昨日の遊びの疲れ&観劇日記書きでちょっと仕事は進まず。疲れちゃって昼寝したくらい....

で、夜TVを見ていたら、「コミュニケーション力をつける」という風なタイトルでやっていたのがあったの。最初のキーワードが「メディア力」で、同じメッセージ(番組内では「宇宙人発見!」)を、「インターネット」「スポーツ新聞」「NHKの7時のニュース」でやって、「あなたはドレを信じますか?」という例をしたのね。答えは言うまでもないんだけど、情報は「それを発信する人」の「メディア(としての信頼)力」に依存するんだ...ということを紹介したの。あ、アナもゲストも両方女性よ。

で、番組の最後に「昔は女性アナウンサーには読ませてもらえないニュースがあって...」ということをその女性アナが話題にしたのね。なかなか怨念はいってたわね! で〆は「最近は女性のメディア力が高まって、うれしい限り!」という風だったけど...

実はねえ、これって私の悩みのタネだったのよ。まあ、これをお読みの皆さんだと、私のブログ(及び私のホームページ)の文章を読んでどう捉えるか...というと、筆者の私が言うのも何だけど、理路整然として、判りやすく視点もユニークで面白い...というのが、ごく普通の印象じゃないかと思うの(ウヌボレ過ぎ?)。まあ、ホームページの方もおかげさまで結構な人気ページのわけだし、「本を書きませんか?」と依頼がくるわけだから、そうそう捨てた文章じゃないと自分でも思うわけね。

けどけど、特に男性相手の直接の対人コミュニケーションだと、私って言うことをまともに受け取ってもらいにくいのよね。勿論私の言行の「ファン」みたいな人はいるし、「他人の言うことをマジメに捉える」習慣のある男性(わりと珍しい...)だとそうでもないんだけど、一般的な男性の場合、私の言うことってどうも「対等な男性の言うこと」として受け取ってもらえない...という印象をいつも受けていたの。まあ、男の人って他人の話をちゃんと聞かなくって困ったものだけど、どうも私って男性特有の「押しの強さ」みたいなものに欠けているから、どうしても無意識的に「女の言っていること」くらいの感じでしか受け取ってもらえないみたいなの。

これって「男」している上でとっても困るのよ...要するに男の対人関係って、目上・目下・敵・味方の社会的地位の関係だけがほぼすべてで、男のコミュニケーションってそれを追認する儀式みたいなものなのね。だから「話す内容」なんて大した意味がないわけ。こういう「男のコミュニケーション」の場面だと、私のような「男の押し」のない(言ってみれば「中性」の)人は、「男」の観点から見たら「最初から劣位」ということになってしまうのよね...ホント困るわ。要するに男は私を無意識的に「女並み」としか見てくれてないわけよ。

これじゃあまりに不毛すぎるわ....そもそも「男のメリット」をまともに味わえないなんてね。これもトランスすることにしたかなり大きな理由ね。逆に女性とはどんどん仲良くなってしまい、よく「女の嫌なとこ」を見せてくれたわ....要するに仲良くなると女性は私のことを無意識的に「同性」と感じちゃうみたい。それだったら私もジェンダーを女性にした方がずっと自然じゃない?

今日の服装:鉄色のシャツ+キャミ風のインナー+黒のスカート。今日はねえ、暖かいからパンストはなし。生足で外出したけど、風が強いので、スカートを弄られて気持ちよかったわ。女性の服装って感覚的にすごく気持ちいいのね....