#WeArePlay

日本全国にいる Google Play でアプリやゲームビジネスを展開している方々のストーリーを紹介します。

中部、近畿、中国 / 四国、東京で活動している創業者の方々のストーリーを紹介しています。

今後、他の地域のストーリーも公開予定です。

和田 瞳さん

ブレイズワークス

岐阜県各務原市

73,700+

1


幼い頃にファンタジー RPG を友人に紹介されて以来、ゲームに夢中な和田さん。大人になった和田さんは、岐阜県の魅力的な名所やランドマークを探索しながらゲームを進める『岐阜クエスト』を作ることを思いつきました。プレイヤーは岐阜県にある 42 の市町村を滅びから救うための冒険に出ます。ファンを喜ばせるために、プレイヤー達が岐阜県内で撮影した写真を募集し、ゲームの中に登場させたこともあります。また、ゲームで登場する場所に聖地巡礼のように訪れ「#リアル岐阜クエスト」というハッシュタグとともに SNS に投稿するゲームファンもいます。今後、他の都道府県のゲームも制作していき、日本全国をカバーしていきたいと和田さんは考えています。

「岐阜だけでなく 47 都道府県を制覇するのが夢です。私自身、日本について知らないことがたくさんあるので、ゲーム作りを通じて日本のことを知りたいと思います。」

林 高生さん

エイチーム

愛知県名古屋市

71,048,300+

869


林さんは、わずか 9 歳のときに父親を亡くし、裕福だった家庭が一転したことをきっかけに、早くお金を稼がなくてはと考えるようになりました。大人になった林さんは、得意なプログラミングを活かしてエイチームを創業。さまざまなアプリを国内向けにリリースした後、海外向けの挑戦を開始し、グローバル展開の手ごたえを徐々に掴んでいきました。そして、リアルタイムバトル RPG『ユニゾンリーグ』は、グローバルで成功を納めます。このゲームに登場する日本のアートは、世界中のファンにインパクトを与え、お気に入りのキャラクターをファッションに取り入れる人もいるほどです。今後も、新しい市場のインドや中南米など、さらに多くの国でたくさんの人にプレイしてもらえるようなゲーム作りをしていきたいと思っています。

「Google Play の利便性が高いと思う理由は、ゲームを世界同時リリースでき、ローンチの反映もかなり速いことです。そこが素晴らしいと思います。」

常川 友樹さん

ワンダープラネット

愛知県名古屋市

5,000,000+

183


東京から故郷の名古屋に戻った常川さんは、地元に新しい産業を興し、雇用を創出する会社を立ち上げたいと考えていました。幼い頃からゲームが好きだったことから、アプリやゲームの企画、開発および運営をするワンダープラネットを設立しました。最初のヒット作『クラッシュフィーバー』は、鮮やかなアニメーションで描かれるパズルゲームで、仲間と一緒にプレイでき、チャット機能も備えています。従来のゲームにはなかった斬新な要素を次々に取り入れたことでファンを獲得し、世界的な人気を博してきました。サービス開始から 8 年が経過した今、常川さんをはじめとするチームはこの先 10 周年、20 周年を祝えるような長期的な運営を目標としています。

「当時の私たちのようなスタートアップが開発したゲームであっても、良いと思われるアプリは Google Play 上で世界中の皆さんに向けてフィーチャーしていただけました。それによって、お客さんがすごく増えたと思っており、大変感謝しています。 」

神谷 栄治さん

アイビス

愛知県名古屋市

247,940,600+

285


神谷さんは、小学校で初めてパソコンに触れたときからプログラミングに夢中になりました。大学では寝る間も惜しんでプログラミングに時間を費やしたといいます。デジタルで絵を描くには専門的な道具が必要な時代に、スマートフォンと指だけでイラストやマンガを描いたりできる『アイビスペイント X』を企画しました。しかし、神谷さんの心を本当に駆り立てているのは、日本で開発されるソフトウェアを、日本製自動車や電子機器と同じように国際的なブランドにしたいという思いです。『アイビスペイント X』が世界中で多くダウンロードされていることにより、少しずつ目標に近づいていることを実感しています。

「特に海外での利用者からの要望が多かったので、Google Play での配信を開始しました。活用したことでアクティブ ユーザーが大幅に増加しました。 」

榊原 洋平さん

ぴよログ

愛知県半田市

950,000+

4


6 年前、第一子の子育て中だった榊原さんは、授乳や昼寝、オムツ替えなどのタイミングを手書きで記録していると、すぐに記録用紙が足りなくなることに気づきました。そこで赤ちゃんの睡眠時間や授乳時間、身長や体重を写真とともに、複数人で共有できるアプリ『ぴよログ』を作ることを思いつき、開発しました。家族みんなで赤ちゃんの成長を見守るプラットフォームとして活用でき、最近では音声で記録できるような機能が追加されました。榊原さんは近い将来、スマートウォッチやウェアラブル端末でもアプリを利用できるようにしたいと考えています。

「スマホのアプリを開発する上で、Google Play ストアに公開したら皆さんが探してくれ、何万人もダウンロードしてくれるということが衝撃的でした。 自分ひとりで宣伝していた時にはそんな数にならなかったので、Google Play ストアで配信されるというのはすごいことだと実感しました。」

藤田 隆志さん

ふじたかし

富山県富山市

53,400+

1


藤田さんは一時期、ストレスの多い日々を過ごしていました。ある日の深夜、気分転換のために田舎道を散歩していた時、自然の音に心が癒されたといいます。そこで自然の静かな雰囲気が他の人々のストレスを癒す助けにもなればと思い、自身のゲームである 『ふしぎの森でコーヒーを』に取り入れました。このゲームは不思議な森に迷い込んだ主人公が、コーヒーの実を植え、育て、収穫し、コーヒーを飲む姿を見守るゲームです。焚き火の音やコーヒー豆を挽く音など心地よい音に包まれながら、リラックスして眠りにつくことができます。今後は英語でもゲームをリリースして、より多くの人に自身のゲームを楽しんでもらうことが、今の藤田さんの目標です。

「Google Play での高評価のレビューのおかげで、沢山の人がダウンロードしてくれているのではと思っています。」

坂本 昌彦さん

佐久医師会 - 教えて!ドクタープロジェクト

長野県佐久市

92,600+

6


福島県南会津郡に住んでいた坂本医師は、子供の診察のために遠方から苦労して医療機関を受診しにくる保護者の存在に気づきました。そこで地方の保育園を訪問し、症状や受診のタイミングを教える活動を始めます。その後、長野県佐久地域でも同様の活動を始め、この情報に誰でもアクセスできるようにするため、仲間とともに『教えて!ドクタープロジェクト』を立ち上げました。プロジェクトが提供するアプリでは、子供の体調の症状検索や、受診の目安、災害時の哺乳瓶の消毒方法など、子育てをする方のための情報を提供しています。最近では、戦争で疲弊した地域の人々を支援するために、英語とウクライナ語、ポーランド語でもコンテンツの利用を可能にし、今後はアプリ全体を多言語化していきたいと考えています。

「私たちがこのアプリを作った目的は、 子育ての不安を軽減したいということに加えて、医療従事者の救急外来への負担を減らしたいということでした。」

中部地方のストーリー

木村 弘毅さん

MIXI

東京都渋谷区

12,350,000+

1556


インターネットが登場したとき、木村さんは「これからコミュニケーションの方法が変わる」と確信し、その一翼を担いたいと考えました。そこで木村さんは、IT 業界に身を投じます。その後まもなく、 MIXI でゲーム開発を担当することになりました。人と人とのつながりを生み出すことに情熱を注ぐ木村さんが手がけるゲームはマルチプレイに対応しており、代表作として今年 10 周年を迎える大人気タイトル『モンスターストライク』があります。木村さんとチームメンバーはコミュニケーションとゲームの力を強く信じながら、他作品とのコラボレーションやゲーム内イベントを通じて驚きと感動体験を提供する新しい方法を模索し続けています。

「コミュニケーションの素晴らしさを改めて教えてくれたのはモンストです。友達や家族と一緒に集まって遊ぶことに、僕はバリューがあると思っていましたし、それを証明できたというのは、自分にとってものすごく強い自信になりました。」

井上 高志さん

LIFULL

東京都千代田区

3,386,400+

1473


井上さんは、LIFULL の経営理念に人々が心から「安心と喜び」を感じられる社会の仕組みづくりを実現することを掲げています。若い頃に「不動産業界の仕組みを変えたい」という強い想いに突き動かされ、のちに日本最大級の不動産 / 住宅情報サービスとなる『ライフルホームズ』を立ち上げました。スマートフォンが登場したときに、より多くの人にサービスを手軽に利用してもらいたいと、社内のエンジニアチームと共に、自社でアプリ開発に挑戦することを決意して作り上げました。井上さんは、情報に簡単にアクセスできることが、新しい理想の家探しのための重要なポイントだと考えています。これからも、ライフルホームズは、アプリの改良をはじめ、新しい挑戦を続け、住まい探しをする一人ひとりに寄り添い、最適な形でサービスを提供したいと考えています。

「多くの人にとって住まい探しは、人生においてそう何度も経験することではありません。だからこそ、毎日の暮らしや人生がより良いものになるように、一人ひとりに寄り添いながら、かゆいところに手が届くような関わり方をしていきたいと思っています。」

柳原 陽太さん

WFS

東京都港区

3,500,000+

515


英国で育った柳原さんは、子どもの頃にゲームの魅力にはまり、色々なゲームをプレイしながら育ちました。その中でも、特に惹かれた日本の RPG では、ゲームのストーリーを通して、当時、日本と英国の間でアイデンティティを模索していた自身が、ありのままでいても良いと感じ、救われる経験をしました。この経験が、ゲーム開発の道に進む大きなきっかけとなりました。また、柳原さんは『ライトフライヤースタジオ』の作品を通して、心が震える体験を作りたいと考えています。その一例として、ヒット作『ヘブンバーンズレッド』では、プレイヤーの心に残るストーリー制作で有名なゲームブランド「Key」とタッグを組み、感動的な RPG を生み出すことに成功しました。今後も、自分たちにしか作れない新しいゲームをリリースし続け、『ライトフライヤースタジオ』を世界有数のゲームスタジオに進化させたいと考えています。

「楽しいときも、苦しいときも、ずっとゲームと共に生きてきたので、誰かの毎日をより良くするゲームを開発したいと思っています。」

道江 美貴子さん

天辰 次郎さん

asken

東京都新宿区

3,130,000+

50


管理栄養士である道江さんは、クライアントと 1 対 1 で会う方法で食事に関するアドバイスを行っていましたが、より多くの人の役に立ちたいと考えていました。そんな中、道江さんが勤めている会社が社内起業プログラムを企画し、アプリ開発でこの問題を解決できるのではと思い立ち、思い切ってこの機会にチャレンジすることを決意。開発の経験や予備知識はなかったものの、マーケターの天辰さんを含む数人のチームで『asken』を開発しました。このアプリでは、AI 栄養士との対話を通じて、健康的な生活や不足している栄養素などに関する詳細な情報を受け取ることができます。道江さんと天辰さんは、今後日本だけでなく米国やアジア市場への進出をはじめ、妊婦や新米ママ向けのプログラムの開発や、子どもや高齢者向けの具体的な栄養プランを打ち出していきたいと考えています。

「食の問題は一生続くものだと思っています。ですので、みなさまに、ふと思い出してもらって、一生付き合えるパートナーのようなアプリになれたらいいなと思っています。」

中島 杏奈さん

中島 瑞木さん

coly

東京都港区

1,360,000+

330


女性向けのゲームを作りたいという思いを持っていた双子の姉妹、中島杏奈さんと瑞木さん。2 人ともテクノロジーに詳しかったわけではありませんが、アプリ市場ではこれからできることがあると感じ、勤めていた会社を辞めて、モバイルゲーム会社『coly』を起業しました。同社 4 作目となる『魔法使いの約束』は、きれいなグラフィック デザイン、プレイヤーに愛されるキャラクター、そして人の心に刺さる深いストーリー展開で、多くのファンを魅了しています。プレイヤーの大半が女性であるだけでなく、従業員の約 70% も女性です。ファンとのタッチポイントを大事にしている 2 人は、コラボカフェの運営など、オフライン事業も拡大しています。今後も、このような新しいチャレンジを通して coly の作品を世の中にさらに広めていきたいと考えています。

「会社はオーケストラのようなものだと思っています。みなさん、それぞれ別々の職種ではありますが、それぞれがベストを尽くして 1 つの作品を作り上げる。本当に素晴らしいなと日々感じています。」

秋元 里奈さん

食べチョク

東京都港区

100,000+

70


実家が農家だった秋元さんは、両親から家業は継がなくていいと言われていたため、大学へ進学し IT 企業に就職しました。数年後、かつては色鮮やかだった実家の畑が廃れてしまったのを見て、同じ状況の生産者が他にもいるのではと思い、全国の生産者に実態を聞いて回りました。そこで生産者自身に価格の決定権がなく、こだわりに見合った価格で販売できないため安定した利益を得られないという課題があることを知り、生産者がオンラインで顧客に商品を直接販売できるプラットフォーム『食べチョク』を開発しました。利用者は高品質な食材などを自宅で受け取ることができ、生産者のおすすめレシピなどを知り試してみることもできます。秋元さんは、食べチョクを通じて生産者と消費者が直接繋がることで両者の関係性をより深められるサービスにしていきたいと考えています。

「こだわって食材を生産しても、生産者は価格決定権を持たないため、安定した利益を出しにくいという課題があると感じています。そのため、私たちは生産者自身で値決めすることができ、自身の名前で販売することができるプラットフォームを開発しました。」

石井 武さん

オルトプラス

東京都豊島区

1,484,300+

240


証券系の投資機関に勤めていた石井さんは、ゲームの世界が新しいものに溢れ、世の中に刺激をもたらす魅力的な業界であると感じ、ゲーム業界に転身しました。その約 10 年後、石井さんは自身のゲーム会社オルトプラスを設立しました。オルトプラスグループの代表作『ヒプノシスマイク -Alternative Rap Battle-』は、大人気の音楽原作キャラクターラッププロジェクトのゲームアプリで、オリジナルのストーリーや、新感覚のリズムゲームを楽しめます。石井さんは、魅力的なグラフィックやハイクオリティなサウンドの提供に加え、プレイヤーそれぞれのレベルに合わせたコミュニケーションをすることで、さまざまなファンに楽しんでもらえるように心がけています。現在オルトプラスでは、メタバース、ライブ ゲーミング、音楽やリアルイベント連動のゲームといった、新分野を精力的に開拓しています。

「面白いゲームを作ろうと常に努力しています。当然 7 年、8 年、10 年という非常に長い期間運営をするゲームもあります。蓄積してきたノウハウと、長くプレイヤーのみなさまに遊んでもらうための制作方針をしっかり念頭に置いて作品作りに取り組んでいます。」

東京都のストーリー

新井 元基さん

Happy Elements

京都府京都市

2,600,000+

250


新井さんは、大学で電気電子工学を学び、卒業してからずっと IT 業界で仕事を続けてきました。彼が Happy Elements の代表取締役 CEO に就任したあるとき、女性従業員たちから、スマートフォンでは自分たちが遊びたい女性向けのゲームがまだない、という声を聞きました。これはチャンスだと感じて、彼女たちとそれを形にするプロジェクトをスタート。その結果、洗練された漫画テイストのイラストと少年漫画のような熱いストーリーで構成された男子アイドル育成ゲーム『あんさんぶるスターズ!』が誕生しました。現在、Happy Elements では、女性向けにも男性向けにも新作を開発中です。

「あんさんぶるスターズ!!は、アプリ以外にも、音楽、ライブ、舞台、グッズ販売などさまざまな展開を行い、大きなビジネスになっています。多くの方に愛していただいていることでコンテンツも大きくなり、できることの幅が広がっています。」

岡本 圭司さん

ユキヤマ

兵庫県神戸市

114,000+

8


スノーボードに情熱を燃やし、プロのスノーボーダーにまで上り詰めていた岡本さんは、滑走中の事故に遭い脊髄を損傷し、二度とスノーボードができないかもしれないという診断を受けました。将来の展望が見えず絶望していた岡本さんが、滑れない自分に何ができるだろうと始めたのが、スノースポーツ愛好家が全国のスキー場の地図にアクセスし、滑った距離などの記録ができるアプリ『yukiyama』の立ち上げです。たとえ滑れなくても業界に役立ちたいと、この仕事に熱意を注ぐようになりました。その後『yukiyama』の成長とともに岡本さんのスポーツ人生も進展し、今ではパラリンピックに出場しています。現在、このアプリは日本全国のウィンタースポーツ ファンに利用されており、今後は海外からの観光客向けにも展開を進めていく予定です。

「怪我をしたときは、 本当に「自分は生きている価値がないんじゃないか」とずっと思っていたくらい絶望していました。ですが『yukiyama』に出会って、滑る以外の形で人の役に立てる道が見えたとき、自分を取り戻すことができ、これからもスキー スノーボード業界を変えていきたいと思えるようになりました。」

孝岡 知子さん

孝岡 秀俊さん

モコソフト

兵庫県芦屋市

4,000,000+

2


孝岡 知子さんは、出産後、赤ちゃんがよく眠る子でもあったことから、自由な時間に以前から好きだったクロスワードやパズル作りに取り組むことができました。ある時、プログラマーで夫の秀俊さんから「アプリで作ってみる?」と提案され、2 人は会社を立ち上げました。当初は、自分たち自身や友人、家族のためにパズルを作ることがメインで、画家の友人にアプリのイラストを描いてもらったり、知子さんの弟に音楽を担当してもらうなど、周りの助けをもらいながらゲーム制作を行っていました。そこから徐々に、楽しさを追求した、かわいいキャラクターが登場する作品が人気を博し、今やゲームの利用者は、高齢の方など新しい層にも広がっています。今後 2 人は、利用者がゲームを楽しみながら、自分の住む町の問題を知ることができる作品に取り組もうと思っています。

「企画したり、人を楽しませるのが好きなのです。ゲームを作るにしても自分が納得して楽しくなければという思いは譲らない。私たちのゲームをやっている人が、くすっと笑えるものづくりを追求しています。」

渡邉 一史さん

B.Creation

兵庫県芦屋市

700,000+

15


薬学を専攻していた渡邉さんは、自分で起業をしたいと考え、別の方向に進もうと模索していました。そんな中、日本の釣り業界では依然、テクノロジーやインターネットが浸透していないことに気づき、釣り人にデジタルツールを提供することを思いつきました。魚の釣れやすさを表す日本に古くから存在する釣りにまつわる諺などもアルゴリズムに組み込こんだ『タイドグラフBI』では、潮の満ち引き予測、天候や月齢に加え、どの魚がどこで釣れたかを示す詳細な「釣果報告」を元にした爆釣指数なども確認できます。渡邉さんは現在、日本国内の対応地域を拡大し、将来的には世界中の釣り場をカバーしたいと考えています。

「Google Play での配信は、アプリの認知度を高め、世界中の人にアプリを提供することができるため、ビジネス成長に不可欠です。また、利用者からの信頼性も高いため、ビジネスの信頼性向上にも役立っています。」

山中 眞一郎さん

面白革命capsule+

大阪府枚方市

23,000,000+

2


山中さんは、20 代の頃、ゲーム作りで結果を出して父親を納得させられなければ、家業の新聞販売店を継がなければならないという選択を迫られました。学生時代にアーケード ゲームに夢中になった山中さんは、その後、妻の美菜さんとともに、これまで 40 本以上のゲームを作り上げました。中でも、プレイヤーが、呪われた日本人形の世話をする『育てて日本人形』は、100 万ダウンロードを突破した人気作です。山中さんは、次は 3D を取り入れたゲームを手がけてみたいと考えており、美菜さんはプレイヤーを不思議な世界に連れていくようなゲームの制作を計画しています。

「ゲームづくりは、私と妻にとって本当に大事なものになっています。ゲーム クリエイターという仕事を一生やっていこうといった目標を夫婦で持つことができました。」

今川 拓郎さん

イマテック

奈良県葛城市

571,200+

1


今川さんは幼い頃から父親に似て、ものづくりが大好きでした。幼少期に抱いた情熱は高まり続け、職業としてロボット設計に携わるようになりましたが、こんなアプリがあればいいのに、という思いをきっかけに空いた時間に副業でアプリ開発に励みました。そんな中『アメダスウィジェット 』は、自転車に乗っているときに、一目で詳しい天気予報を見たい、という思いから生まれたアプリです。今では釣りやサイクリングなどアウトドア アクティビティで愛用する人が増えています。また、台風など日本の巨大な気象現象が発生した際にも活躍しています。

「もっと世の中の役に立つアプリを世界に向けて作っていきたいです。」

古川 貴史さん

TF's apps

滋賀県草津市

29,300+

1


古川さんは少年時代からゲームが好きだったことがきっかけで、プログラミングに興味を持ち、趣味でアプリ開発をしています。そんな古川さんが、デベロッパーとしてのスキルを活かして現在の防犯関連アプリ制作を始めたのは、父親になってからだそうです。娘を山で起こる危険から守ってあげたいという想いから、ライト点滅、アラームや銃声、雷鳴の音などで熊を追い払うアプリ『熊鈴』は誕生しました。音を出す機能は、ハイキング中の緊急時に居場所を知らせる役に立ったり、アプリ内で位置情報を確認することもできます。また古川さんの制作したアプリにはこういった実利的なものだけでなく、子供と遊べる GPS 連動型の宝探しゲームも作っています。

「日本のいろいろなところで、自分のアプリが見知らぬ人の生活に自然と取り入れられている、その人の生活に欠かせないようになっているかと思うと、一番嬉しいと感じます。」

近畿地方のストーリー

黒川 雅臣さん

コトブキソリューション(ケムコ)

広島県呉市

15,000,000+

160


黒川さんがコンピュータとゲームに夢中になったのは、中学生の頃、父親がプログラミングのためにコンピュータを買ってくれたことがきっかけでした。その後、2000 年代に入ると携帯電話でゲームができる時代が幕開けを迎え、子供の頃に遊んだレトロなゲームを復活させたいという思いから、モバイルゲーム、特に RPG に目を向けました。例えば『RPG ドラゴンラピス』はクラシックな雰囲気を特徴とし、ドラゴンや伝説、バトルなど、RPG ジャンルのゲームファンから絶大な支持を得ており、ケムコのノスタルジックなゲームの数々は日本だけでなく海外からも多くの人に愛されています。黒川さんは現在、幾つかのゲーム制作に向けて動いている他、今後はゲーム以外のアプリ制作など、新しい挑戦にも目を向けています。

「Google Play は、デベロッパーをとても信頼してくれていると思います。 ポリシーなども明確で、正直に言って、海外に展開する上では一番やりやすいプラットフォームだと思っています。」

児玉 昇司さん

ラクサス・テクノロジーズ

広島県広島市

1,900,000+

89


児玉さんは若い頃にコンピュータ サイエンスの魅力を学び、テクノロジーが世界を変えると信じていました。その後、児玉さんはシェアリング エコノミーを促し、環境に配慮する形で、収入に関係なく、誰もが有名ブランド商品を持てるようにしたい、という思いを実現するために、月額利用料を払うことでデザイナーズ バッグを借りることができるプラットフォーム『ラクサス』を立ち上げました。そして現在、児玉さんはラクサスをグローバルに展開することで、より多くの人に手頃な価格でデザイナーズ バッグを楽しむ機会を届けたいと考えています。

「ファッションは誰のためのものなのだろう?そう考えたときに、裕福な人のためだけのものではない、買えない人にも本物を使ってもらいたい、そういう思いがあったのです。」

宮脇 孝貫さん

サクラアップス

広島県広島市

783,000+

1


大企業の製品開発やソフトウェア開発に携わった後、宮脇さんは自分でデザインしたアプリを開発することを決意しました。日頃から、自身の経費や帳簿の管理が面倒だと感じていた宮脇さんは、手軽で簡単に使える経費管理ツール『家計簿 カケイ』を作ることにしました。当初は支出を記録することがメインのアプリでしたが、すぐにクレジット カードの管理機能などさまざまな機能を拡充させていきました。近い将来は、利用者同士が予算管理の知識を共有できるソーシャル ネットワークを構築したいと考えています。

「自分の専門性を活かして、価値のあるものを世界に届けたいという結論に至りました。 やはり人の役に立って初めて意味があると思います。」

石津 知転さん

プライサー

愛媛県松山市

45,200+

49


会社の代表兼プログラマーでもある石津さんは、これまでたくさんの自然災害を目の当たりにしてきました。数年前、愛媛県で大雨による土砂災害が発生した際、「公共性の高いアプリで人の命を救えることもある」とアプリの可能性を再認識しました。石津さんは、それまでも子育てや観光に関連するアプリを作っていましたが、今では、人々が防災関連情報を得られる地域密着型の防災アプリを複数展開しています。今後は、アプリ上で防災関連情報をリアルタイムで提供できるようにしたいと考えると同時に、石津さんのアプリが役に立ちそうな海外の人々にも、アプリを展開していきたいと考えています。

「どこの区域にでも、どこの地域にでもあるコミュニティーの課題や天候の問題。そういうものを私たちがアプリの力で改善していきたいと思っています。」

石川 優二さん

ソフトウェアスタジオ

愛媛県松山市

11,000+

1


IT スペシャリストの石川さんは、一人暮らしを始めてから家族や友人との交流が希薄になっていくように感じていました。そこで、大切な人の誕生日やイベントを記録できるプラットフォーム『誕生日/イベント』を作ろうと思い立ちます。動物をモチーフにした可愛らしいグラフィックやイラストを取り入れることで、楽しい気分になれるアプリにしたかったと語ります。利用者から、友人の誕生日を 1 か所でまとめて見られることが気に入っている、人間関係が豊かになった、という声も多く、石川さんはそのような声を大切に日々、アプリ作りに励んでいます。

「このアプリを使うことによって”人間関係が豊かになりました”と書いてくださる方もいます。そういうレビューを見ると、やはり作ってよかったと思います。意外と皆さんの役に立っているのではないかと感じています。 」

鈴木 元さん

アカデミア

鳥取県鳥取市

7,500+

15


1970 年代にテクノロジー分野でキャリアをスタートさせた鈴木さんは PC、インターネット、クラウドの誕生を目の当たりにしてきました。アプリ『ミッション ジャパニーズ 』は、鈴木さんが長年にわたり、日本語を母国語としない外国の方々とコミュニケーションをとってきた経験からヒントを得て開発されました。このアプリは、学校で習うような堅苦しい日本語ではなく、会話で使える日本語が学べるアプリです。ネイティブ スピーカーと対話するようにロールプレイ形式の練習も可能で、患者さんと会話するために日本語を学びたいと思っている外国人看護師などに重宝されています。鈴木さんは現在、アプリのチェックツールを改良し、より正確な翻訳ができるように取り組んでいます。

「コミュニケーションこそが、私たちを人間たらしめるものではないでしょうか。たとえ文化が違っても、出身地がまったく異なっていても、言いたいことがうまく伝われば、良い影響を与え合うことができると思います。」

山田 敬汰さん

ke-ta

岡山県岡山市

400,000+

1


高校時代、すでにプログラミングの知識をもっていた山田さんは、自分のテスト勉強用にアプリが欲しいと考えていました。そこで思いついたのが、カスタマイズしたクイズやフラッシュカード形式の問題を、誰もが自由に作成できるアプリ『暗記メーカー』でした。当時、まだ 10 代だった彼は、同級生も試験勉強に使えるようにと、このアプリを公開しました。今では、教師たちが、このプラットフォームを生徒の予習向けに活用したり、ソーシャル メディア上で、改訂テストを共有するためのコミュニティが形成されるまでになっています。社会人になった山田さんは、ソフトウェア エンジニアとして企業に勤めていますが『暗記メーカー』には熱意を注ぎ続けており、近いうちに問題集を共有する機能を追加していく予定です。

「自分が作ったものが、誰かの人生を動かしていると感じる瞬間が、開発者冥利に尽きると思います。”試験に受かりました”といったレビューをもらったときが最高だと感じます。」

中国 / 四国地方のストーリー