あなたの知らない京都旅~1200年の物語~
特別公開をめぐる~東福寺と新選組160年~
BS朝日
8月31日(木)放送分
9月7日(木)21:54 終了予定
【BS朝日 毎週木曜 よる9時00分放送】
京都で楽しみたい寺社や史跡には、一般には非公開となっているエリアがありますが、実は事前にきちんと調べて訪ねれば、通常非公開の場所に入れたりお宝を目の当たりにしたりすることが出来るのです。そこで今回は、中村雅俊さんが今こそ楽しみたい「特別公開を巡る旅」へ。
まずは、東福寺へ。一面が真っ赤に染まる見事な紅葉の景色、そしてアートな感覚あふれる美しい方丈庭園が有名ですが、通常非公開の本堂や禅堂、三門などへ誰でも中に入って拝観できる方法があります。それが、1日5組限定で行われる「至宝巡り」。本堂では本尊の釈迦三尊像や天井に描かれた龍を、禅堂では僧侶の修行の場を、さらに国宝である三門の楼上では極彩色で描かれた極楽の風景を、目の前で拝見できるのです。2023年は新選組結成160年。この時期、特別公開されているゆかりの地を巡ると、新選組隊士の心の内が浮かび上がります。向かったのは、かつての花街・島原にある「角屋もてなしの文化美術館」。ここに、新選組の刀傷が刻まれた理由とは?続いて、新選組最初の本拠地、壬生へ。幕末、新選組の元となる浪士組が江戸から京に到着した直後に集められた新徳寺は、新選組誕生のきっかけになった場所。その新徳寺の目の前、新選組ファンの聖地といわれるのが壬生寺。ここで特別公開されたゆかりの品々。中でも近年発見された局長・近藤勇所有とされる甲冑や、先頃公開された土方歳三の胸像に注目。また、隊士たちが暮らした旧前川邸では、伝説の厳しい取り調べを行ったという蔵が特別公開。
旅人:中村雅俊(俳優)
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