健康保険証の書き換えがやっと完了...3月末に会社に送ったわけだから、まるっと2か月半かかってます。別にこれ、手続きが特殊なわけでも、差別でもないわけで、いかに健康保険組合とかニッポンの福祉・公共を担当する官民組織が、旧態依然のままで変化する状況についていけてないか、の証拠みたいなものですね。アベノマスクとかコロナ特別給付金とまったく同じ現象のわけです。
つまり、こういう「お役所」な仕事が、1970年代にフォーマットが確立してから、詳細な手続き・特例・バリエーションが建て増し的に追加され、しかも世間からの批判を受けてのチェックの厳格化され、その上世の中の変化で手続きも変わらなければいけないのに、法律を変えるのが面倒だからで放置されていて、解釈や準用でその場しのぎをしていて....での惨状のわけです。
おばさま仕事が企業人事システムなので遭遇することですが、システムを導入する際に、一番うまく行く導入と言うのは、「システムの導入をいい機会だと捉えて、今までの手続きを全部見直して簡素化して、システムに載せる」なのですね。逆に「今までのやり方をなるべく変えたくない....」というコダワリが強い会社というのはうまく行きません。どうしても無理したシステムになって、バグも多く、使い勝手も悪く、全体に分かりづらいシステムになってしまいますね。
こりゃもう一度「敗戦」しないことには、ニッポンはどうにもならないように思いますよ。いいじゃないですか、「敗戦」というのもね。「ダメなやり方」というのが腑に落ちなきゃ変わるわけないです。
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「性別 女」をやっとゲット! これでプレマリンの保険適用を町の薬局でしてもらえます!

後記:そういえばねえ、今誰も住んでいない実家に、庭のメンテのために帰ったら、アベノマスクが届いていたわ! これはきっと、すでに亡くなった私の両親がコロナにかからないように、国が心配して届けてくださったのだと。うん、素直に感謝して、仏壇にお供えいたしましたのよ。をほほ。