今日も凄いわよ!実は今日は宝塚の次の公演の前売り開始日でした。で、私も会に入ったからには、多少なりとも会に貢献しなきゃね!というわけで、この日に並びのお手伝いをしました。とはいえ、私は家が宝塚から遠いのもあって、抽選→購入の流れの中で「購入」だけで申し訳なかったけど...というわけで、女性ファンとしての宝塚公式デビューね。
というわけで、朝起きてかなりリキの入った支度。今日は薄オレンジの春のスーツ(ボレロ付)。ただし歩くことなどを考えて、靴はちょっとオシャレなベタ靴。お化粧も派手になりすぎない程度に凝ったし、髪のセットも完璧。ただし、お化粧でちょっとミスって修正に時間がかかっちゃった。

で宝塚に行って並びなどのお手伝いをしたわけですが...あれ?こんな簡単なことでイイの!?というくらいに、あっさり終わり。ほんとちょっと並んだだけ。何か前売りって会が仕切りすぎていて、儀式化してるのね....私今まで平日に動けたし、特にイイ席で見ようという根性もなかったし...で、特に会のチケットにお世話になったことってなかったから、実情を見て「あれあれ!」って感じ。とはいえ、しっかり会への貢献ポイントを貯めちゃったし、貢献者への「お礼」でスターさんの生写真頂いちゃったわ。勿論女性度に気をつけて振舞って、会の幹部さんとかにもご挨拶したわけだけど、「フツーの女の人」で完全に通っていたみたい。きっちり声がパスするのって大きいわ!

けど意外なことに、スターさんがこの購入のあと直ぐに稽古が終わって出てくる予定だったの。だから、どうせならば「お稽古待ち」しましょ!というわけで、小一時間ばかり時間を潰しました。ちょっと話した女の子(20台後半くらい)が、スターさんに「手紙を書く」ということで、一緒に過ごしたの。楽屋出口は「花の道」の傍なんだけど、今ってさ、桜が満開なのよね!「花の道」というだけあって、桜並木になっているので、ちょっとしたお花見気分。「お稽古待ち」ということになるので、「どうせ出るのなんて遅いでしょ!」と思ってたから、何にも用意してなかったのね!で、その子に便箋+封筒を頂いて、スターさんにお手紙書いたのよ その子といろいろとお喋りしたり、桜を見たり、手紙を書いたりしていたら、スターさんが出てきたの。

あったりまえのことだけど、笑顔の素敵な方....ちゃんとお手紙を渡してお見送りしたのよ。で、会の方は解散で、トランスサロンに行ったの。ふう、ここまで完全パスで乗り切ったわね。私ってホントに女性にしか見えないし、女性に対する態度なんかも完全に女性らしいようね。このまま女性として完全に適応できるみたいね。

トランスサロンは今日は閑散。3人くらいでお喋りしてたの。その人数じゃいつもの「自己紹介」の流れなんて全然なし。でちょっと遅れてMちゃんが来たわ。このMちゃんは、若い MtF の子なんだけど、完全にフツーの女の子にしか見えなくって、女性として就職もしている偉い子よ。明るい子で私結構仲いいの。

トランスサロンが終わったあと、いつもはファミレスに行くんだけど、この日はファミレスはなし。人数少ないしね。で、Mちゃんと2人で食事にいくことにしました。「私たちだったらファミレスじゃなくっても大丈夫だもんね!」でインド料理屋さんに行ったの。そこでお喋りしてカレーでナンを頂いて...って感じ。まあ、ちょっと問題は傍から見たときに、「この2人どういう関係?」ってのが良く判らないところかな?「学校の先生風のオシャレなオバサマ」+「わりとラフな感じの女の子」というペアだもの。「私、Mちゃんの高校の恩師よ!」なんて冗談。まあ、トランス系の集まりなんかでグループになっていると、ホントどういうグループなのか、外部の人は少しも見当がつかないわよね。オシャレなオバサマ・女捨ててる感じのオバサマ・キレイな女性らしい女の子・若い好青年・ボーイッシュな女の子・ややオタクっぽい男の子...っていうようなフツーのグループの構成よりもグループ構成がバラケすぎた妙なグループになっちゃう傾向があるわけね(苦笑)。あ、ファミレスって客のジェンダーについて絶対細かいこと言わないから、トランス系の会合の二次会ってファミレスばっかり。そりゃパス度の低い人とだと一緒に個人営業のお店は入りにくいもんね。

インド料理屋で楽しくお喋りしたんだけど、Mちゃんとはやっぱり私って結構タイプが似てるのよね。「どうしても女性になりたい!」っていうんじゃなくて、「どうやってもちゃんとした男性として通らない」から、「じゃ女になった方が絶対イイじゃん」っていう共通点なの....だから「GIDって心の病気というよりも、体の病気って気がするのよね...」「なんかトランス系の運動って、私らの実感から言うと、由緒正しいマイノリティ運動っぽい型にハメ過ぎているような...」なんていうあたりで意気投合。

ふう、楽しい一日でした! なんか完全に女性の生活してるわね。でそれが無理なく出来て楽しい、ってんだから、ホントに女性になった方が絶対イイじゃん。