ふう、やっとマイナンバーカードの更新が済みました。4月1日に手続きして1ヶ月半! スローペースもいいところだけど、コロナでマイナンバーカードが大もて状況で、もう少し遅れてたら2ヶ月かかったに違いないわ。今日の受け取りでも「暗証番号忘れた」皆さんが区役所で列をなしてたもの。
おばさま、本質的にはマイナンバーに賛成だからね。もちろん、今のマイナンバーカードに性別欄があるのは大変困ったことで、ぜひなくさなきゃいけないと思ってます。しかし「国民総背番号制度」は必要だし、活用しなきゃ、という意見です。だってさ、ネットの現状を見てもわかるように、個人情報というものは、本質的に「希少」なリソースじゃないんだよね。逆に「自分の情報を自分でちゃんと管理する」というのが、ずっと大事だと思ってます。言い換えると、「間違った情報が紐づいている場合に、それを正す手段」「非公開情報を削除する手段」などをきっちり整備して、個人が自分の情報を管理できるようにすることの方が、情報を出さないことより大事なことのように思うんです。
まあ、その昔、おばさまがプログラミングにハマって、一生懸命やってる隣で、「コンピューターは国民を管理するファシストの道具だ!」なんてことおっしゃってた皆さんがいたけど、おばさまそういう皆さまの知性を疑ってたね。そういう方々、きっとしれっと今コンピュータを使ってるに違いないわ。つまりね、「マザーコンピュータで集中管理」するなんて集権モデルはどうみても不可能で、希少なリソースを独占することで権力をコントロールするなんてことはそもそも無理。それどころか溢れかえる情報の洪水のなか、分散管理された情報を、どうやって「自己管理するか?」が本当の問題だと、なかなか予測できた人いなかったじゃない?
まあそう思ってたから、仕事の人事システムでおばさまがマイナンバー機能を作るのでも、抵抗はなかったね。まあ性別欄の廃止は今後も訴えていきたいところだけどね。だってさあ、ケータイの契約やらポイントカードに何で性別欄が必要なの??意味わかんないや。そういう無意味に性別欄を強制する会社に限って、性別の変更手続きが存在しないとか、名前の変更手続きが存在しないとか、情報管理の面でたいへん無責任なところが多いように思います。情報を管理したいなら、変更手続きなどしっかり整備する「心がけ」が絶対必要だと思うんですけどね。単なる官僚主義で情報を管理しようなんて思うなら、時代に取り残されるだけです。
ま、今の日本のビューロクラシーは腐りつつあるからね。アベノマスクの間抜けさが象徴してるんじゃない? 今日届いた(苦笑)。そろそろ商店街じゃマスクの投げ売りが始まってる、というのにね。政府が大掛かりにやろうとすることは、全部しない方がいいくらい。図体がでかいんだから、小回り効くわけないじゃん。インフラを整備して、公正な利用ができるように保証したら、あとは余計な金儲けとか人気取りとかしない方がずっといいよ。そろそろ日本でもリバタリアン政党とか出たらいいのね。「日本共和党」とかどう? 公約は各省庁から年1割づつの権限・業務の廃止! そしたら人員・予算も余裕をみて活用できるじゃない?