夜はね、MaxValueで買ってきたお弁当とかで、それでも豪華にジュリとごはん。シューマイ、焼き豚、幅広麺の焼きそば、チャーハン....激辛は止められているから、中華風ね。加地さん来訪。プイさんから聞いてるけど、「元気すぎて逆に心配」なんて言われるくらい。
で、ジュリと一緒にシャワーをあびる。裸を見てもらうけど、温泉とか全然大丈夫、との話。その筋だと、おへその位置でわかる、って話があるけど、そんなに変でもないなあ。普通に女らしい体みたいね。よかった。
おしっこは繰り返して何となくこんな感じ、をつかむ。少し勢いよく出るようになった気もする。やはり今までよりワンテンポ早くでるわね。シャワーしても全然沁みたりしない。まあまだ他人のものみたいには感じるけど、だんだん「女の体」に慣れてくるのね。
そうしてみるとね、結構昔のこととか思い出される。初めて完全な女性の服装をしたのは29歳のときでした。いや、最初からほんと完璧に女性だったのよ。「自分ってやっぱりホントは女なんだ」って確信しちゃったのね。借りた服はほんとダボダボだったけど、肩もほっそり撫で肩で、首も細くて、それでもヒップが張っててAラインが出てて、脚も太からず細からず脚線美が出てて...と、結構自分で見ても「きれい」というよりも「女らしい」のにショックを受けてました。
一時女装クラブとか行ってたけど、一人暮らしを始めたらすぐ外出中心になって、速攻で服やメーク道具を揃えて、女装クラブは御用済み。飲んで盛り上がるの苦手だし、服のサイズも大きすぎてしかもダサいの多いし...で、外出はランジェリー屋さんで下着を買ってみて、特に店員さんの反応はヘンじゃない。振り返ってみても、とくに意識してる様子も見えない。スカートとか購入して、少し店員さんとおしゃべりしても、ごく対応はふつう。カフェで休憩したら、女子高生が寄ってきて「すみません、椅子が足りないので、一つとなりのテーブルに貸してください」って頼まれて「いいですよ~」。で椅子を持って行って、そっちのテーブルを見てても、とくにこっちを意識してる様子なし。だったら....で、身障者トイレじゃなくて、女子トイレで行列に並んでも、誰も気にしない。鏡を見ても、行列の他の女性たちと馴染んだ雰囲気しかみえない。個室から出てきた女性が会釈してくれたわ。道を歩ていると「〇〇はどちらですか?」と旅行者らしい女性に尋ねられる....
誰も気づかない。これ、本当にショックでした。私、女になりたいと思ってたけど、実は私ってすでに女なんだ....だから、自分が「女であること」を受け入れなきゃ。そんな風に感じてました。
ですから、逆に「男の体がつらい」という風にはほとんど感じてなかったです。自分でも自分が男だとは全然思えなくて、鏡を見たら「女らしい....」と思うくらいに、女性的な自分の体が好きでした。昔から皮下脂肪多めで、軽く胸も膨らんでたしね。「身体的違和感」ってこういう話じゃないですよね....典型的じゃないと思います。ホルモンを使いだしたのも、フルタイマーを始めて半年くらいたってからだし。
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