ボーガンとも呼ばれるクロスボウ(洋弓銃)を無許可で所持したとして、沖縄県警宮古島署は28日、宮古島市内に住む会社員の30代男性を銃刀法違反の疑いで那覇地検平良支部に書類送検した。2022年に施行された改正銃刀法で、クロスボウの所持は原則禁止・許可制となった。県内では改正後初の摘発。

 送検容疑は1月31日、同市内にある男性の関係先家屋に、クロスボウ1丁を無許可で所持した疑い。別の事件の家宅捜索で捜査員が発見した。

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 県警によると、男性は身内の畑の農作物に被害を与えるクジャクを駆除するため数年前に購入した。法改正で許可が必要になったことは知っていたが「放置してしまった」と話しているという。

 市によると、1980年代後半に観賞用として持ち込まれたインドクジャクが逃げ出して繁殖し、市内には多数が生息している。