菅首相、福島産のイチゴ試食 風評被害払拭狙う
菅直人首相は15日、首相官邸で福島県農業協同組合中央会(JA福島中央会)の庄条徳一会長らと会い、福島県産のキュウリとイチゴを試食した。庄条会長が「首相はカイワレ大根を食べて、風評被害をとばしたという魔力を持っている」と、福島第1原子力発電所事故による風評の払拭に向けたアピールを首相に求めたことに応じた。
庄条会長は会談後、「おいしいというような感想はいただいた」と記者団に語った。首相は厚相時代、O157による風評被害を食い止めようとカイワレ大根のサラダをカメラの前で食べて安全性を訴えたことがある。