11月30日。　快晴。　北風強し。

時折吹くつむじ風に、樹を彩っていた最後の紅葉が舞い散る。(矢印で拡大、葉っぱのダンスが見えます)

この日行われた、救助犬協会の服従捜索試験で、マリちゃんよりちっちゃいお友達がでびゅーしました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ちったちゃん。

　　　　　　　　　　　　　スーパー元気印の、ジャックラッセルテリア　2才。

マリちゃんのイメージでは、ジャックちうのはちっこいクセに体質頑健、キツネ狩り用にすっごくがっちりしたアゴを持ってて噛まれたら雷が鳴っても離さず、走るわ走るわ跳ねるわ吠えるわ、もしマリちゃんがお守りを仰せつかったら、五分も持たずに太股肉離れで倒れるであろうと思われる体力○か。

　　　　　　　　　　でもね、イメージだけで語ってはいけませんでしたなのよ。

　　　　　　　　　　　　初めてちったちゃんに会ったときに、「あり？」て思った。

　　元気だよ。走ってるよ。跳ねてるよ。　遊びたがってるよ。　　でもね。。。。。　　

　　　　　　　　　　　　　すっごく、お母さん見てるの。　いつも、しっかり。

　　　　　　　だから、あぁこのジャックは、お母さんが好きなんだなーと思ったら、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　それだけではなかった。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ちったちゃんは、

　　　　　　　　　　　　　　　　　いつもなにか、一生懸命見てたよ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　そして、

　　　　　　　練習もあんまり時間が無くて、いきなり迎えた初の試験だったけど、

　　　　　　　　　　　　　なにをきちんとしたらいいか、知ってたよ。

　　　　　　　　　　ジャンプの練習なんか、どれくらいしてたのかなぁ。　でも、

　　　　　　　　　　　　　　　　こんなに見事に、決めてくれたし。

　　　　　　　ほぼ、ギャラリーの前ではぶっつけ本番に近い「紐なし」試験だって、

　　　　　　　　　　弾けちゃうお友達もいる中で、ここで頑張るんだって顔してた。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　この顔。

　　　　　　　いま、やってることが一番大事。今に一生懸命。　て真剣な顔。
　　　
そうそう、はじめの頃のマリちゃんも、この先何があるか分かんないから、一生懸命だった。
次がどうなるかハラハラどきどきで、楽しみなんだか不安なんだか、尻尾が挙がったり下がったり。
で、一個褒められると、嬉しくってね、その日一日いい日だった。誰かに不満とか雨がイヤとかなかったな。
そんな気分、すっかり忘れていたなのよ。

ちったちゃん、これからいっぱい、いろんなことが始まります。楽しいことや訳わからんこと、壁やら山やら落とし穴やら、なにが待ってるか大変です。でも、ずっとその顔でいてください。

「初心　忘れるべからず」

さ、次はいよいよ、マリちゃんの出番・・・・・て、えっ　もう？？？？？　番号もっと後じゃん？？

「番号はこの後の捜索試験までの通しで、マリちゃんは当日どん尻に申請したのでやたら番号が遅い？」

ありゃ。　　そりゃ、ぬかったなのよ。

　　　　　　　　　　　　・・・・・・・・・・・・・・・・・・て、なにしてんだ　お前。　　　　　　　　　　・・・・・・・・・・朝食・・・・。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＝つづく＝



↑　この日は寒かった～・・・。その後慣れぬ事務仕事で、
　　頭痛にて沈没。こんなに遅くなってしまいました。
　　頑張ったちったちゃん、頑張ったのか？なマリちゃんに愛のひとポチ♪