イマドキというと、盛り盛りの自撮り写真をSNSにアップされる方がたくさんいますね。
キレイになりたい、というのは自然な感情ですから、それをどうこう言うわけではありません。でもね~なんかちょっと引っかかって私は抵抗感があるんですよね。たぶんそれは、昔の女装クラブでの体験があるからなのかしら。
女装クラブって馴染めなかったです。それこそ顔を塗りつぶすようなベースメイクをしてもらって、その上につけまつげやお化粧で「顔を描く」ようなタイプのお化粧ですよ。まあ、こういうメイクでもしないと、写真の上だけでも男性の顔を女性の顔に変えれないわけですからね。私は2回目からはつけまつげは拒否、ナチュラルメイクオンリーでお願いしていました。
もちろん、写真用メイクですから、近くで見たら違和感はありあり。ベタッと脂系でドーランに近いようなもので、強引にデテールを潰したメイク。その上にパーツを派手な感じで「描く」わけです。近くでは見れたもんじゃありません。お芝居のメイクに近いですね。
ヅカのスターさんのメイクとか、遠くで見るとキレイなのですけども、近くで見るとね~相当、ヘンですよ。そんなのに近いです(20世紀の頃の阪急のヅカのポスターって、そういう違和感の強いメイクのものが多かったのですが、21世紀になったあたりで急に改善しました。デザイナーが世代交代したんですね)
なんか自撮り写真加工をみると、女装クラブのメイクを連想するんです。それに対する抵抗感....う~ん、困ったもの(?)でも、自分の顔がふつうに写った写真も一般に苦手です。
最近では皆さんに撮っていただいた自分の写真への抵抗感が薄れてきたようにも感じます。多少は「キレイ」になったのかしら(己惚れ乙)。小顔な分、逆にパーツ大きめの「濃い顔」タイプです。
ハーフさんですか?
と初対面の方に聞かれることがあります。「別な方面のハーフですが」とか自虐ギャグを飛ばしたくなるのは抑えてね。派手顔タイプなのは間違いないでしょう。
鏡で見る顔と、写真で見る顔とかなり違う、というのは誰しも感じることではあります。もうこれは宿命みたいなものですね(笑)明らかに写真の方がブスに見えるものです。写真のほうが実像に近いのですが、それでも他人は自分が感じるような「ヘンテコ感」は感じないもの....そんな心理に、自撮り加工ソフトは「ツケ込む」わけです(苦笑)。
それに自撮りは広角レンズによる歪みが目立つものですから、誰しも「鼻デカ」に写ります。そうしてみると、自撮り加工ソフトで鼻デカを修正するのは、そう悪いことでもないですね。自撮り加工ソフトを試してみて、そんなことは感じます。あと、ついついニッコリするので、ほうれい線が目立つ!
自分の顔も「好き」になって、そろそろいいのかもね。
最近一番のお気に入り。引退&還暦記念パーティでの友達とのツーショット。鼻大きいし、ほうれい線出てるけど、いいの。
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