登録日:2022/07/18 Mon 00:30:00
更新日:2022/11/09 Wed 13:10:13
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※WARNING※
この項目はホモエロネタです。
耐性のない方、18歳未満の方、田舎に婚約者がいるノンケは今すぐブラウザバックしてください。
山川純一のホモ漫画。初出は『薔薇族』1985年10月号。
単行本『兄貴にド・キ・ド・キ』に収録。後に復刻された『ウホッ!! いい男たち~ヤマジュン・パーフェクト』にも収録されている。
同名の小説や映画とは無関係…のハズ。
■あらすじ
高校3年生の村上まもるは、学校の教師である新崎久彦と深く愛し合っていた。
いつになく激しいセックスを終えた後、久彦は教師を辞め、田舎に帰って父親の会社を継ぐことをまもるに伝える。
なんと、久彦は田舎でお見合いをして結婚まで決めてしまったという。
相談もなしに人生の一大事を決めてしまった久彦に詰め寄るまもるだったが、これで会えなくなるわけじゃない、と一緒にシャワーを浴びることを提案する久彦。
シャワーの湯けむりの中、後ろから久彦にそっと抱き着いたまもるは、好きな人が幸せになるんだからと、気持ちを押し殺して久彦を祝福するのだった。
シャワーを終えた後、婚約者と電話をしていた久彦のもとに、そっとまもるが忍び寄る。
まもるは何にも言わずに、久彦の一物を扱き、
口に咥えてしまう。
久彦は突然の快感に思わず喘いでしまい、電話越しの婚約者も久彦の変化に不審がる。
さらに、まもるは近くにあった髭剃りを手に取ると、久彦のアソコの毛を剃り始めてしまう。
丸坊主になった一物を眺めて嘆く久彦に、「これで当分彼女とはできないね、あとは誰とやる?」とまもるはいたずらっぽく笑う。
まもるの真意に気付いた久彦は彼を笑顔で追い回し、華麗なる復讐を成功させたまもるも笑顔で逃げ回るのだった。
■登場人物
高校3年生。久彦のアプローチを受けて彼のとりこになってしまった。
突然別れを告げられても、愛する人の幸せを願えるナイス
ゲイガイ。
ささやかな復讐ですべてを許してしまうあたり、本当に人間ができすぎている。
やられたことはほとんど同じなのに
コイツとは大違いである。
【名セリフ】
「しょうがないよな、好きな人が幸せになるんだ。祝福してやらなくちゃな」
まもるが通う高校の教師。担当教科は不明。バイ。
父親が田舎で会社を経営しており、跡を継ぐために教師を辞めることになる。
まもるが入学した時から目を付けており、彼の前でわざとズボンの前をつっぱらせたり、裸になったりするなど露骨なアプローチで堕としてしまった。
教え子をホモの道に誘い込んでおきながら勝手に結婚を決めるなど中々のクズだが、80年代当時のホモが置かれた状況を考えると、彼にとっても苦渋の決断だったのかもしれない。
だが、そんな彼にも華麗なる復讐という名の天罰が下るのであった。
【名セリフ】
「すまない…」
「俺を結婚前にパイパン男にさせる気かッ!?」
「ちきしょ~~ッ!!もう、どうとでもなれだア――ッ!!」
久彦の婚約者。写真と電話の声だけでの登場。
ヤマジュン作品には珍しいカワイイ系の女性で、まもるも写真を一目見ただけで「きれいなひと」とつぶやくほど。
既に久彦とは致しているようである。
【名セリフ】
「ど…どうしたのよ、いったい?」
追記・修正は恋人に華麗なる復讐を成功させた人にお願いします。
最終更新:2022年11月09日 13:10