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「PCR検査は水でも陽性になる」は誤り

「PCR検査は水でも陽性になる」は誤り。報告書を確認すると、0コピー(つまり水)で偽陽性が出たのはダナフォーム製とMBL社製のみ。原因は、ダナフォーム製が特定の機器とプレートの組合せで生じる不具合、MBL社製がコンタミと判明。検査精度が悪いとした新聞記事のミスリード。

【国立衛研: 新型コロナ検査薬試験結果報告書】
https://www.nihs.go.jp/mtgt/pdf/COVID-19-NAT-test-01.pdf
https://www.nihs.go.jp/mtgt/pdf/COVID-19-NAT-test-02.pdf

【朝日新聞記事】

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【ダナフォーム: COVID-19 診断用核酸増幅検査薬一斉試験に関する検証結果報告書】
ダナフォーム製の偽陽性は、同社が検証した結果、特定のメーカーの機器とプレートの組み合わせで使用した場合に発生するとわかった。既に取扱説明書で対策を周知済み。販売先には実際に使用されている機種およびプレートの確認を行った結果、偽陽性が発生するリスクのある組み合わせで使用されていた事例はないことが確認されている。
https://www.dnaform.jp/ja/wp-content/uploads/2021/02/4ee703b0d30634fd4ed05b154bcf28ca.pdf

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