大忙しもそろそろ落ちついてきました。でも朝早く目が醒める....
そんなこともあって、この日はホリデー、としました。キタの老舗、大東洋レディススパを初訪問。

すっかりサウナにはまってます。サウナした夜ってよく眠れるんですね。大体月イチくらいで訪問していますか。いや~SRSしてよかったです。

大東洋は大昔にカプセルホテルに泊まったことが、そういえばあります。その頃からサウナって好きではありました。サウナに行けるようになった時にはコロナ流行中、しかし「サウナ女子」という言葉もできて、女性の間でもなにげな流行....昔とは状況が大きく変わっていますね。

でここは昔から女性用サウナで有名なところ。地下の2フロアが女性専用になっています。入ってみると、意外にお風呂が狭いんですね。いわゆるメイン浴槽は4人はいれば一杯くらいなのが2つ。脇に薬湯の小さいのが2つ。しかしサウナは低温のフィンランドサウナと、高温のファンタジーサウナ、それにミストサウナ。裏に回ると、美肌の湯という大きめの浴槽に、23度ほどのものと、13度ほどの水風呂が2つ。それに岩盤浴。

要するに、サウナが主力、というのが見て取れます。スーパー銭湯とは一線を画す設計ですね。で...私がサウナに行けるようになったのは、コロナ真っ最中です。ということは、実は、ロウリュを体験したことがなかったのです。コロナ対策でどこもロウリュ・サービスを停止していましたからね。

なので今回の狙いは、初ロウリュ! ロウリュ、っていうのは、職員さんがサウナストーブにアロマウォーターをかけて、水蒸気を発生させて、お客さんに向けて大きなバスタオルで熱波を煽ってくれるサービスです。一度体験してみたかったんですね....

とはいえ、体を洗って、サウナには高温低温ミストそれぞれ入って、2種類の水風呂も試します。90度を超えた高温のサウナは効きますね。女性用だとかなりの高温の部類じゃないかしら。でもぬるい方のサウナも、木の香りがよくて、のんびりした雰囲気でいいんですよ。水風呂の温度が2通り、というのもナイスです。まずぬるい方で心の準備をして、〆に冷たい方....

で...ここのお客さんのサウナハット装備率が高いんです。女性にとってサウナで髪が痛むのは避けたいです....ですから、サウナハットは長い髪の女性は用意したいところですね。まあ私はベリーショートだから、気にしないけども。で、寝椅子でしっかり「ととのって」いる方をたくさん見かけます。やはり「サウナ慣れしたお客さんが多い」という事前情報そのままですね。

で、問題のロウリュの10分前にアナウンスがありますから、入って場所を取ります。でもね...サウナの中は暑い(あたりまえ)。がんばります。大体満員になります。女性の職員さんが、天井に宇宙の映像を投影して、ちょっとしたプラネタリウム気分。で、始まります。「熱くなりますから、我慢しないで辛かったら出ていってくださいね」との注意があります。今日のアロマウォーターは「ホワイトフォレスト」。森林浴気分ですね。音楽スタートして、部屋も暗くなります。サウナストーブにアロマウォーターをかけた、じゅ~という音。そして、大きなバスタオルを振って、熱波をお客さんに向けて送ります。暑いです。熱波が来たら、即汗が流れます....そのくらいに、体感温度が違いますね。いい香りがしますから、汗臭いわけでもないです。

なかなかいいものですね。後半になると暑さにめげたようで、出る方も多いです。それでも我慢して、最後までお付き合いしました。ロウリュ師の職員さんお疲れさまです。かなりの重労働ですよね~

で、水風呂2種類。ぬるい方から冷たい方に乗り換えてしっかり。その後椅子に座って「ととのいタイム」。ロウリュもあって、約20分サウナ室にいたことになります。最長かも? 座ってリラックスすると、しっかりキますね。軽い脳貧血なのかな。

やはりサウナって、自分のカラダと向き合う時間なんですね。私もやっと、自分のカラダ、というものを肯定できるようになって、そういう喜びをさらにサウナが強めてくれるのかもしれません。周囲の女性たちと比較して、そうそうヘンなカラダでもなくて、若い女性のナイスなスタイルには及びもつきませんが、それでも年相応でとくにコンプレックスを抱く必要もないくらいです。

自分のカラダは、いいカラダ。

そう素直に思えるのが、やはりこのサウナの一番の「徳」というものなのでしょう。


(食事のあと、岩盤浴もチャレンジ。ここはストイックに岩盤浴をする場所のようで、55分の制限の中で、5分うつぶせ、10分仰向け、5分休憩を繰り返せ、という指示に従います。3回できしたが、本当に汗だく。真面目に岩盤浴はやった方が、楽しめますね。ここはやはり上級者向けの「サウナの殿堂」というカラーが強くあります)