マゾの快感

登録日:2014/06/27 Fri 15:14:37
更新日:2023/04/01 Sat 01:41:42
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※WARNING※
この項目はホモエロネタです。
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山川純一のホモ漫画。単行本『ワクワクBOY』の描き下ろし作品。
後に復刻された『ウホッ!! いい男たち~ヤマジュン・パーフェクト』にも収録されている。
タイトルの「快感」は「よろこび」と読む。


■あらすじ

舞台はとある高校。その端正な顔立ちから女子生徒の人気を集め、美人の女教師・久野ゆかりとも親密な男性教師・川崎は、男子生徒達の羨望と嫉妬の的となっていた。

ある日、川崎は高校の不良生徒である青石翔に久野と共に部室に監禁され、二人の関係が気に食わないと暴行を加えられる。

久野を庇い、暴力を振るうなら自分だけにしろと言う川崎。
その言葉を聞いた翔は、川崎を下着姿にして机の上に縛りつけ、さながらSMプレイのような蝋燭責めを始める。

苦悶の表情を浮かべる川崎。しかし、自身のマゾとしての隠された本性を抑えることが出来ず、ついに久野と翔の前でペニスを勃起させてしまう。

久野は憧れの人物であった川崎の痴態を目の当たりにし、ショックを受ける。
そして川崎に一方的に恋人のように振舞っていたことを詫び、もう生徒を惑わすような行動は慎むと涙ながらに告げると、その場から逃げ去ってしまった。

久野が立ち去った後も、川崎へのSM行為を続ける翔。ベルトによる鞭打ちの後、川崎の肛門に自らのペニスを挿入する。

しかし、セックスが始まると二人は突然親しげに会話を始め、今日の「プレイ」の内容について語らいだした。
実は川崎と翔は恋人同士であり、先程までの行為は全て川崎に近付く久野を遠ざけるために二人が企てた「美女撃退作戦」だったのである。

セックスを続けながら、「学校でこんなことをしていて、もし誰かに見られても平気なのか」と尋ねる翔に対し、川崎は「マゾにとっては誰かに痴態を見られるスリルも快感なのだ」と答える。

そんな時、部室に向かって足音が近づいてくる。どうやら久野が校長先生を連れ、川崎を助けに戻ってきたらしい。
動揺する翔。しかし川崎は、焦りと期待の入り混じった表情を浮かべ、久野たちの入室を待ち受ける。

校長という絶対に己の痴態を見られてはいけない存在も、彼にとっては新たなる快楽の糧に過ぎなかった。










■登場人物

  • 川崎(かわさき)
本作の主人公。高校教諭。
男子生徒からも「いい男」と評されるルックスを持ち、女子生徒からの人気は高い。
しかし、その正体は重度のマゾ性癖を持つホモである。

【名セリフ】
「今までで一番さ…なんせうら若きご婦人に恥ずかしいところまで見られたんだからね」
「いいさ、見られたって。マゾってのはそういうスリルも快感なのさ」

  • 青石翔(あおいし しょう)
川崎が務める高校の男子生徒。高校3年生。
川崎と交際しており、彼に馴れ馴れしく近付く久野に気を揉んでいた。
作中での行為や言動からかなりのサディストである事が窺える。

【名セリフ】
「おーおー恋人の前で見事におったてちゃって…いじめついでにこいつの先っぽから涙を流すのを見てみたくなったぜ」
「先生よ、どうだったい?今日のプレイは…」

  • 久野ゆかり(ひさの ゆかり)
川崎の同僚であり、男子生徒のマドンナ的存在。
川崎を慕っており、校内では恋人のように振舞うが、それは川崎の本心を知らない彼女の一方的な行動であった。

【名セリフ】
「私、先生が好きでしたから…先生に愛してもらいたくて…でも、これからは生徒を動揺させるような行動は慎みますわ…」
「校長先生こちらです!!」



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最終更新:2023年04月01日 01:41