■初恋は幼稚園のボクっ子だった

 

松浦佳也ギター教室・イラスト

芸術分野において最初のエッチな体験というのはものすごく重要らしくて「歌もの」の場合は恋愛についての歌詞がものすごく多いはずです。

ボクの場合は、5歳の時にエッチなこと経験していて...後から知ったのですが彼女は養女でした。
町内会・周り近所でも仲がいいのは知られていて。エッチがどうのこうのは、ともかく。

うちの母にも〇〇◯ちゃん家行ってくる、という言うのが口癖だったくらいだったので。

5歳ですから、その女の子とエッチなことがしたいから通っていた訳でもないわけです。


この最初の体験というのは、女の子がちんちんが無いということを

二人の女の子で確認してしまった、ということなのです。



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一人目は幼稚園に新しく入園してきた女の子なのです。

その新しく入園してきた女の子に一目惚れしてしてしまって。

なんてかわいいんだろう...って、目が釘付けになってしまったのです。


その子はいわゆるボクっ子で、宝塚の男役というか、男の子っぽい顔立ちだけど、女の子という感じだったのです。

ボクには女の子に見えているのです。
男の子が好きというわけではなかったので。


つまり、微妙な差異がね、あるわけです。

男の子ではないのです。

男の子っぽい女の子なので、その微妙な所が好きなわけです。

逆に言うと、女の子っぽい男の子は、全然、好きじゃない

ってことになるわけです。




入園してきたばかりですから、誰も友達がいない、という状態で、男の子のような見た目なので、女の子の仲間には入っていけないようでした。

女の子の仲間になれず...

じゃ、男の子からも...

お前ちんちんあるかよ、って、初っ端から、パンツ脱がされて放置みたいなイジメにあって、ボクは一目惚れした女の子のエッチな姿をいきなり見ることになってしまったわけです。

みんながいなくなっている部屋からボクだけ一人いるわけです。


その子と二人で。


べそかいて泣いてパンツはいている彼女って、ようするに入園してきて、誰も友達がいない、って状態でってこと。



向こうは女の子でボクは男の子だから、ずっといて、こっちが見とれていると、あっちも、あぁ、好きなんだってわかるわけ。
あ、そいうこと?って。



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その後も、みつめると、照れている時があって。

しばらくは両思いのようになっていたのだと思います。


その子は女の子とも普通に話せるようになり...




ボクが見とれてかわいいなぁ、と、なっていたので、男の子はパンツが見たいものだと学習したらしく

他の男の子には「パンツ見てーんだろ!ほら!パンツ!」

と、自分から見せるという勝ち気な所とかも...ボクっ子なので。


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でも、ボクには出来ないみたいで....そりゃ、見せちゃったら、それって...エッチなことしてって、意味になってしまうので。

だから...ボクがパンツが見たいって積極的に好きなんだってアプローチすれば話はまた別だったのだろうけども...。

ボクの方が一匹狼なので、男子集団にその子は組み込まれていったので、ほどなく...


その女の子がいるから、その男の子の仲間にいる、というのも変なので...。



恋した時、特有の...あの最初の「ぱぁ」と一人だけ輝いているような、その感じが全くなくなり...。

幼稚園だから卒園してしまえばオシマイという。


理由は単純にボクの場合は本命の女の子が家の近所にいたから、ということになるわけです。

5歳の時のもう一人の女の子は全然違うタイプなのです。



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その近所の女の子
って、なんだったのか?


これはね、はっきり覚えていないのですが...
4歳、5歳になると、ボクは家の外を歩けるようになるわけです。

カブトムシとかクワガタを探したりね
山道とかを歩くようになるわけです。

当時は八王子にすんでいて、自然が沢山って環境で1976年位だから4歳って。


ある時
スズメバチとか、ハチが道端に死んでいるのを目にして...。


歳上の子たちが、危ないから、死んでいるかどうか確認って、ハチの胴体と首を棒かなんかで
切断して、たしかに死んでいるってやってて。

死ぬってどういうことだろう?
って、4歳だから考えちゃうわけです。
はじめて。


記憶違いでなければ...


近所のその女の子の家のところの玄関の門かなぁ、ハチがいて、
「危ないから死んでいるか確認しないと...」
って、その子に言ったのかな。

で、そのとき、その女の子が
「生き物を殺しちゃだめなんだよぉ」
とかね、言ったはずなのです。

だから、好きになっちゃって。

はじめて女の子に声をかけて、そして答えてくれて
って経験だったような...
たしか、そうだったような、記憶違いじゃないような気がするんだよね。


ハチにうなされていた記憶があって、その後、その子に生き物を殺しちゃだめって、教えてもらってって、そういう流れがね、自然にあったって4歳のときだから、今、考えてみると、辻褄があうのです。


だから、その子の家の前まで、行って、話がしたいな
って、通い詰めていたって行動になるわけです。


でないと、意味不明でしょう?
ボクの方は4歳とか5歳だから。


だから、何かあると、その女の子のところへ行く癖がついていたわけです。
話がしたくて。



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幼稚園での体験があってから、その子に会いに行く癖がついていたボクは、たまたま、家に誰もいないから、と、その女の子が家に入れてくれた時に...

◯◯◯ちゃんも同じなのか確認したくなってしまったのです。

つまり、男の子っぽくても、女の子だったり、女の子っぽくても、男の子っぽかったりすることがある...という現実からそういう行動になったのだと思います。

パンツを脱がせて、あ、やっぱり無いって。
ボクのと付けてみたらどうなるんだろう?

「そいうことしちゃ駄目なんだよぉ」

と、言われて...

え?そうなの?


5歳だから良くわからないわけです。


で、その後、確か変質者あつかいのような言動になっていて...


こっちがね、ふざけるな!って怒らないとダメなのです。
馬鹿にするなって。

エッチなことがしたいからじゃなくて、好きなんだって
女の子なんだって確認しただけなんだって

好きな人に痴漢だって言われたら、お前は死にたくならないのか?
って。

こっちが怒ったら、黙って、じとって見ていたような...。


で、その時、彼女の継母が帰ってきて、あ、よしや君、ここにいたの?
お母さんとお茶のみながら、帰って来ないからどこにいっているんだろうねって話してたのよ〜

あ、お邪魔していますぅ。

で、彼女は、じとって見ているという...。


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その後、何かっていうと、その子の所に会いにいっていたので、ボクの中では、その女の子は彼女なのだけれども、あっちにとってはどうだったのかは...わからないわけです。

そうこうしているうちに、猫を飼うという出来事が起こります。


近所で猫が沢山生まれたから、一匹、飼わない?
ということで、ボクと母が選びに行き...


ボクはその猫を選び...


そんなやせ細っている子でいいの?
なんか他の猫にイジメられるみたいで、餌を先に食べられちゃって
って話でした。

その子にする、と、ボクは決めました。



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猫との生活がはじまり、猫に夢中で、女の子のことは必然的に以前と比べて熱心ではなくなってしまいました。

そうこうするうちに、道路の舗装の問題のいざこざが町内会であって、何軒か引っ越しするとなり、うちも引っ越すことになりました。

彼女と離れ離れになってしまうわけです。

飼っていた猫も置いていくということになり...


連日、ボクは苦しくて苦しくて涙が止まらないという状態になりました。


猫と別れるくらいで、どうして、そんなに泣いているのか、両親は不思議だったようです。

そんなに泣いているなら、と、猫は連れて行くことになりました。



ボクはその後のことについて、
一時的に
記憶が無くなっていました。




苦しくて、涙が止まらない毎日が...

猫と引っ越すということで、何かを吹っ切るきっかけになったようなのです。




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そして

小学2年が終わってから、5月21日に引っ越す予定で、みんなが、3年生で学校へ行っている間、

4月から5月21日は、学校へいかないで、家にいるという生活をやりました。



近所の友達がいない世界が新鮮なのです。


昼間、みんな学校へ行っているから、狭い山を切り崩した町内ですが、子供がいないわけです。


その世界では、ボクはまだいるのです。

しかし、友達の姿が見えないのです。


そりゃまぁ、みんな、学校へ行っているので。


シーンとした、静止した世界を体験して...


まるでSF映画のようにです。



学校が終われば、みんな帰ってくるのですが...




そうです。



ボクはその世界で、ひとり、みんなを待っていて...





学校が終わった頃の時間になると...



一人現れ、そして、一人現れと、




ボクの世界に近所の友達たちが、帰ってくるのです。







男の子も女の子も...

知っている子も、知らない子も。







ボクは一人で待っていると...。





学校が終わると





低学年の小さい子が、まず、現れて




ボクの世界に、みんな、帰ってくるのです。










ボクは苦しくて、苦しくて、涙が止まらない、ということを経験して...。


そして、誰もいない、世界に一人、いるということを経験して...。


みんなが、帰ってくる、ということを、1ヶ月くらい経験してから



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5月の新しい風が吹いている

ということに気付いて



みんなが帰ってくる



その、みんなと別れるんだって。
















その女の子はみんなのうちの一人に変わったのだと思います。





だから5歳のその子とだけの

記憶がない




引っ越す前に一時的に無い

ということになるのです。






本当の話しで、映画じゃなくて...



誰もいないところに、本当に、本物の友達とかが


話したこと無い
知らない子もだけど。



男の子も女の子も





ひとりひとり


現れるのです。




ボクの世界ではということです。




映画とかお芝居じゃなくて。



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引っ越す時に、飼い猫は近所の野良猫と年ごろになり、妊娠していました。

引っ越しの日に
ウチの道を隔てた向かいの家の軒下から
出てこず...

置いていこうか?

と、なった時に、その子はチーズが好きだったので、チーズでつると、出てきて、確保し、一緒に引っ越すことが出来ました。


母の話だと、
引っ越してから、ボクは一時、夢遊病のような状態になっていたことがあったそうです。

しかし、飼い猫がウチで出産をして、小さい、かわいい子猫を見ると、夢遊病もおさまったようなのです。

母猫と子猫と一緒にいる、という新しい世界が目の前にあるのですから。




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ボクが選んだ、他の猫にイジメられていたやせ細った猫は、ボクと一緒に八王子から引っ越してきて...

出産し、子猫が誕生したわけです。

女の子のパンツとか下半身の想い出なんて...まぁ、あこがれでも何でも無くなっていて、異性に興味があってどうのってので彼女がほしいということは完全に小学3年生で無くなったということになるわけです。


単純に大人の女性(16歳以上)にしか興味がないという状態になったので、高校生になるまで自分から告白するなんてことは一度もありませんでした。

小学6年生の時に女の子グループの一人の胸を偶然さわってしまって...
その子に「きたない〜きたない〜」なんて言われても...
そういうつもりでは無かったとは言えずに...小学校を卒業して。

ボクの卒業した杉本小学校は、海老名中学校と柏ケ谷中学校に別れてしまうで、その子とは別れることになり。

中学生の時にサッカーの試合の時かな、友達経由で手紙が来るわけです。
小学校の時のみんなで会いたいねって、内容だったので...

返事が出せなくて...うちの住所に郵便で手紙を出してくれれば返信出来たのですが...

誰に、どう、返事をしていいのかわからないという...

なので、中学時代、誰にも告白なんてしていないし、つき合っていないから、許して、みたいな感じだったわけです。

ボクの世界では。



ボクが選んだ猫との別れを、自分で阻止して、一緒に引っ越してきて、その猫は子供を産んで、そして、一緒に暮らしていた

ということも大きいような気がするのです。



早くに経験したので、妊娠中絶とかそういう話にならず、

その後も「彼女がほしいってだけ」にはならずに、つまり...

結婚する気が無いのに女の子と付き合いたい、なんてことにならずに済んだのかもしれないわけです。



だから、ほとんどの女の子って彼氏がほしいだけで、結婚したいわけじゃないから、ボクには相手がいないわけです。

 


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