はてなブックマークを百以上も集めていて、コメントを見ると内容に同調するものが少なくない。
なぜ、暇空茜を支持するのか?
仁藤夢乃は女性性を利用する男性向けコンテンツに対する憎悪や敵愾心がある。
仁藤夢乃はこれらの表現、コンテンツが一掃され、その作者、著作権者、消費者、流通や広告などの関係者が損失を被ることについて、一切考慮する必要が無いということである。少なくとも、そのような配慮、妥協そういった姿勢を見せたことは無く、現実的に温泉むすめのスポーツ文化ツーリズムアワードの受賞辞退という事態を招き、そのことに対し一切の後悔も配慮もしていない。
この前提から違和感がある。「夜這いがあるかもと期待する」「いつもスカートめくりをする」などの設定が批判*1された一般向け観光向けコンテンツを、「女性性を利用する男性向けコンテンツ」の一事例とすべきだろうか。
また、プロフィール等の修正がありつつ「温泉むすめ」というコンテンツ自体は現在まで継続している。公的機関の受賞を辞退することと、コンテンツが一掃されることは同じではあるまい。
仁藤夢乃は、都から委託事業を受けており、その中で都からの指導に対して不満があるという姿勢を何度も示している。
これは逆に言ってしまえば、都からの指導に対して適切に対応できていない可能性が高いということを示唆している。
これは、明らかな弱点である。
実は、私も開示請求で精査しようと思ったが(元地方公務員なので文書は読める)、金と時間の問題で諦めた。
しかし、金と暇があり、最高裁まで戦った実績のある男が現れたのである。
コンテンツ批判も保護されるべき言論の自由のはずだが、批判への反論ではなく「弱点」をつくことを目的にしたと明言したことで、暇空茜こと暇な空白氏*2が消したツイートと同じ問題が生まれている。
名誉毀損の成立を否定する要件の一つである「公益を図る目的」の推認を覆す証拠(主たる目的が公益ではなく私怨)として受け取られる恐れがあるのでは https://twitter.com/himasoraakane/status/1570384003626336257
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「作品を燃やしたことについて詫びを入れたらやめる」という発言は、「私怨を晴らしたら公益が達成できなくてもやめる」ということですから、公益目的なんか最初から無かったと解釈されて、名誉毀損の違法性阻却が認められなくなる恐れがあるのではないかということです。
上記ツイートをおこなった堀新氏は弁護士で、後にColabo側の弁護団に参加している。暇な空白氏を「リーガルハラスメント」と批判した記者会見の見解にも反映されているはずだ。
なお、はてな匿名ダイアリーは勝利宣言をしているが、その判断基準がまったくわからない。
実質的に監査委員会が認容した段階で、戦略的には勝利している。
この「実質的」という形容がよくわからない。現実には監査で見つかった会計上の問題は「些細な間違い」くらいにとどまり、補助金以上の活動をしていたことが明らかにされて返金の必要もなかった。実際に監査結果が出た時点では、Colaboは活動を継続していた。
暇な空白氏による監査請求は大半が却下や棄却されて終わったが、そのなかに支援事業を委託されていたColabo以外の団体もふくまれていて、監査結果を見れば「些細な間違い」は指摘されていた*3。
https://www.kansa.metro.tokyo.lg.jp/PDF/08jumin/5jumin/5jumin2.pdf
その後、東京都によってColaboのバスカフェ事業がおこなえなくなったのは、安全確保が難しくなったことが理由とされている。もちろんColaboも「煉獄コロアキ」と称する人物への接近禁止命令をひきだしたりと努力をしていたが、東京都はそれが充分とは認めなかった。言論の自由が暴力によって間接的におびやかされた事例ではないだろうか。
現在は東京都の支援事業にColaboは参加しなくなったが、それは監査により問題が明らかになったためではなく、東京都が暴力に屈した結果と考えたほうが自然だろう。Colaboと同じように「些細な間違い」があった他団体は現在も参加をつづけている。
東京都若年被害女性等支援事業 東京都福祉局
令和5年度の補助事業者は以下のとおりです。
・公益社団法人日本駆け込み寺
・特定非営利活動法人ぱっぷす
・特定非営利活動法人BONDプロジェクト
・特定非営利活動法人レスキュー・ハブ
・一般社団法人若草プロジェクト
*2:はてなアカウントはid:kuuhaku2。
*3:ノンブル18頁の「生活文化スポーツ局のホームページに掲載されている当該団体の事業報告書の数値については、誤りがあったことから、是正に向けた手続きを進めているとのことである」等。