軽井沢を守れ―米軍浅間山演習地計画、反対運動で撤回70年 基地問題、変えるのは若者 

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「演習地絶対反対」と書かれたむしろ旗などを掲げて浅間山を背に行進する人々=1953年、軽井沢町(幅北光さん撮影、軽井沢高原文庫提供)

 浅間山麓に米軍演習地―。北佐久郡軽井沢町に突然そんな計画がもたらされ、全県を巻き込む反対運動に発展したのは、ちょうど70年前のことだ。党派や世代を超えて一丸となった活動が実り、短期間で撤回に追い込んだが、沖縄には今なお国内の米軍専用施設面積の約7割が集中し、民意に反する形で米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設が進んでいる。かつて浅間山麓の若者たちを突き動かした思いは何だ…

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