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ゴーン元会長、レバノンで日産提訴 10億ドル超の賠償請求

 6月20日、日産自動車のカルロス・ゴーン元会長が逃亡先のレバノンで同社に10億ドル以上の賠償を求める訴訟を先月起こしていたことが明らかになった。2021年6月、レバノン・ベイルートで撮影(2023年 ロイター/Mohamed Azakir)

[ベイルート 20日 ロイター] - 日産自動車のカルロス・ゴーン元会長が逃亡先のレバノンで同社に10億ドル以上の賠償を求める訴訟を先月起こしていたことが明らかになった。

ロイターが裁判資料を入手した。元会長はレバノンの検察官に訴訟を提起。名誉棄損、誹謗、中傷、証拠捏造などで日産など3社と個人12人を訴えている。

司法関係者によると、9月18日に裁判所の審理が行われる。

ゴーン氏は20日、レバノンでロイターのインタビューに応じ、「長い戦いになるが最後まで戦う」と述べ、対抗姿勢を鮮明にした。

「私が求めているのは彼らがしたことに比べれば、ほんのわずかな補償に過ぎない」と語った。

日産の広報担当者はコメントを差し控えるとした。

ゴーン氏は会社法違反(特別背任)などの容疑で2018年終盤に日本で逮捕された。その後起訴され、保釈中の19年12月に大型の箱に隠れてプライベートジェットでレバノンに逃亡した。

ゴーン氏は起訴内容を否認し、日産による陰謀だと主張している。

*システムの都合で再送します。

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