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試行錯誤の日々⑩
「街から出ていけ！」「居られないよになるぞ」「覚悟しておけよ」
伏魔殿では、壮絶な日々が続きました。最後は空前絶後のパワハラに遭遇し体重を20キロ減らしました。
なぜ、目をつけられたか？！
改革を断行していたから。
既に4年アンケートをして顧客の動向を把握し、休暇の日にはお客様に実際ヒヤリングしたり....
マーケティングの手法を導入して、何をすべきか
得意の解析能力を駆使して現状分析をしていた。
北海道の場合、観光関連の公表データがいろいろあるから
点と点とを結び線にして、幾つかの戦略を構築していた。
営業戦略も3年目になり...概ね期待する成果が出ていた。
稚拙で短絡的な経営では結果が出ません。
例えばこれ....全国から中古のカートをかき集めて10台ほど。
仮に15台だとして450万？保管庫のプレハブが100万？アスファルトの舗装に100万？
ここだけで650万？の経費をかけて....担当者2人つけて...売り上げが平均1日5,000円とすると人権費すら出ない。
そう、費用対効果の概念はここにはありません。
そもそも、民友新聞の公表されている数値を拾ってみたら4,000万以上の赤字を10年出し続けて...経営を見直さないって....民間企業じゃありえませんよね。
市民が汗水流して、稼いだ税金が...ザルのように消えて行っているんです。
こんな三セクの悲惨な現状を何とかしたくて奮闘していました。
そりゃあ、好き勝手やってきた人からしたら面白くないわけです。
実家に帰るのに「関東営業」と称して旅費を使ったり....コロナ禍全盛なのにPCR検査もせずに関東と行き来したり...
安月給で働く社員は自社通勤しているのに...高給取りが社有車乗り回したり....そりゃあもう無法状態でした。
大学卒業の時恩師に言われた「ここはぬるま湯だから、都会の、民間の冷や水を浴びてから来い」この意味が、来てみてわかった。
民間で20年....経営戦略室ってところを経験して移住しましたが.....。
それでも最初の3年は猫かぶって頑張ったんですよ。
4年目から目立たないように改革の準備をして....6年目から改革を断行しました。
で.....追い出されちゃったわけです。
でも、後悔はしてません。悪いことはしていないし、証拠も全てあるし.....なんなら録音もあるし....。
なんか、思うんですよ。
やっぱり「人」だって。前にも書いたように....職員が一丸となって頑張れば、アイデアも出るし、お客様目線で行動すれば成果は出るんです。
お金かけても結果は出なかった。
お金かけても今は廃墟のようにぶら下がっているだけの機材。
そりゃそうですよ。
あれだけいっぱい水槽があって湿度高くて、湿気があって....。精密機器が何年も持つはずがないと思いませんか？
少しでも変わればいいなあ！！って本気で頑張ってきたから、やり尽くした感。
最後は、6対1人で.....4～12月の売上の半分をたたき出して辞めました。
金かけなくたって.....マーケティング手法を導入すれば....成果はついてくるんです。
人生をかけてきましたから、出来ることは全てやってきました。
だから、今に繋がっています。
#オホーツク海 #名ばかり水族館 #お客様目線じゃ無い #テーマもコンセプトが無い #クソもミソも一緒 #生物に謙虚じゃ無い #生き物殺しまくる #魂無い施設
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