【美術博物館】開催中の展覧会
登録日:2023年8月28日
企画展「ゆかたと藍の世界」
松原伸生「白木綿地長板中形鯉流水模様浴衣」2010年代、作家蔵/「白木綿地梅花模様浴衣」20世紀前半、個人蔵/DOUBLE MAISON「注染白木綿地浴衣《ヴァーグ》」2019年、個人蔵/森くみこ《木綿地藍染ハンカチ藍》2020年頃 、個人蔵
和服離れが進む現代において、唯一若い年齢層も含めてファンを増やしているのが夏の涼衣、ゆかたです。伝統の技法を生かしたゆかたからデザイナーゆかたまで、伝統の枠を超えて、現在の生活の中で進化を続けています。本展では、ゆかたの歴史を振り返りながら、長板中形から注染、籠染など、失われつつある技法によるゆかたや、製作のための資料を展示します。また、着物のドレスコードが変化する中で生まれた新しいゆかたや藍の着物の着こなしとともに、「着物」の形にとらわれず、伝統的な染織技法を新しい感性でファッションや創作に取り入れているブランドや作家、古来の「藍染」にこだわったファッションやプロダクトをご紹介します。現代もなお広く受容されているゆかたや藍染めの魅力を、その技法や素材、デザイン性の要素から紐解きます。
会期:7月15日(土曜日)から9月3日(日曜日)まで
場所:富岡市立美術博物館・福沢一郎記念美術館(企画展示室)
開館時間:午前9時30分から午後5時まで(入館は午後4時30分まで)
休館日:月曜日(7月17日は開館、18日休館)
観覧料:一般700円、大学・高校生300円、中学生以下無料
- 上記料金で全館ご覧いただけます。
- ゆかた・きもので来館した方は、2割引きと粗品贈呈
- ぐーちょきパスポート(子育て応援)の提示で2割引き
- 20人以上の団体は2割引き
- 会期中は2回目以降の来館時に観覧券の半券提示で半額
- 身体障害者手帳・療育手帳または精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方及びその介助者1人は無料
- 割引の重複不可
主催:富岡市(富岡市立美術博物館・福沢一郎記念美術館)
企画協力:株式会社イデッフ
協力:東京文化財研究所
後援:上毛新聞社、朝日新聞前橋総局、毎日新聞前橋支局、読売新聞前橋支局、群馬テレビ、FM GUNMA
関連イベント
抹茶席 【終了しました】
椅子席で、気軽にお抹茶とお菓子をお楽しみいただけます。
期日:7月22日(土曜日)
時間:午前10時30分、午前11時10分、午後0時30分、午後1時10分
場所:1階エントランスホール
協力:五葉の会(福光社中)
費用:300円(別途観覧料が必要)
定員:各回15人(先着順)
申し込み:7月4日(火曜日)午前9時30分から、以下の申込専用フォームでお申し込みください。
注:定員に達し次第締め切り
注:電話受付も可能(電話番号:0274-62-6200)
申込専用フォームURL:https://logoform.jp/f/FAEMA
ワークショップ「藍で彩る竹うちわ」【終了しました】
藍で麻を彩り、竹うちわに仕立てます。
期日:8月6日(日曜日)
時間:午前10時から正午、午後2時から4時
場所:1階創作室
対象者:どなたでも(小学生以下は保護者同伴)
講師:濱田綾乃さん(染織家)
費用:1,800円
定員:各回10人(先着順)
その他:汚れても良い服装でお越しください。
申し込み:7月11日(火曜日)午前9時30分から申込専用フォームでお申し込みください。
注:定員に達し次第締め切り
注:電話受付も可能(電話番号:0274-62-6200)
申込専用フォームURL:https://logoform.jp/f/vlB5e
お箏を楽しむ会 【終了しました】
日時:8月27日(日曜日)午後2時から(30分程度)
場所:2階ロビー
出演者:箏明会
費用:無料(別途観覧料が必要)
申し込み:不要
関連展示
着物とゆかた 染色による表現―山崎樹彦・山崎美季・大竹夏紀
山崎樹彦 絹着物《 峠 》 2023年 草木染型染・ 藍棒、墨 、黄金花 作家蔵/山崎美季 絹着物《海の匂い》 2022年 草木染型染・松煙、藍 作家蔵/大竹夏紀 浴衣《花》 2012年 ろう けつ染め・綿、レマゾール染料 作家蔵
富岡市を拠点に染色の伝統技法を用いて創作されている染色家の山崎樹彦さんと長女の美季さん、染色アーティストの大竹夏紀さんによる着物とゆかた作品などをご紹介します。
会期:7月1日(土曜日)から9月3日(日曜日)まで
場所:常設展示室
観覧料:7月1日(土曜日)から14日(金曜日)までは一般210円、大学・高校生100円、中学生以下無料
7月15日(土曜日)から9月3日(日曜日)までは企画展「ゆかたと藍の世界」観覧料でご観覧いただけます。
福沢展示室
福沢一郎 古典×革新 新たな絵画の地平
福沢一郎《レオナルドによる雑考から》1983年 アクリル・カンヴァス 本館蔵
古典に学びつつ、新たな絵画表現に挑んだ福沢の画業を紹介します。
会期:7月1日(土曜日)から12月24日(日曜日)まで
郷土資料展示室
富岡市の歴史と文化
令和5年7月1日(土曜日)に一部展示替えを行い、コーナー展示「着物をつくる道具」を展示しています。
会期:通年(途中、一部展示替えがあります)
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市民生活部 文化課 美術博物館係
電話番号:0274-62-6200
FAX番号:0274-62-6201