜しんでいるかのようです……。
あと忘れてはいけないのがらっしーのピアノソロからの一徹アニキ(Revo被害者の会筆頭)のヴァイオリンソロですね。
こちらも毎回アレンジが違うんですよ!お聴き逃し無く!
そして、「最期の《瞬間》 あなたの《瞳》に」辺りは女型が森の中を追いかけてくるアニメ映像が後ろで流れてるんですが、ここも映画並みの効果音で女型の足音が会場に響き渡り大迫力です。
そしてらっしーのせつないピアノと淳士渾身のポパ…、ペトラの最期のシーン、亡骸を見つめる兵長、曲終わりの死体が投げられるシーン(音付き)、そしてそれを俯瞰しているかのように見つめているペトラ(まなみん)……
誰だこの演出を考えた黒眼鏡は!人の心が無い!最高!(2回目)
【自由の代償】
バンメンご堪能ボーナスタイム
この一言に尽きる。この曲のせいで双翼の余韻が吹っ飛んでしまうんだごめんなペトラ……。
恨むなら、黒眼鏡大明神を恨んでくれ。
こちらの曲は劇場版『進撃の巨人 後編 自由の翼』の主題歌(というより挿入歌)ですね。
「自由の翼」をベースに更にプログレッシブロックみマシマシのライブ向けアゲアゲソングです(頭の悪そうな説明)。
まず最初なんですけど
目が足りない!
最初に暗転してるステージで後ろのスクリーンだけが明るくなって、バンメンのシルエットが浮かび上がるわがるわけです何それかっこいい。
そしてイントロのパーカッションの音色と共にYUKI・あっちゃん・Revo・西山アニキが各々定位置から前の方に歩いてくるんですほんとこの瞬間最高が過ぎる。
ここで曲が始まるまでの僅かな間、大天使アツシエル(ベースのあっちゃん)が「やるぞぉ~!」って感じでヘッドを掲げてるんです尊い。
これだけでも既にいっぱいいっぱいなのにその後ろでドラムの淳士がスポットライト浴びて客席めっちゃ煽っててそれに応えないと私成仏できないでしょ。
いつもそんな感じであわあわしているうちに曲が始まるんですよ堪え切れない!好き!
ちなみにスクリーンには『進撃の軌跡』限定盤に付いてくる「自由の代償 劇場版サイズ」のBD映像が流れます。
代償は元々劇場版の映像に合わせて作った曲なので、映像と曲のリンクが素晴らしいんです。
しかしライブ中の私はバンメンを目で追うので忙しくてそれどこではない。
最初のドイツ語歌詞の「自由の翼 自由の代償」のあたりでいつもは下手に生息しているYUKIが上手に降臨します。おめでとう上手の民。そして「捧げる心臓は《自由の代償》」の後辺りで下手に帰って行きます。そなたは下手で、私は上手で暮らそう。大体下手に帰っていく時に淳士と目で会話してたりする。仲良し。
しかし今度は下手の大天使あっちゃんが上手にご降臨!!! そして「鳥は飛ぶ為に」の辺りでよいしょって感じで西山アニキと背中合わせの準備を始めます。たぶんこの時「アニキ重くないっすか?へへっ」って言ってる(2万%妄想)。そしてその後の「自由の翼 自由の兵士」の辺りで上手の端まで来てくれるよ!上手へヨゥコソ……!
この後の間奏辺りで大体YUKIとRevoさんが重なってギター弾いてるんですけど、Revoさんをよく見ると大体口をパクパクさせている。何をしていらっしゃるのか。
あと、「どんな犠牲を払っても」の前辺りにアニキのギター回しチェックポイントがあったような。
そして「迫り来る 巨大な影に」の辺りでいよいよアニキのステージ上段登頂チャレンジが始まる。いや、もうその時点では階段の上から2段目くらいまでは登ってるんですけどね、敢えて登りきらずに演奏しながら登っていくのがアニキスタイル。登頂のあかつきには華麗なアニキステップが拝める事もあるぞ!「訳も無く押し寄せる」でスタタタ…と降りて行ってしまうのでお見逃しなく!
アニキは階段から降りるとなんと下手に向かいます。下手の民の数少ないアニキチャンス!そしてYUKIと背中合わせ!ありがとう!
「真実を戴くまで」の後あたりであっちゃんが下手に帰って行きます。そなたは下手で以下略。そして代わりにアニキが上手に帰って来ます。おかえり上手の王子様!!!
その後の「両手には《鋼刃》」あたりから下手でYUKIとあっちゃんの背中合わせ。たぶんこの時「YUKI重くない?へへっ」って言ってる(2憶%妄想)。
正直いつも楽し過ぎてどこで誰がどうしてるとか正確なタイミングは覚えてないんですけど、そこはもうライブに行って確かめてください(結局それ)。
でも絶対にここは外せねーマンポイントはやっぱり淳士の煽りポイントです。
例えば「血塗られた冷徹な 其の意志の名は《自由》」の後とか「壁の中 騙られた 真実を戴くまで」の後とか曲の一番最後とか、立ち上がって客席を煽ってくれます。
割と遠くの方を見ていて、1階後方とか2階席とか3階席の人の事もよく見てるよ!
周りがどんなに静かでもそこだけは「ウォー!!!」って全力でお応えしてる。許して欲しい。
しかし私は上手の呪いにかかっているのでいつも淳士が遠いんじゃ;;;
バンメンの事ばっかり書いてしまいましたが、自由の代償はRevoさんのライブ感ある歌唱も聴きどころですよ。ドイツ語のところとかかなり力強く歌ってるし、何よりギターを弾きながら歌う姿がめっちゃ楽しそう。
元々はボーカリストよりギタリストに憧れていて、子どもの頃はやんちゃなギターキッズだった(本人談)らしいので、ステージの上で名ギタリスト達と肩を並べてギターを弾くのはとても嬉しい事なんだと思います。輝いてるよ☆
【彼女は冷たい棺の中で】
自由の代償が終わって一息……つく間もなく、これまた盛り上がる曲が来る訳です。
この曲は、不条理な世界に翻弄されるアニの葛藤を描いた苦悩の歌ですね。
歌姫は福永実咲さん(通称みさきち)。アニちゃん大好きなクールビューティ。エルヴィン団長と結婚したい。
この曲の鳥肌ポイントはやはり「私が賭けたのはここからだから」のところでスクリーンにその台詞を叫んで女型に変身するアニの映像が映り、その前で同じモーションをして女型のポーズをするみさきちのシンクロ具合です。これ文章にすると死ぬほど伝わらないんですけど、マジで鳥肌ものだから、一回ライブで見てみて! ほんと最高だから!
その後も、アニ(みさきち)が腕を薙ぐと、下で戦っていた調査兵団(ダンサー)が次々と倒れていく演出があったり、「伸ばした指の先に… 閃く刃の痛み…」のところでミカサ(ダンサー)が刃を薙ぎ払うと客席に一閃の光が奔りアニ(みさきち)が手を振り落としたり、歌詞とアニメ映像と舞台演出のシンクロがとても気持ち良いです。
間奏での一徹アニキのソロもやはり日替わりアレンジですよ!
この曲の後半部分はずっと後ろでエレンとアニのストヘス区での戦いの映像が流れてるんですけど、アニの曲を聴きながらだと「エレンー!!!アニちゃんをそんなに虐めないで;;;」という気持ちになってきますね……。
個人的に「父の… いや 私の人生は」で上を向きながら後ろ歩きで上手の方にみさきちが歩いていくところが好きです。毎回気持ち良さそうに歌ってるなって(笑)
みさきちも、歌姫の中では曲中の運動量多めなので、ツアー序盤は動きながら歌うところはキツそうな部分もありましたが、今では振りも歌の一部として魅せてくれるようになりました。
みさきちも、その他の歌姫達も、普段踊りながら歌うタイプの方達ではないのに、どんどんレベルアップしていくのは本当に凄いと思う。
細かい話なんですけど、この曲の最後はよく見るとYUKIもあっちゃんも西山アニキも楽器を背負いながら別の楽器を弾いてるので画的にちょっと面白いです (アニキはタイミングが間に合えば楽器下ろしてる事もある)。
ここのあっちゃんのベースが好きなんじゃ。
そしてらっしーのピアノからのお馴染みYUKI先生の余韻芸です。お楽しみください。
【MC】
Revo「さて、次の曲がラストの曲になります」
客席「えー!!!」
Revo「お決まりの反応ありがとうございます(笑)」
Revo「次は「心臓を捧げよ!」を歌うのですが、この曲は合唱も入っているので、皆さんも是非一緒に歌ってください。そして、歌だけではなく振り付けも一緒にできたらいいなと思って考えてきたので、振りの練習をしたいと思います。ここでP席(プレミアム席というFC限定の前の方の席)の人を当てようと思うんですけど、なんでこのタイミングで当てるの?って思うでしょ? 僕達この間台湾に行ってきたんですよ。そこで、いつもは振りの説明を歌にのせてやっているところを中国語でやったんです。それで、今ならギリギリまだ覚えてるので出来ると思うんです。これが福岡(次の公演)だと、今日の楽しい記憶で塗り替えられちゃって忘れちゃうと思うんですよ。なのでP席の人に日本語か中国語か選んでもらおうと思いま~す。今日のP席はどこまでですか?」
ここでP席の方々が手を挙げてくれたのですが、鹿児島公演のP席は2列目まででした。
通常、P席は4~5列目までのところが多いので、この日はP席が少なかったみたいですね。
Revo「(P席の少なさを見て)君達は本当にありがたい人達です!(一般席とあまり離れてなくて)ごめんね~;;; そういう日もあるんです……」
そして当てられた方の決断で中国語で説明を歌う事に(結構迷っておられました)。
Revo「中国語で説明されてもわからないよ〜!って思うかもしれないけど、よく考えたら振りも実際にやってるから、これ見てれば僕が何言ってても関係無いんじゃないかと思うんだよね(笑)」
こちらの曲は『進撃の巨人』Season2のOP曲ですね。
【澪音の世界】
この曲はSound Horizonのメジャーデビューアルバム『Elysion-楽園への前奏曲-』というアルバムに入っている曲です。
元のボーカルはAramaryさんですが、今回はセルフカバーで「彼女は冷たい棺の中で」の歌姫、福永実咲(みさきち)がボーカルを務めます。
原曲のAramaryさんは透明でフラットな歌声ですが、みさきちVerはもう少し固めで力強い歌声で、とてもアニちゃんみがあります。
それでね、あの、聴いてください。この曲ね、歌詞がめっちゃアニなんです!!!今回のツアーが始まる前からみさきちにこの曲歌って欲しいなぁ~~~って思ってたら!本当に歌ってくれた!!!現実が凄い!!!
特に「薄氷色(アイスブルー)に煌めく瞳が鮮やかに朽ちる世界と 堕ちてゆく狂夢に唇を重ねて…残酷な死神になる…」とかまんまアニちゃんじゃございません???
全国2憶5千万人のアニちゃんクラスタの方はこの曲を聴く義務があると思いません???
頼む、聴いてください。
この曲は、Revoさんからの説明があったとおり、アウトロのところで"さ~んほらーい!"というコール&レスポンスがあります。CDには入っておらず、ライブで演奏していくうちに出来た掛け合いですね。楽曲中はずっとクールな表情のみさきちですが、掛け合いが始まるととてもニコニコしていて楽しそうです。
さ~んほらーい!!!
【MC】
Revo「少し長くなりますが、お話させてください。先日台湾で「Revive」という曲を歌いました。「Revive」は2011年の東日本大震災の後で行ったSound Horizonのツアーの際に、ファンの人達から歌詞を募集して、それを僕が歌にした楽曲です。大震災の時に、台湾の人達には沢山助けて頂いたので、どうしても台湾でその曲を歌いたかった。震災があったらその地に行って歌を歌うとかそういう慈善活動をしているグループではないのですが、東日本大震災の時はたまたまその後にツアーがあったから歌を届ける機会がありました。つい最近、熊本でも大きな地震がありました。東日本の時は歌を届けられたけど、じゃあ熊本では何もしないのか?という葛藤がありました。僕の近しい人もあの地震で家が潰れちゃったという人が居て、だからっていう訳じゃないんだけど、やっぱり熊本でも歌いたかった。この曲はそんなに軽々しく歌う曲ではないと思っているので、今まで敢えて歌ってきませんでした。でも日本でもこの曲を解禁しようと思います! 今回のツアーは進撃のツアーで、チャリティでも何でもないんだけど、それでも歌わせてください。今回は熊本での公演は無いんだけど、九州の地でこの歌を歌いたいと思ます。」
言い回しはだいぶ違いますがこのような内容をお話されていました。
実際はこれの3倍くらい長く、気を遣いながら、全身で話している感じでした。
大丈夫、伝わってますよ。
【Revive】
この曲はRevoさんと歌姫5人で歌いました。
また、ダンサーさんはそれぞれ旗を持っており、2本は今回の『進撃の軌跡』ツアーの旗。そしてもう2本は2011年のツアーの時に使っていた旗です。
当然、歌姫達は今回のツアーが初参加なので、当時のツアーの様子も知らないし、この楽曲を歌うのも台湾が初めてで鹿児島公演でまだ2回目だったのですが、この曲をとても大切にしてくださっていて、半分泣いてるんじゃないかというくらい目をウルウルさせながら歌っていました。
この曲は多くを語るべきではない気がするので、気になる方は是非調べてみてください。
ちなみに、ライブ限定曲なので音源は売ってません…あしからず…。
曲を歌い終わった後、Revoさんは「歌えて良かった!!!」と、一つ憑き物が落ちたような清々しい表情をしていました。
【メンバー紹介】
アンコール2曲が終わると、いよいよメンバー紹介です。
弦一徹ストリングスからは毎回一人代表で質問に答えます。今回はヴィオラの藤田クリスチーナさん。
藤田さん「譜面を見ながら特に何処が難しいかなって考えてたんですけど、3つあって、まず1つ目が最期の戦果のG(楽器の譜面は通し記号でアルファベットが割り振ってあったりするのですが、それのGの場所という事ですね)、"上回る…許容量…"のところです」ちなみに藤田さんは該当箇所を説明する時に、ちゃんと歌って説明してくれました。
Revo「裏で"テラリラリテラリラリ"みたいな感じで動いてるところだね」
藤田さん「あとは彼女は冷たい棺の中でのG。"父の…いや…私の人生を"のところです」ここも歌ってくれました。
続きまして、ダンサー紹介!
ダンサー・OBA「いつも振りは身体で覚えているので踊っている最中に考え事はしないのですが、自由の代償の奇行種の動きは完全にアドリブなので、毎回どう動くか考えるのが難しいです。でも最近は楽しくなってきました」
Revo「ごめん、生まれついての奇行種だと思ってた(笑)」
実際は、OBAさんはこれの7倍くらい長く喋ってたのですが、ダンサーさんならではの感覚のお話でなかなか難しく、途中からRevoさんが「やべぇ、よくわからねぇ…」って感じで苦笑しながら聴いてたのがなんか面白かったです(笑)
OBA「後は、メンバー紹介の時に少し踊ると思うんですけど、音楽が無くて無音で踊るっていうのは難しいですね。それはそれで楽しいんですけど……」
Revo「ドン!ドン!とかそういう音があった方が踊りやすい?」
OBA「可能性は広がると思います」
Revo「じゃあ……今の話を淳士が聴いてると思うから、次は……」
そっと淳士の方を見るRevoさんとOBAさん、そして両手で耳を塞いで「聴こえな~い!」というポーズをする淳士(笑)
しかし次のダンサーの高杉あかねさんがステージに登場した時にすかさずウィンドチャイムをシャララン…してくれる淳士!さすが。
あかねさん「戦った事が無いので、兵士の気持ちになりきるのが難しいです。後は、兵士として踊る時と、それ以外の時(双翼のヒカリで翼になったり)で気持ちを切り替えるのが大変です」
お次は細木あゆさん。今度はらっしーがアドリブでピアノを弾いてくれました。
あゆさん「彼女は冷たい棺の中での時にステージの上の方で戦った後に振り返って捌けるんですけど、会場によってセットの幅が違うので、ぶつかる事があるんです。結構勢いよく振り返るんですけど、スクリーンが結構ギザギザしていて手が擦り剝けちゃうんです。ほら見てください……」擦り剝けてるところをRevoさんに見せるあゆさん(笑)
Revo「本当だ。気をつけてください(笑)」
最後に佐藤洋介さん。淳士とらっしーが即興で合わせて伴奏してくれました。素晴らしい。
洋介さん「最初、ダンスのリハをする時に"今回はそんなに激しい動きは無いし、出ずっぱりという事も無い"って聞いてたんですよ。それで、いざ練習を始めたら"こっれかっらも続く戦いは~"ですよ!(二か月後の君へで一番最初にダンサーが登場するところを踊りながら。ここの時点でなかなか激しい動きをしている笑) ほら!あそこに居る紀元由有っていう人が振り付けたんですよ!あそこで腕組んで見てる人!」
ここで佐藤さんが何回も客席を指差すので、客席のライトが明るくなり、振り返ると後ろの方に本当に紀元先生が座っていらっしゃいました(笑)
今までもMCでRevoさんがちょくちょく紀元先生の名前を出していじっていたので、ずっと帯同していたのかもしれませんが、はっきり「居ますよ!」って言われてピックアップされたのは鹿児島だけでした。
ちなみにその後の福岡公演でもMCで「今日も見てる」といじられていて、札幌公演でも開演前に座っているのを見かけました。
毎日公演後は反省会とかしてるのかな…?
ちなみに、ダンサーさん登場時にバンメンが即興で音楽を付けるのが、この鹿児島公演以降習慣になりました(笑)
鹿児島では淳士とらっしーだけでしたが、公演を重ねる毎にYUKIやあっちゃんや西山アニキも参加するようになって、微妙にバンメンの演奏コーナーが増えました。ナイスOBAさん!!!
そしてメンバー紹介が終わったあと、いつもならここで真のラスト曲「青春は花火のように」を演奏するのですが、今回は先程Revoさんが言ったとおりバンメンのウォームアップコーナーが!!!
各々自由に音出しする時間といった感じで、鹿児島での初の試みだったので皆さん割と戸惑いつつ音を出していました(笑)
鹿児島の次の福岡公演以降は、淳士のドラムを合図に皆一斉に始めて一斉に終わっていて、綺麗に纏まるようになっていたので、本当に自由なウォームアップを見られたのは鹿児島公演だけでしたね。
バンメンがウォームアップしている間、Revoさんと歌姫達は各自で準備運動したり、何やら不思議な動きをしていたりするので、そちらも観察すると楽しいですよ(笑)
Revo「最後に青春は花火のようにをやります!この曲も僕らは振り付けみたいな事をしているのですが、特に決まりは無いので、真似できそうなところは真似しながら、自由に騒いでください。そして最後に僕がマイクを向けたら"ブラボー!"と叫んでください!」
【青春は花火のように】
こちらの曲は『進撃の巨人』のスピンオフ作品『進撃!巨人中学校』のOP曲ですね(『進撃の軌跡』初回限定盤のみ収録)。
自由の代償が終わって一息……つく間もなく、これまた盛り上がる曲が来る訳です。
この曲は、不条理な世界に翻弄されるアニの葛藤を描いた苦悩の歌ですね。
歌姫は福永実咲さん(通称みさきち)。アニちゃん大好きなクールビューティ。エルヴィン団長と結婚したい。
この曲の鳥肌ポイントはやはり「私が賭けたのはここからだから」のところでスクリーンにその台詞を叫んで女型に変身するアニの映像が映り、その前で同じモーションをして女型のポーズをするみさきちのシンクロ具合です。これ文章にすると死ぬほど伝わらないんですけど、マジで鳥肌ものだから、一回ライブで見てみて! ほんと最高だから!
その後も、アニ(みさきち)が腕を薙ぐと、下で戦っていた調査兵団(ダンサー)が次々と倒れていく演出があったり、「伸ばした指の先に… 閃く刃の痛み…」のところでミカサ(ダンサー)が刃を薙ぎ払うと客席に一閃の光が奔りアニ(みさきち)が手を振り落としたり、歌詞とアニメ映像と舞台演出のシンクロがとても気持ち良いです。
間奏での一徹アニキのソロもやはり日替わりアレンジですよ!
この曲の後半部分はずっと後ろでエレンとアニのストヘス区での戦いの映像が流れてるんですけど、アニの曲を聴きながらだと「エレンー!!!アニちゃんをそんなに虐めないで;;;」という気持ちになってきますね……。
個人的に「父の… いや 私の人生は」で上を向きながら後ろ歩きで上手の方にみさきちが歩いていくところが好きです。毎回気持ち良さそうに歌ってるなって(笑)
みさきちも、歌姫の中では曲中の運動量多めなので、ツアー序盤は動きながら歌うところはキツそうな部分もありましたが、今では振りも歌の一部として魅せてくれるようになりました。
みさきちも、その他の歌姫達も、普段踊りながら歌うタイプの方達ではないのに、どんどんレベルアップしていくのは本当に凄いと思う。
細かい話なんですけど、この曲の最後はよく見るとYUKIもあっちゃんも西山アニキも楽器を背負いながら別の楽器を弾いてるので画的にちょっと面白いです (アニキはタイミングが間に合えば楽器下ろしてる事もある)。
ここのあっちゃんのベースが好きなんじゃ。
そしてらっしーのピアノからのお馴染みYUKI先生の余韻芸です。お楽しみください。
【MC】
Revo「さて、次の曲がラストの曲になります」
客席「えー!!!」
Revo「お決まりの反応ありがとうございます(笑)」
Revo「次は「心臓を捧げよ!」を歌うのですが、この曲は合唱も入っているので、皆さんも是非一緒に歌ってください。そして、歌だけではなく振り付けも一緒にできたらいいなと思って考えてきたので、振りの練習をしたいと思います。ここでP席(プレミアム席というFC限定の前の方の席)の人を当てようと思うんですけど、なんでこのタイミングで当てるの?って思うでしょ? 僕達この間台湾に行ってきたんですよ。そこで、いつもは振りの説明を歌にのせてやっているところを中国語でやったんです。それで、今ならギリギリまだ覚えてるので出来ると思うんです。これが福岡(次の公演)だと、今日の楽しい記憶で塗り替えられちゃって忘れちゃうと思うんですよ。なのでP席の人に日本語か中国語か選んでもらおうと思いま~す。今日のP席はどこまでですか?」
ここでP席の方々が手を挙げてくれたのですが、鹿児島公演のP席は2列目まででした。
通常、P席は4~5列目までのところが多いので、この日はP席が少なかったみたいですね。
Revo「(P席の少なさを見て)君達は本当にありがたい人達です!(一般席とあまり離れてなくて)ごめんね~;;; そういう日もあるんです……」
そして当てられた方の決断で中国語で説明を歌う事に(結構迷っておられました)。
Revo「中国語で説明されてもわからないよ〜!って思うかもしれないけど、よく考えたら振りも実際にやってるから、これ見てれば僕が何言ってても関係無いんじゃないかと思うんだよね(笑)」
そんな事はない。
中国語わからないので、いつも歌ってる日本語版書いておきますね。
Revo「ささ〜げよ〜!ささ〜げよ〜!一回止まって胸に〜 この辺は〜適当に〜やり過〜ごし〜 そしてもう一度手をあ〜げる! ささ〜げよ〜!ささ〜げよ〜!一回止まって胸に〜 この辺も〜適当に〜やり過〜ごし〜 最後〜に手をあげる〜!ワォッ!」
中国語が合ってたのかはわかりませんが、割と淀みなく歌っていたので(あ、結構ちゃんと覚えてるんだな)って思いました。
文面を見ただけだと実際どんな振りかわからないと思うので、はい、ライブに行って実際見てみてください!
【心臓を捧げよ!】
この曲の入りはいつもRevoさんが「心臓を捧げよ!」と叫んでから始まるのですが、ツアーの途中から客席がその号令に対して「はっ!」と応えるようになりました(原作を知らない人は結構「おー!」って応えてる人も多い)。
誰が言い出した訳でも無いんですけど、こうやって少しずつ進化していくのが面白いですね。
こちらの曲は『進撃の巨人』Season2のOP曲ですね。
CDだとRevoさんのボーカルのみですが、ライブでは歌姫5人もコーラスで参加しています。
ライブも終盤に差し掛かって喉が温まってるからか、この曲はツアーの最初のほうからずっとRevoさんの歌の音程は割と安定してますね(謎の上から目線)。
こんな事書いてるけどCDでもライブでもこの曲のRevoさんの歌い方特に好きなんですよ。本当だよ。
サビの部分になると、客席が明るくなり、会場全体がステージのような気持ちになります。
Revoさんや歌姫やバンメンが楽しそうに客席の方を見てくるから、こっちも全力で歌って腕をふらなきゃって気持ちになります。
歌姫達は歌っていないところも後ろで振りをしたり口パクで歌ってたりしており、「得体の知れない化け物が」の辺りは上手側3人(まみっこ・月香・まなみん)が特にノリノリで歌ってます(笑)
確か「約束の地は楽園の果て」のところだったと思うんですけど(もしかしたらもっと前かも)、なんかええ感じに盛り上がってるタイミングで後ろのスクリーンに私の推しのユミルとヒストリア様のシーンがドアップで映ってるのでめっちゃテンション上がります。あ、それはどうでもいいですか…。
そしてバンメンソロコーナー!待ってました!!!
一番最初は淳士のドラムソロですが、愛知公演あたりくらいからかな? CDとは違って一瞬だけドラムを叩かない空白タイムがあるのですが、そこで如何に淳士の煽りにお応えできるか勝手に毎回勝負してます(笑)。だってそれは団員の義務だから……。
ライブも終盤に差し掛かって喉が温まってるからか、この曲はツアーの最初のほうからずっとRevoさんの歌の音程は割と安定してますね(謎の上から目線)。
こんな事書いてるけどCDでもライブでもこの曲のRevoさんの歌い方特に好きなんですよ。本当だよ。
サビの部分になると、客席が明るくなり、会場全体がステージのような気持ちになります。
Revoさんや歌姫やバンメンが楽しそうに客席の方を見てくるから、こっちも全力で歌って腕をふらなきゃって気持ちになります。
歌姫達は歌っていないところも後ろで振りをしたり口パクで歌ってたりしており、「得体の知れない化け物が」の辺りは上手側3人(まみっこ・月香・まなみん)が特にノリノリで歌ってます(笑)
確か「約束の地は楽園の果て」のところだったと思うんですけど(もしかしたらもっと前かも)、なんかええ感じに盛り上がってるタイミングで後ろのスクリーンに私の推しのユミルとヒストリア様のシーンがドアップで映ってるのでめっちゃテンション上がります。あ、それはどうでもいいですか…。
そしてバンメンソロコーナー!待ってました!!!
一番最初は淳士のドラムソロですが、愛知公演あたりくらいからかな? CDとは違って一瞬だけドラムを叩かない空白タイムがあるのですが、そこで如何に淳士の煽りにお応えできるか勝手に毎回勝負してます(笑)。だってそれは団員の義務だから……。
その後も順番に一人ずつソロパートを演奏していくのですが、この時バンメンや歌姫やダンサー皆がソロの人の方を向いて演奏していてマジで尊みがすごい。楽園はここにあったんやな……。
ちなみにソロパートのところはRevoさんが一人ずつ名前を呼んでいくのですが毎回「らっしー!」って叫んだ後にしゃがんでひっそり水を飲むという謎のルーティーンがあります(笑)
その後時々衣装の鎖が引っかかって立てない事があるらしいんですけど如何せん私はバンメンをガン見してるのでちゃんと目撃した事はありません(笑)
この曲の一番の鳥肌ポイントはなんといっても「あの日 人類は思い出した」のところからですね。
あの聴きなれた言葉とメロディでカタルシスが一気に解放されるあの感覚、CDでもたまらない部分です。
ライブではRevoさんと歌姫が横一列に並んで歌っているのですが、「鳥籠の中に囚われていた屈辱を」のところを歌いながら一歩ずつ前に踏み出していくのがとても絵になってかっこいいいいんです。これは是非ライブで見て欲しい!「黄昏を弓矢は翔る 翼を背負い」のところの振付も好き~;;;
その後の「捧げよ! 捧げよ! 心臓を捧げよ!」と合唱だけで歌うところは、Revoさんや歌姫だけでなく、バンドメンバーも心臓を捧げるポーズで一緒に歌います(私はなんかいつも淳士をガン見してまう……立ち上がってめっちゃ気持ち良さそうに歌ってるので……)。
この曲はRevoさん曰く「一人ではなく調査兵団(大勢)で戦っているイメージの曲」らしいので、キャストと客席全員で会場一体となって歌う事で、それを音楽的にも視覚的にも体現している訳ですね。
CDでもそうでしたが、この曲は明確な〆のフレーズは無く、アウトロのコーラスが途切れて馬が走り去っていく音で終わります。
『進撃の軌跡』というアルバムはここで一旦終わりますが、『進撃の巨人』もといエレン達の戦いはまだまだ続いていく……そういう事を表しているのかなと勝手に思っています。
【ボーナストラック(紅蓮の灯を纏い水平線の彼方へと…)】
ステージは『進撃の軌跡』のジャケットと同じ夕暮れの海へと変わります。
ここで現れるのが1本のエレガットギター・Feuerroter Horizont(フォイアローター ホリゾント)。
このギターは今回のツアーで新たに作ったRevoさんのオリジナルギターです。
一見普通の茶色のギターに見えるかもしれませんが、よく見るとボディの木目が波打つ夕焼けの海、ホールの中のオレンジが太陽のようになっており、ギターの淵はこれから訪れる夜を彷彿とさせるような紫のグラデーションがかかっている美しいギターなのです。これは写真だとなかなか伝わらないので是非現物を見て頂きたい…!
(こちらのページに載ってます→https://espguitars.co.jp/artists/6226/)
この曲はCDのクレジットに載っていないボーナストラックです。
RevoさんのエレガットとYUKIと西山アニキのアコギの3本のアンサンブルで、「二ヶ月後の君へ」のフレーズを奏でます。
シンプルで短い曲ですが、シンプルだからこそアニキの絶妙なハモリ具合だとかYUKIの貴重なフィンガーピッキングだとかいろいろ聴きどころはあるのですが、そもそもRevoさんがライブでエレガットをメインで弾く事自体がとても貴重なので、各々推しの音色をご堪能ください……。
そして、ギターを弾き終えたRevoさんがステージ上段に立ち、手を広げると、鳥になって飛び去って往き、私達は元居た壁の中へと帰って来ます。
数々の楽曲を通して観たエレン達の物語は、Revoという一人の音楽家の力を借りて観測し得た幻想に過ぎない。壁の外には本当はどんな世界が広がっているのか、それは自分の力で壁を越えて自分の目で観測しなければ現実になり得ないのだと、そう突きつけるかのように再び私達の前に立ち塞がる壁……とかなんとかポエミーな事を言い始めそうになるくらいに感動するんですよこの演出は。まぁ実際に見てみてください。
【幕間】
本編が終わると、しばらくの間紗幕にツアーのロゴが映されます。
その間客席は拍手をしているのですが、鹿児島公演では途中からアンコールの手拍子が始まりました。
関東の公演ではずっと普通の拍手だったので新鮮でしたね。
そしてその手拍子に応えるかのように字幕に文字が現れます。
「斯くして、本日の公演は一旦の終焉を迎えたが…
自由を求めて壁の外へと踏み出した 壁内人類の戦いは終わりはしない…
続きは別冊少年マガジン(毎月9日発売)でッ!!!
宣伝はさておき…
今宵、桜島で有名な壁外拠点 鹿児島支部に集った諸君
もうちょっと別の楽曲も聴きたいぇーがー?
ならば先ほどやった人間の鎖を作りつつ」
ここで「さぁどうぞ!」という感じで明るくなる客席。ウォール教っょぃ。
字幕の内容は公演を重ねる毎にマイナーチェンジしていて、最初はここで鎖を作るくだりは無かったのですが、8月の神戸公演からこのような流れになり、相模公演・愛知公演ではまだ戸惑いの空気感があったのですが、八王子公演で遂に鎖を作らないと字幕が進まなくなってしまい、アンコールを聴くための強制イベントになりました(笑)。
そして再び人間の鎖を作ると……
「桜島パイセン噴火っすか?マジパネェっす!と念じつつ、
その想いを叫びたまえ!
鹿⑤島
鹿④島
鹿③島
鹿②島
鹿①島
聴きたいえぇぇがぁぁぁ!!!」
ここで客席が思いっきり叫ぶと紗幕が上がり、再びRevoさんが登場します。
ちなみにソロパートのところはRevoさんが一人ずつ名前を呼んでいくのですが毎回「らっしー!」って叫んだ後にしゃがんでひっそり水を飲むという謎のルーティーンがあります(笑)
その後時々衣装の鎖が引っかかって立てない事があるらしいんですけど如何せん私はバンメンをガン見してるのでちゃんと目撃した事はありません(笑)
この曲の一番の鳥肌ポイントはなんといっても「あの日 人類は思い出した」のところからですね。
あの聴きなれた言葉とメロディでカタルシスが一気に解放されるあの感覚、CDでもたまらない部分です。
ライブではRevoさんと歌姫が横一列に並んで歌っているのですが、「鳥籠の中に囚われていた屈辱を」のところを歌いながら一歩ずつ前に踏み出していくのがとても絵になってかっこいいいいんです。これは是非ライブで見て欲しい!「黄昏を弓矢は翔る 翼を背負い」のところの振付も好き~;;;
その後の「捧げよ! 捧げよ! 心臓を捧げよ!」と合唱だけで歌うところは、Revoさんや歌姫だけでなく、バンドメンバーも心臓を捧げるポーズで一緒に歌います(私はなんかいつも淳士をガン見してまう……立ち上がってめっちゃ気持ち良さそうに歌ってるので……)。
この曲はRevoさん曰く「一人ではなく調査兵団(大勢)で戦っているイメージの曲」らしいので、キャストと客席全員で会場一体となって歌う事で、それを音楽的にも視覚的にも体現している訳ですね。
CDでもそうでしたが、この曲は明確な〆のフレーズは無く、アウトロのコーラスが途切れて馬が走り去っていく音で終わります。
『進撃の軌跡』というアルバムはここで一旦終わりますが、『進撃の巨人』もといエレン達の戦いはまだまだ続いていく……そういう事を表しているのかなと勝手に思っています。
【ボーナストラック(紅蓮の灯を纏い水平線の彼方へと…)】
ステージは『進撃の軌跡』のジャケットと同じ夕暮れの海へと変わります。
ここで現れるのが1本のエレガットギター・Feuerroter Horizont(フォイアローター ホリゾント)。
このギターは今回のツアーで新たに作ったRevoさんのオリジナルギターです。
一見普通の茶色のギターに見えるかもしれませんが、よく見るとボディの木目が波打つ夕焼けの海、ホールの中のオレンジが太陽のようになっており、ギターの淵はこれから訪れる夜を彷彿とさせるような紫のグラデーションがかかっている美しいギターなのです。これは写真だとなかなか伝わらないので是非現物を見て頂きたい…!
(こちらのページに載ってます→https://espguitars.co.jp/artists/6226/)
この曲はCDのクレジットに載っていないボーナストラックです。
RevoさんのエレガットとYUKIと西山アニキのアコギの3本のアンサンブルで、「二ヶ月後の君へ」のフレーズを奏でます。
シンプルで短い曲ですが、シンプルだからこそアニキの絶妙なハモリ具合だとかYUKIの貴重なフィンガーピッキングだとかいろいろ聴きどころはあるのですが、そもそもRevoさんがライブでエレガットをメインで弾く事自体がとても貴重なので、各々推しの音色をご堪能ください……。
そして、ギターを弾き終えたRevoさんがステージ上段に立ち、手を広げると、鳥になって飛び去って往き、私達は元居た壁の中へと帰って来ます。
数々の楽曲を通して観たエレン達の物語は、Revoという一人の音楽家の力を借りて観測し得た幻想に過ぎない。壁の外には本当はどんな世界が広がっているのか、それは自分の力で壁を越えて自分の目で観測しなければ現実になり得ないのだと、そう突きつけるかのように再び私達の前に立ち塞がる壁……とかなんとかポエミーな事を言い始めそうになるくらいに感動するんですよこの演出は。まぁ実際に見てみてください。
【幕間】
本編が終わると、しばらくの間紗幕にツアーのロゴが映されます。
その間客席は拍手をしているのですが、鹿児島公演では途中からアンコールの手拍子が始まりました。
関東の公演ではずっと普通の拍手だったので新鮮でしたね。
そしてその手拍子に応えるかのように字幕に文字が現れます。
「斯くして、本日の公演は一旦の終焉を迎えたが…
自由を求めて壁の外へと踏み出した 壁内人類の戦いは終わりはしない…
続きは別冊少年マガジン(毎月9日発売)でッ!!!
宣伝はさておき…
今宵、桜島で有名な壁外拠点 鹿児島支部に集った諸君
もうちょっと別の楽曲も聴きたいぇーがー?
ならば先ほどやった人間の鎖を作りつつ」
ここで「さぁどうぞ!」という感じで明るくなる客席。ウォール教っょぃ。
字幕の内容は公演を重ねる毎にマイナーチェンジしていて、最初はここで鎖を作るくだりは無かったのですが、8月の神戸公演からこのような流れになり、相模公演・愛知公演ではまだ戸惑いの空気感があったのですが、八王子公演で遂に鎖を作らないと字幕が進まなくなってしまい、アンコールを聴くための強制イベントになりました(笑)。
そして再び人間の鎖を作ると……
「桜島パイセン噴火っすか?マジパネェっす!と念じつつ、
その想いを叫びたまえ!
鹿⑤島
鹿④島
鹿③島
鹿②島
鹿①島
聴きたいえぇぇがぁぁぁ!!!」
ここで客席が思いっきり叫ぶと紗幕が上がり、再びRevoさんが登場します。
【DJ Revoのコーナー】
Revo「皆さんの"聴きたいぇーがー!"にお応えして、アンコールの楽曲をお送りしたいと思うのですが、その前に、今回のツアーではDJ Revoのコーナーというものを設けています。何をするかというと、CDでは全ての楽器をバランス良く入れているのですが"俺はもっとこの楽器の音が聴きたい!"とか皆さんの好みがあるので、このコーナーでは特定の楽器の音をピックアップして音量を調節しながらリアルタイムリミックスをしようと思います。どの楽曲をやるかは、事前にP席の人にアンケートに答えてもらっていてその順位で決まるのですが、今回鹿児島公演では「14文字の伝言」に決まりました! そして、どの楽器を大きくするかはP席の人を当てて決めてもらいたいのですが……じゃあそこのオレンジの服の人! どの楽器が聴きたいですか?」
ちなみにRevoさんはP席の人に話かける時は毎回床に膝をついてめっちゃ顔を覗き込みながら話しかけてきます。死んでしまいますやめてさしあげろ(いいぞもっとやれ)。
オレンジの人「SE!(効果音)」
Revo「SE!?」
さすがに効果音をピックアップして欲しいというリクエストは今まで無かったのでRevoさんもびっくりしていました。
Revo「おそらく……出来るとは思います! それで楽しいかどうかはわからないけど、良いでしょう! 効果音アゲアゲミックスでいきたいと思います! では機材をお願いしま~す」
そして運ばれてくるDJ卓。ご本人も仰ってましたが画的に新し過ぎる。Revoさんが立つとDJというより全校集会で教卓越しに喋る校長先生にしか見えないのは何故だろう……。
そして効果音を大き目にして流れる14文字の伝言。
最初の方はカルラさんが家事をしたり、エレンが走ったり、カルラさんが雷を落としたり(物理)等の生活音。そしてめっちゃ鳥の鳴き声。
Revo「皆さんの"聴きたいぇーがー!"にお応えして、アンコールの楽曲をお送りしたいと思うのですが、その前に、今回のツアーではDJ Revoのコーナーというものを設けています。何をするかというと、CDでは全ての楽器をバランス良く入れているのですが"俺はもっとこの楽器の音が聴きたい!"とか皆さんの好みがあるので、このコーナーでは特定の楽器の音をピックアップして音量を調節しながらリアルタイムリミックスをしようと思います。どの楽曲をやるかは、事前にP席の人にアンケートに答えてもらっていてその順位で決まるのですが、今回鹿児島公演では「14文字の伝言」に決まりました! そして、どの楽器を大きくするかはP席の人を当てて決めてもらいたいのですが……じゃあそこのオレンジの服の人! どの楽器が聴きたいですか?」
ちなみにRevoさんはP席の人に話かける時は毎回床に膝をついてめっちゃ顔を覗き込みながら話しかけてきます。死んでしまいますやめてさしあげろ(いいぞもっとやれ)。
オレンジの人「SE!(効果音)」
Revo「SE!?」
さすがに効果音をピックアップして欲しいというリクエストは今まで無かったのでRevoさんもびっくりしていました。
Revo「おそらく……出来るとは思います! それで楽しいかどうかはわからないけど、良いでしょう! 効果音アゲアゲミックスでいきたいと思います! では機材をお願いしま~す」
そして運ばれてくるDJ卓。ご本人も仰ってましたが画的に新し過ぎる。Revoさんが立つとDJというより全校集会で教卓越しに喋る校長先生にしか見えないのは何故だろう……。
そして効果音を大き目にして流れる14文字の伝言。
最初の方はカルラさんが家事をしたり、エレンが走ったり、カルラさんが雷を落としたり(物理)等の生活音。そしてめっちゃ鳥の鳴き声。
しかし、曲の終盤の方になるとあの巨人(〇〇〇さん…)の足音が徐々に近づいて来ます。
その音が大音量でサラウンドで聴こえてくるので、あたかも映画を観ているかのような臨場感!
通常は楽器をピックアップするこのコーナーですが、効果音のピックアップも面白いなと思いました。
Revo「今聴いてもらった効果音は、実はライブ用に作り直したものなので、CDよりも更に増えてます!」そう、実は八王子公演から効果音もパワーアップしているのですよ~。
そして再びオレンジの人のところへ向かい、
Revo「どうでしたか?良かったですか? ……ちなみに、バンドメンバーで推しの人って誰か居ますか?」
オレンジの人「淳士!」
Revo「ありがとうございます。僕がちょっと圧をかけたからね(笑)。オレンジ好きに悪い人は居ません!」
オレンジは淳士のシンボルカラーなので言わせたかったんですね(笑)。オレンジの人もナイスです!
この後の公演から、ちょくちょくSEも上げるようになったので、結果的に素晴らしい選択だったと思います!サンキューオレンジの人!
その音が大音量でサラウンドで聴こえてくるので、あたかも映画を観ているかのような臨場感!
通常は楽器をピックアップするこのコーナーですが、効果音のピックアップも面白いなと思いました。
Revo「今聴いてもらった効果音は、実はライブ用に作り直したものなので、CDよりも更に増えてます!」そう、実は八王子公演から効果音もパワーアップしているのですよ~。
そして再びオレンジの人のところへ向かい、
Revo「どうでしたか?良かったですか? ……ちなみに、バンドメンバーで推しの人って誰か居ますか?」
オレンジの人「淳士!」
Revo「ありがとうございます。僕がちょっと圧をかけたからね(笑)。オレンジ好きに悪い人は居ません!」
オレンジは淳士のシンボルカラーなので言わせたかったんですね(笑)。オレンジの人もナイスです!
この後の公演から、ちょくちょくSEも上げるようになったので、結果的に素晴らしい選択だったと思います!サンキューオレンジの人!
DJ Revoのコーナーの後はいよいよアンコール楽曲ですが、アンコールは日替わりです。
『進撃の巨人』関連の楽曲は本編で全て演奏しているので、アンコールではLinked Horizonのもう一つのコラボ先である3DS用ゲームソフト『ブレイブリーデフォルト』の楽曲、またはRevoさんのオリジナルプロジェクトであるSound Horizonの楽曲を演奏します。
何が聴けるかはその日のお楽しみ!
Revo「それではアンコールにいきたいと思うのですが、1曲目はSound Horizonの曲をお届けしようと思います! 楽曲中に"さんほらーい!"と言われたら"さんほらーい!"と返してください。それではお聴きください」
Revo「それではアンコールにいきたいと思うのですが、1曲目はSound Horizonの曲をお届けしようと思います! 楽曲中に"さんほらーい!"と言われたら"さんほらーい!"と返してください。それではお聴きください」
【澪音の世界】
この曲はSound Horizonのメジャーデビューアルバム『Elysion-楽園への前奏曲-』というアルバムに入っている曲です。
元のボーカルはAramaryさんですが、今回はセルフカバーで「彼女は冷たい棺の中で」の歌姫、福永実咲(みさきち)がボーカルを務めます。
原曲のAramaryさんは透明でフラットな歌声ですが、みさきちVerはもう少し固めで力強い歌声で、とてもアニちゃんみがあります。
それでね、あの、聴いてください。この曲ね、歌詞がめっちゃアニなんです!!!今回のツアーが始まる前からみさきちにこの曲歌って欲しいなぁ~~~って思ってたら!本当に歌ってくれた!!!現実が凄い!!!
特に「薄氷色(アイスブルー)に煌めく瞳が鮮やかに朽ちる世界と 堕ちてゆく狂夢に唇を重ねて…残酷な死神になる…」とかまんまアニちゃんじゃございません???
全国2憶5千万人のアニちゃんクラスタの方はこの曲を聴く義務があると思いません???
頼む、聴いてください。
この曲は、Revoさんからの説明があったとおり、アウトロのところで"さ~んほらーい!"というコール&レスポンスがあります。CDには入っておらず、ライブで演奏していくうちに出来た掛け合いですね。楽曲中はずっとクールな表情のみさきちですが、掛け合いが始まるととてもニコニコしていて楽しそうです。
さ~んほらーい!!!
【MC】
Revo「少し長くなりますが、お話させてください。先日台湾で「Revive」という曲を歌いました。「Revive」は2011年の東日本大震災の後で行ったSound Horizonのツアーの際に、ファンの人達から歌詞を募集して、それを僕が歌にした楽曲です。大震災の時に、台湾の人達には沢山助けて頂いたので、どうしても台湾でその曲を歌いたかった。震災があったらその地に行って歌を歌うとかそういう慈善活動をしているグループではないのですが、東日本大震災の時はたまたまその後にツアーがあったから歌を届ける機会がありました。つい最近、熊本でも大きな地震がありました。東日本の時は歌を届けられたけど、じゃあ熊本では何もしないのか?という葛藤がありました。僕の近しい人もあの地震で家が潰れちゃったという人が居て、だからっていう訳じゃないんだけど、やっぱり熊本でも歌いたかった。この曲はそんなに軽々しく歌う曲ではないと思っているので、今まで敢えて歌ってきませんでした。でも日本でもこの曲を解禁しようと思います! 今回のツアーは進撃のツアーで、チャリティでも何でもないんだけど、それでも歌わせてください。今回は熊本での公演は無いんだけど、九州の地でこの歌を歌いたいと思ます。」
言い回しはだいぶ違いますがこのような内容をお話されていました。
実際はこれの3倍くらい長く、気を遣いながら、全身で話している感じでした。
大丈夫、伝わってますよ。
【Revive】
この曲はRevoさんと歌姫5人で歌いました。
また、ダンサーさんはそれぞれ旗を持っており、2本は今回の『進撃の軌跡』ツアーの旗。そしてもう2本は2011年のツアーの時に使っていた旗です。
当然、歌姫達は今回のツアーが初参加なので、当時のツアーの様子も知らないし、この楽曲を歌うのも台湾が初めてで鹿児島公演でまだ2回目だったのですが、この曲をとても大切にしてくださっていて、半分泣いてるんじゃないかというくらい目をウルウルさせながら歌っていました。
この曲は多くを語るべきではない気がするので、気になる方は是非調べてみてください。
ちなみに、ライブ限定曲なので音源は売ってません…あしからず…。
曲を歌い終わった後、Revoさんは「歌えて良かった!!!」と、一つ憑き物が落ちたような清々しい表情をしていました。
【メンバー紹介】
アンコール2曲が終わると、いよいよメンバー紹介です。
毎公演、『進撃の巨人』または『進撃の軌跡』に因んだ質問をメンバー1人ひとりに聞いているのですが、鹿児島公演でのお題は「『進撃の軌跡』に参加して難しかった事」でした。
ほとんどのメンバーが「全部難しかったんですけど…」という枕詞から入るところに闇を感じました(笑)。
Revoさんがメンバーの名前を呼ぶと客席もメンバーを呼んだりするのですが、鹿児島公演は初めての人が多くて人数も少なかったからか、名前を呼ぶ人は全然居なくてとても静かでしたね。
ほとんどのメンバーが「全部難しかったんですけど…」という枕詞から入るところに闇を感じました(笑)。
Revoさんがメンバーの名前を呼ぶと客席もメンバーを呼んだりするのですが、鹿児島公演は初めての人が多くて人数も少なかったからか、名前を呼ぶ人は全然居なくてとても静かでしたね。
Revo「それじゃあ、一番最初は頼れるこの人に聞いてみましょうか。松本英子!」
英子さん「私、歌詞を覚えるのが苦手なんですけど。Revoさんはどうやって覚えてますか?」
Revo「それは僕に聴いても意味が無いような……」 Revoさんもよく歌詞忘れますからね。
英子「でも息子の事を考えながら歌うと思いだせるんです。叩き起こして、ご飯食べさせて……」
Revo「それは良かったです。僕の歌は時系列じゃない場合もあるので」
英子「でも息子の事を考えながら歌うと思いだせるんです。叩き起こして、ご飯食べさせて……」
Revo「それは良かったです。僕の歌は時系列じゃない場合もあるので」
英子さん「これからも、私の歌は時系列でお願いします。あとは、14文字の伝言を泣かないように歌うのが難しいです。今日も歌ってる途中に泣いちゃいました」
この後歌姫がどの順番で喋ったか忘れてしまったので順不同で……
まなみん「私はコーラスの仕事を結構やってるんですけど、二ヶ月後のコーラスとか凄く高くて大変なんですよ!」
Revo「元はクラシックの(合唱の)人達にやってもらってるからね」
まなみん「(客席に向かって)本当に大変なんですよ? あと、神の御業のコーラスを私が一番最初に録ったんですけど、全パート歌わされて大変でした。それで、どのパートが採用されてるかはCDを聴いてのお楽しみ……みたいな感じで"えぇ!?"って……」
Revo「僕も想定しながら作ってるんだけど、歌姫は初めての人達ばかりだから、誰がどこを歌うとハマるかは、実際やってみないとわからないんだよね。MANAMIが全部試しに歌ってくれました~」
みさきち「漢字が苦手なんですけど、歌詞に難しい漢字が多くて大変でした。譜面には読み方書いてあるんですけど、私は譜面が読めないので、できれば歌詞カードを見て歌いたいんですよ」
Revo「確かに、僕も時々自分でわからなくなるからね。"あれ?これってなんて読むんだっけ?"って」
Revo「確かに、僕も時々自分でわからなくなるからね。"あれ?これってなんて読むんだっけ?"って」
みさきち「でもお蔭で勉強になりました(笑)。あと、私は普段ソロで活動してる時は、もっと可愛い声で歌ってるんですけど、今回はそういうのを無くしてかっこよく歌って欲しいと言われたので難しかったです。でも最近は結構ハマって来たと思います」
Revo「新たな才能に目覚めたんだね」
みさきち「はい、目覚めました!とても勉強になってます」
Revo「伝わってると思いま〜す」
月香「私は今まで歌の仕事をほとんどやった事がなかったし、こんなに大きな舞台に立った事もなかったし、本当にちゃんとやれるのか不安でした。アルバムだけならまだしも、アンコールの曲もいっぱい覚えないといけないし、無理でしょ!と思いました」
Revo「年齢的にも一番下だし、このツアーの中で月香が一番成長してると思います!伝わってると思いま〜す」
まみっこ「れぼさんが覚えてらっしゃるかわからないんですけど、もし壁のレコーディングの時に当日いきなりキーを上げたんですよね?」
Revo「そうだっけ?」
まみっこ「"イケるイケる!"って言って!大変でした。」※おそらく「全てが偽物なんだぜ」のところの話
Revo「余裕がある感じじゃなくてギリギリな感じが欲しかったんだよね。出るか出ないかわからないけどそれでも俺はやるぜ!みたいな」
まみっこ「後は、今回ライブで5人一緒に歌う時に私がセンターを任されるんですけど、三声のハモリのメインを歌ってる事が多くて、それが責任重大で……楽しくて仕方ないです!」まみっこさん、なかなかのドМ……
まみっこ「後は、今回ライブで5人一緒に歌う時に私がセンターを任されるんですけど、三声のハモリのメインを歌ってる事が多くて、それが責任重大で……楽しくて仕方ないです!」まみっこさん、なかなかのドМ……
続きましてバンメンのターン(やはり正確な順番は覚えてません……)
ヴァイオリン・一徹アニキ「難しいところは聞かなくても見てればわかると思うんですけど。ライブの前に譜面が送られて来るんですよ、それが図鑑みたいな分厚さで、それを見るのに勇気が要りますよね。最初の一歩がなかなか踏み出せないんですよ。後はね、ライブがあると家に帰れないんですよ。だからライブで心臓を捧げた後に、居酒屋で肝臓を捧げるという、こんな感じで良いですか?」
Revo「さすが!綺麗にオチをつけましたね(笑)」
弦一徹ストリングスからは毎回一人代表で質問に答えます。今回はヴィオラの藤田クリスチーナさん。
藤田さん「譜面を見ながら特に何処が難しいかなって考えてたんですけど、3つあって、まず1つ目が最期の戦果のG(楽器の譜面は通し記号でアルファベットが割り振ってあったりするのですが、それのGの場所という事ですね)、"上回る…許容量…"のところです」ちなみに藤田さんは該当箇所を説明する時に、ちゃんと歌って説明してくれました。
Revo「裏で"テラリラリテラリラリ"みたいな感じで動いてるところだね」
藤田さん「あとは彼女は冷たい棺の中でのG。"父の…いや…私の人生を"のところです」ここも歌ってくれました。
Revo「またGだね(笑)」
藤田さん「あとは紅蓮の座標の……G」
Revo「Gばっかりだね!」
藤田さん「調べてみたら全部Gでした……。紅蓮の座標のGは難し過ぎて歌えません。(そして一徹さんの方を見ながら)でもあんまり私が難しいって言うと、"お前ヴァイオリンよりオクターブ低いくせに何言ってんだよ"って言われるので……」
Revo「ストリングスはチームで動いてるから、ヴィオラが大変なところは大体ヴァイオリンも大変なんだよね(笑)」
上手ギター・西山アニキ「僕もギタリストとして結構長く活動していて、若い頃は速弾きが得意って言ってたりしてたんだけど、やっぱり速弾きするには筋肉が必要だから、最近年のせいか段々出来なくなってきて……」
Revo「でも、(客席に向かって)君達もアニキと同じくらいの年齢になればわかると思うけど、その年齢でそういう事が出来るって凄い事だからね。若い人が多いからその頃にはアニキはもう居ないかもしれないけど……」不敬が過ぎるぞオラ。
アニキ「ちょっと!亡き者にしようとしないでください」
Revo「(笑)ひょっとしたらまだ生きてるかもしれないね!」ひょっとしたらじゃないよ!!!
ドラム・淳士「ツーバスを踏んだりっていうのは、慣れれば大丈夫なんですよ。でも、身体が冷えた状態で叩くっていうのが難しくて、このメンバー紹介でちょっと身体が冷えた後に叩くのがキツイです。一旦熱くなって冷めた状態っていうのは、ゼロじゃなくてマイナスになるんですよ。だからメンバー紹介が終わってそろそろ曲かなって時に、こうやって身体ブルブルさせてます(小刻みに振動する動き)。嘘です(笑)」
Revo「そうだ忘れるところだった! 一徹アニキも言ってたんだけど、メンバー紹介からいきなり曲に行くんじゃなくて、その前に今回からウォームアップタイムを設けようと思います!」
淳士「自由の代償もう1回とか言わないでくださいね?」
Revo「あっちゃんは難しいところとかないよね?」
ベース・あっちゃん「またそんな事言って~! レコーディングの時はセクション毎に分けて録るから勢いで弾けるんですよ。でもライブで弾くとなると全部通して弾くから、奏法の切り替えとかが難しいんですよ。例えばスラップっていう奏法があって、それが間に挟まると大変なんです」ここで少し演奏してくれました。
ちなみにスラップは自由の翼の3:20くらいからのベースソロみたいな弾き方ですね。
Revo「あっちゃんかっこいい!」おいそれいつのネタだよ…って思ってたら
あっちゃん「それ古くないすか?(笑)」とちゃんと突っ込んでくれたので大天使の流石のホスピタリティ力に感謝しました。
Revo「じゃあ次は、神の御業を凄く真剣に歌ってくれている、らっしーいきましょうか」
キーボード・らっしー「最近ね、台湾公演ぐらいから淳士さんが本気で歌い始めて、隣に二人挟んでるのに凄くよく声が聴こえてくるんですよ」
Revo「淳士は歌も上手いからね」
淳士「いやいや、声が良いだけです。でしゃばってすみません(笑)」
らっしー「難しいところなんですけど、自由の代償とかでトレモロ奏法っていうのをやっていてそれが結構大変なんですけど、少し弾いてみますね」ここで自由の代償のキーボードを結構長めに弾いてくれました。
らっしー「Revoさんは普通に演奏してもすぐにはOKを出しませんからね。凄いなと思います」
そう言うらっしーも凄いと思いますよ。
下手ギター・YUKI「レコーディングの時にいつもギターから録るんですけど、ドラムとかキーボードとか何も入ってない状態なのでいろいろな可能性があるんですよ。まずアコギ入れて、もう1本アコギ入れて、エレキ入れて、もう1本エレキ入れて、12弦入れて……(すみませんここら辺めっちゃ曖昧です)最終的にこれとこれ使いましょうってなるので、その作業が凄く大変です。後は、ユニゾンフレーズを考える時に、五十嵐さん(キーボード)とかあっちゃん(ベース)も弾けるかなって考えたりとか。アニキはハモリを弾いたりするんですけど、最初の頃にハモリの事を考えずにフレーズを考えたらハモリの運指が凄い事になっちゃったので、今はハモリを考える時は"これ、後からハモリ付けてって言われるんちゃうかな?"って予想しながら考えてます」
今回のツアーでは、毎回バンドメンバーの中から誰か一人をピックアップして演奏を披露してもらっているのですが、鹿児島公演はYUKIの日でした。
YUKI「テーマは桜島の噴火です!」
エレキギターをめっちゃギュインギュインさせながら速弾きしつつそこになんと国歌(Sound Horizonにおけるめっちゃ尊いソング、君が代ではない)を織り交ぜたスーパーリミックス栄光の桜島噴火スペシャル(※私が勝手に命名したものです)を披露してくれました。ありがとう。叫んだ。感謝しかない。
藤田さん「あとは紅蓮の座標の……G」
Revo「Gばっかりだね!」
藤田さん「調べてみたら全部Gでした……。紅蓮の座標のGは難し過ぎて歌えません。(そして一徹さんの方を見ながら)でもあんまり私が難しいって言うと、"お前ヴァイオリンよりオクターブ低いくせに何言ってんだよ"って言われるので……」
Revo「ストリングスはチームで動いてるから、ヴィオラが大変なところは大体ヴァイオリンも大変なんだよね(笑)」
上手ギター・西山アニキ「僕もギタリストとして結構長く活動していて、若い頃は速弾きが得意って言ってたりしてたんだけど、やっぱり速弾きするには筋肉が必要だから、最近年のせいか段々出来なくなってきて……」
Revo「でも、(客席に向かって)君達もアニキと同じくらいの年齢になればわかると思うけど、その年齢でそういう事が出来るって凄い事だからね。若い人が多いからその頃にはアニキはもう居ないかもしれないけど……」不敬が過ぎるぞオラ。
アニキ「ちょっと!亡き者にしようとしないでください」
Revo「(笑)ひょっとしたらまだ生きてるかもしれないね!」ひょっとしたらじゃないよ!!!
ドラム・淳士「ツーバスを踏んだりっていうのは、慣れれば大丈夫なんですよ。でも、身体が冷えた状態で叩くっていうのが難しくて、このメンバー紹介でちょっと身体が冷えた後に叩くのがキツイです。一旦熱くなって冷めた状態っていうのは、ゼロじゃなくてマイナスになるんですよ。だからメンバー紹介が終わってそろそろ曲かなって時に、こうやって身体ブルブルさせてます(小刻みに振動する動き)。嘘です(笑)」
Revo「そうだ忘れるところだった! 一徹アニキも言ってたんだけど、メンバー紹介からいきなり曲に行くんじゃなくて、その前に今回からウォームアップタイムを設けようと思います!」
淳士「自由の代償もう1回とか言わないでくださいね?」
Revo「あっちゃんは難しいところとかないよね?」
ベース・あっちゃん「またそんな事言って~! レコーディングの時はセクション毎に分けて録るから勢いで弾けるんですよ。でもライブで弾くとなると全部通して弾くから、奏法の切り替えとかが難しいんですよ。例えばスラップっていう奏法があって、それが間に挟まると大変なんです」ここで少し演奏してくれました。
ちなみにスラップは自由の翼の3:20くらいからのベースソロみたいな弾き方ですね。
Revo「あっちゃんかっこいい!」おいそれいつのネタだよ…って思ってたら
あっちゃん「それ古くないすか?(笑)」とちゃんと突っ込んでくれたので大天使の流石のホスピタリティ力に感謝しました。
Revo「じゃあ次は、神の御業を凄く真剣に歌ってくれている、らっしーいきましょうか」
キーボード・らっしー「最近ね、台湾公演ぐらいから淳士さんが本気で歌い始めて、隣に二人挟んでるのに凄くよく声が聴こえてくるんですよ」
Revo「淳士は歌も上手いからね」
淳士「いやいや、声が良いだけです。でしゃばってすみません(笑)」
らっしー「難しいところなんですけど、自由の代償とかでトレモロ奏法っていうのをやっていてそれが結構大変なんですけど、少し弾いてみますね」ここで自由の代償のキーボードを結構長めに弾いてくれました。
らっしー「Revoさんは普通に演奏してもすぐにはOKを出しませんからね。凄いなと思います」
そう言うらっしーも凄いと思いますよ。
下手ギター・YUKI「レコーディングの時にいつもギターから録るんですけど、ドラムとかキーボードとか何も入ってない状態なのでいろいろな可能性があるんですよ。まずアコギ入れて、もう1本アコギ入れて、エレキ入れて、もう1本エレキ入れて、12弦入れて……(すみませんここら辺めっちゃ曖昧です)最終的にこれとこれ使いましょうってなるので、その作業が凄く大変です。後は、ユニゾンフレーズを考える時に、五十嵐さん(キーボード)とかあっちゃん(ベース)も弾けるかなって考えたりとか。アニキはハモリを弾いたりするんですけど、最初の頃にハモリの事を考えずにフレーズを考えたらハモリの運指が凄い事になっちゃったので、今はハモリを考える時は"これ、後からハモリ付けてって言われるんちゃうかな?"って予想しながら考えてます」
今回のツアーでは、毎回バンドメンバーの中から誰か一人をピックアップして演奏を披露してもらっているのですが、鹿児島公演はYUKIの日でした。
YUKI「テーマは桜島の噴火です!」
エレキギターをめっちゃギュインギュインさせながら速弾きしつつそこになんと国歌(Sound Horizonにおけるめっちゃ尊いソング、君が代ではない)を織り交ぜたスーパーリミックス栄光の桜島噴火スペシャル(※私が勝手に命名したものです)を披露してくれました。ありがとう。叫んだ。感謝しかない。
続きまして、ダンサー紹介!
ダンサー・OBA「いつも振りは身体で覚えているので踊っている最中に考え事はしないのですが、自由の代償の奇行種の動きは完全にアドリブなので、毎回どう動くか考えるのが難しいです。でも最近は楽しくなってきました」
Revo「ごめん、生まれついての奇行種だと思ってた(笑)」
実際は、OBAさんはこれの7倍くらい長く喋ってたのですが、ダンサーさんならではの感覚のお話でなかなか難しく、途中からRevoさんが「やべぇ、よくわからねぇ…」って感じで苦笑しながら聴いてたのがなんか面白かったです(笑)
OBA「後は、メンバー紹介の時に少し踊ると思うんですけど、音楽が無くて無音で踊るっていうのは難しいですね。それはそれで楽しいんですけど……」
Revo「ドン!ドン!とかそういう音があった方が踊りやすい?」
OBA「可能性は広がると思います」
Revo「じゃあ……今の話を淳士が聴いてると思うから、次は……」
そっと淳士の方を見るRevoさんとOBAさん、そして両手で耳を塞いで「聴こえな~い!」というポーズをする淳士(笑)
しかし次のダンサーの高杉あかねさんがステージに登場した時にすかさずウィンドチャイムをシャララン…してくれる淳士!さすが。
あかねさん「戦った事が無いので、兵士の気持ちになりきるのが難しいです。後は、兵士として踊る時と、それ以外の時(双翼のヒカリで翼になったり)で気持ちを切り替えるのが大変です」
お次は細木あゆさん。今度はらっしーがアドリブでピアノを弾いてくれました。
あゆさん「彼女は冷たい棺の中での時にステージの上の方で戦った後に振り返って捌けるんですけど、会場によってセットの幅が違うので、ぶつかる事があるんです。結構勢いよく振り返るんですけど、スクリーンが結構ギザギザしていて手が擦り剝けちゃうんです。ほら見てください……」擦り剝けてるところをRevoさんに見せるあゆさん(笑)
Revo「本当だ。気をつけてください(笑)」
最後に佐藤洋介さん。淳士とらっしーが即興で合わせて伴奏してくれました。素晴らしい。
洋介さん「最初、ダンスのリハをする時に"今回はそんなに激しい動きは無いし、出ずっぱりという事も無い"って聞いてたんですよ。それで、いざ練習を始めたら"こっれかっらも続く戦いは~"ですよ!(二か月後の君へで一番最初にダンサーが登場するところを踊りながら。ここの時点でなかなか激しい動きをしている笑) ほら!あそこに居る紀元由有っていう人が振り付けたんですよ!あそこで腕組んで見てる人!」
ここで佐藤さんが何回も客席を指差すので、客席のライトが明るくなり、振り返ると後ろの方に本当に紀元先生が座っていらっしゃいました(笑)
今までもMCでRevoさんがちょくちょく紀元先生の名前を出していじっていたので、ずっと帯同していたのかもしれませんが、はっきり「居ますよ!」って言われてピックアップされたのは鹿児島だけでした。
ちなみにその後の福岡公演でもMCで「今日も見てる」といじられていて、札幌公演でも開演前に座っているのを見かけました。
毎日公演後は反省会とかしてるのかな…?
ちなみに、ダンサーさん登場時にバンメンが即興で音楽を付けるのが、この鹿児島公演以降習慣になりました(笑)
鹿児島では淳士とらっしーだけでしたが、公演を重ねる毎にYUKIやあっちゃんや西山アニキも参加するようになって、微妙にバンメンの演奏コーナーが増えました。ナイスOBAさん!!!
そしてメンバー紹介が終わったあと、いつもならここで真のラスト曲「青春は花火のように」を演奏するのですが、今回は先程Revoさんが言ったとおりバンメンのウォームアップコーナーが!!!
各々自由に音出しする時間といった感じで、鹿児島での初の試みだったので皆さん割と戸惑いつつ音を出していました(笑)
鹿児島の次の福岡公演以降は、淳士のドラムを合図に皆一斉に始めて一斉に終わっていて、綺麗に纏まるようになっていたので、本当に自由なウォームアップを見られたのは鹿児島公演だけでしたね。
バンメンがウォームアップしている間、Revoさんと歌姫達は各自で準備運動したり、何やら不思議な動きをしていたりするので、そちらも観察すると楽しいですよ(笑)
Revo「最後に青春は花火のようにをやります!この曲も僕らは振り付けみたいな事をしているのですが、特に決まりは無いので、真似できそうなところは真似しながら、自由に騒いでください。そして最後に僕がマイクを向けたら"ブラボー!"と叫んでください!」
【青春は花火のように】
こちらの曲は『進撃の巨人』のスピンオフ作品『進撃!巨人中学校』のOP曲ですね(『進撃の軌跡』初回限定盤のみ収録)。
CDではRevoさんのボーカルのみですが、ライブでは歌姫達もコーラスで参加します。
この曲はまず、Revoさんと歌姫がしゃがみ込むモーションから始まるのですが、いつも曲名を言ってからスタタタタッ…って感じで歌姫がRevoさんの周りに集まるのがとても可愛いです。
Revoさんも言っていたように、この曲はイントロや曲中に振り付けがあるのですが、どこでどういう動きをするとかの説明は一切ないので、一緒に踊りたい人はひたすら歌姫を目で追ったら良いと思います(笑)
振り付けと言っても難しいものではなくて、チャイムの音に合わせてジャンプしたり、「《愛》もあれば」のところで腕でハートの形を作ったりとか、鳥籠の《扉》を蹴り破ったり紅蓮の火種を撒き散らしたり等の簡単なものなので、初めてでもなんとなく形になりますよ。
本編では悲しい歌や激しい歌を歌っていて笑顔の少ない歌姫達ですが、この曲はずっとニコニコしながら仲良く歌ってるのでほっこりしますね。
ステージの最前ギリギリまで来て歌ってくれるので、前の方の席の人はリアルに目が合います。やだ恋しちゃう……。
とある層の人を殺す情報としては、「よだかは燃えた?」のところで毎回Revoさんはメロイックサインをしています。現場からは以上です。
間奏の部分でYUKIと西山アニキのギターソロがあるので、私はいつもついついそちらをガン見しがちなのですが、その部分で歌姫達が毎回ラインダンスやらチューチュートレインやら線香花火大会やら、ランダムで面白い動きをしているのでそちらも注目です!
その後の「この傷口は痛々しいか? 誰が中二だって?」のところで各々かっこいい()ポーズしてるのでそこも面白いですよ。
そして最後は会場全員で「ブラボー!」と叫ぶと綺麗な花火が打ちあがります。
会場の照明が消えてシンクロライトライトリストバンドの光がよく見えるのですが、それがとてもカラフルで綺麗。 ぶらぼ~!!!
【エンディング】
曲が終わると歌姫やバンドメンバーは一度捌けて、楽器やマイクを置いてステージの最前に並ぶ為に集まって来ます。
この時間はRevoさん曰く"推しメン堪能タイム"との事なので、思う存分自分の推しの名前を叫びましょう(笑)
鹿児島は叫んでる人少なめだったかな?
そして最後に、Revoさんの「心臓を捧げよ!」という号令に合わせて全員で「イェーガー!」と言いながら心臓を捧げるポーズをします。
ツアーの最初の方では、この号令の前に「Linked Horizon Live Tour 『進撃の軌跡』 〇〇支部 ありがとう!」と言ってメンバー全員で手を繋いで礼をするくだりがあったのですが、テンポを良くする為か途中からなくなりましたね。
号令が終わるとRevoさんを残して他のメンバーは捌けていくのですが、大抵この時歌姫はニコニコしながら投げキッスして去っていきます(笑)
鹿児島は、比較的客席が大人しめな雰囲気だった事もあってか、投げキッスはせずに手を振りながら捌けていきました。
そして毎公演、最後にRevoさんだけがステージに残ってお話します。
このお話がいつも割と長めなのでほとんど覚えていないのですが、
「Reviveの事とか、今回初めてライブに来た人にとっては何の事かわからなかったかも知れない。進撃が好きで、楽しんでくれればそれで良いんだけど、Reviveを歌うのは僕個人の自由です。ツアーが終わったら熊本にも義援金を送ろうと思います。3000円くらいかも知れないよ?」
みたいな話をしていたかと。
そして「また鹿児島に来ます!!!」って言ってました!
ありがとう!また来てね!(私鹿児島の人間じゃないけど)
Revo「最後にもう1曲、「心臓を捧げよ!」のカラオケを用意しているので、皆さんで歌って帰ってください。もちろん歌詞は出ません。でも、間違えても良いんです。大事のは全力で心臓を捧げるようという気持ちです。それじゃあLinked Horizon鎖地平団鹿児島支部……心臓を捧げよ!!!」
ここでRevoさんは捌けていき、客席のみで「心臓を捧げよ!」を歌います。
後ろのスクリーンにはSeason2のOP映像が流れており、サビの部分ではリストバンドもちゃんと赤く光ります。
キャストが居ない状態で客席で歌うというのは、珍しいかもしれませんが、Revoさんのライブはいつもそうなんですよ。前回のツアー『自由への進撃』では「紅蓮の弓矢」のカラオケで〆でした。
この「心臓を捧げよ!」のカラオケでライブは全て終了です。
そしてこのクソ長いレポも終了……長かっ…た……。
ここままで読んで頂いて本当にありがとう&ありがとうございます!!!!!
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いろいろ長ったらしいレポを書きましたが、黒眼鏡先人はこう言いました、「百聞は一見に如かず 千聞とてまた然り」と……。
という訳で、なんと公式でライブ映像を一部公開しているので是非そちらもご覧ください。
第一弾(ツアー初日の様子)→https://www.youtube.com/watch?v=SC8n76OnH5U
第二弾(歌姫ピックアップ)→https://www.youtube.com/watch?v=9x_zm1BCBSE
第三弾(各楽器ゲスト回特集)→https://www.youtube.com/watch?v=Px7oYWZ41Zc
私が散々「ライブで見てください」とか言ってたポイントも一部ここで見られちゃったりするんですが、それはさておき。
第一弾のライブ映像はツアー初日の千葉公演の模様ですが、ライブは日々進化するものです。
現状まだツアーの最中ですが、この映像の2000倍くらいブラッシュアップされてるのでこれから観に行かれる方は存分に楽しみにしててくださいね。
この曲はまず、Revoさんと歌姫がしゃがみ込むモーションから始まるのですが、いつも曲名を言ってからスタタタタッ…って感じで歌姫がRevoさんの周りに集まるのがとても可愛いです。
Revoさんも言っていたように、この曲はイントロや曲中に振り付けがあるのですが、どこでどういう動きをするとかの説明は一切ないので、一緒に踊りたい人はひたすら歌姫を目で追ったら良いと思います(笑)
振り付けと言っても難しいものではなくて、チャイムの音に合わせてジャンプしたり、「《愛》もあれば」のところで腕でハートの形を作ったりとか、鳥籠の《扉》を蹴り破ったり紅蓮の火種を撒き散らしたり等の簡単なものなので、初めてでもなんとなく形になりますよ。
本編では悲しい歌や激しい歌を歌っていて笑顔の少ない歌姫達ですが、この曲はずっとニコニコしながら仲良く歌ってるのでほっこりしますね。
ステージの最前ギリギリまで来て歌ってくれるので、前の方の席の人はリアルに目が合います。やだ恋しちゃう……。
とある層の人を殺す情報としては、「よだかは燃えた?」のところで毎回Revoさんはメロイックサインをしています。現場からは以上です。
間奏の部分でYUKIと西山アニキのギターソロがあるので、私はいつもついついそちらをガン見しがちなのですが、その部分で歌姫達が毎回ラインダンスやらチューチュートレインやら線香花火大会やら、ランダムで面白い動きをしているのでそちらも注目です!
その後の「この傷口は痛々しいか? 誰が中二だって?」のところで各々かっこいい()ポーズしてるのでそこも面白いですよ。
そして最後は会場全員で「ブラボー!」と叫ぶと綺麗な花火が打ちあがります。
会場の照明が消えてシンクロライトライトリストバンドの光がよく見えるのですが、それがとてもカラフルで綺麗。 ぶらぼ~!!!
【エンディング】
曲が終わると歌姫やバンドメンバーは一度捌けて、楽器やマイクを置いてステージの最前に並ぶ為に集まって来ます。
この時間はRevoさん曰く"推しメン堪能タイム"との事なので、思う存分自分の推しの名前を叫びましょう(笑)
鹿児島は叫んでる人少なめだったかな?
そして最後に、Revoさんの「心臓を捧げよ!」という号令に合わせて全員で「イェーガー!」と言いながら心臓を捧げるポーズをします。
ツアーの最初の方では、この号令の前に「Linked Horizon Live Tour 『進撃の軌跡』 〇〇支部 ありがとう!」と言ってメンバー全員で手を繋いで礼をするくだりがあったのですが、テンポを良くする為か途中からなくなりましたね。
号令が終わるとRevoさんを残して他のメンバーは捌けていくのですが、大抵この時歌姫はニコニコしながら投げキッスして去っていきます(笑)
鹿児島は、比較的客席が大人しめな雰囲気だった事もあってか、投げキッスはせずに手を振りながら捌けていきました。
そして毎公演、最後にRevoさんだけがステージに残ってお話します。
このお話がいつも割と長めなのでほとんど覚えていないのですが、
「Reviveの事とか、今回初めてライブに来た人にとっては何の事かわからなかったかも知れない。進撃が好きで、楽しんでくれればそれで良いんだけど、Reviveを歌うのは僕個人の自由です。ツアーが終わったら熊本にも義援金を送ろうと思います。3000円くらいかも知れないよ?」
みたいな話をしていたかと。
そして「また鹿児島に来ます!!!」って言ってました!
ありがとう!また来てね!(私鹿児島の人間じゃないけど)
Revo「最後にもう1曲、「心臓を捧げよ!」のカラオケを用意しているので、皆さんで歌って帰ってください。もちろん歌詞は出ません。でも、間違えても良いんです。大事のは全力で心臓を捧げるようという気持ちです。それじゃあLinked Horizon鎖地平団鹿児島支部……心臓を捧げよ!!!」
ここでRevoさんは捌けていき、客席のみで「心臓を捧げよ!」を歌います。
後ろのスクリーンにはSeason2のOP映像が流れており、サビの部分ではリストバンドもちゃんと赤く光ります。
キャストが居ない状態で客席で歌うというのは、珍しいかもしれませんが、Revoさんのライブはいつもそうなんですよ。前回のツアー『自由への進撃』では「紅蓮の弓矢」のカラオケで〆でした。
この「心臓を捧げよ!」のカラオケでライブは全て終了です。
そしてこのクソ長いレポも終了……長かっ…た……。
ここままで読んで頂いて本当にありがとう&ありがとうございます!!!!!
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いろいろ長ったらしいレポを書きましたが、
という訳で、なんと公式でライブ映像を一部公開しているので是非そちらもご覧ください。
第一弾(ツアー初日の様子)→https://www.youtube.com/watch?v=SC8n76OnH5U
第二弾(歌姫ピックアップ)→https://www.youtube.com/watch?v=9x_zm1BCBSE
第三弾(各楽器ゲスト回特集)→https://www.youtube.com/watch?v=Px7oYWZ41Zc
私が散々「ライブで見てください」とか言ってたポイントも一部ここで見られちゃったりするんですが、それはさておき。
第一弾のライブ映像はツアー初日の千葉公演の模様ですが、ライブは日々進化するものです。
現状まだツアーの最中ですが、この映像の2000倍くらいブラッシュアップされてるのでこれから観に行かれる方は存分に楽しみにしててくださいね。
……以上、蛇足&蛇足の宣伝コーナーでした。
ライブ楽しいよ☆
ライブ楽しいよ☆