刑事を犯れ

登録日:2010/07/19 Mon 21:57:35
更新日:2022/10/06 Thu 20:02:24
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※WARNING※
この項目はホモエロネタです。
耐性のない方、18歳未満の方、普段すごいボインを目当てにポルノ映画を観ているノンケは今すぐブラウザバックしてください。





山川純一のホモ漫画。初出は『薔薇族』1982年10月号。処女作。もとい童貞作。
単行本『君にニャンニャン』に収録。後に復刻された『ウホッ!! いい男たち~ヤマジュン・パーフェクト』にも収録されている。
タイトルは「けいじをやれ」ではなく「デカをヤれ」と読むべし。



■あらすじ

会社員の砂村俊介は雨宿りのため、ホモたちの溜まり場として有名なポルノ映画館に立ち寄る。
俊介が映画には目もくれずにいい男を探し続けていると、好みの短髪で浅黒い肌の青年が隣に座った。

青年はデニムの短パンが盛り上がるほどの勃起を俊介に見せつけ、フェラチオを要求。
しかし、俊介が青年のものを口にした瞬間、青年は俊介を取り押さえる。
青年は自分はホモ野郎を取り締まる刑事だと言い、そのまま俊介を痴漢行為の現行犯として連行する。

最初は大人しく連行されていた俊介だったが、青年のホモを罵る口ぶりに彼が「ホモをなぶることで優越感を味わっている」のだろうと察する。
更に続く青年の脅し口調に、ついにはカッとなって殴りつけてしまう。
ところが、意外にも青年はずう体のわりに気弱な男で、ほんの2発殴った程度で反撃も出来ず戦意を失ってしまう。

青年が抵抗しないとわかった瞬間、直前までの欲望が頭をもたげてきた俊介。
そのまま青年を袋小路にまで連れて行くと、己の逸物を見せ付けるようにズボンを脱ぎ、怯える青年をバックから犯し始める。

俊介は青年を強姦しながらも、刑事という立場を利用してホモである自分をなぶった青年と、
その刑事が殴り返す事もできない弱い人間だと知って強姦する自分は同じではないかと葛藤するが、目の前の快感はそれすらも消し去ってしまった。



■登場人物

  • 砂村俊介(すなむら しゅんすけ)
サラリーマン。三十路間近のホモで、すごいボインを見ても極めて冷静な反応。
青年を意気消沈させるほどの屈強な肉体を持つ。
加えて、その逸物は青年に「そんな大きなもの」と怯えさせるくらいに立派。

【名セリフ】
「雨やどりのつもりで思わず入った映画館。外国もののハードコアだった(悪くない)」
「警察官を犯すという興奮が―おれに理性を失わせていた」
「だいじょうぶ、うまく入れてやるよ」
「うしろを向けよ」

  • 刑事の青年
ホモ野郎を取り締まるために、ホモたちの溜まり場となっている映画館で、ホモのふりをしておとり捜査をしていた刑事。
短髪に浅黒い肌、筋肉質な肉体を持っており、俊介好みの容姿をしている。
更に、おとり捜査のためにタンクトップに短いジーパンという露出多めの「ホモの変装」をしていた。
疑いのある男性にフェラチオさせることで現行犯で連行するという捜査方法をとっている。
「おとり捜査」とは言っているが、「おれの息子を見たいんでしょ?」「どうぞひっぱり出してください」「舐めてください」と、完全に彼の側から誘っている。
(一応、自分からは直接手を出さず、結果的に相手側が手を出す形になるというのが狡猾なところ)
彼曰く、「てめえらみたいなへんなのがいるから、こうして休みなしで働いているんだ」「それも体をはってな!」とのこと。
俊介は彼のことを「刑事という優位な立場を利用してホモをなぶり、自分が正常だという優越感を味わうのが目的の男」であると推測していた。
屈強な肉体を持っているが、気が弱いのか俊介に殴られても反撃する事すらできず、そのまま強姦されてしまった。

…とここまで書いてきたが、ご存じの通りわが国はホモであるだけで逮捕されるような非人道的な国家では断じてない。
近くでホモによる重大事件でもあったのか、日本に似た異世界の物語であるのか、ドM願望をもつ青年の倒錯プレイなのか…真実は闇の中である。

【名セリフ】
「わわっあのケツうまそう。たっちゃうよ」
「おれはな、てめえらみたいなホモ野郎を取り締まるのに張っている刑事なんだよ」
「ちくしょォォ!」



追記・修正は刑事を犯った人にお願いします。

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最終更新:2022年10月06日 20:02