江川紹子さんの質問は要約すると「自粛要請するなら、補償がセットでやるべきではないか」というもの。首相の答え(要約)は「税金では補償しない。融資制度か大変な人には給付金で対応」とのこと。医学的に正しい自粛はやれ、しかし政府はろくな損失対応をしないということが明らかになった。
石戸諭
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「外出はやめてくれ、代わりに金なら出す」が各国のやり方。日本は「自粛しろ、金は(ほぼ)出さない」。これでは感染症対策にも、経済対策にもならない。→フリーランス補償、乗り出す欧米 英、3カ月分・8割支給 米、週600ドル給付金も:朝日新聞デジタル
よく言われてるような「環境に恵まれず、苦労してきた人だから痛みがわかる」みたいなことってあまりないと思っている。そういう環境の中で成功してきた人には、独自のバイアスがあって、基本的に自助、努力、競争という言葉に親和的。成功しないのは努力が足りないからって思いがちなんですよね。
公衆衛生、医師、感染症対策の専門家に「経済はわからない」と面と向かって言われる日々が続きますが、そんな皆様にマジでおすすめ本はこれです。『経済政策で人は死ぬか?』。公衆衛生の専門家がガチで論じているので、これを機にぜひお読みください。
ライター志望なる人から「どうしたら良い記事が書けるんですか?」と聞かれたので、「まず良い本を読んで、新聞と雑誌と良いサイトを読んで、良いラジオ聴いて、良い番組と映画を観る」と答えたところ、きょとんとされてしまった。良いインプットなしに楽に書ける方法があるのなら僕が知りたいよ……。
オールブラックスのハンセン監督が会見ですごく良いことを言っていた。「長くやっていたら経験があるのか?違う。勝った経験、学べる経験を持っていることが、経験があるということ」(ざっくり訳)。長くやってるだけで、偉そうな人ばかりいる組織はそりゃあ弱くなるわな。
朝日新聞の各賞の授賞式にやってきた。理化学研究所の平野達也さんのスピーチが凄い。「あなたの研究は何の役に立つのかと聞かれて、戸惑うことがある。アスリートや小説家にはそんな質問はされない。サイエンスもまた文化です。法学者の木庭さん、是枝監督らと並んでこの場に立てることを誇りに思う」
災害時のデマ、ネットの傾向は決まっているので、これまでの取材でわかっているチェックリスト的な記事を書きました。流言は智者にとどまる。これを忘れなくないものです。→【北海道地震】災害デマのパターンは決まっている 止めるために知っておきたいこと(石戸諭)
街は津波で壊滅的被害、それなのに誰一人死者を出さずに避難した保育所がある。人々は「奇跡」と賞賛したが、所長の苦悩は「奇跡」の後からはじまっていた。7年を前に初めて語られたこと→「今、やっと泣ける」津波から子どもを守った“奇跡の保育所長” #東日本大震災
あれだけ疑惑と批判がありながら、なぜ小池が当選してしまうのか?と思ってる人たちは、なにを見落としているか?という話を書いています→小池百合子に清き一票を投じてしまう「普通の人々」はどこにいるのか 『百田尚樹現象』との奇妙な共通点
「勉強した分だけ、人を助けられるようになる」というライヒヴァインの言葉は、「なんで勉強しないといけないのか?」という疑問へのこれ以上ない答えになっている→ナチスに屈しなかった父親が最後に娘に綴った「人生でいちばん大事なこと」
戦争の時代であっても、人は良心を貫けるのか? ナチスに抵抗し処刑された教育者が娘に遺した手紙に、その答えを見つけました。ぜひお読みください。彼が残した手紙、言葉をこの夏、なんども読み返し、そのたびに涙がとまらなくなりました。
取材中の話をするのはあまりよくないけど、新宿区も保健所も飲食店側と協力関係を築いて、感染者、濃厚接触者を早く検査しているという事実はもっと知られていいと思った。感染者をいち早く見つけて、市中感染を防ぐというのが彼らの方針→新型コロナ、新宿中心に拡大
「Mr.サンデー」。ピークアウトした沖縄の専門家会議座長・藤田氏に「負荷の多い積極的疫学調査をやめて、その代わり、インフルエンザのように最初から患者が医療にアクセスする仕組みに変えていくほうがオミクロンでは合理的?」と聞いたところ、「指摘に概ね賛成」とのこと。ですよね、と得心した。
新型コロナに振り回され、学生生活の半分が終わるという世代も出てくる。ある学生が「先輩たちも大学の人も良い思いしてきたじゃないですか。なんで自分たちだけ…」と強い口調で語っていた。→「浪人期と同じ、下手したらそれ以上につらい」東京大学現役学生が切実に吐露…
脱カルト支援を長年地道に続けている宗教者ですら、統一教会擁護派、「壺側」とレッテルを貼られるという話を聞き、唖然とするなど。その方は《「自分たちは絶対善の正しい存在、相手は絶対悪」という思考こそがカルト的な思考なんです》と語っていた。本当にその通りだと思う。
・これまでの新聞記者の仕事は、役人から話を聞いて記事を書くだけ。これからは専門記者が必要。
・大切なのは企画家であること。ニュースの底流を捉えよう。
・新たしい報道の様式が発達するにつれて、記者の姿も変わっていかなければならない。
※これ全部1958年の本に書いてあった。
山本太郎さんが、宇都宮さんと財政政策での違いを強調するのは至極真っ当。彼は欧州左派的な積極財政派であり、宇都宮さんを支持することになりそうな野党(特に立憲)との違いはかなり大きい。元から政策が違うのだから立候補するしか無い。批判される話ではないですよね。
杉田水脈議員がトレンドになってるので、ぜひこのタイミングで読んでください→「杉田発言に黙ってはいられなかった」 政治学者が自分はレズビアンだと明かした理由(石戸諭) - 個人 - Yahoo!ニュース #会いに行ける杉田水脈
「人の命か経済か」みたいな話はそもそも問い自体が間違っているんだよね。あの日の福島から学べるのは、両方とも大切だということ。経済が回らなくなる=人の命の問題になる。今のままだと本当に大変になので、消費税筆頭にガンガン減税してほしいです。
「令和」で注目されている「梅花の宴」に出席していた人たちが面白い。西日本新聞より。「旅人、憶良のほか、大宰府の官人と管内九国二島の国司らが参加。当時の大宰府には中国や朝鮮半島の文化に通じている人が多く派遣され、筑紫歌壇に関連する人物のうち12人ほどは渡来系だったともいわれる」
せっかく覚えた「鎖国」「士農工商」が歴史教科書から消えていく。歴史研究の成果が反映されたためです。なんで、消えるのか?この記事で理由がわかります。面白い→消えゆく「鎖国」「士農工商」…… ダイナミックに書きかわった歴史教科書最前線
小池圧勝をどう読むか?新刊に合わせて、ポピュリズムを求めてしまう人々について書きました→小池百合子に清き一票を投じてしまう「普通の人々」はどこにいるのか 『百田尚樹現象』との奇妙な共通点 | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)
首相会見。消費税減税も見送りムードですね。「とにかく自粛頑張れ、経済は補償ほぼなし、全員一律の給付もなしだけど、出したメニューで頑張れ」だった。新型コロナは経済問題でもあるので、専門家会議のメンバーに感染症対策専門家だけでなく、ちゃんとした経済学者を入れてほしいな。
首相会見、現金給付はターゲット絞る可能性大という印象。線引きまでの時間がかかり、分断を促すという意味で悪手でしょう。時々拡散してる医師のメッセージは「とにかく感染拡大の危機なので、みんなで頑張ろう自粛」というのが多い。感染症と経済、2つのリスクにさらされて頑張れる人は限られるよ。
『この世界の片隅で』というすごい本が1965年の広島にあった。ここに集められた広島のヤクザとかバラックに住む親子の生々しい被爆体験を読むと、あぁ何にも知らないよと思う。歴史からこぼれ落ちた「片隅」から発せられる言葉の力強さ。ぜひ読んでみてください。
これができるのなら、大阪の病院に回してあげてほしいですよね。
引用
共同通信公式
@kyodo_official
東京五輪・パラへ看護師500人確保依頼
this.kiji.is/75933576926180
「反安倍政権」が一致点でしかなかった人々にとってはチャンスではなく、むしろこれからのほうのピンチなのではないかと思う。一方で「親安倍」が最大の一致点だった右派論壇も細分化されていく可能性が高い。
自民党本部で買ったもの。手引きがめちゃくちゃ面白い。選挙に関する法律の説明、SNS活用や選挙事務所の受付はどんなタイプが向いているかとか、事務所で飲酒するなとか心得から始まり、組織の作り方、キャッチフレーズの決め方までかなり詳細にまとまっている。
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