ホテルは入ってすぐ右手に物販のテーブル。スタッフさんがローブ被って準備してる。すげーーここでもちゃんと物販はローブ着るんだ! 世界観できてる! ってテンション上がる。
正面に横に長いツアーデスク。右半分が入国印。左半分はナイトパーティーの席くじ抽選ボックスがずらりと。右から三名一室、二名一室、相部屋(つまり一人参加)の箱で、代表者が引く形式。
物販も入国印も席くじも撮影の後で。奥の方に誘導されて、大荷物を号車ごとに指定された場所に置いて、撮影場所へ向かう。
控室の更に待機場所で座って順番を待ってから、やっと控室へ。壁の向こうに前の号車の人がいる。抽選結果に合わせて順番に並んでみて、皆でポーズの復習をする。左手の肘に右手を乗せる感じと教わる。ふむふむ。
そんなこんなで待っていたら、壁の向こうから歓声。うわあRevoさんがこの壁の向こうにいるの…!? 壁の隙間から覗こうとしたり、にわかに落ち着かなくなる3号車メンバー。そして前の部屋の撮影が終わり、いよいよ撮影会場へ…。
手荷物を長テーブルに置いて、撮影位置につく。一列目はパイプ椅子、二列目は立って、三列目四列目はいわゆる集合写真のときの段々に乗る形でした。正面にカメラ。椅子は一つだけ色違いで、ここにさっきまでRevoさんが…! とぺとぺと触ったり残り香を味わおうとするその周辺の人々。
顔が隠れないようにずれたりなんなりしてみたら、なんとRevoさんのほんとに真上! やべー! ここに来るのかー! つむじ見える感じじゃん!! ってさすがに興奮してくる。
突然響きわたる獅子の咆哮。これは! 王様登場の! と思った途端に、上手側の扉から突然でっっかいケーキがすごいスピードで飛び出してくる。悲鳴に近い歓声。
そのままケーキは上手の横にスッ…っと配置され、ケーキの影から現れて正面に立ったグラサン、もとい、Revoさん。
「近い…!」「本物だ…!」「陛下…!!」と一斉に口を抑えて衝撃の光景を見つめる面々。それを黙って見守る感じのRevoさん。謎のお見合いタイム。真っ正面。うわあ。
「ポーズは決めてきた?」
みんなでスッ…と練習してきたポーズを決める。Revoさん苦笑い。
「こう?」と真似したポーズは両手とも小指立っててウィッシュな感じで、40人が一斉に「右手違う!」「右手はこう!」と口々に指摘する。
「両手違うの? いや、実は1号車でもやってきたんだけど、こんな感じで適当にやっちゃった」
違う違う右手エル、キングダムポーズ、左手は小指立てる、左手の肘に乗せて、と40対1の指導があって、ん? ん? って体逆向きに見て試してみたりして、できた! って時に「もうちょっと前!」と指摘が飛んできて「細かいね!」と呆れた感じになる。
座って、やっとこさ撮影。スタイリストさんが髪とか直しにくる。メッサージュムービー思い出して皆口々に「スタイリストさん…」「あっスタイリストさん…」ってなる。
「月に代わってぇ~、お仕置きよっ!」パシャリ
カメラさん「あと二枚撮りまーす」
「月に代わってぇ~、お仕置きよっ!」パシャリ
「もう一枚お願いしまーす」
「月に代わって~、お仕置きよっ(疲」パシャリ
撮った写真を確認したカメラさん。「あっ…二列目の人もうちょっとこっちに。顔隠れてます」
Revoさん、真後ろにいた小さいローランをまじまじと見つめて、「君、ずっと隠れてたのか!」
「もう二枚お願いします!」
「月に代わってぇ~、お仕置きよっ!」パシャリ
「月に代わってぇ~、お仕置きよっ!(ヤケクソ」パシャリ
「はいオッケーです!」
Revoさんに五回もお仕置きさせてしまった…!
「それでは、ナイトパーティーでまたお会いしましょう。いくぞぉっ」
登場時と同じ獅子の咆哮&馬の嘶きと足音。
タイヤがついたケーキ台をぐおーんっと大胆なカーブを描いて凄いスピードで押して、王様は風のように去って行きました。幻のようだった…。
ちなみにケーキ台は正面にリオンくんとポニーくんのイラスト、横に横からのイラストがあるという地味に凝った感じ。
正面にHappy Birthday(リボンに) Revo(金文字)と書かれてたのに翌日貰った写真を見て初めて気づいた。
ひゃー、Revoさんが同じ次元にいたなんて…と会話しつつ興奮冷めやらぬままその場を離れる。
後は夕食まで自由時間。入国印押して、席くじを引いて、一旦部屋に向かうことに。この人数の鍵の受け渡しとか大丈夫か滞るんじゃないのかと出発前は心配していたが、カードキーは部屋に置いてあったので全くタイムロスはなし。うまくできてるな。カードキーもパスホルダーに入るサイズなのでぐいぐい突っ込む。
部屋にはツアー記念品の、王様君とリオンくんポニーくんのイラストがついてる小さな黒いポーチが置いてありました。iPhoneが入るくらいと言ったら分かりやすいかな。なかなかシンプルで使い勝手よさそう!
ちなみに入国印はポニーくんに乗った王様君とリオンくんが向かい合っていて、王様君の頭に日付が書いてある。音符マークが飛んでて背景に建物(プリンスホテルっぽい)と山とスキーリフト。音符マークはフジロックイメージなのかな。
席くじはこっちは本気で良席を願っていたので、引いてから部屋まで封印。部屋に着いて、落ち着いたところでせーの、どん! と開けたら、16列目…orz 後ろから2列目という、残念な席でした…同行者ごめんよー
でも規模が規模なのでそんな遠くはないかなぁ、と気持ちを切り替えて。
諸事情で現金を預け損ねていて不安だったので、ATMを探しに向かうことに。4号館にあるらしいのでひたすら苗場プリンスホテルを横断。意外と広い。閉まってるカフェとか、スキー客で繁忙期の名残が見れたりしておもしろい。
ナイトパーティー会場もこのへんだね、結構遠いし早めに行かないとね、と確認。
そしてセブン銀行ATMを発見して、6号館に戻った頃には物販列が恐ろしいことになってました。いつもの如く物販にはあまり興味ないのでスルーしたけど、ロイヤルローズフレグランスはテスター用意されてるというので物販開始前にちょっとテーブル見てみたら、それはそれは豪華に大量の薔薇で飾りたてられた香水瓶が並べられておりました。テスターは細長い紙で、それを持った人がうろうろするものだからロビーに徐々にほのかに広がる薔薇の香り。
部屋に行ってもTwitterできないから暇だしフォロワーさんと出会い厨したかったので物販列の横のベンチ陣取って黙々とメモ帳代わりの日記帳にレポまとめタイム。
ちょいちょいふぉろわさんに会ったり、通りすがりのローランさんとお話したり。
「ロイヤルローズフレグランスは送料分300円お安くなっております!」とか「千円札が不足しておりますのでご協力お願いします!」とか時折スタッフさんが呼びかけにくる。
いつまで経っても視界の端まで続く列に大丈夫なのかこれ…? とも思ったけど、さすがに17時近くには最後尾が見えていて、今並んでる人は恐らく後半組だろうしこれなら皆夕食には間に合いそうだなと安堵。前回の白樺湖の時にスケジュールが詰まりすぎて大変だったと噂を聞いたので不安だったけど今回の旅は順調そう。
16:55 夕食
ちょっと早めに夕食会場へ移動、と思ったらもう開いててびっくり。
同じ内容の料理二列のそれぞれ左右、四列に並んで取っていくビュッフェ形式。
全部のメニューのプレートにSound Horizonのロゴが書いてあってどきどきする。一瞬まさかRevoさんが考えたやつじゃなかろうな…? って頭をよぎったけどネタのない素敵に美味しそうな名前だったので絶対違うと思います。申し分ないホテルの豪華なお料理でした。
スープやドリンクなどが並んでる窓際の方に紙皿でケーキが並べられているなーと眺めていたら、なんと写真撮影時のRevoさんのバースデーケーキとのこと。あれかー! 切ったのか! 人数分あるので焦らず、との指示があったものの、料理列と違って一列しかなかったのでいつしかそこは凄まじい行列に。
いつ飲むの? 今でしょ! って気分になったので、ビール・赤白ワイン・日本酒のラインナップしかなかったけど白ワインを頼んで一杯やりました。ちなみにアルコールは別料金です。ソフトドリンクは飲み放題だから心ゆくまで飲もうと思ってたけど行列に巻き込まれてそこまで至る気力がなく、離れたところにある水飲んだよ。なんだかな。
バースデーケーキだけ紙皿&プラスチックスプーンだったので、あれはホテル側じゃなくてSH側が用意したものだと思うのですよね。スープ&ドリンク列に混ぜないで違う所でやればよかったのになあ。と、ここだけはちょっと残念ポイント。
良かったこと! ケーキの上に薔薇の花びらが一枚乗っていて。「食べれるのかなー」「いや食べれないでしょw」って会話していた同行者が「薔薇美味しかった」ってケロっと言い放ってですね、「はぁっ!? 食ったの!?」ってなりながら恐る恐る食べてみたら、香り高くてほのかに甘くて、驚くほど美味しかった!
夕食後からナイトパーティーまでの時間は二人で部屋でベッドで寝転がりながら食用薔薇について調べまくってました。甘さ感じたけど何かに漬けてるの? いや無農薬有機栽培なら生であんな感じじゃない? とか。種類はダマスクローズ? とか。サンカフェでもただ飾りの薔薇付けるよりこういう薔薇つけましょうテレウサさんー
そんなこんなで18:45頃、ナイトパーティー会場へ移動。ちょっと早すぎるけど手荷物検査で滞りそうだし、後半組は19:40まで夕食でギリギリになるのだから早めに動ける民が動くべきだよなと。
携帯持ち込み禁止なので記念品のポーチにレポ用の日記帳とシャーペンだけ入れて腰に下げて、手ぶらで向かいました。ジャストサイズすぎて感激。
ところが到着してみたら「準備が遅れているので19:30開場に変更しました、館内放送で伝えました」とのこと。放送はローランが宿泊している6号館にしかなかったらしく、4号館の会場に向かっていた我々は聞けていなかったよう。携帯も置いてきたので情報入らないままお土産屋ぶらついてみたり、4号館のロビーでレポ整理したりしながら待機。サンホラしりとりしてる人達が「と…と…何だろー」とか言ってるのを小耳に挟んで「トリストラム騎士団長…」とかボソッと口に出してみたり。いや割り込むつもりはないですが。ぽけーっとローランの会話聞いているだけでも楽しいですよね。
そしていよいよナイトパーティーの開場です。
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