荒野の果て(漫画)

登録日:2012/06/07 Thu 20:49:42
更新日:2021/12/21 Tue 01:38:01
所要時間:約 3 分で読めます




※WARNING※
この項目はホモエロネタです。
耐性のない方、18歳未満の方、「当時の真性のホモはホモ向け単行本に掲載されたはずのこの漫画を見てどう思ったのだろうか……?」と
考えてしまうノンケは今すぐブラウザバックしてください。





山川純一のホモ漫画。単行本『ワクワクBOY』の描き下ろし作品。
後に復刻された『ウホッ!! いい男たち~ヤマジュン・パーフェクト』にも収録されている。
ホモ・セックスを扱ってはいるが、同時に男女のセックスも主題となっている異色作。
主人公の心情を表しているかのように、背景がほとんど描かれておらず、空白部分が非常に多いことも印象に残る一作。ただの手抜きかもしれない。



■あらすじ

瀬川進悟は、大学への通学のために姉夫婦のマンションに居候していた。
そしてある日の夜、姉が隣室で夫とセックスをしている間、何故か半裸でベッドに横たわっていた。

その時、姉とのセックスを終えたばかりの夫にして義兄である高見直也が部屋を訪れ、アナルセックスを求めてくる。
実は進悟の姉は、直也とヤったらすぐに寝てしまうため、その慰めとして直也が進悟を求めていたのである。

進悟は姉に対する罪悪感を抱きながらも絶頂してしまう。

その後のある日、進悟は姉が直也に抱かれている光景を頭に思い浮かべていた。

罪悪感で押しつぶされそうになっている進悟だったが、それは姉の夫を寝取っているからではなかった。

進悟が本当に求めていたのは直也ではなく、姉の方だったのだ。
直也との間接セックスで姉を忘れられなくなってしまう前に、進悟は誰にも知られることなく家を一人出るのだった。



■登場人物

  • 瀬川進悟(せがわ しんご)
主人公。大学一年生。
大学通学のために姉夫婦の住まいに同居している。
姉との淡泊なセックスに満足できない義兄の直也に抱かれているが、同性愛者というわけではなく、姉との間接的なセックスを望んでいる。
しかし、何度も直也と行為を繰り返す内に、姉を忘れられなくなる事を恐れ、家を出る。

【名セリフ】
「義兄の巨大な男根が…姉キとのセックスのあとのぬめりを帯びた男根が、俺のバックを上下する…」
「こんなこと…してはいけないと思っているのに…姉キにはひどいことをしていると思っているのに……」
「さようなら、僕は一人で暮らします…。間接セックスで……あなたが忘れられなくなる前に……」

  • 高見直也(たかみ なおや)
進悟の義兄。サラリーマン。26歳。バイセクシャル。
妻が一度のセックスで満足してしまうので、その欲望を進悟に向け、妻を抱き終えた後に進悟とセックスをしている。

【名セリフ】
「進悟、待ちきれなかったよ」
「いいぞ、進悟…」

  • 進悟の姉
直也の妻。下の名前は不明。
セックスに関しては淡白であり、一発やったら満足して寝てしまう。


追記・修正は間接セックスに罪悪感を覚えてからお願いします。

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最終更新:2021年12月21日 01:38