この記事は集英社発行『週刊少年ジャンプ(2023/40号)』で連載中の「呪術廻戦」の234話の感想を書いたものです。
本編を読んだ方向けの記事となっていますので、読んでいない方はぜひお読みになってからご覧下さい。
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前回は、
・五条の傷の治りが鈍化していると判明
・宿儺が穿血の模擬技披露
・顎吐(あぎと)召喚
・「虚式」をキメるしかない発言
などの展開が描かれました。
戦いは既に中盤戦を超えた印象ですが、
ここから更に盛り上がっていく展開に期待です。
では、感想を書いていきます!!
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目次 [非表示]
僕も出ます
戦いを観戦していた虎杖達。
乙骨が「出ます」と言って戦地に向かおうとした。
が、鹿紫雲に止められた。
更に秤、真希もその言葉に便乗し止めに入った。
続けて、
冥冥と秤いわく、
宿儺は“五条戦”勝利後に、自分達と戦わないといけないという理由から、
切札があるに違いないと話された。
また、裏梅の存在も考えると、現状の五条1一人vs宿儺が最適なのだと話が締められた。
結果、乙骨は足を止めた。
一方、五条は3対1を続けていた。
しかし、魔虚羅が飛ばした斬撃には、思わず片腕がぶっ飛んでしまった。
攻撃を畳み掛ける宿儺たち。
だが、五条vs顎吐の1vs1になると、最大出力の「蒼」が放たれた。
顎吐はギチギチと圧縮され、祓われるのだった。
これより41秒後 再び五条悟の挙式「茈」が新宿に戦跡を刻む
はい!
という訳で、
最後の吹き出しを見るに、
戦いはクライマックスへ向かうそうなので、
最終局面に入る雰囲気があります。
とはいえ、まだまだ5話くらいは続きそうな感覚があります。
また、今回は新情報や新展開もあったので、
まだまだ盛り上がっていきそうでした。
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乙骨と鹿紫雲
まず、冒頭では、
五条の援助に入ろうとする乙骨が描かれ、
秤と冥冥に説得される形でその出陣が断念されました。
また、鹿紫雲的には、
「いくなら次は俺だ」
との話しもされました。
実際、鹿紫雲には、
芥見下々先生/呪術廻戦/21巻引用
対宿儺の切札があるので、
それを出す展開を考えるなら、
鹿紫雲vs宿儺も外せません。
また、鹿紫雲といえば、
秤が領域展開を全力で展開してようやく倒せた相手でしたから、
鹿紫雲vs宿儺は多くの読者が期待している対戦カードとも言えます。
それを見せずして、五条vs宿儺が終わるのも勿体ない。
後は単純に、
乙骨vs宿儺なんかも盛り上がりそうなので、
純粋に見たいという気持ちもあります。
vs宿儺に胸をたぎらせた乙骨と鹿紫雲。
2人のvs宿儺戦にも期待したい所ですね。
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「虎葬(こそう)」、最後の式神
続いて、中盤は、
五条vs宿儺&魔虚羅&顎吐でしたが、
五条の発言から、顎吐が、
芥見下々先生/呪術廻戦/233話引用
「大蛇」「虎葬」「円鹿」を継承した「鵺」だと語られました。
以前にも、
「大蛇」が破壊され、玉犬がその力を継承し、「渾」となっていましたが、
宿儺の場合は破壊されずとも、式神を複合させることが出来るようですね。
流石は宿儺…(笑)
いちいち規格外です。
で、今回でた「虎葬」のおかげで、
これにて、
十種影法術の全式神の名前が明らかになりました。
登場順に記載すると、
①玉犬(ぎょくけん)
②蝦蟇(がま)
③大蛇(おろち)
④鵺(ぬえ)
⑤満象(ばんしょう)
⑥脱兎(だっと)
⑦魔虚羅(まこら)
⑧円鹿(まどか)
⑨貫牛(かんぎゅう)
⑩虎葬(こそう)
となります。
そうなると、「虎葬」は継承された状態の「顎吐」に混ざっているので、
単体で出るかも怪しくなりましたね。
せっかくなら見たいですが…
それも五条の「蒼」で撃沈となったので、今回は送別式だったのかもしれません……(笑)
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魔虚羅が強い
終盤の方では、
魔虚羅が斬撃を飛ばし、五条の腕がぶっ飛び、
しかし、「顎吐」を撃退したのちに反転術式を使っている風景が見られ、
「茈」を放つ伏線が張られて終わっていました。
これで魔虚羅が宿儺の「斬撃」すらも使える事が判明しました。
宿儺の斬撃は、
呪術廻戦/芥見下々先生/14巻引用
通常の「解」と、呪力差に応じ相手を一太刀で卸す「捌」がありますが、
どちらも強力です。
更に魔虚羅は「無下限」の不可侵を攻略していますので、防御も不可能です。
これは激ヤバです。
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五条敗北の伏線
今回、五条の腕が飛ばされ、
家入からは、
“五条の治癒力が落ちているからマズイ”
との台詞が描かれました。
五条の治癒力に関しては、
前回から遅くなっていると触れられましたが、
家入「明らかに傷の治りが遅くなってきている 「赫」が撃てる以上 反転術式が使えなくなったわけではないはずだが 出力は確実に落ちてる……」呪術廻戦/芥見下々先生/233話引用
次に首を切断されでもした場合には、
治癒が間に合わずにシんでしまうと言っていいでしょう。
そういう意味じゃ、
今回の魔虚羅の初見の斬撃が腕で済んだのはラッキーでした。
⇒【秤が乙骨越えのチート能力だった件!!】
⇒【パンダにメカ丸の魂が宿るフラグ】
宿儺敗北の伏線
また、最後の方では、
宿儺の心理描写も描かれ、
宿儺いわく、
芥見下々先生/呪術廻戦/223話引用
開幕の「茈」は距離もあったから腕を強化するだけで済んだけど、
近距離であれば100%の出力の「茈」でも、
致命傷になるとの事でした。
「いやいや…200%の「茈」を腕を強化しただけでガードできてるのヤバイやろ(笑)」
って思いましたが、
ただ、領域展開のし過ぎで脳にダメージが入っている今、
確かに近距離がマズいのも事実です。
なので、五条の渾身の「茈」が宿儺に入れば、
五条勝利も目前と言えそうです。
⇒【秤が乙骨越えのチート能力だった件!!】
⇒【パンダにメカ丸の魂が宿るフラグ】
勝つのは?
で、
「結局、どっちが勝つねーん」
って話ですが、
個人的には宿儺勝利説を推しています。
もう何回も書いていますが、五条が勝った場合には、
芥見下々先生/呪術廻戦/1巻引用
「呪術廻戦」が(完)となるので、その展開は来なさそうですし、
何より、
今までの戦いを見ても宿儺の方が強いという印象を受けています。
まず、宿儺の呪力というこの世界の基盤となっているモノに対する理解度がヤバイ。
そのおかげで、唯一、特級呪物と化した偉業があります。
不シになったようなものですが、エグイですよね。
更に、「斬撃」や「フーガ」や「十種影法術」を手にした式神を使った技の豊富さ。
特に魔虚羅が強すぎる。
しまいには、仏身を食べた切札の伏線もあります。
今回の秤と冥冥もその事に触れていましたが、
まだ宿儺は本気ではないのです。
一方の五条はもう常に全力も良い所です。
となれば、宿儺が勝利するのはもう自然と思えます。
それでもなお、五条が勝つ展開が来るなら、
引き分けとなって五条が戦闘不能になるなどの展開となりそうです。
じゃないとマジで虎杖とか乙骨とか伏黒の出番も無くなりますからね……(笑)
後は五条がお掃除するだけの話しになります。
それは流石につまらないと思っていますし、
釘崎とか、乙骨と狗巻の伏線とか、まだ色々あるので、多分そうはなりません(多分)。
まあ…五条ファンからすると、それでも構わないのでしょうけど…(笑)
ではでは、引き続きクライマックスに入るとの吹出もあったので、
更に盛り上がる展開に期待ですね!
234話の感想でした!
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