「名門女子大」人気凋落のナゼ…新5000円札の“顔”津田梅子もビックリ?
今年3月、広瀬すず(24)主演でスペシャルドラマ化され、2024年には新5000円札の顔になる津田梅子。梅子への注目が高まるのに反して自ら創設した津田塾大をはじめ、「名門女子大」の人気がこの30年ほどで落ちているという。
私立女子大トップの津田塾はかつて早慶上智、東京女子大(東女)や日本女子大(日女)は“MARCH”に肉薄していたといわれる。60代女性は「70年代は旧帝大や早稲田に合格したのに津田塾に落ちた同級生が何人もいた」とも証言する。
実際、ある予備校の1990年代の「人文科学系(外国文学・語学系)」偏差値一覧によると、津田塾(学芸ー英)や神戸女学院(文ー英文)は偏差値66で、慶応(文)、上智(外国語ー仏・露)と同じ。東女(文理、現代文化)は、上智(ポルトガル)や立教(仏文)と同じ偏差値64。日女(英文)と白百合女子(英文)が偏差値62で明治、中央(英米文)と同レベルだった。
90年代後半まで「早慶上智≧津田塾≧MARCH≧東女・日女」という図式がほぼ成り立っていたが、現在はどうなのか。