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市民をターゲットに“射殺”“放火”「暴排ステッカー」の店を襲撃したとして起訴された暴力団「工藤会」幹部に無期懲役の判決

ニュース裁判
市民を標的にした複数の襲撃事件などに関与したとして起訴された特定危険指定暴力団・工藤会系の組幹部の判決公判が29日、福岡地裁で開かれた。福岡地裁の伊藤寛樹裁判長は求刑通りに無期懲役を言い渡した。


◆複数の襲撃事件に関与したとして“殺人罪”などに問われていた
起訴状などによると、工藤会系組幹部・田口義高被告(58)は、2011年に起きた建設会社会長射殺事件や、12年に暴力団排除の標章を掲げた飲食店経営者の殺人未遂事件など複数の市民襲撃事件に関与したとして、殺人などの罪に問われている。


◆一部の放火事件をのぞき起訴内容を否認していた
これまでの裁判で、田口被告は一部の放火事件などについては関与を認める一方、殺意などを否定。一方、検察側は「犯行の統括的な立場で中心的な役割を担った」などとして、無期懲役を求刑していた。

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