何かねえ、そういや最近 2ch の少女漫画板にハマってるのよね...あ、白癬系よ、私って。というか「はなゆんめ」ってトランス・女装・同性愛てんこ盛りの雑誌なのよね～～実は（メジャー他誌はそれほどでもないけどね）。ここらへんの不思議さ、は結構追及する価値があるんだけど、こういう雑誌を読んでる「腐女子」な皆さん（私を含めてね）は、「トランスへのご理解」が実に実に深まってる（少なくとも「違和感なし」ならＯＫ）のではないのかしら。

しかし、ガチンコなトランス話の場合、やっぱり気になるのよね～～～例として絵夢羅「Ｗジュリエット」を題材にしようかしら？

この漫画だと、拳法道場の跡取り息子（ヒーロー）が、「役者になりたい！」という夢を父親に反対されて、「じゃ高校生活を誰にも知られず女子で過ごせれたら役者になるのを認めよう！」という賭けの結果、女子として転校してくる。で、その転校先の演劇部の女子部長（ヒロイン）がモロ男なみの女の子で、転校しょっぱなにヒーローがヒロインに「実は男」というのがバレちゃうけど、「ヒーローの夢の実現を助けたい（＆ラブ！）」で、ヒロインは女装生活を助けてくれる...というのが話の枠組みね。まあ、「男っぽい女の子」と「女装している男の子」の性転換カップルのラブコメよ。

まあ、女装しなきゃいけない理由には説得力がゼロだけど、これはマンガだからＯＫね。まあヒーローは女顔のモデル体型美人さんなわけね。一応高校生だから、フツーはもうかなり男性ホルモンが回っていて男性化している年代なんだけど、とりあえず「役者の才能抜群！」で「女に見える」はＯＫにしておこうね（現実にはキビシーけどね）。

私がひっかかるのは、「見かけが女で通る男性ってやはり心も女性的じゃない？」ということのなのよ。マンガの上ではヒロインに対しては２人きりのときは男になるのよね...結構男っぽい作画だし、同一人物？ってかんじ。私の感覚だと「見かけが女性的」→「男性ホルモンの影響が弱い」→「（女脳だから）心理的にも女性的」というかなり相関性の強い傾向があるように感じているのよね。そうしてみると、ヒーローがヒロインに「熱烈ＬＯＶＥ！」なのが、どうも信じにくいのよ....まあ、トランス・ネタの古典的な作品（たとえば「ひばりくん」）だと、実は男だけど見かけ＋心が完全に女性化してたわけだし、「ボクの初体験」でも「女性化する！」というのがかなりのイベントだったわけだしね。まあ少女漫画だから、ラブラブがないと...というのは判るけどね...と思ったのでした。

けどねえ、こういうの憧れるわ....高校を女の子で通えたらホント良かったんだけどね....(←馬鹿)