兵庫県警の元巡査が裁判で「大麻を１５０回ほど吸った」と話しました。

　起訴状によりますと、兵庫県警明石署の元巡査・堀本敦史被告（２１）は今年６月、神戸市須磨区にある警察の独身寮の部屋で液体大麻約０．４ｇを所持していた大麻取締法違反の罪に問われています。

　８月３１日の裁判で堀本被告は起訴内容を認め、「仕事のストレスに耐えられなかった」「逮捕されるまでに１５０回ほど吸った」などと述べました。

　検察側は大麻の使用について常習性が顕著で犯行は悪質だとして懲役１０か月を求刑しました。一方で弁護側は、懲戒免職になるなど社会的制裁を受けているとして、執行猶予付きの判決を求めました。

　判決は９月１５日に言い渡される予定です。